スィーティーに甘みが乗ってきた
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
以前のブログで、スィーティーに関して記した。
そして、それ以来、日々スィーティーを昼食時に食べている。
以前は、グレープフルーツ一辺倒だったが、スィーティーが冬の柑橘と知って、
毎日食べる事にしている。
グレープフルーツのような酸味が無く、ほんのり甘みのある果汁がたまらない。
酸味がダメな方には、うってつけの果実だ。
そして、過去に、その美味しさをエンドレステープに吹き込んで流したところ、
それ以来、売れ行きが良くなってきた。
“この味を覚えた方が増えているんだ”
嬉しくなってくる。
そして、ずっと食べ続けていると、味の違いがわかってくる。
最近のスィーティーは、甘くなってきた。
ネットで、スィーティーを調べてみると、イスラエル産のスィーティーの旬は、
11月~2月であり、フロリダ産のグレープフルーツが4月~5月と記してあった。
以前のブログで、グレープフルーツを記したが、その時に、味が一番美味しくな
てきたのが、5月頃と記したのを覚えている。
果実とは、旬の期間の中でも、後半の終盤期に一番「味」が乗ってくるのか。
我々は、よく旬の走りに食材をいち早く投入し販売を競うが、果実の場合はどう
も終盤期のほうが、より味が乗ってくるようだ。
旬を早めれば、スタートが早まり、より有利にその単品を動かしていけるが、そ
れは、一番美味しい時期をしっかり理解したうえで、その時期をお客様に伝える
義務があると思う。
旬を早めようが、早く売ろうが、味が一番乗ってくるタイミングは変わらない。
一番美味しい時期をしっかり伝える事が、我々の最大の使命だからだ。
先日、青果チーフとの会話の中で、私は言った。
「おい、スィーティーが美味しくなってきたな。やはり旬の後半が一番味が
乗って来るんだろうな。」
「そうですね。来週の均一祭に、一発仕掛けますか?。」
「よし、やろう!。」
今話題の商品、今一番美味しい商品、今相場が急落している商品。
ワンストップショッピングを目指して品揃えしているスーパーにとって、
次々に転がりこんでくる「旬」を、どう売場で表現するか。
この事に、マニュアルは無い。
あるのは、機敏なアンテナと、コニュニケーションと行動力だけだ。
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