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2011年1月 8日 (土)

ワンストップショッピングに想う

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私の今年のテーマは、「原理原則の研究」。

 長年の経験から身につけてきた「商売の原理原則」。
 まだまだ身につけなければならない原理原則はあるにせよ、従来から身を持っ
 て体験してきた原理原則が、本当に現代に通用しているのか。そして、今後は
 どうなのか?。

  実際に、揺らぎ始めているのも事実なのだ。

 だから、今年はその事に、一つの結論をつけようと思っている。

  そして、今日のテーマは、「ワンストップショッピング」。

 一つの店舗で、「八百屋」「魚屋」「肉屋」「惣菜屋」「干物屋」「雑貨屋」等が
 揃う事で、日々の食に関する商材は、ほとんどが揃ってしまう品揃え。

 その事の実現により、日々の食事を作る為の買物時間が短時間で済ませられ、
 便利なお店としての存在を追求してくことが、ワンストップショッピングの意味で
 あり、スーパーマーケットが創立当初から掲げてきた存在価値でもある。

  そして、我々はこの業界に入社当時から、その事を実現する為に、その事を
  具現化する為に、いろいろな原理原則を学んで、実践してきた。

 入社当時は、その事を「ワンストップショッピング」とは教えられないで来たのか
 も知れないが、今想えば、紛れも無くワンストップショッピングの実現の為の手
 法だったと思う。

  その為に、各部が競って、鮮度や価格そして販売計画によってイベント対応
  し、都度の品揃えを考えてきた。
  更には、日付管理も進化させながら、一品一品の魅力を強化し、安心して
  買が出来る環境を整えてきた。

 そうして、どのスーパーも同様に「ワンストップショッピング」を目指してきた。
 
  その結果、どのスーパーも同様の店舗レイアウトを有し、同様の規模で、同
  様の部門配置をし、同様の品揃えと価格帯で立地するという状況になった。

 だから、お客様は、企業の違いやそこから配信されるチラシの違いに敏感に
 動きながらも、基本的には、一番近いスーパーで買物するという基本パターン
 になっていった。

  しかし、その延長戦上で、お互いの企業が立地戦略によって、クロスしてく
  るという状況に進んでいく。

 当たり前のように、チラシにより買い回りをし、特売日や特売品を有効に買い
 回り、地域スーパーを使い分ける。

 しかし、相変わらず、スーパーは同様にチェーンストア戦略で、700坪、1,200
 アイテムのフォーマットを出店し続ける。

  本当に、「ワンストップショッピング」の追求で、生き残れるのか?。
 
 更に、生き残るには、ワンストップショッピングをどうリニューアルさせるか?。

  差別化と叫ばれて久しいが、何を差別化すれば、成功が継続するのか?。

 もしかすると、もうとっくの昔に、「ワンストップショッピング」というパラダイムは
 終焉し、スーパーとう業界の新しいパラダイムが始まっているのではないか?。

 今回の年末の「年神様伝説」の効果から、私は、スーパーの在り方に関して
 大いに考えさせられる幸運を得たのである。


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