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2011年2月 7日 (月)

マップ・マーケティング

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


あるシステム関連の研修会に参加してきた。

 テーマは「FSP」と「マップ・マーケティング」。

  FSP。

 何の略だかわからないが、要は、顧客カードとPOSデータを連動して出される
 あらゆるデータを駆使して、お客様の囲い込みを強化し、売上拡大を図るもの。
 説明を聞いていて、これは現場に定着しないだろうなぁ~と思った。

  結局は、売場を見れば一発だ。
  更には、来店客層を見れば一発だし、周辺競合を見れば一発だ。

 その結果としてのデータであるから、売場に立ち続ければ、見えるのである。

  もう一方のテーマ、「マップ・マーケティング」。

 今後は、このような視点で競合対策、お客様対策が必須なのだろ思う。

  マップ・マーケティング。

 顧客カードの住所から、周辺地域の地図と連動して集客地域やその変化を見て、
 チラシ対策や競合対策と連動していく分析手法。

 私は、基本的には、この情報は個店の店長が把握しておくべき重要な情報だと
 思っている。

  自店の顧客は誰か?。どこに住んでいて、周辺競合は、そして何曜日に自店
  に来店されているのか。そして、それは過去からどう変化しているのか?。

 本部の開発が店舗というハード面を開発する段階で、周辺地域を事前調査して
 出店して採算ベースに乗るかどうかの調査をし、そこから自社ベースの品揃え、
 チラシ戦略と同時に、地域住民の暮らしに合わせた品揃えとレイアウトを決定
 し、いよいよ出店する。

  しかし、店舗スタッフには、なかなか事前調査の内容が伝わってこないものだ。

 地域住民のエリア別吸引率等が、事前調査と出店後の現状から、どう変化した
 のか、更には、今後その差をどう埋めていくのか。

 チェーンストアとはいえ、個店毎のこの差は歴然として大きい。
 この個店の違いを理解し、それに合わせて店舗運営を調整していくのが店長を
 初めとした店舗スタッフだ。

  そして、それをビジュアルに表現してみせるのが、「マップ・マーケティング」。

 この手法は、個店経営を目指す企業の個店の店長がマスターしなければならな
 い技術であり、その深耕が店長の個店経営者としての能力を磨いていく事にな
 っていくのだろうと思う。

 そんな気づきを与えてくれた、セミナーだった。





 

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