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2011年2月

2011年2月28日 (月)

川口エリアMR①

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前の「ガイア」で放映されていた、角上魚類。

 いつかは見てみたいと思っていた。
 そして、先日の休日に実現した。
 ナビとデジカメと女房を引き連れ?、高速に乗り込んだ。

  “鮮魚専門店で、どれだけの品揃えと集客を誇っているのか?”

 そして、

  “それだけ鮮魚だけで集客を図れる魅力は、どこにあるのか?”

 更に周辺のスーパーマーケットは、どんな商売をしているのか?。
 そんな疑問と期待を胸に、川口エリアへ足を運んだ。

まずは、「S社」。

 徹底した効率主義を図り、首都圏内で出店を重ねるチェーンストア。
 この店舗も、新規住宅地に立地し出店場所は申し分ないと思われる。

 店舗規模は標準タイプだろうが、この店舗は自営で衣料品等も展開しているの
 か、二層構造のハードを有していた。

 一階の食品売場は、やはり効率を優先したフォーマットと品揃え、レイアウトで
 一見つまらない品揃えに思えてしまうが、その裏には、如何に人手を掛けない
 効率的な店舗運営が隠されているのだと聞く。

  しかし、レジ稼働台数は4台(午前11時30分)で、さほどの集客もされている
  気配は無い。

 特に一番集客の原動力になる「青果」での強みに欠けるかな、という印象だ。
 しかし、グロサリーのエンド展開やプロパー展開はしっかり維持されている。

次に「Y社」。

 IYグループの首都圏SM業態である。
 街中の立地で、店舗規模も300坪程度と小型。

 そんな規模だが、野菜の品揃えとスペースはやたら広かった。
 一番力をいれているという印象。

 地場野菜もあり、野菜の平台も2台有し、更に特設での展開もあった。
 しかし、私が一番感動したのは、鮮魚のお造りのレベル。
 この地域では一番見栄えのするお造りを品揃えしていた。

  “結構、夕方の鮮魚の集客は多いだろうなぁ”

 そんな印象だ。
 逆にグロサリーは少し弱いかなという印象。

更に、「M社」。

 こちらの街中に位置し、小型規模である。
 駐車場を探すのにも苦労したほどで、なかなか駐車出来ない不便さも残る。

 店内では、「M社」の強みが見えてきた。
 しっかりしたSMの考え方と実践力が見える。

 青果の価格弾力は高く、野菜の鮮度・価格と、果実の品揃え、特に柑橘類の
 アイテムはどこよりも豊富。
 この時期の柑橘類の品揃えは、妥協してはならないが、流石に豊富な展開で
 季節感を漂わせる。

 更に、惣菜・ベーカリーの賑わいも侮れない。
 惣菜の弁当各種の品揃えも魅力的だし、狭いながらのベーカリーも焼き立て
 感が漂い、ライブ感があった。

そして、「角上魚類」。

 意外に小さいなぁ~、という印象。
 しかし、お客様は入っている。

 水曜定休日でもあり、仕入は抑えているのだろうが、それでも魚種の豊富さと
 鮮度は到底我々スーパーが敵う相手では無い。

 男性中心の売り込も活気があり、生の鮮度を更に高めているようだ。
 価格面では決して安くは無いが、安さ感の演出は抜群だ。
 更に、この日の相場安品を徹底して売り込むスペースと商品化も流石。
 この日は、天然の平目を、「サク」と「お造り」で量販していた。
 平目をここまで大陳するスーパーは、まず無いだろう。

 丸魚のバラ売りコーナー(このお店のメイン売場)では、巨大なサメが皮を剥か
 れ、「ムキサメ」状態で頭と尾をつけたまま陳列されていた。
 こんなディスプレイも初めて見る。

 とにかく、魚好きにはたまらないお店には間違いない。
 スーパーというなんでも屋に飽き、月に一回ぐらいは思いっきり魚を食べたい
 と願うお客様が、産地の浜場に行かずとも、都内や首都圏でそれなりに産地
 市場の品揃えを堪能できるお店ではある。

 そして、魚に限定された専門店の不便さを補う形で、隣にはしっかりと、鮮魚
 以外の品揃えを有した青果専門店が存在しているのである。

PS
 川口エリア①のMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kawagutimriti/



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2011年2月27日 (日)

響きⅢ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新規アンプとブルーレイをセッティング。

 更に前回は、音場セッティングを施し、10個のスピーカーを最良の音場で聞く
 為のセッティングを完了した。

  そうして聞きこんでいるCDの音は、「なんじゃぁ~、こりゃぁ~!。」
  と言えるほどの空間を提供してくれている。

 別に、オーディオ機器に詳しい訳ではないが、価格コムの売れ筋順位とコメント
 を参考に商品選定して、自分の聞きたい音質や音楽と照らし合わせて選定した
 機器だった。

 現物を確認しないネット購入に多少の不安はあったのもも、最終的には、
 「えいっ、やっ、」と購入しなければならないものならば、日本で一番安価な価格
 で他者評価を最大限有効に利用して購入してもいいかな、との思いで手に入れ
 たものだ。

 当初は、音場セッティングをしないままの利用で、がっくりもきたものだが、ある
 べき状態にセットし終えたアンプの性能は、只物では無かった。

 今まで何度か、7.1chでの響きはブログにも記してきたが、アンプの違いでこ
 こまで「音」が変わるのかと思ってしまった。

  以前は、「音のシャワー」を浴びるような感覚だった。
  今回は、「音の針が体に向かってくる」という印象だ。

 明確な楽器のピュアな音源が、私の耳周りで共鳴しているのだ。

  これは、7.1chのスィートスポットで視聴する経験を持たなければ
  絶対に分からない事だと思う。

 そして今更思う事は、家の設計段階で、配線を通して7.1chのスピーカーを
 設置しておいて良かった、と言う事。

 アンプの音場セッティングのレベルがここまで高度に高まっているとは思わな
 かったが、ようやくその絶大な効果を享受すべく時が来た、という思いだ。
 この機に、スピーカーもと思ったが、安価なスピーカーでもここまで劇的に変わ
 るのであれば、今回は手を掛けなくて良かったと思っている。

  以前は、音を左右するのは、スピーカーが一番と思いこんでいた。

 それは、実際に音が出てくるのがスピーカーであり、その形状や大きさ、価格
 に至るまで、ピンからキリであるから。

 更にオーディオ専門店に行くと、聴きなれない外国メーカーのスピーカーが、1
 台数十万で並んでいたりする。

  “音を左右するのは、スピーカーなんだ”

 更に以前、近くのショッピングセンター内に、「バング&オルフセン」のスピーカ
 ーのメーカーの販売店があり、そこでセットで300万もするスピーカーの音色を
 聞いて完全にスピーカー信者になってしまった。

 そこから繰り出される「音」は、もやはオーディオ機器というよりは巨大はパイプ
 オルガンがそこにあるのではないかと思われるほどのパワーと音場感を持って
 いた。

  いつしか、“あの音を聴いて暮らしたい” と思っていた。

 女房もその音に感動し、“一生のなかで、いつかはあの音を” との願いがあっ
 たと思う。

 しかし、そうした「スピーカー」願望も、今回、新規アンプを導入して劇的に音場
 が良くなったお蔭で、

  “こんな安価に劇的な音場が出来上がるんだ” 

 そして女房は、50型のテレビをネットで検索し始めた。

  “おいおい!”





 

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掛川茶を仕掛けるⅡ番外編

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
一昨日の「掛川茶を売り込むⅡ」
 ちょっとした手違いで、その後すぐに別の記事が載ってしまった。
 通常は一日一記事で毎日更新しているのだが、昨日は二記事載ってしまった。
  お詫びとして、「掛川茶を売り込む」の番外編を送りたい。
 まず次回の発注として、300袋の予定でバイヤーに注文を出したが、その後すぐ
 に、来週の特売を確認し追加発注を修正してバイヤーに電話し直した。
  「バイヤーですか?。さっきの注文を修正して、500袋納品してください。」
   「えっ、えぇ~。凄いですね。どうしてまた。」
  「次週の特売を考えると、それぐらい在庫をしておかないと不安なんです。」
 そんな事で、次週は500袋に挑戦する事に決定しました。
 更に、その件をバイヤーが取引先に伝えたところ、取引先も流石に
  “どんな、売り方をしているんだ?”
 と言う事で、担当者が売場を見に来たのだ。
 当初はチーフと会話していたが、私がそこに通りすがり、バトンタッチした。
  「いやぁ~店長凄いですね。この一週間で貴店から計800袋の注文が来まし
  たよ。どんな売場を作っていらっしゃるのか拝見に来ました。」
   「『ためしてガッテン』を見て、“これは売らなきゃ!”と思っただけですよ。
   そうしたらバイヤーが手配してくれて、思い切って展開したらこんな売れち
   ゃったという事です。」
  「お陰で、貴社計で100万の注文が舞い込みました。ありがとうございます。」
   「凄い爆発力だね。これが高い推移で継続してくれると良いんだがね。」
  「店長、売場の写真を撮らせていただけますか?。」
   「どうぞ。どうぞ。」
 チャンスはどこに転がっているかわからない。
 これだけ話題のお茶だから、もうすでに欠品状態と思いこみ、ダメ元でチーフ
 に注文させた「掛川茶。」
 一時は諦めかけた商品だったが、ひょんなことから36袋入荷となり、チーフと
 最高の場所で売り始めた事が、ここまで大きなインパクトとなって拡大していく。
  チャンスは、どこに転がっているかわからない。
PS

