「転職して、後悔してないですか?。」
皆さん、こんにちは。 |
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。 |
先日、ある部下から言われた。 |
「店長は、転職して後悔していないのですか?。」 |
正直、返答に困った。 |
転職して後悔していないという事は、転職したがっている本人からすれば、 |
転職に大きく意識が動くだろう。 |
かといって、後悔していると言えば、それはウソになる。 |
不安はたくさんあった。 |
自分の実力で、他企業で使いものになるのか?。 |
自分を知らない人たちが、素直に言う事を聴いてくれるのか?。 |
そんな不安の中で転職をし、安心した部分と驚かされた部分が両立する。 |
そして、現在に至っているのだが、他企業で転職をしたがっている人間には、 |
現在の心境を素直に言えるが、自企業で転職をしたがっている人間には、そ |
の心境を素直に言う事に戸惑ってしまう。 |
ひとつ言える事は、 |
いろいろ考えて転職した訳だから、転職後に「後悔」してはいけないという事。 |
転職の最大の理由は何か?、ということを常に自分に問わなければならない。 |
転職とは、今までの経験を全てなげうって、転職した理由に近づいて行くこと。 |
だから、転職した理由に一番近い道をひたすら歩んでいく事でもある。 |
なぜ、転職したのか?。 |
従来の経験を全てなげうってでも、その訳を追求していく姿勢が大切であり、 |
常にそこに立ち返れば、転職に後悔はあり得ない、と思っている。 |
それは、かっての企業にいては、その理由を達成出来ないのと判断したから |
転職したのであって、その理由を達成する努力を、最低でもかっての企業の |
経験程度はやり続けなければ、それは見えてこないのではないか。 |
それだけ、転職とは、ぶれない理由を明確に持ち、常に立ち返るバックボーン |
としていかなければ、転職をすべきではないと言える。 |
そうでない転職とは、単に目の前の上司が嫌いだとか、現状の仕事が自分に |
合わないだとか、目先の事が最大の理由となってしまうのだ。 |
そんなのは、現状の環境が変わり、人事異動で上司が変われば一変するし、 |
企業の考え方が変われば一変するものなのだ。 |
大切なのは、その仕事に対する「普遍」の原理原則を見出そうとする姿勢で |
あり、追求であり、行動なのだろうと思う。 |
この部分に関しては、転職の理由がいかなろうとも変わらない事を認識して |
おく必要がある。 |
そういう認識に立てば、環境の異なる世界に身を置いて、その仕事の原理 |
原則を学ぼうとするよりは、同じ環境に身を置いて見続けていった方が、ある |
程度までは、時系列的にも、体系的にもブレない物の見方が出来るのでは |
ないかと思っている。 |
そして、その後は、その人間の人生の考え方によってダイナミックに羽ばたい |
ていけばいいのではないか。 |
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