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2011年1月

2011年1月31日 (月)

川越エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週に引き続き、川越エリアのMR報告。

 このエリアで、何といっても競合関係にあるのが、「Y社」と「I社」。

 どちらも比較的新しい店舗であるが、「I社」は複合施設を敷地内に有し、集客
 力のある出店環境にある。
 対して「Y社」は、単独店舗であり、「I社」に比較して不利な状況だ。

 そんな環境での両社のMRと周辺競合店の状況を見てみた。

まずは、「Y社」。

 このエリアに本拠を置く「Y社」であり、主要エリアにしっかりと存在しているが、
 後述の「I社」の新規出店によって、苦戦を強いられているのがわかる。

 しかし、アイテムを絞り込まず、しっかりとチェーンストアとしての使命を果たして
 いる。
 ボリュームは無いが、品揃えはある程度の豊富さを出している。
 
 こちらも出店して間もないのだろう。
 まだ品揃えや店舗レイアウトとお客様との関係がしっくりいっていないのだろう。
 どこか売場の状態に、こなれた感じが伝わってこない。
 
  “もう少し、時間がかかるかな”

次に「I社」。

 このエリアに新規出店して間もないと思われる。
 大きな敷地内に、他業種との連携で出店しており、利便性を高めている。
 
 そして、店内は600坪程を有しているか。
 ごく普通の店舗レイアウトを有しており、特別、特徴あるレイアウト構成をしてい
 る訳ではない。ごく普通の商品構成でもある。

 しかし、陳列のしかたに特徴がある。

  変化陳列。

 入口を入った瞬間から、いちごの陳列で、一パックずつ丁寧に角度を変化させ
 陳列している。
 価格や品揃えの特徴は少ないが、この変化陳列でお客様を立ち止まらせ、買い
 上げ率を高めようとする意図が、各部門に共通している。

 鮮魚も、盛り合せを一様に陳列角度を変化させ、丁寧な陳列を心がけている。
 精肉も、グロサリーも同様にちょっとした工夫を凝らしている。

 この日の午後5時。
 意外に集客されていた。
 まだ新店の余韻が残っているのか、これと言って大きな特徴の無い店舗なの
 だが、お客様の集客力は高いようだ。

そして、「B社」。

 この店舗も新規出店した直後のようだ。
 まだ、駐車場の白線の予備線が残っている。

  “開店して1カ月~2カ月のようだ”

 そして、まだまだ商品展開が、お客様の買われ方とマッチしていないような
 印象である。

  開店して間もなくは、お客様の信頼を得られない状態にある。
  この店舗も、今現在がその過程のようだ。

 今後半年で、お客様とマッチさせていくかが、大きな課題だろう。

最後は、「R社」。

 地下1階が食品売場。
 1階が衣料雑貨品。
 2階は家電等。

 いずれも、ディスカウント業態の運営。
 そして、地下1階の集客は凄まじい。
 MR時間が、午後3時前後で、レジ稼働台数7台。
 更に、お客様が若干並んでいる。

 青果の価格、精肉の価格等も格安で、他競合が198円で販売しているきゃ
 べつが、この店舗では138円。
 この価格差が、日々続くのであれば、集客力は相当高いだろう。

  “本当に、庶民のお店”

 そんな品揃えと価格である。
 当然、この日の店舗MRで一番集客していた。

 「Y社」のおひざ元であるが、意外に競合店の力も拮抗している地域のようだ。

PS
 川越エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kawagoemrni/



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2011年1月30日 (日)

52週MDもいよいよ二年目

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、店舗二年目に関して記した。

 本日は、52週MD実施も二年目に突入することに関して。

 以前のブログにも、「52週MDの反省」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/52md-a38f.html

  “52週MDを計画し、コントロールし、当週を迎える”

 そんな言葉で結んでいる。

 52週を計画し、当週を迎えて一年が経過した(ほぼ)。
 そうして、見えてきた事は、必ずしも当週に最大値になる商材ばかりではない
 と言う事。

  “そんな事も、分からなかったのか!”

 そんなお叱りもあるだろう。
 いままでも何となくわかってはいたが、実際に52週という週別にきっちり実施し
 てみると、一言で52週とは言っても、52週毎に中身は全く異なるということだ。

  節分ひとつ取ってみても、豆まき用の豆などは、事前展開から始まり、最大積
  載期は一週間前に設置させなければならないし、いわし等は3日前からの展
  開だろうし、恵方巻商材は二日前、そして恵方巻の巻き寿司は当日が最大の
  展開であり売上である。

 これが、微妙に形を変えながら、52週連続して続いていくのである。
 だから、計画のみに終始せず、コントロールしていかなければならない。

  コントロールしていくとは?。

 52週MDを単品別に逆算して、単品別にいつからどう仕掛けていくのか。
 それを、時系列的に一覧表にまとめて計画すること、そしてそれを店舗レイア
 ウトにまとめられれば、更にコントロールしやすくなるだろう。

 それを、現在は「黒革の手帳」にまとめている。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-9c22.html

  「今年は、手帳で自分の人生を変える」

 そう思っていた矢先に、52週MD手帳を連動してみるかと考えた。
 そうして、実行している。
 現在、4月までのMD計画を立案中だが、昨年一年間の実施と写真での記録
 がおおいに役立っている。

  “やってきて良かった”

 一度やりきれば、その後は、その52週にどう肉付けし彫刻を彫っていくか。
 更に、彫の深い52週を迎える為に、どう準備しながら当週を最大ピークに
 もっていくか。

  新年度、店舗での二年目、52週MDの二年目。
  
 今年は、二年目の飛躍の年を、公私ともに享受していきたいと思う。


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2011年1月29日 (土)

店舗二年目

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

この二月で、現店舗もいよいよ二年目。
 初年度は、初めての経験で、どちらかと言えばやり過ぎた部分が多かった。
  「やり過ぎた」とは、いろいろなイベントや対応に対して、思い切ってやってしま
  ったという事だ。
 “だから今年は、抑えていくのか”
  全く逆だ。
 抑えるというより、各イベントに対して、別の方向が見えたという事だ。
  地域性、顧客層、競合等を踏まえて、イベント時に活用する「弾」を変えなけれ
  ばならないという事。
 店舗の店長として、全ての商品に関して把握をして、全ての対応をすることなど
 出来ないし、考えた事も無い。
 店舗責任者として、その時期、その場面、そこでぶつける「弾」がより正確に見
 えてきたという事。
 自社、自店の状況が見え、競合各社の状況が見え、季節イベントでのお客様
 の動向が見えてくると、最大効果を発揮する「弾」が見えてくるという事だ。
  「最大効果を発揮する弾」とは、そのタイミングで、何をひたすら売り込めば集
  客力が高まるかと言う事。
 その把握が多ければ多いほど、集客力を高める精度も高まるが、その広さを拡
 げるよりも、絞った商品を徹底して売り込んだほうが分かりやすいと考えている。
  1人の人間の守備範囲など、たかが知れている。
 自分の知り得るところで、いろいろと種蒔きをして部下と共有化を図るが、同時
 に、自らはわかりやすい単純な事をひたすら徹底し検証することだと思っている。
 一言で言うと、周囲には多くの種蒔きをして、自らへはより深く踏み込み仮説検
 証すること。
  私は、二年目という年が、一番の飛躍の年だと思っている。
 初年度以上に状況が理解でき、かといって「慣れ」もまだ少なく、自分の気持ち
 の緊張感が緩んでいないからだ。
  だから、飛躍という意味で言えば、一番飛躍できると思っている。
 それは、最高値を記録できるという事では無い。あくまでも伸びしろが一番広い
 という意味である。
  昨年一年間、自分が歩んだ道を、繰り返して歩む。
 まだまだ、細い道でしかない。
 しかし、拡げる道幅、あるべき道幅は見える。
  さぁ、今年一年で、どこまで道幅を広げられるか。

 そう思うと、正念場だ。




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2011年1月28日 (金)

フォローアップ面接

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


パートさんの契約が終了し、次にはフォローアップ面接だ。

  フォローアップ面接。

 評価のレベルに応じて、その評価に対して低評価者に対する面接。
 
  “なぜ、私は、評価が低いのか?”
  “私の、どの部分が、低い評価なのか?”

 その不安に対して、店長や上長がその部下に対して、面接をする。
 だから、本来の趣旨は、その部下に対して、事実を伝え、不安を取り除くこと。
 至極、もっともで、分かりやすい内容である。

  しかし、

 自分で下した評価であれば、それも納得できるが、
 他店舗の評価を、自分がフォローする面接ほど、難しいものは無い。

  難しいというよりも、無理だ。

 今回の面接でも、そんな部下が二人いた。

  人事異動。

 人事異動とは、新しい環境で、異動者が新たな周囲との関係を構築していく
 きっかけ作りでもある。
 
  だから、従来の評価を引きずること無く、本人も周囲も新たな環境の変化を利
  用して、自らを変えやすくすることであり、周囲はその期待を寄せる事である。

 私は、そんな彼らに、ここへの異動と面接を契機に、自らを改革し、評価を変え
 てほしいと願っている。

 但し、今現在認識している事実も伝えなければ、面接の意味が無い。
 しかし、ほとんどの場合、率直な話の延長から事実認識に移った場合は、
 部下は素直に聞く耳を持っているものだ。

  しかし、私は、あまり自分の弱点に目を向けてほしいとは思っていない。

 弱点に目を向けるより、強みを磨いた方が、数倍成長出来ると思っている。
 そして、その強みに引きずられて、いつしか弱点も強みに変換出来る。

 今回の面接でも、彼らに言った事は、

  「ここでは、過去を引きずるな。これからの君の姿が大切だ。そして君には
  ~の部分を期待する。」

  「君の仕事に対する姿勢は悪くない。周囲から言われてから行動するのでは
  なく、自らの判断で行動し、結果を出す事を考えろ。」

 この異動、この面接を契機に、自己変革へ導く。

  今回の面接のテーマだ。



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2011年1月27日 (木)