 結局、自慢話になってしまいました。すみませんでした。




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2011年2月26日 (土)

掛川茶を仕掛けるⅡ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

先日のブログで、「掛川茶」を仕掛けた事を記事にした。
 その時は、100袋を仕入れて仕掛けた。
 そしてこの100袋を一週間で完売できたら、その次も仕掛けようと考えた。
  結果として、この100袋は、3日で完売した。
  正確には、12入れを10ケース入荷した為、120袋 71760円の販売。
 別に、社販をしたわけではない。
 お客様に販売して、3日間で完売した。
 それだけ、お客様の「掛川茶」にたいする関心は、高かったという事だ。
 
 私も、ここまで短期間で売り切れるとは思っていなかった。
 入荷当日が金曜、その日を含めて3日だから日曜には完売したことになる。
 日曜だけでも、約70袋の販売だった。
 それは、私の予測をはるかに超え、飛ぶように売れていった。
 よって、追加対応していたのだが、間に合わず、月~火は欠品状態だった。
  展開場所は当然、「伝説の売場」。
 カッコイイ売場が出来たとは感じていたが、その露出度と商品が連動して、
 3日間での完売は、私の想像をはるかに超えていた。
 その後200袋追加して、週末を迎えるが、それもいつまで持つか?。
  「追加の200袋も、この一週間ももたまい。次の追加を考えとけよ。」
   「わかりました。次はいくつ追加しますか?。」
  「この推移でいけば、次は300袋無いと、持たないな。」
 先日の「ガイアの夜明け」では、自動掃除機が話題になっていた。
 実質7万もする掃除機なのだが、顧客にとって便利であり価値に見合えば
 高くても購入していただける、ということなのだろう。
 そしてこの「掛川茶」も、ためしてガッテンを見る限り、このお茶を生涯の飲み
 続ければ長生きできるという報道だから、そうとう価値の高いお茶だという事
 は言える。
 そんな「命の水」である商品は、高い安いの問題ではなく、価値を見出した人
 は必ず必要としている商品なのだ。
 そして、一時のはやりで飲用する人以外は、この掛川茶は生涯飲み続けられ
 るお茶になりうる。
 よって、このお茶の取り扱い、販売は地域のお客様にとって非常に重要な事
 なのである。
  近くて便利という存在ではなく、無くてはならない存在に昇華してしまうのだ。
 この事はまさに、競合との差別化に他ならない。
 価格で差別化する事も必要な事だ。
 しかし、どこよりも早く話題の商品を提供できる、と言う事も大切な要素だ。
 それが、お客様にとっての信頼に繋がり、地域の為の重要なスーパーとして
 の存在になり得れば、地域の絶対的存在として、支持されることになる。
  “掛川茶を売り込む”
 それは、単なる話題の商品の提供だけでなく、上記のような意味合いを持ち
 それ故に、非常に重要な対応であり、このような対応の積み重ねがいずれ
 地域一番点への道となって整理されてくるのだろうと思う。

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2011年2月25日 (金)

経営方針会議

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


年に一度の、経営方針会議。

 各部が、トップの方針を筆頭に、各々の方針を説明し、決意表明をする会議。
 以前にもブログで、経営方針作成の時期であることを記したが、先日、その
 方針発表会があった。

  しかし、毎年の事だが、劇的な方針の変更は無い。
  いや、あってはならない事だ。

 この業界は、基本がすべてだから。
 
  商売の基本。

 新しくは、松下幸之助翁が語った言葉などが言い伝えも含めて出版されている
 し、古くは、近江商人の「三方よし」の言葉なども、その類のものだろう。

  要は、信用であり、信頼である。

 簡単な事ではない。
 目先の目標とは大きく異なるからだ。

  しかし、読者の皆さんはご存知の通り、求める「結果」は、所詮「結果」なのだ。

 信用を追求した結果が、目の前に表れた数値という結果。
 それが、すぐ現われるのか、タイムラグを生じて表面かするか。

  しかし、正しい目標を持って行動した結果は、必ず現われる。

 そのような過去の経験から、歴代の経営者たちは、子孫に伝えたことは、
 
  基本を徹底せよ。

 どんな世になろうとも、基本を忠実の行い続ければ、結果はついてくる。
 多少のタイムラグが発生しようとも、それを信じて行動せよ。
 決して横道、安易な道に逃げるな。
 そうすれば、必ず、雪の下で栄養を蓄えた人参の如く、好結果として人の世に
 現われてくるものだ。

  経験を積んだ歴代の経営者たちが、まだ未熟な未経験者たちに残した名言
  の数々は、ほとんどが同様の内容だ。

 それでも、横道にそれていくものが出てくるのも、世の中の常。

  だから、信じる事の出来る人間だけが、信用を得るのだろう。

 当社も、同様の内容で今年も邁進していく。
 そして私は、今年は、「結果」が現われる年だと信じている。

  それは、昨年下期が雪の下に埋もれた時期だったからだ。
  更に、その中で、多少の栄養を蓄えた時期を過ごした。

 そして、手応えを感じた。
 やるべき事をやり続ければ、いままで噛み合わず滑ってばかりいた「歯車」が
 ようやく噛み合って、全てがうまく回る時期が来るものだ。

  歯車とは、全てが噛み合わなければ、目的に到達しないものだ。

 目先の「歯車」、関係無い「歯車」、借り物の「歯車」、いろいろあるが、
 すべてが噛み合った時、ダイレクトに結果に結びつくようになる。

  “今年は、歯車が噛み合う年”

 トップの方針を聞きながら、そんな事を考えていた。

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2011年2月24日 (木)

高糖度ブロッコリー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


少し前になるが、山陰地方の大雪で、ブロッコリーの被害が甚大と報道された。

 しかし逆に、雪の下に貯蔵された状態になり、高糖度に変化した。
 産地の農協さんが、その事を関西の市場にPRし、高糖度ブロッコリーとして
 売りだした。

 そんな話題だった。
 早速、青果バイヤーに問い合わせた。

  「そんな状況で、高糖度ブロッコリーが話題になっているらしいがどうなの?。」

   「分かった、調べてみるよ。ありがとう。」

 そんな返事を受けてから数日が経過した。
 しびれを切らした私は、彼の携帯に電話した。

  「例の『高糖度ブロッコリー』の件はどうなっている?。」

   「あぁ~っ。あれね。もうとっくに無いです!。」

 きっぱりと、言われた。
 コトは、こういう事なのだそうだ。

  山陰地方の大雪が原因の為、ブロッコリー自体の生産量は減少している。
  そんな中での高糖度の誘発であり、偶然性の高い産物だった為、関西市場
  への出荷であり、この出荷でほとんどが完了したらしい。

  更に、関東方面のブロッコリーは群馬産がメインとなるため、それでなくても
  山陰のブロッコリーが関東に入荷することは皆無なのだと言う。

  掛川茶のような全国流通の商品とは異なり、青果物(特に野菜類)は集荷エリ
  アが限定されるのだ。

  北日本で生産されたものは、東京市場が南限であり、西日本のものは大阪市
  場が北限なのだろう。

 更に彼との話で、こんな事も話題になった。

  「青森の雪の下人参(高糖度ブロッコリー同様に雪の下で栄養分を蓄える為
  糖度の上がった人参)も、今年は雪が深すぎて掘れないらしいよ。」

 今年の北国は、やはり豪雪らしい。
 通常なら、そろそろ収穫期を迎える「雪の下人参」が、豪雪により一日の収穫に
 限度があるようだ。
 しかし、それを乗り越えてたところに、美味しいもの(結果)は付いてくるようだ。

  雪の下で、コツコツと栄養分を蓄え、雪解けの春を迎えて「花」を咲かす。

 これは何も、ブロッコリーや人参だけの問題では無い。
 北国のゴルフ場なども、積雪解けの春以降は、密度の濃い芝生が生え、ゴル
 ファーを満足させるという。

  そして、それは、人間も同様だ。

 外部与件が重なり、業績不振に陥った時を考えよ。
 努力し尽くしても、その業績回復の道筋すら見えてこない。

  しかし、世の中はうまく出来ている。

 結果的に見れば、コツコツと未来を信じて努力を積み重ねた人間ほど、
 着実にその回復は顕著に現われ、いずれ圧倒的な差となって表面化する。

  私の過去の経験を振り返ってみても、必ずそうなるものだ。

 今、やり続けている努力を、結果を信じてやり続けていけるかどうかだ。
 そこには、必ず明るい未来が待っている。

 そう思いつつ、次年度の経営方針会議に臨んだ。



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2011年2月23日 (水)

