グ~タラ生活
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
ある事情から、女房が仕事を辞めて5カ月。
「グ~タラ生活」を送っているのかと思いきや、少し事情が変わったようだ。
かって、この地に越してきた当初は、ひどかった。
知り逢いも無く、仕事も無く、地域も知らず、ただただ、家でゴロゴロしていた。
彼女の寝床は、テレビのある居間のこたつになり、昼、夜を問わずそこで
睡眠するのが、彼女の日課になった。
まぁ~、いろいろな意味で、仕方の無い事だとは思っていた。
そのうちに地域の友達と一緒に「ステンドグラス」なるものを始めると言いだし、
ガラスを削る器具などを買い込み、家で「ガァーガァー」うるさい音をたてて製作
が始まった。
“何かに打ち込める目標がもてて良かったかな”
それから、地域との交流や同じ趣味を持つ人たちとの交流が盛んになった。
年々製作する作品も大型になり、自称「大作」も作成するようになり、どんどん
のめり込んでいった。
ステンドグラス自体をたくさん見る事により、私も、その良し悪しを判別する
目利きが出来るようになっていった。
そうこうするうちに、私の微々たる収入をカバーする為に仕事に就いた。
いつしか、その仕事にものめり込み、お客様相手のその仕事も相手の事情
次第で、夜遅くまでかかることもしばしばだった(怪しい仕事ではありません)。
女房が仕事に追われれば、家庭に支障をきたす。
夜の食事の支度もままならない時もしばしばだった。
私は、多少イラついた時もあったほどだ。
そして、女房が仕事を辞めた。
“また、あの「グ~タラ生活」が始まるのか?”
そう思っていた。
しかし、以前の「グ~タラ生活」には戻っていないようだ。
私が帰宅する時間帯には、食事の支度をして待っている。
日中はどうあろうと、しっかり夜になると、家には納まっているようだ。
よくよく話を聞くと、日中は、あっちへふらふら、こっちへふらふらと
いろいろな仲間と連れだって出かけてはいるようだが。
そうは言っても、家で女房が待っていてくれるのは、“安心”するものだ。
“自分の帰る場所”
それが、ある、というその幸せがある。
更には、女房が以前の「グ~タラ生活」に戻らぬ事を願うだけだ。
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コメント
スーパー大好きママさん、コメントありがとうございます。
「主婦でも母でも無い、自分の居場所」かぁ~、なるほどですね。
男は、「家」が自分の居場所だが、妻は、「外」が刺激のある自分の居場所なのかも知れませんね。そしてそれが充実するから、二人の関係も充実していく。
元々は他人の二人が、夫婦としてセットで成長していくことが大切なんだと、最近つくづく感じています。
投稿: てっちゃん | 2011年2月21日 (月) 07時27分
てっちゃん店長へ
こんばんは。
てっちゃん店長が奥様のお話をされるのは珍しいですね。
「脱ぐ~たら組」組長の私としては耳が痛~いお話し;
てっちゃん店長が“自分の帰る場所”があるから頑張れるように、奥様にとっても主婦でも母でもない“自分の居場所”があると、全てがうまく回るのかもしれませんね。
どんどんお仲間の輪が大きくなって素敵な毎日が送れますように。
応援していまーす。
投稿: スーパー大好きママ | 2011年2月20日 (日) 21時10分