ブルーレイ録画機購入を検討

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

今年の7月で、アナログ放送が廃止になる。
 テレビの地デジ化は、昨年の秋に完了した(テレビの設定を地デジに変更)。
 しかし、録画機に関しては、何一つ進めていない。
 だから、録画機で記録した番組を見る場合は、全てアナログ画面で見る事
 になる。
 しかし、ほとんどの番組は、見たら消して処理する為、内容が理解されすれば
 良かった。
 どうしてもDVDに残して、保存しなければならない物は、DVD-R又は、DVD-
 RWに残しておけたのだが、最近、DVD-RWに残そうとすると、以前のように
 うまくダビング出来ない状態になってしまったのだ
 BSデジタル放送や、テレビの地デジで録画した番組は、DVD-RWでなけれ
 ばダビングできない(ムーブとかなんとのだが、そうやって元記録が紛失しても、
 DVD-RWにしっかり記録されていればいいのだが、最近は、そのDVD-RW
 自体にうまく録画されておらず、元画像も紛失してしまい、すったもんだしている
 のだ。
 特に、昨年末の「紅白」の画像が紛失してしまったのは痛かった。
  “もう、この録画機は終わりか?”
 地デジ対応していない為、いずれ(今年7月まで)買い替えなければならないと
 は思っていたが、
  “そろそろ変え時か?”
 そう思っている。
 しかし、いろいろな選択肢が頭をよぎり、なかなか決定出来ないでいる。
 そうやって悩んでいる時期が、一番「夢」があっていいのかも知れないが。
  “とりあえず、ネットで一番の売れ筋を検討してみるか”
  “高級品でも次期モデルが予想されているものをネットで購入するか”
  “この際AVアンプも入れ替えて、音や画質も満足のいくものを購入するか”
 そんなこんながいろいろと頭をよぎり、決定出来ないでいる。
 ブルーレイに関しては、ネットで価格COMの購入者のコメントをみると、
 どうも「ディーガ」が良いらしい。
 ディーガに関しては、ラインナップも豊富で使いやすく基本性能が良いらしい。
 AVアンプでは、ONKYOのベーシックモデルが、評価が高く、良いらしい。
 部屋には、7.1CHのスピーカーが設置されているので、とりあえずスピーカ
 ーの買い替えは考えない。
 家には、テレビが3台あるが、いずれも地デジ対応していない。
 だから、地デジ対応の録画機が2台は欲しいと思っているが、それもいずれの
 世界なので、この際安価品から攻めるか、高級品の型落ちを狙うか、更には、
 AVとの連動での買い替えを狙うか、思案のしどころだ。
しかし、ネットという世界
 日本で一番最安値で購入できる世界を実現してしまったこのネットワークの
 世界。
  家も車も家電も買える時代になってしまった。
  もしかすると、恋人も結婚相手もネットで買う(見つける)時代になったのかも。
 ネットで買えない物。
 知恵の創出だけが、差別化の時代になっていくのだろう。





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2011年1月26日 (水)

寒ぶりを仕掛ける?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のテレビ放映で、「日本海のぶりが豊漁」と報道していた。

 ぶりの相場が安いなぁ~とは思っていたが、テレビ放映された中で、アナウンサ
 ーと市場の方との会話に思わず唸ってしまった。

  「ぶりに水揚げは、昨年の300倍だよ。」

 このコメントを聞いた視聴者の方は思うだろう。

  “スーパーに行けば、日本海の寒ぶりが安く売られているハズだ”

 翌日、チーフに確認した。

  「テレビでぶりの相場安を報道していたが、明日の相場情報はどうだ?。」

   「いえぇ~、特別安いわけではないですよ。」

 テレビ放映と連動していないじゃないか。
 即、バイヤーに電話した。

  「昨日のテレビで、寒ぶりの相場安を報道していたが、どうなの?。」

   「いやぁ~、かなり上げですね。時化(しけ)でぶりが無いですよ。」

  「なぁにぃ~、これだけ話題になっているのに。明日築地に行くんだろう?。
  氷見の寒ぶりをK1000円で送ってくれよ。」

   「何冗談言っているんですか!。K2000円はしますよ。」

  1尾 10キロだとして、一本2万のしろものだ。
  一瞬躊躇したが、私は言った。

   「そこは築地での君の顔が物をいうだろう(笑)。一本頼むよ。」

 取りあえず氷見の寒ぶりを、翌日の「築地直送祭り」で売らなければ。
 そして、チーフと打合せをして、明日の「築地バイキング」で使用することにした。

  築地バイキング。

 以前の店舗では実施していたが、ここでは未実施だった。
 売上規模、人員等から控えていたが、販促面で、鮮魚の曜日(土曜日)を強化
 していこうとしている中、店舗で何もしない訳にはいかない。

  明日の築地バイキングに、「寒ぶり」も入れて実施する。

 時化とはいえ、築地からはそれなりに魚種が集まり、刺身バイキングは実施出
 来そうだ。
 そして午前10時に築地商材が入荷し、そこから担当者達が刺身に潰しこんだ。
 
  午後3時過ぎから始めた「築地バイキング」。

 先週から始めた刺身のバイキングで、築地市場入荷品をメインにした刺身のバ
 イキングで、この日の夕市に合わせてスタートする。
 毎週この日は、この時間帯から店内が賑わうので、店内アナウンスと共に鮮魚
 コーナーには人だかりが出来る。

  入荷したての魚介類を、即刺身に潰して店内に陳列する。

 この鮮度がたまらない。商品が活きているなぁ~と感じてしまう。
 
  そして、そこに陳列された「氷見の寒ぶり」。

 身全体に噛んだ脂は、食べたら最高だ。
 チーフが言った。

  「店長、やっぱり味が違いますね。」

 “俺より先に食いやがったな”

  店頭でバイキングをしていた私は、カチンときたが、それも良し。

 お客様にも、すこぶる好評だった。
 
  「テレビでやっていた寒ぶりだねぇ~。美味しそうだわ。」
  「ほぉお~、氷見の寒ぶりかぁ~、食べてみるかぁ~。」
  「寒ぶりは、どれが美味しいの?。」

 話題の商品を目にするお客様の、生の声を聞くと、たまらない。

  「これが、現場だ。」

 今回のバイキングは先週以上の賑わいとなったが、バイヤーから言われた。

  「ところで店長、寒ぶりは儲かったのですか?。」

 「お店としては万々歳だ。氷見の寒ぶり様様だった。」

  寒ぶり自体では、利益など出ていないだろう。
  しかし、それは、私にとってはどうでもいい事(語弊はあるが)。

  その欠損分は、店舗内の1万アイテムで利益ミックスすれば良い。
  それより、先日のテレビ放映から、即お客様に提案された「氷見の寒ぶり」
  を刺身で提供してくれたお店というロイヤリティーには、何物も変えられない。

 店舗の店長として、寒ぶりが話題であれば寒ぶりを調達する。
 掛川のお茶が話題であれば、掛川のお茶を調達する。

  ひたすら、地域の話題の最先端を歩んでいくだけだ。

 

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2011年1月25日 (火)

パートさんの契約から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


年明けから、パートさんの今年度の契約が始まった。

 部門チーフから評価が上がり、それに店長が加味して時給案を決め、
 本部送付により決定される。
 そして、一人一人と面接をして承認し合い、契約書に記入していただく。

 たかだか80人足らずの人数だが、この評価と面接で私は、個人個人の
 事情と人柄を理解する絶好の場と思っている。

 普段は、仕事の打ち合わせ等は社員中心に行っている為、会話を交わした事
 の無い方も結構いるものだ。
 
  そして、その後パートさんとのコニュニケーションが急速に進む。

 年に一度の行事だが、その行為をどう活用するかで有効にも無効にも成り得る。

 先日、その契約を個人毎に行っていると、一人のパートさんから言われた。

  「店長、私、社員になりたいんです。」

   「えっ、社員に。どうして?。」

  「今の仕事を、もっと追求していきたいし、現状を改善していきたいんです。」

   「でも、社員になると人事異動とか労働時間とか変化も多いぞ。」

  「大丈夫です。それより自分の仕事のレベルを高めていきたいんです。」

 普段から、男勝りに仕事をしてくれているパートさんだとは思っていたが、
 そこまで思いこんでいるとは思わなかった。

 以前からこのブログでも記してきたが、仕事への想い入れいとう点では、正社員
 や準社員、パート、アルバイトの区別は無いと思っている。

 あるのは、その従業員が、この場をどう捉えているかだ。
 本業と捉えているのか、副業と捉えているのか。
  
  自分の本分が、この仕事。
  自分の本分は、主婦。
  自分の本分は、学業。

 その本分を守りながら、一様にここに集まり、スーパーの仕事に従事する。
 その時に、この場をどう捉え、どう取り組み、どう行動するか。
 それによって、この場での、人との結びつきが決定する。

  この場で、本気に取り組めば、それだけ人との結びつきが深まり、広まる。

 その事に、正社員もパートもアルバイトも、区別は無い。
 
  あるのは、取り組んだ分だけ、その人の人生が広がるだけだ。

 本気には、本気で応える人が集まり、濃くなり、豊かになる。

  「社員になりたい。」

 是非、応えていきたい。



 

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2011年1月24日 (月)

川越・南古谷エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ウニクスというネーミングでショッピングセンターを開発する「Y社」。

 その中でも、一時話題になった店舗がある。
 何人かから話は聞いていたが、一度は見てみたかった店舗だった。

 そして、ナビで検索し、早速MRした。

その「Y社」。

 やはりこのエリアでの知名度と信頼感はずば抜けているようだ。
 一言で言えば、安心して、目隠ししてでも買えるロイヤリティーがある。

  鮮度、品質、品揃えとも十分な展開であり、その充実ぶりは、一時のGMSと
  いってもいい程だ。
  *現在のGMSは、とても足元にも及ばない程に品揃えが変化してしまった。

 そして、それを伝える努力と見える化も手伝い、商品の魅力がしっかりとお客様
 に伝わっているのだ。

  “商販の歯車がしっかり噛み合っているなぁ~”

 決して、安い訳ではない、高級商材を品揃えしている訳ではない。
 しかし、他競合が特売ありきで品揃えしているレベルの商品は少ない、と言う事。
 それよりも、多少値段が上がっても、その何倍もの満足を得られるような期待感
 のある品揃えと商品展開が、本当に魅力的だ。

  どの商品も、一度は食べてみたい。

 そんな一品一品の存在感のある品揃えが特徴的だった。

次に、「B社」。

 前述の「Y社」の本拠地でもあるが、ここでも「B社」が攻撃を仕掛けている。
 
 しかし、この日は火曜日。いつもの水曜の元気は少なかった。
 前述の「Y社」の存在と集客が一枚も二枚も上手の為か、この店舗の品揃えが
 非常にシンプルに感じてしまう。

  しかし、

 レジ台数8台を有し、ここぞの集客に供えた体制は、やはり水曜の爆発を準備
 しての対応なのだろう。

 そして、駐車場から店舗までの距離感も魅力だ。
 この店舗も歴史は浅いと思われる。
 この企業の開発ラッシュは凄まじいものがある。

 そして、この企業は標準化に効率を集中させ、コスト低減を図り、それを品揃え
 と売価にしっかりと反映させていることが、お客様の共感を生んでいるいるのだ。
 
そして、「T社」。

 写真を見ていただきたい。
 設立年数20年は優に超している店舗だ。
 そんな先入観で、入店した。

  しかし、“これはプロの店舗だ”