ピンチをチャンスに

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日のバレンタインデー当日のこと。
 グロサリーリーフが「蒼い?顔」をして近づいてきた。
  「店長、本日2名欠員が出てしまいました。品出し援助をお願いします。」
   「わかった、何とかしよう。」
 通常、月曜は食品類の入荷日であり、品出し作業に追われる日である。
 更に、バレンタインデーの当日であり、商品回転が早まる事も予想される。
 朝の段階で、レジの人員が過不足なく存在していることを、朝の段階で確認し
 ていた私は、まずレジチーフの元に行った。
  「チーフ、グロサリーで2名欠員が出た。バレンタインで忙しいだろうが、レジ
  もぎりぎりで運営してくれ、そして極力グロサリーの品出し援助に回してくれ、
  込んだら即戻して、サービスカウンターが込んだら私を呼べ。」
   「はい、わかりました。」(笑)。
  先日異動してきたばかりのレジチーフだ。
 そして、午前11時まで2名を、グロサリーの品出しに回してくれた。
 当然、込んだりゆるんだりするから、10分おきぐらいに品出しのレジ要員が
 マイク放送で呼ばれた。
  相当ぎりぎりでのレジ人員での運営だったのだろうことが想像つく。
  しかし、レジ方向を見ると、レジ待ちのお客様もいない。
 時には、レジチーフもレジに入り、私がサービスカウンターで義理チョコ?の
 包装を受け持つこともしばしばだった。
  “この動きだ。このレジ要員の動きが日々継続されたら、生産性改善だ”
 午後1時。
  午前の部の品出しがある程度完了した段階で、レジチーフの所に行った。
  「今日のレジ要員の動かし方と動きは、完璧だ。これを継続してほしい。」
   「意外にサービスカウンター不在でも、何とかなりますね。品出しレジも
   早々に戻ってくるからそれほどレジ待ちも気になりませんね。」
 品出しとレジを掛け持つパートさんはダッシュの世界だが、レジ打ちのみより
 も変化があって楽しそうだし。
 このピンチで、私は二つの事を学んだ。
  一つは、更にぎりぎりの状態でのレジの動きが可能な事。
  そして、それによるレジ担当者の活性化。
 蒼い顔のグロサリーチーフにも、血の気が戻っていた。
  「今回援助を頂いたレジとベーカリーのチーフには、お礼を言っとけよ。」
   「もちろんです。ありがとうございました。」
 何度も言うが、「ピンチは、チャンスに生まれ変わる。」

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2011年2月22日 (火)

掛川茶を仕掛ける

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
以前の「ためしてガッテン」で放映された、静岡の「掛川茶」。
 かなりの反響だろうと思って、チーフ経由でバイヤーに連絡した。
  「ためしてガッテンで放映された『掛川茶』は当社は販売しないのですか?。」
   
  しかし、色よい返事は無く、当社取り扱いは無いとの返答だった。
  チーフも非常に残念がっていたのだが、いろいろな経緯があるのだろう、
  それと似たようなお茶で、濁すか(おやじギャグではありません!)。
  と言う事で、他地域の深蒸し茶を販売してもみたが、いま一つ反応が弱い。
 “やはり、本場掛川のお茶でないと、駄目か?”
 そう思って、諦めていたのだが、先日チーフが勢い込んで私に言ってきた。
  「店長!、これを見てください。バイヤーがやってくれましたよ、掛川茶です。」
   「ほう、入手できたんだ。早速販売だ!。」
 場所は当然我が店の一番のスペース、「伝説の売場」。
 とは言っても、たかだか36袋程度なので、伝説の売場の一角を譲り受けるか
 たちで販売した。
  本部で媒体も送付してくれたおかげ?で、ものの一週間程度で完売した。
 それに先立ち、私はチーフに言った。
  
  「この数日のデータから、完売は見えている。とりあえず100袋程度追加発
  注をかけて様子をみてみよう。結構量販できるかも知れないぞ。」
 「わかりました。」
  最近のグロサリーチーフは行動が早い。
  早速バイヤーに電話して、追加100袋を手配した。
 この行動力が大切なのだ。
 彼は、他にも、テレビで話題の商品や周囲で騒いでいる商品に敏感になって
 来ている。
  先日も、ココアが話題よ、という売場でのお客様の会話を聴きこんで、即売場
  にココアを展開するなど、行動がかなり敏感になってきている。
 定番商品をしっかり安定した売場造りに勤しむ事も、大切だが、このように情報
 に敏感に反応して、即行動してチャンスを逃がさない「商魂」は更に重要だ。
 この世界で伸びていく、ということはそういう事なのだから。
 そして、到着した「掛川茶」。
  今回は、ダイナミックに「伝説の売場」を前面使用してみた。
 100袋とは言え、金額にして約6万。

 これが1週間で完売できたら、本格的に仕掛けようと思う。

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2011年2月21日 (月)

夢を追いかけてⅡ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日のブログで、「夢を追いかけて」を記した。
 その後、彼から相談を受けた。
 その表情は、もやが晴れ、すっきりした表情だった。
  「店長、退職を白紙に戻したいのです。」
 予感はしていた。
  私との面接以降、考えながら仕事をしている姿は、従来とは別人だった。
  更には、接客コンテストの練習を重ねながら、いろいろな話をしてきた。
 “この姿勢で仕事に取り組めば、どこにいってもなんとかなるかな”
  そう感じていた。
   「退職を、白紙に戻す理由は、なんだ?。」
  「あれからいろいろな人の話を聞いたりして、またそんな業界の人の話も聞い
  てみましたが、本当に自分でそのようなところへ飛び込んでいって、その方達
  のような高い情熱を持ち続けていけるのかと考えた時に、ものすごく不安にな
  ってしまったんです。」
   「なるほどな。」
  「店長に言われて、いろいろ考えながら仕事に取り組んでみると、まだまだ
  奥の深さがわかっていなかったし、そんな気持ちで仕事に打ち込んだ事すら
  ありませんでした。そんな自分が、もっと厳しい世界に飛び込んでいこうとし
  たことが浅墓だったことがわかってきました。」
  「その業界の方の話を聞いて、『このレベル(親子で独立出店)になるのに、
  相当苦労しましたよ(笑)』と簡単に言っていたのですが、今の仕事ですら何
  も苦労をしていない自分が、別の世界の苦労と言われてもピンとこないし、ま
  してその苦労を背負うほどの能力もあるかどうかもわからなくなってしまいま
  した。」
   「その苦労や奥の深さがなんとなくわかってくるのは、入社3年を経過しない
   と見えてこないものだ。だから私は、入社2年目の君には退職を留まる事を
   強くは言わなかった。まだ引き返せるからだ。しかし3年経過した人間には
   絶対に後悔するぞ、と言っている。それは人間とは3年継続して初めて本質
   が理解出来てくるものだからだ。お前も、この仕事の本質がようやく見えよう
   としているのかも知れない。だとすれば、白紙撤回は正解だ。」
 人の話を素直に聞いて学べる素質と共に、自らの意思で自らの声に従って行
 動し、その事に学び自らの知恵としていける資質もまた大切だ。
  その事が仕事への興味と楽しさに向かうのであり、
  それが人間の本質なのだろう。
 そうであれば、その人間の本質を追究できる場を用意できる企業であり上司が

 勝ち組として、生き残っていけるのだろうと思う。

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2011年2月20日 (日)

グ~タラ生活

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ある事情から、女房が仕事を辞めて5カ月。

 「グ~タラ生活」を送っているのかと思いきや、少し事情が変わったようだ。

 かって、この地に越してきた当初は、ひどかった。

  知り逢いも無く、仕事も無く、地域も知らず、ただただ、家でゴロゴロしていた。
  
  彼女の寝床は、テレビのある居間のこたつになり、昼、夜を問わずそこで
  睡眠するのが、彼女の日課になった。

  まぁ~、いろいろな意味で、仕方の無い事だとは思っていた。

 そのうちに地域の友達と一緒に「ステンドグラス」なるものを始めると言いだし、
 ガラスを削る器具などを買い込み、家で「ガァーガァー」うるさい音をたてて製作
 が始まった。

  “何かに打ち込める目標がもてて良かったかな”

 それから、地域との交流や同じ趣味を持つ人たちとの交流が盛んになった。
 年々製作する作品も大型になり、自称「大作」も作成するようになり、どんどん
 のめり込んでいった。

 ステンドグラス自体をたくさん見る事により、私も、その良し悪しを判別する
 目利きが出来るようになっていった。

 そうこうするうちに、私の微々たる収入をカバーする為に仕事に就いた。
 いつしか、その仕事にものめり込み、お客様相手のその仕事も相手の事情
 次第で、夜遅くまでかかることもしばしばだった(怪しい仕事ではありません)。

  女房が仕事に追われれば、家庭に支障をきたす。
  夜の食事の支度もままならない時もしばしばだった。
  私は、多少イラついた時もあったほどだ。

 そして、女房が仕事を辞めた。

  “また、あの「グ~タラ生活」が始まるのか?”

 そう思っていた。

  しかし、以前の「グ~タラ生活」には戻っていないようだ。

 私が帰宅する時間帯には、食事の支度をして待っている。
 日中はどうあろうと、しっかり夜になると、家には納まっているようだ。
 よくよく話を聞くと、日中は、あっちへふらふら、こっちへふらふらと
 いろいろな仲間と連れだって出かけてはいるようだが。

 そうは言っても、家で女房が待っていてくれるのは、“安心”するものだ。
 
  “自分の帰る場所”

 それが、ある、というその幸せがある。

  更には、女房が以前の「グ~タラ生活」に戻らぬ事を願うだけだ。



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2011年2月19日 (土)

