本部が変わった日
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
本部機能が、ようやく復活してきた。
数店舗を残して、全店が営業出来るレベルに復活してきた事により、今後の
店舗運営を、全体的にどう進めていくか?。
営業時間、営業の仕方、品揃え、通勤上の問題等々。
これらの問題がチェーンストアとして、同一の問題を抱えてくると、そこには
ある程度の秩序が必要であり、その事により店舗運営が効率良くサービス
に特化出来てくるものだ。
そうして、普段のルーティン業務とは異なる状況時の「危機管理時」の指示命
令系統が整ってきたと同時に、本部に異変?が生じてきた。
「店長ですか、本部の~です。この大変な状況本当にご苦労様です。」
伝達事項を伝える前に、必ず、この言葉は入るようになったのである。
“えっ、あなたいつもはそんな言葉を発した事ないでしょう!”
そんな方も、この状況において、まずはこの言葉で始まるのである。
“嘘?でもいいから、その言葉が欲しかった”
そんな言葉を、会話の冒頭に必ずかけてくれるようになったのだ。
おそらく、トップの指示だろう。
普段の、店舗と本部の会話には、そんな気遣いは無かった。
今、この状況で、この気遣いを優先していこうとする姿勢が嬉しい。
全ての本部の方の対応が、変化した。
これで、燃えないわけにはいかない。
人間の「力」とは、不思議なものだ。
言葉で簡単に、人を殺しもするし、活かしもする。
活きた言葉は、人を蘇らせ、疲労を拭い去る。
そして、信頼感を与え安心して委ねられる。
今、この状況とは、まさにこの事を人に求めているのではないだろうか。
お互いに、この難局に向かい合い、役割は違えどお互いを理解し自らの役割
に専念する。
そこに、「作」と「演」の本来の姿があるのだろう。
これも、一生一度の場を迎えて、組織が強化されていく過程なのだろうか。
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