 特に鮮魚の商品化、品揃え、値頃作りは見事だ。
 変に単価を下げず、商品価値を維持しながら単価アップを図り、集客と売上を
 狙った展開だ。
 
 それは鮮魚だけでは無く、精肉も青果も同様の匂いを感じた。
 更に、グロサリーの展開も、狭いながらもしっかり積まれていた。

  “決して、侮れない店舗”

 店舗規模200坪程度の見本と言えるかもしれない。

PS
 川越・南古谷エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kawagoemriti/



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2011年1月23日 (日)

スィーティーに甘みが乗ってきた

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで、スィーティーに関して記した。

 そして、それ以来、日々スィーティーを昼食時に食べている。
 以前は、グレープフルーツ一辺倒だったが、スィーティーが冬の柑橘と知って、
 毎日食べる事にしている。

 グレープフルーツのような酸味が無く、ほんのり甘みのある果汁がたまらない。
 酸味がダメな方には、うってつけの果実だ。
 そして、過去に、その美味しさをエンドレステープに吹き込んで流したところ、
 それ以来、売れ行きが良くなってきた。

  “この味を覚えた方が増えているんだ”

 嬉しくなってくる。
 そして、ずっと食べ続けていると、味の違いがわかってくる。

  最近のスィーティーは、甘くなってきた。

 ネットで、スィーティーを調べてみると、イスラエル産のスィーティーの旬は、
 11月~2月であり、フロリダ産のグレープフルーツが4月~5月と記してあった。
 以前のブログで、グレープフルーツを記したが、その時に、味が一番美味しくな
 てきたのが、5月頃と記したのを覚えている。

  果実とは、旬の期間の中でも、後半の終盤期に一番「味」が乗ってくるのか。

 我々は、よく旬の走りに食材をいち早く投入し販売を競うが、果実の場合はどう
 も終盤期のほうが、より味が乗ってくるようだ。

 旬を早めれば、スタートが早まり、より有利にその単品を動かしていけるが、そ
 れは、一番美味しい時期をしっかり理解したうえで、その時期をお客様に伝える
 義務があると思う。

 旬を早めようが、早く売ろうが、味が一番乗ってくるタイミングは変わらない。
 一番美味しい時期をしっかり伝える事が、我々の最大の使命だからだ。

 先日、青果チーフとの会話の中で、私は言った。

  「おい、スィーティーが美味しくなってきたな。やはり旬の後半が一番味が
  乗って来るんだろうな。」

   「そうですね。来週の均一祭に、一発仕掛けますか?。」

  「よし、やろう!。」

 今話題の商品、今一番美味しい商品、今相場が急落している商品。
 ワンストップショッピングを目指して品揃えしているスーパーにとって、
 次々に転がりこんでくる「旬」を、どう売場で表現するか。

  この事に、マニュアルは無い。
  あるのは、機敏なアンテナと、コニュニケーションと行動力だけだ。


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2011年1月22日 (土)

「ゆっくり、休めましたか?」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、2連休を取った後に出社した日の事。

 いつも、ご夫婦で午前中に来店されるご夫妻から、挨拶された。

  「ゆっくり、休めましたか?。」

 私は、ドキッとした。

  “えっ、連休を取ったのを知っていたの?”

 ほぼ毎日来店されるお客様だから、私も顔見知りになり、お会いするとこちらか
 ら笑顔で挨拶する事にしている。

  ちなみに、そんなご夫婦のお客様を、私は4組ほど知っている。
  
 当日も、こちらから存在を認めたので、ご夫婦のそばまで行って挨拶した時に、
 「ゆっくり、休めましたか?。」と聞かれたのだ。

  この言葉を聞いて、一瞬、ドキッとしたが、その後嬉しさが込み上げてきた。

 二日間不在だった私の事を気遣い、言ってくれた言葉だったのだ。
 
  これだから、店舗の仕事は辞められない。

 いろいろなお客様が来店される。
 
  厳しい言葉を言っていかれる方もいる。
  レジ待ち時に、無言で買物カゴを、置いていかれる方もいる。
  
 しかし、見知りのお客様から、このような言葉を掛けられる場面もある。
 そんな時は、本当に、モチベーションが上がるのが分かる。

 店長という職位。
 店舗でのいろいろな問題、課題が、全て降りかかってくる存在なのだが、
 このような言葉一つで、モチベーションが一気に上昇し、その日一日頑張れる
 ものだ。

 そして、年を重ねたお客様ほど、その事をよく理解し、心に響く言葉を掛けてく
 ださる。

 あまり、多くの事について会話を持つ訳ではないが、いつも簡単な挨拶の中に、
 人の心を掴んでいかれるお客様がいる。

 そんなささやかな楽しみも、店舗で仕事をしてく中で、大切にしていきたいものだ。


PS

 翌週の休日明け、開店間もなくそのご夫婦にお会いしたら、またも言われた。

  「ゆっくり、休めましたか?。」

 ありがたいことである。







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2011年1月21日 (金)

積雪パニック

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログで、「北関東の冬晴れ」を記したばかりだったのに、

 土曜日の夜から、こちらでも積雪があった。
 
  当然、降雪もまれであれば、積雪もまれ。
  この時期、ノーマルタイヤで過ごすのもごく当たり前の地域。

  かく言う私も、ノーマルタイヤだった。
  降り始めは意外に気温も高めで、積雪の表面温度も高いから、ノーマルでも
  あまり滑らず運転できるのだが、一晩過ぎると最悪だ。

  溶けた雪が再度凍結し、アイスバーン状態になる。
  一度そうなると、狭い日陰の道路などは、当分凍結状態が続く。

 降り始めの土曜日。

  遅番で残っている社員全員に、確認した。

  「タイヤは大丈夫か?。」

   「はい、スタッドレスですから、全然大丈夫です。」
   「今日は、チャリですから、大丈夫です。」

  そんな確認をし、全員問題無しなので、安心していた。

 翌日。

  遅番だった男性社員から、携帯に電話が鳴った。

  「店長、申し訳ありませんが、ちょっと事故っちゃいまして、遅れます。」

   「なぁ~にぃ~~っ。」

  「いやぁ~、ちょっと、壁にぶつけましてぇ~。」

   「相手は、壁か、壁ならいいが、こっちは遅れてもいいから、そっちの処理
   をしっかりやってこい。」

  そう、言わざるを得なかった。

  そう言えば、昨日いた従業員には全員に声を掛けたが、彼は休日だった。
  
   “甘かったなぁ~”

  まさか、男性社員が事故るとは、心にも思っていなかった。

 事故処理を終えて、出社した彼の話によれば、
 
  「前方で事故処理をしていた警察官を発見し、慌ててブレーキをかけたが、
  そのまま、滑り始めた。前方の警察官を避けるためにハンドルを切ったら
  脇の壁に車を擦って止まった。」

 そんな状況だったらしい。
 
  彼によると、その時の状況がスローモーションのように甦る、と言う。

 まぁ、そんな状況で、大きなダメージも無く済んだから良かったが、やはりこの
 時期は油断は出来ない。

 早速私も、自力でタイヤ交換を済ませた次第だ。
 しかし、意外にも、女性従業員に事故は無かった。
 ノーマルで通勤の従業員もいたが、問題無かったと言う。

  なぜ、男は、状況の変化に対応出来ないのか?。

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2011年1月20日 (木)

スーパー店長の銃撃事件から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


正月早々、いやな事件が発生した。

 「スーパーの店長が銃撃される。」

  茨城県下妻で発生した事件だ。

  “怖い世の中になったものだ”

 私からすれば、それだけでは済ませならない事件だ。
 
  「目的は?」
  「待ち伏せ?」
  「本当に撃つのか?」
  「一人で退社?」
  「撃ってみろ?」

 いろいろな状況が、頭をよぎる。
 私とで、十分にあり得る事件だ。

 そして、一番の話題は、

 「撃つぞ。」

  「撃ってみろ。」

 こんな状況で、この言葉を発せられるのだから、相当覚悟ある人物なのだろう。

  自分が、この状況にあったら、どうしただろうか?。

 この事件の状況を知った同業同職者なら、同じ状況を想像するはずだ。

  自分なら?。

 「撃ってみろ!」、と言えるのか?。

  結果として、犯人が撃ったのかどうなのかは分からない。
  この言葉を発した店長の行為を、浅墓だとも決して思わない。

 ただただ、この状況にあって、自分だったら?。

  いろいろな事が、頭をよぎるだろう。
  「企業の事」、「家族の事」、「自分の身の事」、「今後の事」等々。

 その場、その状況において、まず一番初めに、頭をよぎること。

  「如何に、相手をねじ伏せ、拳銃を取り上げるか?。」
  「如何に、この危険な状況から逃れ、自分の身を守るか?。」
  「如何に、相手を説き伏せ、人としての道を理解させるか?。」

 想像もつかない場面であり、状況であり、立場だ。

 そして、想う事は、
  
  「いつも、そんな覚悟を持って、生きていきたい。」

 その後、犯人が逮捕されたかどうかの報道は無いと思うが、早く自らの
 行動を反省してほしいものだ。

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2011年1月19日 (水)

使い方講座?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨年末から、「おせちの謂われ」を何度か記事にしてきた。

 「おせちの謂われ」を言われて(おやじギャグではありません)、おせちを作る。

 謂われとか、本来の目的とかを教えられると、素直に謂われ通りにやるのが
 日本人。
 しかし、謂われが見えないと、なかなか購買行動に移らない。

  それは、日本人だけの問題ではないだろう。

 ある目的があるから、その目的を達成する為に、物を必要とする。

  その目的を効率よく達成する為に、我々は商品を用意する。
  
 安さ、使いやすさ、便利さ、頑丈さ等から、商品を選択する。
 従来は、メーカーも小売も、その競争だった。

  今後は、目的を創造するのも、メーカーや小売の競争の領域になるだろう。

 年末の「おせちの謂われ」の再認識という行為も、目的の創造と言えば言える。
 「おせちの原点」を再認識していただき、日本人の琴線に触れ、購買意欲を刺激
 する。

  かねてより日本人は、人との結びつきを大切にしてきた動物だ。
  その為に、人との結びつきという目的を達成する為に、いろいろな手段や物が
  開発され、それを行使し、人との結びつきを強くする目的を図ってきた。

 そこに、需要が生まれ、供給が始まり、経済が大きくなっていった。

  人口が減少し、人との結びつきが弱まり、その目的が無くなってくると同時に、
  必要とする物までも不必要となり、経済活動が停滞する。

 今一度、人との結ぎつきや人の生の意味を再認識していただき、日本人が生き
 る、と言う事の意味をもう一度見直して頂く活動が、謂われの再認識なのだ。

 そして、そう言うものを「語り」、「教え」、「提案」していける人材が、店舗毎に必要
 になってくるのではないだろうか。

 かっては、そう言う存在が一人二人と存在していた。
 それが、チーフであり、先輩であったのだが、それを受け継ぐべき我々世代が、
 後世に残せなかったのが、一番の要因のような気がする。

  売上を上げる、というテクニックにばかり気を取られ、日本人が人として生きる
  ことを受け継げなかったことが、今更ながら後悔するのみである。

 同時に、良く聞かれるのが、

  「~は、置いてますか?。」

 から、

  「~の場面では、どう使えばいいのですか?。」

 に変わってきているのだ。

  こんな場面では、「ご仏前」なのか、「ご霊前」なのか?。
  ネットで調べればすぐわかるのだが、販売者なのだから知っているハズ、と思
  われているようだ。
  その方よりもずっと人生経験が少ない若手従業員へ聞いても正しい答えは返
  って来ないのに、ついついお客様も聞いてしまう。

 自分の部門の、取り扱い商品の「使い方講座」なるものが必須になってくるので
 はないか。

  品揃え商品の、正しい場面でも、正しい使い方の知識。

 商品を知る、とはそう言う事なのだろうと思う。

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2011年1月18日 (火)

交通事情の与件変化から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」」です。


“やっぱり、予想した通りだ!”