積雪パニックⅡ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先週の週末から火曜にかけては、久しぶりに雪国を思い出した。
 週中から5日間程度だったが、日々雪がちらつく天候に、雪国の忍耐強さに所
 以を思い知らされた格好だった。
  “こんなにも、日々容赦なく雪が舞うのか!”
 どれだけ積雪になったかと言えば、月曜の夕方から本降りになり、火曜の朝に
 結構積もったかなと思ったが、午後には完全に解凍してしまった。
  しかし、月曜の夕方からの降り方は、久しぶりに「雪国の降りっぷり」だった。
 密度が濃く、一時間当たりの積雪量で1センチ程度あったのではないか。
 私が以前住んでいた、山形県の豪雪地帯などは、来る日も来る日もこの数倍
 の積雪を受けながら生活していくのである。
 それを思うと、何と可愛らしい積雪なのかとは、思う。
  しかし、それでも、パニックになるのである。
 今年は何度か積雪の経験があるからまだましだが、それでも精神的には打ち
 ひしがれるものだ。
 そして、その状況の中で思う事は、
  「積雪の予報が出るたびに、お客様は敏感に反応して来店される。」
 雪国同様に、積雪の予報とか降雪し始めると、意外に高単価な買い物をしてく
 ださるものだ。
  人は、不安が先立つと、買いだめに走るのか?。
 かっての、「石油危機」(古い!)の歴史が物語っている。
 人は、従来からの生活の知恵から、生活の危機を感じると、物資を占める特性
 があるのだろうか。
 雪国でもそうだった。
 積雪が予想されると、意外に集客があり、日持ちのする「野菜」「豚肉類」「食品」
 等の売れ行きが活発になる。
  「とりあえず、買っておくか」の意識が働くのだろうか。
 そして、目ざとい者は、このチャンスを活かすのだろうなぁ~、と考える。
 非常食やカップ麺等、前面に押し出して+αの点数アップを図っていく。
  そんな図太い商魂が大切なのだ。
 積雪パニック事も、ピンチはチャンスである。
 世の中が変化をきたす時、そこには必ずチャンスが横たわっている。

  そんな商魂は、常に意識して働かせたいものである。

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2011年2月18日 (金)

接客コンテストへ向けて

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
チェッカーコンテストに関しては、従来から実施されてきた。
 今回より、「接客コンテスト」が実施される。
  “接客コンテスト?”
 店長がお客様役で、部下の従業員の接客態度をコンテストするもの。
 5つの接客場面から、店舗が任意に3つの場面を選択し、従業員と店長でその
 場面の会話を通して、店舗としての接客スタイルを問うというもの。
  要は、お客様役の店長と従業員役の部下とのロールプレイングである。
 ロールプレイングということは、場面と会話の台本が必要だ。
 私は、レジチーフに、台本をお願いした。
  レジから見ていて、お客様からどんな質問や要望が多いのか。
  それを元に、場面対応策とその会話を作成してくれないか、というもの。
 とりあえず、それで2つのロールプレイングの台本が出来上がった。
 残りもう一つは、選定した部下に創らせた。
  鮮魚部門の部下に、自分の専門分野の商品の売り込み事例を考えさせ、 
  私とのロールプレイングでのやり取りで、商品の売り込みの店舗基準を上げ
  ていこうとする為だ。
  
 そして、選定した商品が、「築地直送の本まぐろ」。
 その本まぐろを品出ししながら、掛け声販売をして、お客様に本まぐろを買って
 頂く工夫と努力をするという設定で、ロールプレイング台本を本人に造らせた。
 そうして、いよいよ二人の練習が始まった。
 2回程度の練習の後に、レジチーフもアドバイスをしたいという事で、時間を決
 めて3人での練習となった。
  そして気付いたのが、“流石、レジチーフ”だという事だ。
 伊達にサービスカウンターで名うてのお客様に対応しているだけの事はある。
 間の取り方、場面での表情とかの感情表現、そして見せ方等。
 レジという第三者が入る事により、より客観的な見方で練習が進んでいった。
  ロールプレイングとは不思議なもので、練習を重ねれば重ねるほど、より深い
  状況を想定しての感情表現や接客態度が高まっていくという事。
 マニュアルに沿った、通り一遍の場面ではなく、自ら作成した場面だから尚更
 いろいろな深層心理がその場面に噴出し、いろいろなやり取りと人としての感
 情表現が可能なことが見えてくる。
 そうして、もっとこうしてみよう、ああしてみよう、結果こう表現してみよう等。
  「いいか、初めの掛け声は、周囲のお客様全員に大きな声で呼びかけて声
  を出すんだ。そうしているうちに、1人のお客様(私)が関心を持ってこちらを
  うかがっている。そうやってキャッチした1人のお客様を絶対に逃がさないと
  いう絞り込みの接客へ切り替えていくんだ。絶対に目をそらすな。そうして、
  本まぐろの売場まで誘うんだ。そこまで練習してみよう。」
  「1人のお客様がキャッチできたら、そこからは鮮魚担当者の本領発揮だ。
  お客様が迷うのは、どんなまぐろが美味しいのか?。だからお前は自信を
  持ってこの中から一番脂の乗ったトロまぐろを見つけ出し、お客様に勧める。
  その自信が安心感となり、お客様はこの中から一番のお買い得を鮮魚のプ
  ロに見つけ出して頂いたという感謝の気持ちを持っていただけるのだ。そん
  な場面を想定して練習してみよう!。」
 なんか、怪しい方向に向かっていきそうな気配もあるが、そんなこんなで接客
 コンテストへ向けた練習が始まった。

 そして、その相手は、いろいろな理由から先日の「夢を追いかけて」で記した彼
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-994f.html
 に選定した。

  退職していく彼に、最後の課題を課したのだ。



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2011年2月17日 (木)

関西からのお客様

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、開店早々に店内をMRする業界関係者の姿を、3名ほど目にした。
  “どこの企業の方だろう?”
 気にはなっていたが、開店間際の慌ただしさで、声をかけられずにいた。
 エントランスの風除室で店内掲示版やリサイクルボックス等を真剣に見ていた。
  “誰なんだろう?”
 その後、その仲間の年配の方が、ワインコーナーで国産ワインを手に取り購入
 する様な素振りだった為、一般のお客様を勘違いして見ていたのだろうと自らを
 納得させた。
 その後、その年配の方が、私に近づき声を掛けてきた。
  「お店を拝見させて頂いております。私は、こういうものです。」
 通常は、私の方から「声」を掛けさせていただく事が多いのだが、相手の方から
 先手を打たれたのは初めてだ。
 名刺には、関西の同業の企業の社名が印刷されていた。
 その企業の、トップの方だった。
  「てっちゃん、ですね?。」
   「 ・ ・ ・ 。 よく御存じで。」
  ストレートに言われたのは初めてであり、次の言葉が出なかった。
  月曜日でもあり、見て頂くに堪える売場では、決してなかった。
   「遠くからわざわざお越しいただきありがとうございます。決して見て頂く売場
   ではございませんが、遠慮なくお過ごしください。」
 今までの彼との会話(企業トップの方なのだから、その方という表現が正しいの
 だろう)では、私は常に先手を取られている。
 このような進行も珍しい。いつもは、私から先手先手を打って会話を進行させる
 のに。
 店内で、再度その方とお会いし、またしても先手を打たれて話しかけられた。
  「てっちゃんは、今は単品量販で数量を決めて挑戦しているのですか?。」
   「今は数量というより、部下の既成の壁を取り壊し、ここまで売るのかという数
   量に挑戦させています。結果的にそれが数量への挑戦に繋がっているのだ
   と思います。」
  「当社でも、パートさんのPOPライターの方が自らのPOPでいくつ売れたという
  感動を得て自信をもっていただいているのです。1人1人が目標を持って仕事
  をしていくこは、素晴らしい事ですね。」
   「それが商売の本質だとおもいます。その本質を理解すれば、誰でも本気に
   なって力を発揮してくれますよ。」
  「関西に来る機会があれば、いつでも声を掛けてくださいね。」
   「ありがとうございます。その時は、一番に声を掛けさせていただきます。」
  会話の後、絶大な安心感を抱いた。

   “この方には、みんな安心して、ついて行くのだろうなぁ~”
 
  安心感。

   周囲の人材を吸い寄せるキーワード。
   「仁徳」とも言いかえられる要素。

  そのような匂いを感じさせる方だった。



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2011年2月16日 (水)

夢を追いかけて

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
ある、若手社員と面接した。
  「以前から追い求めていた、“夢”を追いかけたいんです。」
 彼からそう言われ、良く聞きなれた言葉だと思いながら問い返した。
   「夢とは、何だ。」
  「もの造り」をしたいんです。
   「工場とかで、製造の仕事をしたいということか?。」
  「否(いえ)、工芸とか陶芸とか、作品を作りたかったんです。」
   「 ・ ・ ・ 」。
   「辞めて、具体的に、どうするんだ?。」
  
  「とりあえず専門学校とか研修所で学んで、その後は、どこかの工房で働き
   いずれ独立して作品造りに専念したいと。」
 これに対して、私は彼を説得するだけの技量を持ち合わせていなかった。
  要は、芸術の世界へ飛び込もうとしているのだから。
  
