初めての出来事
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
なかなか、春らしい気候が続かない。
「三寒四温」とはよく言ったもので、そのように徐々に暖かくなっていくと言う事か。
更には、「暑さ寒さも彼岸まで」の諺もあるように、彼岸を過ぎずに春らしい温暖
な気候が続く事は無い、という戒め?でもあるのだろう。
とにかく、「春だぁ~っ、という気候にたどり着かないでいる中、先日グロサリー
チーフから言われた。
「店長、そろそろ『ところてん』を仕掛けましょう!。」
“えっ、まだそんなに暖かくないだろう?”
そんな言葉が喉まで出かかったが、敢えて抑えた。
『ところてんを仕掛ける』
これは、私が今まで先陣を切って実施してきた春の行事だった。
今年も、“どのタイミングで?” と思っていた矢先の事だ。
その専売特許?を奪われてしまったのだ。
“これは、初めての出来事だ”
私がこのお店に赴任して早一年が経過する。
この一年間は、各部門の販売計画にも入り込み、更には部門合同展開も機会
ある毎に積極的に実施し、店長主導で対応してきたのが現実だ。
そして、今年に入り二年目を迎える頃から変化の兆しが表れてきたもの事実。
まず、バレンタイン。
青果チーフから言われた。
「店長、当然、パインのライブ販売しますよね。その予定でで進めますので。」
「あっ、あぁ~、それで行こうぅ~。」
チーフ主導でライブ販売が進められた。
更には「ひな祭り」でも実施。
先日のひな祭りでも、鮮魚チーフから言われた。
「店長、昨年の反省から『はまぐり』は昨年の倍の数量を発注しました。」
「あっ、あぁ~、倍かぁ~、よしそれじゃ~売るしかあるめぇ~。」
そして今回の「ところてん」。
昨年一年間、私が主導で進めてきた販売計画と売場作り。
別に、今年はそれを部下に委譲していこうとは思っていなかった。
しかし部下達は、私が予想する以上に進化していた。
ほとんどのチーフ達は、昨年一緒に過ごした連中だ。
一年という長い(短い?)間に、私の売場作りの流儀が伝わったのか、それとも
自らの意思で先手先手を打って売場作りを切り開こうという意志が身について
きたのか。
いずれにせよ、販売計画面や売場作り面において、部下が意志を持って挑戦
しようとし始めていることだけは確実なようだ。
嬉しいことである。
更に、その意欲を引き出していくには、どうしていこうか?。
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