 自分の読み通りの推移に、安堵した。

  昨年の11月当初から、業績が悪化してきた。
  特に、夕方のお客様の来店が減少してきたのだ。

 なぜだ?。

  特別、売場が悪くなった訳でもない、競合店の売場が突出して良くなった訳でも
  無い。

   こんな時は、外に出て見る事だ。

  週末の土曜、日曜に幹線道路に車で行ってみた。
  そして、愕然とした。

   “なんだ、この渋滞は!”

  近くの幹線道路が、異常に渋滞し、動きが取れない。
  普段の状態とは、かけ離れた状態。
  いつもは、こんなに渋滞はしていない。
  特に週末は、もっと余裕があって、この道路もストレスなく通過出来るレベルな
  のだが、今日の渋滞は異常値だ。

   “なぜ、こうなっているんだ?”

  そして、程なく理解できた。
  この周辺に、JRの踏み切りがあり、そこからJR外側へ通過出来る唯一の踏み
  切りなのだ。
  だから、この踏切が遮断されると、JRと並行して走る逃げ道まで遮断されると
  言う事であり、その結果、その逃げ道を封じられた幹線道路が渋滞するという
  仕組みだ。

   “これが、要因だ!”

  私は、確信した。

   絶対に、これが要因で、渋滞を嫌うお客様の買物行動が変化したのだ。

  私は、何度となく、日報等で報告したのだが、幹部は誰も信じない。
  
   それも当然だ。

  周辺道路の渋滞という外部与件で業績が左右されるなど、
  あまりにも身勝手な、言い訳にしか聞こえない。

   “何を、出まかせの言い訳を言っているのか!”

  そんな声が聞こえてきそうな反応が返ってきた。
  しかし私は、確信していた。

   “絶対に、この事が、お客様の来店動機を左右させている”

  だから、その踏切工事が完了する、12月末からは、業績が回復してくる!。
  そう信じていた。

 そして、12月末の年末商戦と年明けの商売。
 11月から12月中盤までの数値から一転し、一気に回復してきた。

  “やっぱり、予想した通りだ!”

 そして、冒頭の話に戻っていく。
 
  “本当に、良かった!”

 本当に、これだけの与件で、業績とはことも簡単に左右されるのか?。
 なんか、情けないような気もする。
 しかし、これが現実なのだ。
 だから、コツコツと、与件が解消され、業績が改善されるまでコツコツとやるべ
 き事をやり続けなければならないのだ。

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2011年1月17日 (月)

深谷エリアMR②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週に引き続き、「深谷エリアMR」の②。

 先週は、本来の目的でもある「アリオ深谷」に到達せず、その手前の競合店に
 競合状況に関してお伝えした。

 そして、その中でも、「M社」と「Y社」の競争関係と、水曜日に強い「B社」の苦戦
 も報告した。

 今回は、その「B社」から1.6Kしか離れていない「アリオ深谷」店からのMR報告
 となる。

まずはその「アリオ深谷店」。

 GMSの「IY社」が業態展開し、テナント群を整理し、一階は最近話題のSM業態
 で展開している。

  凄い賑わいだ。

 まだ冬休みでもあり、子供つれのお客様が上へ下へと移動している。
 16台あるレジ台数もダテでは無いのだろう。そして、この日も11台は稼働して
 いた。

  “こんな店舗があったら、いいなぁ~”

 まさに、そんな建物と商品展開だった。
 上は各専門店が出店している。
 とはいっても、巨大はモール形式の店舗ではない為、駐車場からの距離も近い。
 そして、家電等のテナントは無く、衣料品中心に、子供服専門店もある。
 若年層の主婦にとっても、魅力あるテナント群である。

  そして、とにかく、スーパー部門がコンパクトで良い。

 従来のこの企業のGMSの一階という食品売場かだ脱却し、小回りの効いた
 生鮮食品売場へ変身していた。
 そこに、GMSで鍛えたイベント対応力を活かし、主力品を明確に量販しながら
 とても買いやすい距離感が良い。

 まぐろなども、ここまでスペース拡大するか、と思えるほどの展開だった。

次に「B社」F店。

 群馬県のB社を見てきた感想で言えば、意外に青果や鮮魚の平台展開が
 バラバラだなぁ~と思った。

 この企業は、一糸乱れぬ企画で、商品展開も完璧に統一されているのかと
 思っていた。
 しかし、この店舗は、先週報告した「B社」の展開とは若干異なっていた。
 
  その違いが、店舗の魅力を増しているのだ。

 青果の「もやし」の商品の展開は、この店舗が独自の売場作りをしているのが
 わかる。
 そしてそれは、青果だけでなく、鮮魚も精肉も独自の陳列を持ち、売場は多少
 乱れてはいるが、それは売れている証拠でもあり、賑わいに繋がっている。

  午後3時のMRで、レジ稼働8台は立派だ。

 買物で並んだ際のチェッカーの若い責任者の方も、キビキビした対応とレジを
 抜ける際の、私への気遣いも良く、「鍛えられているなぁ~」と思った。

 この店舗は、いつもの水曜の強みを発揮した店舗であった。

更に、「Y社」。

 このエリアでも、「B社」と「Y社」の争いが繰り広げられていた。
 そして、この店舗は完全に「B社」にやられていた。

 若干小ぶりの店舗で、最新の建物ではない為か、競争力が無いのだろう。
 スタンダードなタイプの店舗の品揃えからも見劣りする部分があり、気の毒では
 あるが、それが現状だった。

そして、「F社」。

 群馬県前橋に本拠をおく企業である。
 多少色あせた店舗にあり、ショッピングセンター内に立地しているが、この日
 は近くの「B社」に取られていたようだ。

 価格面でも品揃え面でも、中途半端な状態にあり、更にB社得意の水曜日も
 あってか、厳しい状況ではあった。

 店内は、見通しが良く無く、10年以上前の店舗のようで、青果のストレートな
 通路幅と平台が並ぶ最新の店舗ではなく、どうしても日々の企画に苦しむ姿
 がみえてくる。

最後は「B社」T店。

 完全に「F社」のお客様を奪う形で、存在している。
 従業員も、前述の「B社」同様に、非常にキビキビして行動している。
 この企業は、店舗の半円のマークの下の入口が青果になっているようで、その
 青果入口では、「七草」の展開がこれでもかと面を取って展開。
 更に、催事コーナーでは、節分の展開。また鏡開きの展開も餅を大陳して見せ
 ている。
 分かりやすいレイアウトと展開。そしてどの店舗も同様にイベント展開を実施し、
 その意志統一は見事。更には鍛えられた従業員がキビキビと行動している。

  更に、このエリアは、個店の工夫も織り交ぜながら個店で商売をしている。

 今後が気になる企業である。


PS
 深谷エリア②のMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/hukayamrni/
 



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2011年1月16日 (日)

酒粕が不足気味

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」」です。


昨日は、地域メニューの「しもつかれ」について記した。

 今日は、その原材料として欠かせない「酒粕」。

  今現在、酒粕が不足気味である。
  
 年末期も、あるメーカーさんにお願いしていた「酒粕」の発注数量が不足し、
 結局入荷が無かった。

 しもつかれに必要な、「鮭頭」「酒粕」「大豆」「大根」「人参」「油揚」は、この時期
 絶対に品切れさせてはいけない商品だ。

  その「酒粕」が不足気味。

 一番大切なこれからの時期。特に、節分から初午の時期に、絶対数量がある
 のか?。

 しかし、競合他社を見ると、しっかり売場をキープし、商品を積み込んでいる。

  “当社は、本当に大丈夫なのか?”

 無い、と言いながらも、最終的には何処からともなく現われてくるのが常だが、
 こればかりは、切れてしまったら、その時点で、そのスーパーは役に立たない
 存在として烙印をおされてしまう。

  なぜ、競合他社は、しっかり在庫を持って、積んでいるのか?。
  
 あるメーカーさんに直接電話をして、聞いたことがある。

  「もう、既に在庫が無いのです。酒粕はご存知の通り、酒を作る過程で出来
  る副産物ですから、これだけを作ることは出来ないのです。」

 至極、もっともな話だ。
 しかし、私が相手に伝えたかった事は、持っている在庫を極力回してくれ、と言
 うことだったのだが、相手の、あまりにも温厚な語り口と誠意ある対応に、相手
 の良い分を認めざるを得なかった。

  今後、酒粕が出るようであれば、極力当店へまわしてくれないか、という要請
  をして、電話を切った。

 それだけ、酒粕は不足気味で推移しているようだ。
 先日も、酒粕のそろそろ大陳する時期と判断し、バイヤーへ電話した。

  どこも不足気味のようだが、多少手持ちのあるメーカーが見つかったらしい。

 それに対し、バイヤーがどうするか打診してきてので、「全て欲しい」と、即返答。
 ラッキーだったのか、時期尚早だったのかは分からないが、とりあえずなんとか 
 初午まで在庫は確保出来たかな、と判断。

 今年は、とにかく集める事が先決。
 52週の終盤を飾る「節分」への対応。
 まずは、第一ステージは通過できたか。




  

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2011年1月15日 (土)

