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2011年2月13日 (日)

ストレンジャー?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の夕方のこと。

 接客コンテストの為に、部下と共に接客時の対応の練習をしていた時の事だ。
 惣菜チーフが店長室のドアを叩いた。

  「店長、鳥が店内に入ってきてしまったんです。」

 ときたま、あることだ。
 
  入口の自動ドアと風除室の自動ドアの二つの自動ドアが同時に開いている時に
  偶然が重なり、空を飛ぶスピードで店内に入ってきてしまう。

 接客コンテストの練習を早々に切り上げ、店内に入ってみた。
 副店長と惣菜チーフが鳥を探していたが、見つからないらしい。

  「もしかして、出ていったのかも知れませんね。」

 まあ、それはそれでありがたいことだが、入ってきた時の偶然が出る時の偶然に
 重なることは、そう無い事だ。

  “どこかに、潜んでいるかな?”

 更に一時間後、サービスカウンターに行って、レジチーフに挨拶して帰ろうかと思
 った瞬間、サービスカウンターの上を囲むルーバーに、鳥が止まっているのを見
 つけた。

  「いたいた。」

 私は、上を指して、言った。
 レジチーフは、気づかなかったのだろう、びっくりした様子で言った。

  「ここにいたんだ。」

 そこから、大取物帳が始まった。
 一番早いのは、長い棒に繋がった丸い網があれば良いのだが、今の時期そんな
 のは無い。
 とりあえず、のぼり用の棒を二つ持ちだし、副店長と共に外へ追い込む作戦に出
 た。

  レジ後の上の、排煙窓をすべて解放し、そこからも出やすくしてやった。
  そして、いよいよその排煙窓で追い込むべく、二人で棒を両手に店内をかけず
  り回った。

 店内のお客様も、気づいている方は、笑みを見せながら見守っていたが、
 肝心の鳥は、店内をすごいスピードで逃げ回る。

  彼ら?にとって、600坪程度の店内など、狭い空間なのだろう。

 我々が思うほど、その思惑通りに店外へは出てくれない。
 鳥はどうしても、店内の左右だけを往復して、風除室方面へは逃げていかない。

 そうこうしているうちに、副店長が追い込んだ先に風除室があった。
 そして、偶然にもそのドアが開いて、鳥が風除室に入っていった。

  “そのまま、外に出ていってくれ!”

 そう願ったが、鳥は風除室でバタバタやっていた。
 私も追いつき、風除室からの追い出し作戦だ。
 それでも、ここまでくれば、時間の問題だろう。

  そうしてようやく、空けておいた非常扉から出ていった。

 突然の、夜の訪問者。

  鳥は、意外に厄介な訪問者なのである。



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