関西からのお客様
皆さん、こんにちは。 |
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。 |
先日、開店早々に店内をMRする業界関係者の姿を、3名ほど目にした。 |
“どこの企業の方だろう?” |
気にはなっていたが、開店間際の慌ただしさで、声をかけられずにいた。 |
エントランスの風除室で店内掲示版やリサイクルボックス等を真剣に見ていた。 |
“誰なんだろう?” |
その後、その仲間の年配の方が、ワインコーナーで国産ワインを手に取り購入 |
する様な素振りだった為、一般のお客様を勘違いして見ていたのだろうと自らを |
納得させた。 |
その後、その年配の方が、私に近づき声を掛けてきた。 |
「お店を拝見させて頂いております。私は、こういうものです。」 |
通常は、私の方から「声」を掛けさせていただく事が多いのだが、相手の方から |
先手を打たれたのは初めてだ。 |
名刺には、関西の同業の企業の社名が印刷されていた。 |
その企業の、トップの方だった。 |
「てっちゃん、ですね?。」 |
「 ・ ・ ・ 。 よく御存じで。」 |
ストレートに言われたのは初めてであり、次の言葉が出なかった。 |
月曜日でもあり、見て頂くに堪える売場では、決してなかった。 |
「遠くからわざわざお越しいただきありがとうございます。決して見て頂く売場 |
ではございませんが、遠慮なくお過ごしください。」 |
今までの彼との会話(企業トップの方なのだから、その方という表現が正しいの |
だろう)では、私は常に先手を取られている。 |
このような進行も珍しい。いつもは、私から先手先手を打って会話を進行させる |
のに。 |
店内で、再度その方とお会いし、またしても先手を打たれて話しかけられた。 |
「てっちゃんは、今は単品量販で数量を決めて挑戦しているのですか?。」 |
「今は数量というより、部下の既成の壁を取り壊し、ここまで売るのかという数 |
量に挑戦させています。結果的にそれが数量への挑戦に繋がっているのだ |
と思います。」 |
「当社でも、パートさんのPOPライターの方が自らのPOPでいくつ売れたという |
感動を得て自信をもっていただいているのです。1人1人が目標を持って仕事 |
をしていくこは、素晴らしい事ですね。」 |
「それが商売の本質だとおもいます。その本質を理解すれば、誰でも本気に |
なって力を発揮してくれますよ。」 |
「関西に来る機会があれば、いつでも声を掛けてくださいね。」 |
「ありがとうございます。その時は、一番に声を掛けさせていただきます。」 |
会話の後、絶大な安心感を抱いた。 |
“この方には、みんな安心して、ついて行くのだろうなぁ~” |
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