地域のメニューと食文化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」」です。


以前のブログで、「酒粕」のブームに関して記した。

 そして、全国的に「酒粕」の需要が掘り起こされている。

  「酒粕」。

 北関東エリアでは、これからの時期、この酒粕が爆発的な需要期を迎える。

  「しもつかれ」。

 鮭頭、大根、大豆等の料理メニューなのだが、地元の人でも、大好きな人と
 大嫌いな人に分かれるという、なんとも摩訶不思議なメニューである。

 私は以前から、不思議に思っていたことがある。

  “なぜ、この時期だけなのか?、それも、そのジャストタイムの時だけ”

 なぜ、前倒しで提案していながら、なかなか重要が高まらないのか?。
 そんなに地域に密着したメニューであれば、年間商材ではないのか?。
 それ以降も、継続して売れていかないのか?。

 爆発的に出現するメニューとは、それ以降も継続して出現するわけであり、
 ある程度の売場維持が必要なのだが、この「しもつかれ」だけは、初午の
 タイミングだけ集中して爆発的に売上が高まり、急速に終息する。

  なぜ?。

 ネットして調べてみて、初めて理解できた。

  要は、初午の朝に、「しもつかれ」と「赤飯」を、お稲荷様に供えるもので、
  言い習わしとして、“しもつかれは、初午以前には作ってはならない”と言わ
  れてきたらしい。

 そうだったのか。
 だから、そのタイミング(初午)に爆発的に購入されるのか。

  食べるという目的では無く、供えるという「信仰」の一つだったのだ。

 しかし、この「しもつかれ」。
 7軒分の「しもつかれ」を食すると、無病息災、中気にならないとかの言い伝え
 もあり、健康には相当良さそうなのだ。

 地域信仰の目的から離れ、そのメニュー価値、効能、更には、酒粕効能等を
 付加して、全国区にのし上げていけるパワーを持っていると思う。
 まずは、私自身が、このメニューの価値を知らなくていはいけないと思っている。

  “しかし、あれをマスターするのは、至難の業かもなぁ~”

 少々、弱気になってしまう、今日この頃である。




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2011年1月14日 (金)

52週MDの反省から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」」です。


昨年の3月からスタートさせて実践してきた「52週MD計画と実践」。

 新年を迎え、6週を残すところとなった。
 52週の反省。
 まだ、数週を残しながらも、反省とは気が早いが、年明けとはそういうものだ。

  52週のMD計画と実践から、何が残り、何が次へつながるのか。

 52週とは、そこで分断されるものでは無くて、永遠に52週の連続が一年のスパ
 ンとして連続されていくことであり、52週の次週は、また1週に戻っていくのだ。

 その繰り返しで、一年、また一年と52週MDが積み重ねられ、精度が上がり、お
 客さまにどんどん近づきながら集客力を高めていかなければならないことなのだ。

  一年を通して継続してみて想う事は?。

 “次の一年は、もっと事前に計画し当週を成功させよう”
 
 そう言う事なのだ。
 まずは、昨年は土台として、次に積上げる土台という「型」を作った段階。
 次年度は、それに、どう肉付けをしていくか?。
 更に次年度は、どう彫を付けていくか?。

 イベントに対しても、その地域地域での捉え方は違う。
 その違いを理解し、地域のお客様の暮らしに合わせた利便性の高い対応を
 どうジャストフィットさせていくか。

 更に言えば、暮らしに対応しながら、暮らしをリードしていくことも大切な事だ。
 そう言う意味では、52週MD計画とは、店舗だけの問題では当然無い。
 企業が基本形を作り、商品との連動があって初めて、店舗は売場を実現出来
 ることなのだ。

 そんな事を考えながら、次年度の52週MD計画への展望としては、

  ・当週に爆発させる為の、事前の布石をタイムリーに打っていく事。
  ・その為に、本部商品部とどう連動しながら、商販を集中させるか。

 52週とは、その週毎に単独で訪れるものではない。
 商品投入から最大ピークになり、売り切られて完売していく。
 52週の当週が商品のピークになる商材もあれば、その前週、前々週がピーク
 になり、週毎に売場が変化していく商品もある。

 その事を、一つの店舗で事前に、どうコントロールしていくかなのだ。

  52週MDを計画し、コントロールし、当週を迎える。

 この事を、しっかりとルーティン業務に組み込まれていけば、これは強い。
 その土台が、昨年から今年の中で、「型」となっただけの事なのだ。

 しかし、どこかで一度(一年)は、「型」を作るスタートに立たなくてはいけない。
 それが、昨年だった。
 今年は、その「型」を、どう彫刻していくか。
 それも人次第。



 
  

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2011年1月13日 (木)

ガイアの夜明けから②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


久しぶりに、「血」の騒ぐ番組だった。

 先日の、「ガイアの夜明け」。

  題して “魚離れを食い止めろ” だった。

 その中で、角上魚類が取り上げられていた。

  川口にある角上魚類に江口洋介が入店し、各売場を紹介する場面を放映して
  いたが、スーパーの小型店一店舗が全て鮮魚の品揃えのような印象だった。

   約300坪の店舗が全て、鮮魚!。

  しかし、番組を見ていくと、その理由が分かった。
  この企業の発祥が、もともとは寺泊の海産物店であり、産地の物産商店からの
  スタートだったことを考えると、他業種との合同出店は考えられなかったのだろ
  う。

  店内は、まさに地方市場さながらに(それ以上かもしれない)、各地から集荷さ
  れた魚介類が豊富に、量、魚種とも展開されている。
  
   “ここに来れば、魚介類で揃わないものは無い”

  そこまで徹底しての品揃え。
  特に、「毛ガニ」「ずわいがに」「あんこう」「ヒラメ」などの高単価品が、惜しげも
  無く大陳されている。

   “本当に、これだけ売れるのか?”

  しかし、この店内のお客様の数を見ていると、売り切れちゃうんだろうなぁ~、
  と思ってしまう。

 創業社長が紹介され、創業のいきさつが、スーパーの値段があまりにも高かっ
 たこと。
 
  “これなら、自分で販売したほうが、よほどお客様に喜ばれる”

 社長自ら、新潟の中央市場は出向き、早朝4時からセリに参加して、自らの目
 利きで商品を調達する。

  まずここに、我々スーパーとの決定的な違いがる。

 仕入の段階で、プロも目利きが入り、差別化が始まっているのだ。
 
  私には、同じ「するめいか」に思えたものが、彼らの眼からすると、買えない。
  甘エビも、多少高めで、手を出さない。

  しかし、セリ前のたらばがにに目を付ける。
  身入りの良さと安価で、200ケースほどのセリ品を買い占める。
  その時の、買参者たちのため息が、印象に残った。

 仕入れがプロならば、売り手もプロ。

  番組では、2名の店長が放映されていたが、どちらの店長の会話も、
  切れが良い。

   会話に「迷い」が無いのだ。

  小平店の年末31日の午前1時。
  品揃え前の真っ白の売場に店長が立つ。
  店長の想いは、「天然ぶり」。
  年越しに縁起物も天然ぶりを食べていただきたい。
  出世魚のぶり、それも天然にこだわり、氷見の寒ブリの到着を待つ。
  そして、、入荷したぶりを大陳し、完売する。
  閉店後にインタビューを受けた店長が答えた。

   “今日の売切りは、完璧です。完璧!”
   “お客様は、鮮度で買いに来るもの”

  満足そうに言うその後ろでは、ほんとに何も残っていない売場があった。
  鮮魚の鉄則は、いつの時代でも、常に鮮度の良い物を品揃えし、量販し、
  売り切って利益を残す事。

  その部分で、負けたら、やっぱり鮮魚は落ちていくんだなぁ~。
  
 久しぶりに、血が騒ぎ、そして、納得した。

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2011年1月12日 (水)

タイガーマスク運動

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


全国的にブームになっている「タイガーマスク運動」。

 ブームと読んで良いのか、善意ある方達の共感の連鎖なのか。

  しかし、

 タイガーマスク世代(1970年頃に小学校世代)の私としては、

  タイガーマスク = 伊達直人

 の図式が分かるのは、我々と同年代の方達だとはっきり言い切れるぐらいに、
 タイガーマスクは何となく聞いたことがあるにしても、イコール伊達直人と認識し、
 更に、施設で育てられ、その後施設へ恩返しをしていく、裏の顔を持つタイガー
 の本名が「伊達直人」と知る人達は、そうそういるものではない。

  絶対に私と同世代の、ビフォー・バブルボーイズに違いない。

 私は、そう思っている。
 そんなこんなで、ネットで「タイガーマスク」を調べてみた。
 実は、私が小学校の頃に、初めてテレビで放映されていたのだが、その後何回
 となく再放送があり、都度見ていた記憶がある。

 しかし、その後の空白の時代が続き、久しぶりに伊達直人=タイガーマスクを聞
 いても、その詳細はネットで調べて改めて思いだされた次第だった。

  “そうそう、そんなストーリーだったなぁ~”
  “虎の穴の入った伊達直人が、悪役から足を洗おうともがいていたんだ”
  “ジャイアント馬場とか、猪木とかも出ていたんだ”
  “ルリ子姉さんなんかもいたなぁ~、胸キュンだったなぁ~”
  “タイガーマスクと言えば、ミスターXだろう。あの存在は衝撃だったなぁ~”
  “そうか、最終回はマスクが取れて、伊達直人は去っていくんだったのか”

 いろいろと思いだされてきた。
 それと同時に、そのストーリーから、幼心にも、世の道理とか道徳観とかが
 マンガを見る事によって刷り込まれていったのかも知れない。

  マスクをかぶった存在とは別の顔としての「伊達直人」。
  どんなに悪事をはたらいても、それはプロレスの世界のこと、
  自分と言う本当の存在は、まっすぐで正直で正しい存在であろうとする心。

 そんな道徳心をいつの間にか身に着けていたのだろうと思う。
 外見はどうあろうと、内面は「清く正しく美しく」在りたい。

  まさに、ビフォー・バブルボーイズの人間性だ。

 今話題の「伊達直人」。
 それは、絶対に我々と同世代の「ビフォー・バブルボーイズ」に違い無い。
 
  テレビ報道を見ながら、そう思いこんでしまいながらも、
  ますます、この騒動は広まっていくのだろうなぁ~とも思ってしまう。

 「人としての、美学」

  あの時代の価値観として、連鎖している共感運動なのだろう。




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2011年1月11日 (火)

北関東の冬晴れに想う

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


この地域の冬晴れ率は全国一らしい。

 “なぜ、この時期に、こうも毎日晴れるのか?”