 “向こうの世界はどんな世界なのだろうか。私の人生経験が通用するのか?”
 そう思いつつ、勝手な想像をしながら、語り始めた。
  「我々は組織の中で仕事をしている。そして、人それぞれに評価があり、ピン
  からキリまでの組織人が、それなりに報酬を頂き生活している。しかし、芸術
  の世界はゼロか100かだろう。認められればどんどん世に出て報酬もうなぎ
  上りだが、認められなければいつまでも下積みで報酬もゼロに等しい。」
  「そして、認められるという割合は何割程度だ。ほとんど一握りの芸術家だけ
  が認められて成功しているにすぎないのではないか?。それを承知で飛び込
  んでいくのか?。その辺の事情を良く認識し、いろいろ情報を集めた方が良い
  のではないか。」
   しかし彼は、十分考え家族とも相談したのだという。結論は変わらないと。
  「そうか、決めたのか。それじゃとやかく言うまい。それじゃ、ここでの残りの
  人生を送るお前に、次へのステップを歩む為に、やるべき事をお前に言って
  おく。」
  「芸術家とは、自らの創造力で勝負をしていく人生だ。だから努力していると
  かのプロセスを評価されるのではなく、完成した作品でしか評価されない。だ
  から、当面は人の下について修行するとしても、その先は自らの意志と行動 
  力で、自らの創造力を培っていくしかない。それは修行しながら身に付けるも
  のではなく、自らすでに備えていなければならない素質なのだ。」
  「サラリーマンは、上司の指示に従い、その方向性を間違えず、その枠の中
  で結果を出しさえすれば、ほどほどの報酬は受けられる。ある意味簡単だ。
  しかし、芸術の世界で成功しようとすれば、誰も教えてくれない「美」の世界
  を自ら見出し、追求し、身につけなければならない。それには、常に現状に
  対して課題を持ち、誰の指示も得ずに自らの声に従って、行動しなければな
  らない。」
  「これから退社するまで、この企業でその事を追求してみろ。今の仕事で、お
  客様に感動を与えられるような商品化とは?、陳列とは?、そして購買してい
  ただける売場造りとは?。誰にも教わらず、自らその事を追求していける情報
  収集能力と実践力と技術を自ら追求しながら考え行動して実践してみろ。日々
  考えながら品出しをし、陳列をし、商品化をしてみろ。今この仕事から、これが
  出来なかったら、将来いくら専門学校で知識を学んだところで、絶対に芸術家
  としては成功しない。これは学ぶ物では無く、資質として身につけておくべき事
  だ。誰も教えてくれない。自らつかみ取り、体得して身につけていくものだ。」
  「そういう意味では、君が退社するまでの私は、逆に厳しく接するだろう。それ
  お前の将来を配慮して、今から身につけるべき芸術家としての姿勢を見極める
  ことになるからだ。そして、この仕事で一流の仕事が出来るという事は、違う
  世界でも大いに活躍できるという事なのだろうと思う。その生き方、考え方に
  触れることを、ここの最後の仕事を思え。」
 彼は、翌日から、見違えるような行動を示した。

 いろいろ考えながら、「美」=「感動を与える売場」を実現しようとしていた。




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2011年2月15日 (火)

石の上にも3年

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
このブログも、いよいよまる3年を経過し、いよいよ4年目に入る。
  “石の上にも、3年”
 そんな諺(ことわざ)があるが、ブログに3年を費やし、再びその諺の意味が良く
 理解出来てきた。
 入社して3年を費やし、いよいよ4年目に突入という場面では、そんな感慨など
 無かった。
 まして、その段階でこの仕事の本質や深さなど見える状態でも無かった。
 それより、もっともっと混沌とした世界をさまよっていたように思える。
 しかし、この年になって始めたブログであるが、まる3年を経過してみると、先ほ
 どの、“石の上にも3年”の諺の意味が、良く理解できるのである。
  “石の上にも、3年”
 何も考えずに、ただただ、石の上に3年も正座していて、見えてくるものがある。
 私は、そう受け取っているのだが、当初は無我夢中で始め、何がどうなのかを
 途中検証もせずに通過した一年であったが、2年目以降から、従来の積み重ね
 の重要さと、その蓄積が将来的にますます効果を発揮してくるものだと気付いて
 くる。
 そして、自分の目の前に広がっていくネットワークの未知の世界。
 そのようなものの方向性が見えてくるのも、まる3年を要するように思える。
 年齢的にも、仕事の経験的にも、“石の上にも3年”の心境は、とうの昔に忘れ
 去ったものと思っていたが、ブログという新しい経験を通して、やっぱり
  “石の上にも、3年”
 この諺は、どんな場面にも通用する、奥深い言葉なのだという事を知らされた。
  まずは、始めなければ、駄目だ。
  そして、続けなければ、駄目だ。
  それも、3年を費やさなければ、駄目だ。
 そうやって、続けていくに従い、このブログが自分にとって従来の意味合いを変
 えて、より高みの自分を実現していく目標であり、その事を通して、自分の成長
 を支えてくれるいろいろな環境を整えてくれる存在になっている事がわかる。
 これを継続してきた事によって、現実の仕事や生き方への取り組みの整理が
 出来た事は以前のブログにも記してきた。
 しかし、当初の恩恵であったその事を超えて、このブログを通して形成されてい
 る自分のステージ(ストーリーとも言える)をコントロールし、運営していることへ
 の緊張感と満足感は、これは計り知れないパワーとなって跳ね返ってくるのだ。
  自分の人生を運営していけるステージを持つ事の大切さ。

 私は、ようやくその事に気付かされたのだと思う。



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2011年2月14日 (月)

次年度行為計画の季節

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
いよいよ、2月も半ば。
 当社も、次年度行為計画の季節だ。
 競合各社の店長の話を聞いても、すでに発表し終わったとか、これからだとか
 いろいろと聞こえてくる。
 新年が過ぎ、節分・恵方巻が終わると、いよいよその季節の到来である。
 それでも2月後半には、「バレンタイン」やらその後には「ひな祭り」やら、いろ
 いろとイベントはめじろ押しなのだが、それとはお構いなしに次年度行為計画
 の波が押し寄せてくる。
  トップや経営幹部は、新年当初の何も無い時期に経営方針策定が出来るが、
  2月半ばの現場は、意外と平均日販が高いのである。
 そして、前年度の反省やらも含めると、到底売場に立ってられない程の過密ス
 ケジュールで日々が流れる(流される?)。
  しかし、なぜか私は、この時期が好きだ。
 トップから降りてきた「経営方針」を、どう店舗運営に組み立てようか?。
 どう、定着させようか?。それを利用して、どう部下育成を図ろうか?。
 更には、どう組織強化し、競合と戦うか?、お客様に近づいていこうか?。
  そういう事を想像すると、ワクワクしてくる。
 “そこまでワクワク出来るのならば、昨年計画は全て予定通り実行できたのか”
 そう、問われると、非常に困るのだが、反省をせずに計画を立案するのは
 得意中の得意だからだ。
 
  こういう時に、我々業界の組織人は、意外に前年度の反省を疎かにしてしまう。
 昨年は、そもそも、どんな行為計画を立案したのか?。
 そして、その計画は、何が出来て何が出来なかったのか?。
 その理由は何故で、その反省を踏まえての次年度計画なのか?。
  全て、それに関しては、ノーコメントで進行させてしまう。
 大いなる反省点である。
 計画はするが、何一つ反省をせず、次年度へ向かう。
  “おいおい、それは自分に対して、唾をはいているのかい?”
 その通りです。
  それを承知で本音を語れるのが、ブログだとも思っている。
  そんな自分の弱みを吐露できる場が、この場であるとも思っている。
  そして、その素直な感情を認められるから、次へのステップを確実に歩める。
 しかし思えば、反省をするということは、その事に関心があるからだ。
 関心あるものには、しっかりと反省ができ、関心なきものには、反省も無い。
  要は、やったから反省が生まれるということ。
  やらなかったものには、反省も悔いも無い。
  
 やるとは、本気になって深く踏み込んだということだ。
 だから、深く踏み込んだ部分には、成功失敗も多く、経験としても大いに学ぶ。

  今年は、何に深く踏み込み、失敗も含めて大いに学んだのだろうか?。


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2011年2月13日 (日)

ストレンジャー?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の夕方のこと。

 接客コンテストの為に、部下と共に接客時の対応の練習をしていた時の事だ。
 惣菜チーフが店長室のドアを叩いた。

  「店長、鳥が店内に入ってきてしまったんです。」

 ときたま、あることだ。
 
  入口の自動ドアと風除室の自動ドアの二つの自動ドアが同時に開いている時に
  偶然が重なり、空を飛ぶスピードで店内に入ってきてしまう。

 接客コンテストの練習を早々に切り上げ、店内に入ってみた。
 副店長と惣菜チーフが鳥を探していたが、見つからないらしい。

  「もしかして、出ていったのかも知れませんね。」

 まあ、それはそれでありがたいことだが、入ってきた時の偶然が出る時の偶然に
 重なることは、そう無い事だ。

  “どこかに、潜んでいるかな?”

 更に一時間後、サービスカウンターに行って、レジチーフに挨拶して帰ろうかと思
 った瞬間、サービスカウンターの上を囲むルーバーに、鳥が止まっているのを見
 つけた。

  「いたいた。」

 私は、上を指して、言った。
 レジチーフは、気づかなかったのだろう、びっくりした様子で言った。

  「ここにいたんだ。」

 そこから、大取物帳が始まった。
 一番早いのは、長い棒に繋がった丸い網があれば良いのだが、今の時期そんな
 のは無い。
 とりあえず、のぼり用の棒を二つ持ちだし、副店長と共に外へ追い込む作戦に出
 た。

  レジ後の上の、排煙窓をすべて解放し、そこからも出やすくしてやった。
  そして、いよいよその排煙窓で追い込むべく、二人で棒を両手に店内をかけず
  り回った。

 店内のお客様も、気づいている方は、笑みを見せながら見守っていたが、
 肝心の鳥は、店内をすごいスピードで逃げ回る。

  彼ら?にとって、600坪程度の店内など、狭い空間なのだろう。

 我々が思うほど、その思惑通りに店外へは出てくれない。
 鳥はどうしても、店内の左右だけを往復して、風除室方面へは逃げていかない。

 そうこうしているうちに、副店長が追い込んだ先に風除室があった。
 そして、偶然にもそのドアが開いて、鳥が風除室に入っていった。

  “そのまま、外に出ていってくれ!”

