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2011年2月24日 (木)

高糖度ブロッコリー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


少し前になるが、山陰地方の大雪で、ブロッコリーの被害が甚大と報道された。

 しかし逆に、雪の下に貯蔵された状態になり、高糖度に変化した。
 産地の農協さんが、その事を関西の市場にPRし、高糖度ブロッコリーとして
 売りだした。

 そんな話題だった。
 早速、青果バイヤーに問い合わせた。

  「そんな状況で、高糖度ブロッコリーが話題になっているらしいがどうなの?。」

   「分かった、調べてみるよ。ありがとう。」

 そんな返事を受けてから数日が経過した。
 しびれを切らした私は、彼の携帯に電話した。

  「例の『高糖度ブロッコリー』の件はどうなっている?。」

   「あぁ~っ。あれね。もうとっくに無いです!。」

 きっぱりと、言われた。
 コトは、こういう事なのだそうだ。

  山陰地方の大雪が原因の為、ブロッコリー自体の生産量は減少している。
  そんな中での高糖度の誘発であり、偶然性の高い産物だった為、関西市場
  への出荷であり、この出荷でほとんどが完了したらしい。

  更に、関東方面のブロッコリーは群馬産がメインとなるため、それでなくても
  山陰のブロッコリーが関東に入荷することは皆無なのだと言う。

  掛川茶のような全国流通の商品とは異なり、青果物(特に野菜類)は集荷エリ
  アが限定されるのだ。

  北日本で生産されたものは、東京市場が南限であり、西日本のものは大阪市
  場が北限なのだろう。

 更に彼との話で、こんな事も話題になった。

  「青森の雪の下人参(高糖度ブロッコリー同様に雪の下で栄養分を蓄える為
  糖度の上がった人参)も、今年は雪が深すぎて掘れないらしいよ。」

 今年の北国は、やはり豪雪らしい。
 通常なら、そろそろ収穫期を迎える「雪の下人参」が、豪雪により一日の収穫に
 限度があるようだ。
 しかし、それを乗り越えてたところに、美味しいもの(結果)は付いてくるようだ。

  雪の下で、コツコツと栄養分を蓄え、雪解けの春を迎えて「花」を咲かす。

 これは何も、ブロッコリーや人参だけの問題では無い。
 北国のゴルフ場なども、積雪解けの春以降は、密度の濃い芝生が生え、ゴル
 ファーを満足させるという。

  そして、それは、人間も同様だ。

 外部与件が重なり、業績不振に陥った時を考えよ。
 努力し尽くしても、その業績回復の道筋すら見えてこない。

  しかし、世の中はうまく出来ている。

 結果的に見れば、コツコツと未来を信じて努力を積み重ねた人間ほど、
 着実にその回復は顕著に現われ、いずれ圧倒的な差となって表面化する。

  私の過去の経験を振り返ってみても、必ずそうなるものだ。

 今、やり続けている努力を、結果を信じてやり続けていけるかどうかだ。
 そこには、必ず明るい未来が待っている。

 そう思いつつ、次年度の経営方針会議に臨んだ。



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