 最近は馴れてしまったが、越してきた当初は理解出来なかった。
 東北(白河の関以北)では、考えられない天候だからだ。

 通常、この時期は、「冬型」の気圧配置が多い。
 NHKの天気予報などで良く見る気圧配置は、北海道付近に低気圧があり、
 その下に蜘蛛の巣状の狭い気圧線が並び、日本列島を縦に遮断するような
 気圧配置。

 こんな気圧配置になると、日本海は大荒れの吹雪、山沿いではコンコンと雪が
 降り、太平洋側でも雪が吹っ掛けるか、強烈な西風が吹き荒れる。

 以前、山形に住んでいた時は、この時期、青空を目にする事は、まず無い。
 それだけ、この気圧配置を見ると、条件反射で翌日の空模様が想像できた。

  そして、この年末年始。

 強烈な気圧配置が、日本列島を襲う。
 毎年、暮れになると、決まって寒波が襲うものだ。
 昨年もそうだった。年の瀬になると、年末の買物と同時に、寒波を縫ってどう
 買物するかも、お客様と小売業の頭を悩ます要因だった。

 当然、この地域にもそれ相応の荒れた天候を予想したのだが、蓋を空けて
 みれば、この地域だけ好天だったようだ。

 北海道・東北・北陸は当然のこととして、山陰、九州、そして九州南部まで降雪
 があったらしい。

  なぜ?。

 緯度が低く、日本列島の南に存在する地域に雪が降って、北関東は晴天。
 しかし、その現状も、今では当然の事として、慣れてしまった。

  “この地域は、日本一、冬晴れ率の高い地域”

 昨日アップした「深谷エリアMR」の写真をご覧になって頂いても分かる通り、
 北関東というエリアの、この時期の晴天は、底抜けに澄みわたり、気持ち良い。

  そして、毎年冬になると、この冬晴れの日差しを浴びれることに、感謝する。

 しかし、気温は非常に寒い。
 特に、朝の寒さは、北日本並みに厳しい。
 そして、昼間の晴天と温度上昇。
 この寒暖の差が、この地域の冬の特徴なのだろう。

  気候とは、地域の暮らしと共に歩む。

 その地域の暮らしは、食文化を生み、地域の商売を生む。
 その食文化は、地域の気候と密接に関係する。

 気候に変化のある日本だが、その中でも変化の多い地域は、食卓のシーンも
 多様であり、変化の少ない地域は、食卓のシーンも年間であまり変化が無い。

  食事とは、本来、その時々の暮らしを支える「薬」なのだから、
  人々の健康に密接に関係しているものなのだ。

  それは、その地域の気候と密接に関係し、その気候に負けない体力を保持
  する為のエネルギー源。

 我々は、もっと地域の食生活を学び、食生活をリードしていかなければならない
 のだろう。



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2011年1月10日 (月)

深谷エリアMR①

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


深谷エリア。

 かって、最強のGMSだった「IY」が、業態転換し、「アリオ」深谷としてリニュー
 アルオープンした、と聞いた。

 ナビを得た私は、どうせなら、周辺の競合各社も見て見るか、と早速ナビで
 周辺の競合店も含めてチェックした。

  “結構、アリオ周辺には、スーパーが乱立しているなぁ~”

 そして、事前にルート設定をして、MR店舗を「経由地」に設定し、効率良い
 ルートで回れるように、ナビに記憶させることを覚えた。

  “いまどき、ナビの使い方講座も無いだろう。時代錯誤だぞ”

 そう、叱られそうな内容なのだが。
 実際に、ある毒舌な読者の方から言われたことがある。

  「てっちゃん、いまどきナビについての効能など恥ずかしくて読めないですよ」

 なんと言われようと、こうしてMRに特化して使用している人間など、そうザラに
 はいないだろうから、敢えて記事にしていこうと思っている。

 そうして、たどり着いた「深谷エリア」。
 その中でも、「篭原地区」は、競合店が密集していた。

まずは、「M社」。

 さいたま市に本拠を置く企業。
 複合型ショッピングセンター形式で立地していた。
 更には、「鮮魚」「精肉」は専門店のテナントで構成されている。
 この企業が、テナントをいれているのは初めて見た。

  なぜ?。

 それは分からないが、隣の「Y社」を意識しているのか?。
 専門店の品揃えは、それは豊富で、自営の品揃えには無いアイテムや
 商品化も多く、それなりに魅力はあるが、価格面で「高単価」になりがちだ。
 量目も「大き目以上」の商品が多く、どうしても手を出しずらいパック単価に
 なっている。

  しかし、レジ総数11を有し、量販時の集客は相当なのだろう。

次に、隣に立地する「Y社」のK店。

 なんと、前述の「M社」のすぐ隣に出店している。
 どちらが先に、どちらが後に出店したのかは不明だが、おそらく「Y社」が後発
 ではなかろうか。

 最新型のフォーマットと比較すると一回り小さく、約500坪程度か。
 お昼頃のMRだったが、隣との競合によって、集客力に乏しいらしK、商品の
 陳列ボリュームは無かった。

  しかし、少ないながらも、アイテムは守り鮮度も落としていない。
  この企業特有のこだわり商品もしっかりアピールしており、惣菜の魅力は
  相変わらずだ。

 この商圏で、隣のM社とのシェアは、どうしても厳しさがでてくるのだろう。
 更に、周辺の競合状況から、相当厳しい商売に追い込まれていることも
 容易に想像がつく。

更に、「T社」。

 古いタイプの店舗で、単独出店。
 よって、集客の厳しさも手伝ってか、お客様は少なかった。
 
 他エリアでは、健闘している店舗もあるが、どうしてもこの規模での競争力は
 ないのだろう。

 各部門とも、しっかりした品揃えと品揃えだったが、それ以上の売場の魅力に
 欠けるのだ。

  そろそろ、安定したオペレーションと品揃えの領域から飛び越え、店舗として
  の魅力を個店で付けていかなければ、このような密集のなかでの本当の競争
  力がつかないのだろうと思われる。

そして、「B社」。

 この企業が強みを発揮する「水曜日」。
 しかし、立地的に中心地からずれているのか、それとも競争激化の中で、集客
 が分散してしまったのか、いつもの水曜日の集客力がなかった。

  “あれっ、ちょっと静かだな”

 そんな印象だった。2K圏内に、自社競合も含めて6店も存在すれば、分散せざ
 るを得ないのだろう。

最後は、「M社」。

 店舗外装、内装をお洒落に着飾り、こだわり商品を品揃えする「M社」。
 女房はこの企業が大好きだ。
 他に無い品揃え、食べてみたい商品が置いてあるからだと言う。

  しかし、この店舗は粗さがあった。

 店舗の装飾を施したこのような店舗は、もっと細部の演出にこだわるべきだ。
 関連商品の陳列のしかた、突き出し什器の飾り付け等、商品以上にそれらの
 器具備品にまでこだわり、簡単に品出しをしてしまってはいけない。


残念ながら、今回はMR本来の目的である「アリオ深谷店」までたどり着かず、
その周辺の競合各社のMR報告になりました。「アリオ」に関しては、次週。

PS
 「深谷」エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/hukayamriti/
 


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2011年1月 9日 (日)

年明けのアクセス動向

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


年明けのアクセス数が、ここ2~3日で急激に上昇してきた。

 “やはり”と思っている読者の方も多いだろう。
 それは、自らの記事の内容が、読み応えがあり、口コミで広まったのでは無い。
 有名人の名前を借りて、検索ワードから間違って?入ってくられた方が多かった
 為だ。

  この一週間の検索ワードをチェックしてみると、

   「イチロー」     ~  16人。
   「紅白」       ~  11人。
   「坂本冬美」    ~  10人。
   「森進一」      ~  8人。
   「福山雅治」    ~  5人。
   「石川さゆり」   ~  4人。

 そのた諸々の最近のキーワードからの人数が続く。

  しかし、逆に、“なんで、この言葉で、このブログに入れるの?”

 そういう「ワード」から入ってくられる方もいる。

  例えば、
   
   「男」「2010」「均」「冬」「旅行」「紅白は主役は嵐だった」「見学」「境野」
   「どこ」「決まり!」「振り返って」「フィギュア」「PSX」等々だ。

  何故、これらの言葉で、このブログに入ってしまうのか。
  例えば、「男」で入って来られた方が、この一週間で6人もおられる。

  ちなみに、グーグルやヤフーで「男」と検索しても、このブログには全然たど
  りつかない。

  検索ワード「男」で入った方が、どのページに入ったかという検索では、

   「男性パート」の記事だった。

  そう言えば、以前にそんな記事を書いた記憶がある。
  そう考えると、回を重ね、いろいろな言葉を記事に織り込んでいくと、
  そのような検索ワードに引っ掛かる確率も上がってくる、と言う事か?。
  
  そして、それがきっかけで、継続して読者になって頂く確率も上がってくる
  と言う事でもある。

   回を重ねる。

  要は、継続する、と言う事は、いろいろな意味で大切な事であり、
  その事によって、情報が加速度的に集中してくる事でもある。
  特に、このネットという世界は、そう言う世界なのだろう。

 「発信するものに、加速度的に、情報が集中していく世界」

  なんか、これからの世界を象徴するような出来事である。


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2011年1月 8日 (土)

ワンストップショッピングに想う

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私の今年のテーマは、「原理原則の研究」。

 長年の経験から身につけてきた「商売の原理原則」。
 まだまだ身につけなければならない原理原則はあるにせよ、従来から身を持っ
 て体験してきた原理原則が、本当に現代に通用しているのか。そして、今後は
 どうなのか?。

  実際に、揺らぎ始めているのも事実なのだ。

 だから、今年はその事に、一つの結論をつけようと思っている。

  そして、今日のテーマは、「ワンストップショッピング」。

 一つの店舗で、「八百屋」「魚屋」「肉屋」「惣菜屋」「干物屋」「雑貨屋」等が
 揃う事で、日々の食に関する商材は、ほとんどが揃ってしまう品揃え。

 その事の実現により、日々の食事を作る為の買物時間が短時間で済ませられ、
 便利なお店としての存在を追求してくことが、ワンストップショッピングの意味で
 あり、スーパーマーケットが創立当初から掲げてきた存在価値でもある。

  そして、我々はこの業界に入社当時から、その事を実現する為に、その事を
  具現化する為に、いろいろな原理原則を学んで、実践してきた。

 入社当時は、その事を「ワンストップショッピング」とは教えられないで来たのか
 も知れないが、今想えば、紛れも無くワンストップショッピングの実現の為の手
 法だったと思う。

  その為に、各部が競って、鮮度や価格そして販売計画によってイベント対応
  し、都度の品揃えを考えてきた。
  更には、日付管理も進化させながら、一品一品の魅力を強化し、安心して
  買が出来る環境を整えてきた。