 そう願ったが、鳥は風除室でバタバタやっていた。
 私も追いつき、風除室からの追い出し作戦だ。
 それでも、ここまでくれば、時間の問題だろう。

  そうしてようやく、空けておいた非常扉から出ていった。

 突然の、夜の訪問者。

  鳥は、意外に厄介な訪問者なのである。



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2011年2月12日 (土)

響きⅡ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日のブログで、「音の響き」Ⅰを記した。
 ネットで購入したAV機器が到着した。
 満を持しての、取り付け開始。
  まずは、いち早く到着したアンプから。
 結構複雑な配線ではあるが、以前使用していたものに繋がっていた配線を
 抜いて、新規購入アンプにつなぎかえる作業なので、複雑だが時間をかけれ
 ばなんとかなる。
  そして、とりあえず音を聴いてみた。
 “結構いける響きじゃん!”
 スピーカーの近くにいた私は、思わず叫んだ。
  「どうだ、良い音だろう!。」
   「なんか、ピンとこないなぁ~。」
   「前のアンプのほうが、澄んだ音がしていたよ。」
 ん~ん、・ ・ ・ 。
 いつも座る椅子に腰かけて、じっくり聴いてみた。
 スィートスポットに音が集中してこない。
  “なんじゃこりゃ。これが人気ナンバー2のアンプか?”
 隣の女房は、
  “やっちまったねぇ~、おとうさん!” 
 という顔で私を見ている。
 そんなハズは無い。
 あれだけ評価が高く、高音から低音まで良い響きを購入者に提供していた
 アンプだ。
 特に、7.1chでの評価も高く、低音は、「やっぱりデノン」の高い評価だった。
  “やっぱり、スピーカーのセッティングをやらねばダメか?”
 アンプのセッティングを急ぐあまり、しっかり7.1chスピーカーの音場セッティン
 グをせずに聞いてしまったのが、音の乱れの原因か。
  そう、思い込みたかったのが本音だった。
 そうして、翌日。
 ソニーのブルーレイも到着した為、それも繋いで、その後にスピーカーの音場
 セッティングも同時に設定した。
  そうしてようやくセッティング完了したのが、夜中の1時。
 女房が良く聞く、「サラ・ブライトマン」を聴いた。

  7.1chが語りかけてくる音は、心に響き渡った。

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2011年2月11日 (金)

響きⅠ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
以前のブログで、ブルーレイ購入に関しての記事を載せた。
 地デジ対応とブルーレイ対応するためというのが主な購入目的。
 
 ついでに、せっかく7.1chのスピーカーを設置しているのだから、もう少し
 良い音で聞いてみるかとの思いで、AVアンプも同時購入を検討していた。
 価格comで、一番人気がある商品を一番安価で購入しようとは考えていたが、
 され一番人気がある商品が、本当に一番私の望んでいる商品(目的)なのかと
 言えば、そこから先は個人の考え方、嗜好、生き方だから、結局は個人で結論
 を出さなければならない。
  そして、私の出した結論は、この価格comで評価された一番人気(人気順位)
  は、概ね我々一般人が趣味目的(家庭で家族と共に)使用することを考えて
  購入しようとした時に、一番参考になる評価であると判断した。
  だから、わたしにとって、この評価は一番フィットしている、と。
 そう結論付けたため、ブルーレイもAVアンプも、その評価を最大に活かして購
 入しようと考えた。そして、そう考えるとおおいに参考になる口コミが豊富だ。
 ブルーレイは、購入途中までは「ディーガ」がトップだったが、“いざ、購入”の段
 階でソニーの機種に一位を奪われていた。
 結局悩んだ末に、特段嗜好的な目的のないブルーレイに関しては、「市場評価」
 をおおいに参考にしようと考え、ソニーの機種に決定した。
  そして、一番安価な価格comの販売店で購入。
 一方のAVアンプ。
 現在使用している機種は、いまひとつ7.1chの良さが音に伝わってこないのが
 現状だった。
  女房も、「低音がいまひとつねぇ~。」
 高音、中音はきめ細かく伝わってくるのだが、低音の響きが「心」を打たない。
  “そんな音にうるさいお前じゃねぇだろ~”
 そうおっしゃられる方もいるだろうし、それはその通りなのだが、
 せっかくこの機会に購入するのであれば、良い音にめぐり合いたい。
 よって、AVアンプに関しては、価格comで人気ナンバー2のデノンの製品を
 購入する事にした。
  それも、当然価格comで一番安価な販売店で購入。
 これだけの価格を商品を、ネットで見ず知らずの所から購入するのは初めての
 ことだ。
 それでも、なぜか安心感があるのは、これだけネット流通が拡大し詐欺行為は
 ほとんど無いだろうと思われるのと、各製品に口コミや個人使用後の評価等が
 載っていて、使用前でも十分にその性能が見える事が、わたしに十分な安心
 感を与えてくれるのだろうと思われる。
  そして、AVアンプから自宅に宅配された。
 胸躍る気持ちで、仕様書を簡単に見て、取り付けにかかった。
 

  そして、その後は、明日に続きます。悪しからず。


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2011年2月10日 (木)

toyoposさんとの出会い

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


一度お会いしたいと思っていた人。

 toyoposさん。

  ブログ仲間だ。

 私がブログを始めた3年前から、いろいろとフォローしていただき、私も目標に
 してきた方だ。

  しかし、一度もお会いした事は無かった。

 先日の「トレードショー」。

  初日の8日に行く機会があった。
  ブログ仲間の「KOZO」さんと会場で会う為に、彼の携帯に電話をした。

 「KOZOさん、今どこにいますか?。」

  「○○にいますよ。」

 KOZOさんがいる場所を調べると、私がいまいる場所から至近距離だった。

 「私のいる場所から近いですね。いまいきますよ。」

  「待ってます。toyoposさんも一緒なんですよ。」

 「えっ、toyoposさんもいるんですか。すぐ行きますよ。」

  そして、toyoposさんとお会いした。

 “安心した”

  率直な感想だ。
  想像していた通りの方だった。

 ブログ仲間と初顔合わせの時は、いつも緊張するものだが、以前から存在
 を知りながら、3年越しでお会いしたtoyoposさんは、3年分の想像が重なった
 通り、想像した通りの姿形(すがたかたち)と内面を持っていた。

 今までも、ブログ仲間の方とは、何度かお会いしているが、いつも思うのは、
 
  “想像通りの方だ”

 と言う事。

 思えば、それまでのネットでのバーチャルな関係を通して、相手の想いと向き
 合い続けてきた関係は、相手の内面を理解する事で、その外見までも理解出
 来てしまうものだ。

 それが、結果的に予想していた通りの本人として、後付けでも一致してしまうの
 だろう。

 たかだか15分程度の会話だったが、直後から本音での会話はスピーディーだ。
 そして、濃い内容の会話が弾み、過ぎていく。

  ゆっくり、お会いしたい人であった。

 PS
  toyoposさん、勝手に記事にしてしまいすみません。
  近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

                                by てっちゃん。


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2011年2月 9日 (水)

節分の「エンドレステープ」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
節分の顛末記は先日記した。
 節分のエンドレステープを吹き込む時、私は店長としてのプライドを捨てる。
  “プライドを、捨てる?”
 そう、プライドを捨て去るのだ。
 そう決意しないと、吹きこめない。
 それだけ、アホになり切って、エンドレステープを吹き込み流す。
  当然、そのテープは話題になり、従業員やお客様まで楽しんで頂ける。
 先日は、競合店の店長との会話のなかで、あのテープを真似させていただい
 た旨の話をされた。
  “えっ、真似したって、本当に真似して吹き込んだの?”
 そう聞き直してしまった。
 それだけインパクトの強い内容だったのだろう。
  その内容とは、
 年末に、年神様の謂われのDVDをCDで流して、お客様の買い物を促す販促
 を行って成功したが、その内容に似ている。
  日本昔話風に、「ドンドコドン、ドンドコドン」という掛け声から入る。
  そして、「さぁ~良い子のみんなぁ~。」と元気良く呼びかける。
  そこからは、節分の謂われ、そして、恵方巻の謂われを呼び掛けるように
  説明するものだ。
  節分の展開も、店内のあらゆる場所で展開している為、今回は惣菜前での
  設置意外にも、青果、鮮魚売り場で流そうと考えた。
  だから、一度吹き込んだエンドレステープをダビングし、同様の内容のテープを
  3つ用意して店内で同時に流して、私の声が店内のあらゆる場所で聞く事に
  なる。
 節分の豆まきも、恵方巻のまるかぶりも、一年間の無病息災を願う日本人の
 従来からの風習と伝統であり、そこに刺激して購買を促進するものだから、恵方
 巻のような従来から伸びてきた部分では無く、豆まきやいわしの頭に柊を刺して
 飾る風習のような、どんどん廃れていく行事に効果があるのだと思う。
  しかし、このエンドレステープ。
 聞けば聞くほど、自分でも、「この年で、良くやるなぁ~。」と思ってしまう。
 それだけ、店長という立場を捨て去って、この謂われに没頭した。
 
  「店長の今回の吹き込みは凄いですね。」
   「これは俺の声じゃ無い。これは本部から送られてきたテープだ。」
  「えっ、店長の吹き込みかと思ってました。」
 そんなやりとりで、私の行為だとは伏せておいたが、バレバレだろう。
 しかし、たまには、売上拡大の為に、何でもやるという丸裸の姿勢を示す事も
 大切な率先垂範だとは思う。
 

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2011年2月 8日 (火)

