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2011年3月 2日 (水)

情熱の売場

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


久しぶりに新聞のテレビ欄を見ていたら、「魂のデパ地下 情熱の売場」とあった。

  “えっ、情熱の売場! なんのこっちゃ?”

 それは、NHKの「プロフェショナル 仕事の流儀」だった。
 
  “仕事の流儀って、復活したんだ”

 とっくに復活していたのだろうが、俺的には、もう終わっていた番組だった。
 とりあえず購入したブルーレイで予約を入れた。
 夜中の12時過ぎにやっていると言う事は、再放送なのだろう。

  そして、録画された番組をみて、感動した。

 某大手デパートに勤務する、食品フロアの部長が主役だった。

 そういえばこのデパート、IYグループの仲間入りをした企業ではないか。
 グループ内の食品スーパーのテコ入れによって再生したとは聞いていたが、
 この事件によって、彼は50を過ぎてから、すべてをゼロから見直す事きっか
 になったと言う。

 それによって、自ら売場の先頭に立ち、率先して床清掃を実施し、現場の最先
 に入り込む覚悟を持ったという。
 
 この番組を見ていると、デパ地下という我々の業界との商売の格差を評価する
 よりも、彼の仕事への取り組みに対する「姿勢」や「考え方」に、私は非常に好
 感が持てたのだ。

 彼には、百貨店のデパ地下を預かる責任者としてのさまざまな流儀があった。
 そして、それらのどの流儀をとっても、私にとっては“その通り”と感じる部分が
 多かったのだ。

  “心のバーを、上げ続ける”

 妥協しない心。
 妥協した部分が、必ず後になってから、アキレス腱になって来ると言う。
 これは、彼の今までの苦い経験から導き出された流儀なのだろう。

  “全力でほめ、心の底からダメを出す”

 人を動かすには、如何に人の心に動機を作るかであり、それはテクニックとか
 と言う部分では済まされない、「情熱」のような、熱いものが必要だと言う。

  “商品に惚れこまなければ、誰も動かせない”

 商品を企画する者、開発する者、販売する者、いろいろな立場の者たちが存
 在する。
 企画する者から販売する者まで、同じ熱を持って商品に惚れこまなければ、
 その熱はお客様には伝わらず、その商品は決して花開かない。

 そして、彼の流儀で一番大切な事。

  “売場に、魂を”

 渋谷店の改装リニューアルにあたってのドキュメント。
 いよいよ、あと数分で開店と言う場面。
 彼は、カメラに向かって、

  「いよいよ、スタート。幕開けです。」

 笑顔で語った。このタイミングが、一番胃の痛くなるタイミングなのに。
 とびっきりの笑顔で、その不安を解消したかったのだろうと思う。

 そして、ピークの午後4時過ぎ、彼はフロアの幹部連中を呼んで激を飛ばした。

  「お前らが部下にやらせているうちはダメなんだよ。お前らが考え方を変えて、
  最前線に飛び込んで、必死になって売っている姿を見せて、背中で教えない
  限り、情熱は伝わらないんだよ。」

 そこから、売場が熱を帯びてきた。

  今回の仕事の流儀は、店長としてリーダーとして、あるべき姿を見せつけら
  れた。
 
  久しぶりに、納得のいく時間だった。



 

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コメント

KOZOさん、コメントありがとうございます。
改めて、リーダーのあるべき姿を学びました。
いよいよ「ひな祭り商戦」ですね。がんばりましょう。

投稿: てっちゃん | 2011年3月 3日 (木) 06時54分

>最前線に飛び込んで、必死になって売っている姿を見せて、背中で教えない
  限り、情熱は伝わらないんだよ。」

読んだだけで伝わってきました。

有難うございます

投稿: KOZO | 2011年3月 2日 (水) 07時34分

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