 そうして、どのスーパーも同様に「ワンストップショッピング」を目指してきた。
 
  その結果、どのスーパーも同様の店舗レイアウトを有し、同様の規模で、同
  様の部門配置をし、同様の品揃えと価格帯で立地するという状況になった。

 だから、お客様は、企業の違いやそこから配信されるチラシの違いに敏感に
 動きながらも、基本的には、一番近いスーパーで買物するという基本パターン
 になっていった。

  しかし、その延長戦上で、お互いの企業が立地戦略によって、クロスしてく
  るという状況に進んでいく。

 当たり前のように、チラシにより買い回りをし、特売日や特売品を有効に買い
 回り、地域スーパーを使い分ける。

 しかし、相変わらず、スーパーは同様にチェーンストア戦略で、700坪、1,200
 アイテムのフォーマットを出店し続ける。

  本当に、「ワンストップショッピング」の追求で、生き残れるのか?。
 
 更に、生き残るには、ワンストップショッピングをどうリニューアルさせるか?。

  差別化と叫ばれて久しいが、何を差別化すれば、成功が継続するのか?。

 もしかすると、もうとっくの昔に、「ワンストップショッピング」というパラダイムは
 終焉し、スーパーとう業界の新しいパラダイムが始まっているのではないか?。

 今回の年末の「年神様伝説」の効果から、私は、スーパーの在り方に関して
 大いに考えさせられる幸運を得たのである。


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2011年1月 7日 (金)

ある、お客様との会話から(年末編)

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨年の年末の事。

 いつもいらっしゃる、品の良いおばあさんが、話しかけてきた。

  「年末で店長さんも忙しそうね。」

 丁度、おせち売場にかまぼこ等の補充をしている時だ。
 顔見知りのお客様で、いつもは挨拶程度だが、今日はお客様のほうから笑顔
 で話しかけてきた。

  話は多岐に及んだが、その中で気になる話題があった。

 お客様の娘さんが、築地場内で商売をしていらっしゃると言う。
 「鰹節」の卸しをしているのだそうで、娘さんの為に、鰹節の食べ方や料理の
 しかたについて、そのお客様も、いろいろとPRをしているのだそうだ。

  娘さんは、他にも「鰹節」の消費拡大の為にいろいろと活動しているらしい。

 自分の扱う商品自体を販促活動していくのではなく、取り扱い商品そのものを
 メーカー等関係無く、消費拡大へ向けて販促活動していく。

 その話を聞いていて、「年神様伝説」を布教しようとしている、某メーカーの活動
 がダブって見えた。

  競合関係を問わず、その業界自体の底上げを図っていく。

 個別の競合関係を問わず、競合が協力し合い「業界」自体を底上げする時代。
 そのような方向へ進化しているのが、我々の周囲の業界の流れなのだろう。

  その流れに、我々スーパーもしっかりと乗っていかなければならない。
  そうして、流通の流れの変化に対応し、その波の頂点に立ち続ける。

 そんな視点に立ち、変化に対応しようとする企業だけが生き残れる時代なのだ。
 そんな視点に立てば、まだまだいろいろな食材が掘り起こされるのではないか。

  鮮魚で年末に販売する「酢ダコ」だって、たこ(多幸)を願って、太い酢ダコほど
  売れていく現実。

 もっとその事をお客様にPRしただけで、結果はおのずと違ってくるはずだ。
 そのような謂われをいろいろな場面でPRすることが我々の大きな使命の一つ
 なっていくのだろうと思う。

  年末の家庭での大掃除だって、年神様をお迎えするにあたっての掃除なのだと
  言う事がわかれば、おせちだけを作ってお供えする事から、掃除への行動にも
  つながり、おせち購入の際に、同時に掃除用品も購入していただくという、「ワン
  ストップショッピング」への連動にも繋がるわけだ。

 そのような知識(商品知識だけでなく、生活の知識)を理解していき、お客様に提
 案するということも、我々の仕事の一部として認識しなければならないのだろうと
 思うのです。


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2011年1月 6日 (木)

たけしの「教科書に載らない日本人の謎」から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


女房に頼まれて録画しておいた番組があった。

 「たけしの、『教科書に載らない日本人の謎』」

 毎年、やるらしい。
 昨年は、「神道」についてらしかった。

  今年は、「仏教」について。

 日本人にとっての「仏教」とは?。
 現代人の生活に溶け込んでいる「仏教」の教えや言葉。
 そして、仏像」や「宗派」など、普段は気にしないあれこれを報道してくれた。

  後日、録画を見て、「なるほどなるほど」。

 仏教を通してみる、日本人の歴史をひも解いていくと、神道や仏教が
 当時の日本国に、どのような効果をもたらしたか、更には仏像や宗派の流れ
 が、良く理解出来た。

 時代は遡って、奈良、平安時代の日本は、天皇が国を治めていたが、当時は
 「疫病」や「突然死」が流行し、その原因とされていたのが、「呪い」や「怨霊」と
 されていた。

 仏教とは、その怨霊の呪いを鎮め、国を納める手法の道具として、当時の天皇
 が取り入れたことから、従来の信仰が神道のみだった日本人に、絶大な信仰心
 植え付けていったらしい。

 そう言う意味では、従来から日本人とは、物事を素直に受け入れるDNAが備わ
 っていたのだろう。
 頑なに、一つのものに固執することなく、良きもの、最新のものをいち早く取り入
 れ、進化のスピードを上げる。
 そのようなDNAを持っているのだと思った。

  その中でも、当時の天皇から信頼を得て中国に仏教の勉強に行った
  「最澄」と「空海」は、仏教の基礎を作った人物として、重要な存在だという。

 共に帰国し、最澄は天台宗を、空海は真言宗を開き、日本における仏教の基礎
 としたという。

 特に、空海が学んだ「密教」は、当時の仏教の最新版として、当時の天皇から高
 く評価され、高位で厚遇されたらしい。

 番組では、たけしが高野山へ向かい、カメラが入った事も無い寺院内も撮影して
 見せていたが、この高野山には、信長をはじめ、秀吉や謙信・信玄などの戦国
 武将がキラ星のごとく祀られている。

  敵対し、世界を二分して戦った間柄でさえ、死後は同じ宗派の下に祀られる。

 日本人とは、このように、最後は一つのところに戻っていくのだろうか。
 そう思えると、日本人の特性が、なんとなく見えてくるようだ。

  日本人とは、やはり、ルーツは一つ。
  同じDNAを持つ人種として、最後は一つにまとまる性質を持つのであろう。

 そう思えると、日本人として「生」を受けた事に、幸福感を感じざるを得ない。 
 そして、今現在のいろいろな「謂われ」に関しても、ふと思う事がある。

  “おせちとかの謂われも、当時の日本人の平和への願いから出たものか”

 そう思うと、これは、代々受け継がなければならないものではないのか?。
 そんな事を思いながら、番組を見ておりました。



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2011年1月 5日 (水)

イチローの対談から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


元旦に関しては、先日のブログで記した。

 そして、その日の夜のテレビ番組でふと目に留まった番組があった。

  「イチロー対談」。

 良く見ると、糸井重里氏とイチローとの対談だった。
 
  “あまり見たい番組も無いから、とりあえずDVDに録画しておくか”

 そんな軽い気持ちで録画し、昨日見てみた。
 そして、イチローの凄さが、記録だけではない事がわかった。

  イチローの凄さ。

 これは、彼のバッティングセンスの良さという狭い範囲の事だけでは無い。
 彼の人生観、生き方、そしてそれを意図して行動するという生き様の凄さだった。

  糸井重里との対談を通して見えてくる「イチロー」という人間性。

 彼は決して、神様とか仏様とかのような「純潔」な存在では無い。
 好きなものは、「好き」と言い、嫌いなものは、「嫌い」という極めて人間的な
 存在だった。

 更に、王貞治を「どこまでも白い存在」と表現し、その本質を表現し、ピータ・ロー
 ズを「いやなおっさん」とこき下ろし素直な心情を吐露するしたたかさも併せ持つ。

 しかし、彼は野球を通して学んだ人生観をを応用し、一つ一つの判断を実に知的
 な基準でふるいにかけ、自らの人生観に照らして判断し、行動し、完結させる。
 その行動基準が、実に明快で自らの人生観が明快に伝わってくるのだ。

  “これが、その場で判断し行動する、と言う事なのか”

 野球という一つの事に修業を重ねると見えてくる人生観。
 それは、まさに研ぎ澄まされた直感を生み、瞬間的に感じる能力を生む。
 そして、その感じる能力から導かれる判断と行動が、的確な結果を生む。

  一つ、分かりやすい事例があった。

 昨年の当初の「WBC」の決勝戦の事。
 大事な場面で打席が回ってきた時、彼は、

  “敬遠になってくれ”

 と願ったらしい。自分の人生に傷をつけたくないという極めて人間的な感情。
 しかし、キャッチャーが座った(敬遠は無い)瞬間に、気持ちを切り替える。

  “絶対に、敬遠などするなよ”

 ここで決める自分を想像し、その為に全力を尽くす。
 そして、向かう気持ちへの覚悟を決める。
 更に、7球目のワンバウンドの球を打ちにいく。
 そこで、確信したという。

  “このワンバウンドの球をヒットに出来ると思う心が、良い結果をもたらす”

 そして、その通り、センター前にクリーンヒットを実現する。

  “こんな人生観を持ち、こんな風に生きたいなぁ~”

 それには、この世界での修業をまだまだ積むことだろう。
 その先に、この仕事を通した人生観が見えてくるのだろう。

  明快な仕事観、そして、明快な人生観。
  そして、その人生観に照らして、自ら行動する。

 これこそ、自信に満ちた行動であり、当然の結果としてついて回るのだろう。

  新年から、良い話が聴けたと思った。


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2011年1月 4日 (火)

年神様伝説は如何に?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前にもに何度か記した、「年神様」伝説。

 自社でも媒体物を用意し、更にメーカーさんからも「CD」を用意していただき、
 おせちの謂われを分かりやすく説明した解説を流しながら売場に機具を設置
 した。

 数年前にその謂われをPRした企業が、おせちの売上を大幅に伸ばし、その後
 も落ちないと言う。
 その効果を取り入れようと、当社も導入した「年神様」伝説。

  その結果は、如何に。

 年神様伝説PRを主導するメーカーさんが来店し、CDを置いていった。
 このCDをかけ、年神様の謂われのポスターを張り、目立つ売場を作れば、必
 ずその効果が現われるという。

 やり始めの頃は、このメーカーでも半信半疑で始めたPRだったが、初年、次年
 と普及させていくうちに、確信に変わっていったという。

  このような販売強化に対し、“いけるかも” と直感した。

 なぜか?。

  日本人は、理屈で行動する場面よりも、感情で行動する場合が多い。
  特に女性はそうだ。
  そして、このCDを聞いた私は、それが確信に変わった。

 “なんと、ホロリとくる説明ではないか”

  メーカー側は、若年層のおせちへの取り込みを意図して、このCDを作成した
  と言うが、私は逆に、高齢者がこのCDを聞いて、ホロリときて購入していくの
  ではないかと思った。
  それほど、おせちへの成り立ちと日本人の情感がマッチして、ついついおせち
  を食べたいという感情がたかまってくる内容なのだ。

 そして、結果はどうだったのか?。

  展開当初の25日~27日は、今一つの実績だった。
  当店には、あいにくCDデッキが無く、流せなかったのだ。
  その事をバイヤーに話したら、バイヤー自らCDデッキを購入してきてくれた。

  そして、いよいよ28日からこのCDを流しながら販売した。  
  結果は、それこそ異常値と言えるほどの売上拡大につながったのだ。
  それがなんと30日まで続いた。

   “ここまで伸びるのか?”
 
