タイガーマスク運動
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
全国的にブームになっている「タイガーマスク運動」。
ブームと読んで良いのか、善意ある方達の共感の連鎖なのか。
しかし、
タイガーマスク世代(1970年頃に小学校世代)の私としては、
タイガーマスク = 伊達直人
の図式が分かるのは、我々と同年代の方達だとはっきり言い切れるぐらいに、
タイガーマスクは何となく聞いたことがあるにしても、イコール伊達直人と認識し、
更に、施設で育てられ、その後施設へ恩返しをしていく、裏の顔を持つタイガー
の本名が「伊達直人」と知る人達は、そうそういるものではない。
絶対に私と同世代の、ビフォー・バブルボーイズに違いない。
私は、そう思っている。
そんなこんなで、ネットで「タイガーマスク」を調べてみた。
実は、私が小学校の頃に、初めてテレビで放映されていたのだが、その後何回
となく再放送があり、都度見ていた記憶がある。
しかし、その後の空白の時代が続き、久しぶりに伊達直人=タイガーマスクを聞
いても、その詳細はネットで調べて改めて思いだされた次第だった。
“そうそう、そんなストーリーだったなぁ~”
“虎の穴の入った伊達直人が、悪役から足を洗おうともがいていたんだ”
“ジャイアント馬場とか、猪木とかも出ていたんだ”
“ルリ子姉さんなんかもいたなぁ~、胸キュンだったなぁ~”
“タイガーマスクと言えば、ミスターXだろう。あの存在は衝撃だったなぁ~”
“そうか、最終回はマスクが取れて、伊達直人は去っていくんだったのか”
いろいろと思いだされてきた。
それと同時に、そのストーリーから、幼心にも、世の道理とか道徳観とかが
マンガを見る事によって刷り込まれていったのかも知れない。
マスクをかぶった存在とは別の顔としての「伊達直人」。
どんなに悪事をはたらいても、それはプロレスの世界のこと、
自分と言う本当の存在は、まっすぐで正直で正しい存在であろうとする心。
そんな道徳心をいつの間にか身に着けていたのだろうと思う。
外見はどうあろうと、内面は「清く正しく美しく」在りたい。
まさに、ビフォー・バブルボーイズの人間性だ。
今話題の「伊達直人」。
それは、絶対に我々と同世代の「ビフォー・バブルボーイズ」に違い無い。
テレビ報道を見ながら、そう思いこんでしまいながらも、
ますます、この騒動は広まっていくのだろうなぁ~とも思ってしまう。
「人としての、美学」
あの時代の価値観として、連鎖している共感運動なのだろう。
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