ピンチをチャンスに
皆さん、こんにちは。 |
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。 |
先日のバレンタインデー当日のこと。 |
グロサリーリーフが「蒼い?顔」をして近づいてきた。 |
「店長、本日2名欠員が出てしまいました。品出し援助をお願いします。」 |
「わかった、何とかしよう。」 |
通常、月曜は食品類の入荷日であり、品出し作業に追われる日である。 |
更に、バレンタインデーの当日であり、商品回転が早まる事も予想される。 |
朝の段階で、レジの人員が過不足なく存在していることを、朝の段階で確認し |
ていた私は、まずレジチーフの元に行った。 |
「チーフ、グロサリーで2名欠員が出た。バレンタインで忙しいだろうが、レジ |
もぎりぎりで運営してくれ、そして極力グロサリーの品出し援助に回してくれ、 |
込んだら即戻して、サービスカウンターが込んだら私を呼べ。」 |
「はい、わかりました。」(笑)。 |
先日異動してきたばかりのレジチーフだ。 |
そして、午前11時まで2名を、グロサリーの品出しに回してくれた。 |
当然、込んだりゆるんだりするから、10分おきぐらいに品出しのレジ要員が |
マイク放送で呼ばれた。 |
相当ぎりぎりでのレジ人員での運営だったのだろうことが想像つく。 |
しかし、レジ方向を見ると、レジ待ちのお客様もいない。 |
時には、レジチーフもレジに入り、私がサービスカウンターで義理チョコ?の |
包装を受け持つこともしばしばだった。 |
“この動きだ。このレジ要員の動きが日々継続されたら、生産性改善だ” |
午後1時。 |
午前の部の品出しがある程度完了した段階で、レジチーフの所に行った。 |
「今日のレジ要員の動かし方と動きは、完璧だ。これを継続してほしい。」 |
「意外にサービスカウンター不在でも、何とかなりますね。品出しレジも |
早々に戻ってくるからそれほどレジ待ちも気になりませんね。」 |
品出しとレジを掛け持つパートさんはダッシュの世界だが、レジ打ちのみより |
も変化があって楽しそうだし。 |
このピンチで、私は二つの事を学んだ。 |
一つは、更にぎりぎりの状態でのレジの動きが可能な事。 |
そして、それによるレジ担当者の活性化。 |
蒼い顔のグロサリーチーフにも、血の気が戻っていた。 |
「今回援助を頂いたレジとベーカリーのチーフには、お礼を言っとけよ。」 |
「もちろんです。ありがとうございました。」 |
何度も言うが、「ピンチは、チャンスに生まれ変わる。」 |
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