カリスマリーダーとは

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
「カリスマ」 ~ 良く聞く言葉である。
 
 良く、カリスマ店長などという言葉も聞く。
  カリスマ。
 何か神秘的で、得体の知れない存在。
 圧倒的な威圧感を備え、発する言葉全てに理屈を通り越した正当性を有し、
 「この人の言う通りにすれば、間違いない」というような信頼感のある人物。
 そんな印象を持ってしまう言葉だ。
 正直、カリスマ性を有したいと思うし、そういう特性を活かして、リーダーとして
 組織を率いたいとも思っている。
  しかし、・ ・ ・ 。
 先日から、それらしき本を、ブック・オフで購入して読んでいる。
 そして、何が見えてきたか。
  カリスマ性とは、部下のモチベーションを高め最高の行動と結果を引き出す事。
 良くあるイメージとしての、「威圧感」とか「神秘的」とかでは無い。
 
  まずは、わかりやすさだ。
 あのリーダーは、「どんな人なのか?。」「何を考えているのか?。」
 そして、「何をすれば、誉め、何をすれば叱るのか?。」
 これが明快に示されている事だという。
 これによって、曖昧さが消え、人にわかりやすく、人が行動を起こしやすくなる。
 このことが、モチベーションを高め、部下が同じ方向を向ける事になる。
  要は、安心してリーダーを信じ、行動し、組織が集中できる環境作りをすること。
 これがまさに、カリスマの本質だと説いている。
  “その通りだよなぁ~”
 そのような目線で見たときに、自分はどうなのか?。
 部下が理解しない時に、威圧的になっていないか?。
 部下の同様の行動に、ある時は誉め、ある時は叱っていないか?
 数値だけで判断せず、事実をしっかり把握し言行一致させているか?。
  わかりやすさ。

 もう一度、見つめ直していきたい評価基準だ。


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2011年2月 7日 (月)

マップ・マーケティング

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


あるシステム関連の研修会に参加してきた。

 テーマは「FSP」と「マップ・マーケティング」。

  FSP。

 何の略だかわからないが、要は、顧客カードとPOSデータを連動して出される
 あらゆるデータを駆使して、お客様の囲い込みを強化し、売上拡大を図るもの。
 説明を聞いていて、これは現場に定着しないだろうなぁ~と思った。

  結局は、売場を見れば一発だ。
  更には、来店客層を見れば一発だし、周辺競合を見れば一発だ。

 その結果としてのデータであるから、売場に立ち続ければ、見えるのである。

  もう一方のテーマ、「マップ・マーケティング」。

 今後は、このような視点で競合対策、お客様対策が必須なのだろ思う。

  マップ・マーケティング。

 顧客カードの住所から、周辺地域の地図と連動して集客地域やその変化を見て、
 チラシ対策や競合対策と連動していく分析手法。

 私は、基本的には、この情報は個店の店長が把握しておくべき重要な情報だと
 思っている。

  自店の顧客は誰か?。どこに住んでいて、周辺競合は、そして何曜日に自店
  に来店されているのか。そして、それは過去からどう変化しているのか?。

 本部の開発が店舗というハード面を開発する段階で、周辺地域を事前調査して
 出店して採算ベースに乗るかどうかの調査をし、そこから自社ベースの品揃え、
 チラシ戦略と同時に、地域住民の暮らしに合わせた品揃えとレイアウトを決定
 し、いよいよ出店する。

  しかし、店舗スタッフには、なかなか事前調査の内容が伝わってこないものだ。

 地域住民のエリア別吸引率等が、事前調査と出店後の現状から、どう変化した
 のか、更には、今後その差をどう埋めていくのか。

 チェーンストアとはいえ、個店毎のこの差は歴然として大きい。
 この個店の違いを理解し、それに合わせて店舗運営を調整していくのが店長を
 初めとした店舗スタッフだ。

  そして、それをビジュアルに表現してみせるのが、「マップ・マーケティング」。

 この手法は、個店経営を目指す企業の個店の店長がマスターしなければならな
 い技術であり、その深耕が店長の個店経営者としての能力を磨いていく事にな
 っていくのだろうと思う。

 そんな気づきを与えてくれた、セミナーだった。





 

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2011年2月 6日 (日)

節分商戦顛末

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


節分。

 以前は、こんなに胃の痛むイベントでは無かった。

 かっては、鮮魚主体のいわしを売って、グロサリーの豆を売るだけの日。
 しかし今では、一年で一番、寿司が売れる日になってしまった。

 毎年毎年、予約販売も異常な程に加熱し、いつのまにやらここまでのイベント
 に成長してしまったのだ。

  寿司屋の花道。

 スーパーの寿司屋にもいろいろな形態はあるだろうが、インストアで調理をして
 いるスーパーであれば、その苛酷さも年間でも最大ピークに達する。

  製造部門が、年間最大のピークを迎える日。

 製品の販売計画をし、材料の仕入れをし、製造し、販売し、結果としての売上。
 鮮魚を経験する私としても、簡単に年間最大というがその過程は過酷だと思う。

  そして、今回の節分。

 惣菜だけでなく、各部門とも、「恵方巻材料」、「豆まき材料」、「いわし類」等の
 売場計画があり、売場作りがあり、それらに関わり、一日が流れていく。

  私にとっても、この日の寿司への思い入れは一番強い。

 それは、昨年の節分の顛末記でも記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-fac3.html

 今年の「節分」は、木曜日。当社でも強い曜日だ。
 昨年の水曜日と比較しても集客力は高く、惣菜チーフへも、ある目標金額を
 提示していた。

 惣菜チーフとしても、その金額は、ある「壁」として感じていたのだろう。
 
  “えぇ~、そんな壁のような売上は、いくわけないですよぉ~”

 昨年途中から異動してきた新任の惣菜チーフが言った。
 彼はそう言ったが、私はいけると思っていた。

  “昨年よりも曜日周りは最高だ。その売上を狙わなくてどうする”

 そんな状況だったので、青果チーフと以前より打合せをして、青果前の特設
 売場を節分当日だけは惣菜に貸す事を承諾していた。

 更には、風除室への「恵方巻」ののぼりの設置や、カセットへの恵方巻の吹き
 込み、売場の媒体の設置等、後は商品を製造し陳列し売り込むだけだ。
 
 全ては、「やれば出来る。」という自信をつけさせたい為だ。
 更には、売上とは、店舗のあらゆる力が一致した時に、莫大なパワーを生む
 と言う事を知ってもらい為だ。

  そして、当日。

 予想通りの来客数と売れ数。
 恵方巻、惣菜売上、店舗売上とも昨年以上のペースで推移していく。

  しかし、

 午後7時には、売場がガラガラになった。

  材料が無い。

 要は、計画数量が甘かった。
 私が指示した売上金額分の発注数量になっていなかった。
 これが製造部門の難しいところだ。

  事前計画、製造計画がすべて。

 製造部門がそのように言われる所以がそこにある。

 それでも、なんとか昨年売上を上回ったが、惣菜の目標金額からは10万足り
 なかった。

 私にとっては、納得のいかない結末だったが、そうやって苦しい経験を重ねな
 いと、成長していかないものなのだ。

 

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2011年2月 5日 (土)

祐ちゃん騒動に想う

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
日本ハムの「祐ちゃん」こと斎藤祐樹でプロ野球のキャンプインは大フィーバーだ。
 大学卒の新人が、これだけ騒がれるの、何年振りか?。
 東京6大学卒での新人としては、間違いなく「長嶋茂雄」以来だろう。
 長嶋茂雄の晩年しか知らない私でも、彼が「何かを持っている」男だとは思って
 いた。
  そして、それ以来50年の時を経て、「何かを持っている」男がやってきた。
 早稲田実業で活躍し、夏の甲子園で、現楽天の「マー君」との死闘を演じ、
 東京6大学に進学後も、リーグ戦優勝などの輝かしい実績を引っ提げての入団。
  自他共に認める、「何かを持つ」男だ。
 思えば、プロ野球の世界も、「スター」を求めているのだろう。
 他では、プロゴルフの「石川遼」が若きスターとして育ちつつあるぐらいだ。
  そして、誰が「斎藤祐樹」に熱くなっているのかと言えば、おばちゃん連中。
 やはり、あの世代に、長嶋茂雄に熱くなった連中と同世代の方たちなのだ。
  同じ価値観を持つ事で、人との関係を保った時代。
  同じ話題を共有できる「スター」の存在が、同世代の交流となる世代。
 そんな世代が待ち望んだ「スター」が、いよいよプロ野球界に出現する。
  圧倒的な身体能力があるわけではない。
  ずば抜けた速球を投げ込むわけでもない。
 しかし、彼はやはり何かを持っていると、私も思う。
 彼の存在するチームが、彼の「何か」に共鳴して今後起こりうるであろう出来事。
 その予兆のようなものの予感が、プンプンする。
  早実で、そして早稲田で起こしてきた奇跡の数々。

 今後、彼の周りに引き起こされるであろう出来事の予感がプンプンするのだ。

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2011年2月 4日 (金)