  毎年、おせちは自ら品出しをして、かまぼこの動向から今年の年末を占うのが
  私の日課なのだが、品出しをしながら、いつも自分で「ホロリ」ときてしまう。
  それほど、このCDは日本人の情感を揺さぶる内容になっている。

   “日本人として、おせちで家族と一緒に食べなければ”

  ついついそう思ってしまう内容。
  だから、若年層よりも、高齢者の方が、このCDを聞いておせちの購入動機に
  直接働きかけているのではないかと思ってしまう。

  前倒しの購入になっていたようで、31日の購買は落ちたが、それでも期間計で
  二桁近くまで伸びたということは、まさに「年神様」伝説の賜物といえる結果とな
  った。

 そして、思った事は、

  “デイリー部門のおせち以外にも、これはいろいろと使えるぞ”

 と言う事だ。
 現在不振の鮮魚の数の子しかり、酢ダコしかり、更には雑貨の掃除用品まで広
 げて使える話だ。
 それも、次年度の課題として反省としよう。


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2011年1月 3日 (月)

年末商戦顛末記

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


年末商戦が終わった。

 さて、皆さんは、お客様からどう評価されましたか?。
 特に、30日~31日の二日間は、食品スーパーにとっては最大の「ヤマ場」。
 一年の総決算としての、修業の場でもある。

 そして、私の年末は?。

  期間計(29日~31日)で見れば、きっちり帳尻の合う結果で終了した。
  この中の30日、31日の二日間に集中するだろうとは思っていた。
  そして、予測通り、30日からの爆発は異常だった。

 なぜ?。

  高速道路の1000円効果が無い今年は、行楽よりも家中や帰省に集中したの
  か?。更には天候もしぐれがちで、朝からの集中を誘ったのだろう。

  いわゆる、年末準備用品の動きが開店から集中した。
  思わず、おせちのかまぼこなどは、早々に追加しようかと思ったほどだ。
  実際に、生蕎麦は主力単品の31日納品分を、当日納品数量の倍に追加した。
  しかし、これが後になって、後悔することになるのだが。

 更に、この日(30日)は、いろいろな方が、私を訪ねて来てくれた。
  (私目当てではない方もいたと思うが)。

  競合店のトップの方、ブログコメンターの方、取引メーカーの方、
  かっての鮮魚の同僚等々。
  いろいろな意味で、この二日間とは、我々にとって「ここぞ」の場だが、
  人との出会いの場でもある。

   見られる「場」でもある。

  来店されるお客様も集中する日だが、外部の関係者の来店も大いにあり得る
  時期なのだろう。
  
 そして、最大のヤマ場である、31日の到来。

  天候は昨日よりは暖かくなったものの、朝からのラッシュは止まらない。
  しかし、午後2時には昨年通りに落ち着いた。

 しかし、

  お刺身の盛り合わせへの集中は止まらない。
  お刺身売場をカメラに納める場合では無かった。
  
 毎年の事だが、28日~30日は、徹底して「おせち」に関わることにしている。
 それは、おせちの回転が異常に高まる期間だからだ。
 地域や店によって異なるが、おせちのカテゴリーの期間計の売上で数百万に
 達する商材だ。それも年に一度のヤマが到来する。

  在庫管理、売場管理、追加異動の判断等、その年の年末動向を占う商材
  の動きが、このカテゴリーには詰まっている。
  昨年のブログにも記したが、私は、かまぼこの動向から年末を占う事にしてい
  る。

 そして、30日で、おせちにある程度の「カタ」をつけた私は、31日は鮮魚に関わ
 る事にしている。

  それは、鮮魚の最大の花道が31日であり、その中でも盛り合せの売場作り
  は、正に「修業の場」。

  この日の為に、鮮魚マンは「腕」を磨き、この花道に備える。
  鮮魚にとって、この日の売上は、自らの修業の評価として、深く胸に刻む。

  その大切な日に、店長として、関わる。
  品出しを手伝うだけなのだが、それでも彼らにとっては大いに頼りになる。
  猫の手も借りたい時だからだ。

  そうして入り込んだ鮮魚だったが、あまりの盛り合せの集中に、売場が決まら
  ない。
  店舗の違いやその年の動きの違いもあるだろうが、ここまで集中するとは思
  わなかった。更に、えびやかにまで動き出した。

   “ここまで鮮魚に集中するのか?”

  スーパー大好きママさんも、今年は31日にお刺身を購入する事にしたと自身の
  ブログで記していたが、お客様の買物行動が、極端にそのように変化したのだ
  ろうか。
  鮮魚の製造能力や段取りにも課題は残るものの、これだけ売場が白い状態
  (品切れ状態)が続くのを、私は久しぶりに見た。

 そんな状況でも、私が一番こだわる31日は目標に届かなかった。
 そして、課題の大いに残る大晦日を終え、その事で、次年度の伸びしろの多さ
 も見えてきた年末顛末記となった。

 

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2011年1月 2日 (日)

2010年紅白から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日の元旦。

 今年も休日。
 そして、恒例の「おせち」をつまんでの、録画した紅白を見る。

 開幕から、「浜崎あゆみ」のバージンロードが良かった。

  “やっぱり、「あゆ」はエンターティナーだなぁ~”

 入場してきたロード周辺の観客の方は、一生の思い出に残るだろう。
 この親近感が、NHKの良さなのかも知れない。

  しかし、その後は、録画を飛ばしまくった。

 聴ける歌が無かった。
 内容的には、平和への願いを込めた話題などもあり、感動する場面もあった
 のだろうが、聴きたい曲を探して進めた。

 森進一が映ったので、録画を止めて見たら、「襟裳岬」だった。
 懐かしい曲だけに、“聴いてみようか”と想い、聴き始めたが、後悔した。

  “随分、「力」が入っているなぁ~”
  “何も、そこまで、力まなくても!”

 先日の「FNN」歌謡祭と同様に、ここ一番の歌には、各歌手とも力が入るのだろ
 うか?。

 倖田來未は、相変わらず抜群の歌唱力と表現力で見ていて気持ちが良い。

  しかし、紅組がリードかな?と思えたのは、この辺までだった。
  
 加山雄三や福山雅治が登場するに至っては、

  “今年も、白組か?”

 そう思えてきた。
 加山雄三の「親父バンド」には勇気をもらい、福山雅治の歌声に感動をもらう。

  「人に出会い」「人を信じ」「人にやぶれて」
  「人を憎み」「人を赦し」「また人を知る」

 福山雅治の歌には、人生賛歌が溢れている。

 そして、終盤に入ると、翁御所がぞろぞろ登場する。
 
  石川さゆりの「天城越え」は、何度聞いても、聴き惚れてしまう。

 作詞、作曲、そして歌い手が揃って初めて、感動の歌が聴かれる。
 そこに、日本の歌番組の最高峰である「紅白」の舞台演出が加われば、
 感動しないはずは無い。

  そして、坂本冬美の「また恋」

 ひらひらと、目立たぬ落ち葉がひらめくだけの舞台セット。
 その中で歌う坂本冬美は、一段と歌唱力が際立っていた。

  感極まって涙する坂本冬美につられて、私も涙してしまった。

 私の、今年の紅白は、ここで終わった。
 ちなみに、紅組の新人「西野カナ」は、今後期待できる歌唱力を持った歌手かな
 と期待したい存在だったかな、と思えた。



 

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2011年1月 1日 (土)

昨年を振り返って

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新年、明けましておめでとうございます。

 まだ、帰宅されていない方も、多いかも知れませんね。

 そして、本日も「初売り」を迎えられる方、
 本日は、元旦で休日の方、本日も出社の方、それぞれおられるでしょう。
 当社は休業ですので、毎年恒例の、紅白の録画を見ながら、おせちです。

  昨年は、私にとって、どんな年だったのだろうか?。

 店舗の異動があり、店舗でのトラブルがあり、お袋が亡くなり(特別ブログでは
 記さなかったが)、結果的には、私にとって、環境の変化が大きかった年といえ
 るかも知れない。

  しかし、・ ・ ・ 。

 ゆく年、来る年、それは、どの時点で、どう結果として受け止めるかだけの事だ。

  今、悪い年と受け止めても、結果的に、2年後に逆転するかも知れない。
  今、良い年と受け止めても、油断が生まれ、1年後に後悔するかも知れない。

 だから、昨年の出来事を、自分の「血(知・智・値)」になると信じる事にしている。
 昨年の年回りを、毎年購入する「高島易断の神宮宝暦」で見れば、決して、良い
 年とは言えなかったようだ。

 この宝暦による、私の年回りは、意外に的を得ているので、何かと参考にしてい
 るのだが、今年はようやく良い方向で転換していくようだ。

  “結局、お前は、占いを信じるのか”

 いやいや、それも、一つの忠告。
 それは、そうならない為に、注意し精進せよ、という忠告と受け止める。
 そう受け止めれば、いろいろな出来事を忌み嫌うこと無く、全て受け入れ
 自分の肥やしに出来れば幸い、と思う事にしているのだ。

 そうして迎えた、2011年。

  今年のテーマは

   「原理原則の研究・思索」。

  “挑戦を恐れて、机に逃げ込むのか!”

 そう思われても仕方ないが、もう一度、商売の原理原則を研究してみたい。
 身銭を切ってでも、もう一度、学びの領域に足を踏み入れ、自らの原理原則
 を固めていきたい。

  この5年間で、この業界、この世の中は大きな変化を遂げていくだろう。

 その中に合って、自らの職歴も過渡期を迎える。

  この業界の人間として、明日をどう認識し、地域貢献、企業貢献していく。

 その為には、その変化の原則を理解し、そして仕事に活かす。

  益々、いろいろな学びの「場」へ、向かっていきたいと考えている。

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