生姜ブームに乗って

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
「伝説の売場」で何を売ろうか?。
 節分後からの「伝説の売場」の計画がまだ出来ていなかった。
 チーフに投げかけてみたが、明快な答えは無かった。
  当然だろう。
 ここの売場は、部門の担当者は一切ノータッチだったからだ。
  “ここは店長の聖域、我々が関与するところでは無い”
 なんか、そんなイメージが出来つつあるようだ。
 だから、敢えて聞いてみたが、反応は少なかった。
 以前にも、「伝説の売場」に関しては、何度か記事にしてきたが、ここの売場は
 昨日のブログでも記事にしたが、「情報発信源」としての位置づけにしていきたい
 と思っている。
  その時期に、そのタイミングで、お客様に一番喜ばれる提案。
  “こんなのがほしかったんだ、これがあると便利なんだ、健康に良いんだ”等。
 そして、決定したのは、「飲む生姜湯」。
  昨年からの「生姜ブーム」。
  生姜に関しては、特に夏場に量販を仕掛ける。
 それは、かつおやかつおたたきをメイン商品とした、「男のサラダ」の提案。
  「生姜」「みょうが」「にんにく」「たまねぎ」「大葉」「小葱」「かいわれ」等々。
  レタス、とまと、サニーレタス等の洋風サラダを、女性のサラダだとすれば、
  生姜等の「薬味」をたっぷり利かせて食する「かつおたたき」は、男のサラダ。
 しかし、今はまだ「冬」。
  この時期が一番体調不良を起こしやすい季節。
  「風邪」「インフルエンザ」「冷え」その他。
  “生姜で体を温めてほしい。また解熱剤として飲料してほしい”
 完全に体調を崩したのであれば、医者に行かなければならないが、そこまでで
 もなく、またそんな場合の備蓄として、更には、普段から生姜を飲料することでの
 体調管理の目的で、飲む生姜を、この時期飲用する。
  乾燥の時期でもあり、体に入り込む「ウィルス」をどうシャットアウトするか。
   
 そんな期待を受けての、「飲む生姜」の提案。
  「何ケース発注しようか。」
   「12入りですから、30ケースぐらいですかね。」
  「今の場所で一日10袋の販売だ。伝説だったら30袋はいくだろう。」
   「そうか、そうすると50ケースぐらいはほしいですね。」

  徐々に、単品量販のDNAが植え付けられているようだ。

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2011年2月 3日 (木)

訪問者数の変化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



年明けから、アクセス数(訪問者数)が、急増している。
  “なんだ、自慢話か?”
 そう取られても結構なのだかが、これには法則なるものがあって、
 同様に、昨年のこの時期にも、訪問者が急増し、その後定着して訪問者数が増
 加している。
 年明け前から比べると、年明け後は、一日平均50人程増加していることになる。
 検索キーワードを調べても、特別の理由が見えてこない。
  どうして、年を越すと、訪問者数が急激に増えるか。“”
 なぜ?。
  一時、訪問者稼ぎの一環と、その検証として「有名人の名前」を列記して、そ
  キーワードに引っかかった訪問者が紛れ込み、+30人程度の増加があったが
  、その後の彼らは決して二度と訪問してくれる事は無い。
  
 なぜなんだろう?。
  私のブログの記事に賛同する業界関係者の方が急増し、このブログの記事を
  見ないでは、日々過ごせない。
  こんな幻のような想像をしてしまいたいのだが、おそらくそれも無いだろう。
 なぜなら、
  一時、ブログ記事のネタが無くなり、この業界の話題のみを連日記載し乗せた
  事があった。
  その時の訪問者数は、日に日に減少していった記憶がある。
   “日々、同様の話題の連続では、変化が無く、飽きられるのか?”
  そう言えば、年末から年明けにかけては、いろいろなテレビの話題や個人的な
  話題、更には、同業のガイアの夜明けの記事から、カンブリアの宮殿の話題ま
  で多岐に渡る記事を乗せてきたような気がする。
   “飽きのこない話題の連載が、高視聴率を獲得できるのか”
  どうやら、結論はそこに向かっていくようだ。
   「飽きのこない話題」
 我々の仕事(商売)とまったく同じではないか。
  飽きられない為に、最新の話題提供をし、常にお客様に価値ある情報発信を
  し続けていくお店。

 そいう言えば、年明けから、なんとなくお客様も増加気味のような、“気”がする。




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2011年2月 2日 (水)

退職の季節

いよいよ2月への突入。
 そして、退職の季節でもある。
 新年度を前に、この企業を退職し新規企業へ向かう、又はそう決意した人間に
 とって、2月とは、そういう時期なのかもしれない。
 先日、そんな従業員が発生し、そのフォローの為の人事異動が発令されていた。
 私も、過去にそんな理由から面接した人材は、枚挙に暇が無い。
  「辞めて、どうするんだ?。」
   「工場とか、別の業種で仕事をしてみたいんです。」
  「またはじめからやり直しだぞ。」
   「ええ、心機一転、一からやり直して見ます。」
 そんな会話の時には、私は、絶対に相手の退職を止めさせる。
 また、その自信もある。
 仕事とは、誰でも、どんな企業でも、初めの3年は下積みだと思っている。
 どんなに花形企業でさえ、下積みを経験して、営業の外回りを経験して、本質に
 近づいていく。
 ましてや、それを経験せずに階段を上ってしまうと、必ずどこかで壁にぶつかる。
 だから、下積みという遠回りが、いつしかその企業の基本を理解する本質だった
 りするのだ。
 その過程を卒業するのに、最低3年はかかると思っている。
 その3年を経過すると、どんよりした不安という雲を突き抜け、いままで見えなか
 った雲の上の
 大空を覗く事が出来る。
  “雲の上は、こんな世界だったのか”
 ようやく、この業界、この企業の仕組みが理解され、自分の明るい未来が見え
 てくる。
 そこまでやり通していかなければ、どんな花形企業に入社したところで、未来は
 見えない。
  「そこまでは、辛抱しろ!。」
 そんな話をすると、大方の人間は、一度は退職を留まる。
 特に2年~3年目の若手は、その後吹っ切れたように仕事に打ち込み、退職を
 忘れていく。
  入社後、2~3年が、自分が不安に突き落とされる最大の時期なのだ。
 だから、入社2年~5年の人間には、必ず退職を踏みとどまらせる。
 
  “もう少しで、この業界、この企業が見えてくる”
 その時になって初めてその下積みの大切さがわかり、それが基本になっている
 ことを知るのだ。
 新たな企業に転職するということは、その失われた3年間を、もう一度経験しな
 ければならない。
  これほどの、時間の無駄は無いと思っている。
 転職を繰り返す人間は、この3年間が待てないのである。
 しかし、入社1年~2年の人間には、どうするか?。
  
  「今なら、やり直せるぞ。」
 時期や理由もあるが、違う道に進んでしまったと後悔しているのであれば、
 退職を進める場合もある。
 ただ、退職の理由には、いろいろあるものだ。
 上記のように、単純に「自分の進路」の狭間で悩み、決意する場合もある。
 しかし大抵は、それを表面上の理由にしながら、奥底には「人間関係」を隠して
 いる場合が多い。
  人間関係上の様々な問題は、なかなか本質が浮き出てこない。
 それは、それを持ちだす事による、人間のプライドの問題でもあるからだ。
 “人間関係の理由で逃げたと思われたくない”というのが本音だろう。
 この人間関係で、人は大いに悩み、傷つき、体調を壊す。
  しかし、この人間関係の問題は、いくらでも解決策は存在するものが。
  そして企業は、この問題で、優秀な人材を簡単に失っていく。
 人間関係からの退職に関しては、いくらでも解決策を講じる余地はある。
 黙っていたって、3年も我慢すれば、お互いの人事異動の歯車が回り、離れる
 場面が生まれる。
 それで、人間関係で悩んだ方は、相手から離れる事ができ、一件落着となる。
  ただ、そこまで我慢出来ないのが、人の常なのだ。
 しかし、それが見えたなら、人はこの問題で退職などしない。
  もともとは辞めたくなかったのだから。

 有無を言わさず、この理由からの退職は、阻止しなければならない。




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2011年2月 1日 (火)

売場へのこだわり

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日のガイアの夜明け。
 経営者たちの「売場へのこだわり」を放映していた。
  ヤマダ電気社長が、新店の開店前日に恒例の店舗視察に訪れ、
  売場のダメだしの連続。
  ユニクロ社長が、戦略店舗の銀座店を、朝の8時から店舗視察し、
  売場のダメだしの連続。
 どちらのトップも、
  「これじゃ、売れないだろう!。」 の厳しい叱咤を部下に投げかける。
 この映像を見て、私は思った。
  “これが、トップの本来の姿”
 商売とは、個人商店から始まって発展してきたことは、このブログでも従来から
 記してきた。
 特に創業社長は、商売の原点を踏んで成長してきた。
 だから、誰よりも売場にこだわり、売上にこだわる。
 
 そして、売上拡大を図り店舗数を増やし、本部スタッフを増やしバックアっプ体制
 を整える。
 全ては、より強固な店舗運営を図り、競争力のある店舗を実現させていく為のも
 のだ。
 だから、最後は店舗に帰る。
 最後は、店舗が強くならなければ、何の意味も無いからだ。
  “だったら、最初からトップ指示で「答え」を示してほしい”
 そう思われるのだが、直前の現場でしか、最新の戦略、戦術は生まれないのも
 事実。
 常にこの世界は、進化し変化し、暮らしが変化する。
  最新のものは、直前に開発される。
 
 それが、現場というものなのだ。
 だから、開店前日にトップの視察があり、開店の売場が決まる。
 ユニクロの売場でも、本部スタッフが開発した商品群が、現場でお客様に伝わり
 切っていない。
 どんなにプロセスが立派でも、肝心の結果がぼやけてしまっては、何の意味もな
 い。
 その横串を通して、巨大企業の縦割り組織の横串をさせるのは、トップしかいな
 いのだろう。
 それが、トップの最大の仕事なのかもしれない。
  有無を言わせない、トップの現場指導。

 強くなる、とはこういう事なのだろう。




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