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2010年12月17日 (金)

高齢化社会のスーパーの在り方

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「「ガイアの夜明け」で、スーパーを対象とした内容の放映があった。

 GMSの代表格として小売業界を牽引してきた、「イトーヨーカドー」が、阿佐ヶ谷
 に小型スーパーを出店したという話題。

  題して、「時代は、コンパクト」 ~ 小さいお店に勝機あり ~ 

 高齢化が急速に進んでいく中、衣住品の需要の減退と、より生鮮食料品に特化
 した小型店が、高齢化した住宅街に、電車、徒歩で行ける便利なお店。

 とは言え、小型店=低単価、という図式を塗り替え、高級自由宅街を控える地域
 を背景に、1本7万を超えるワイン等も品揃えする。

 更には、東急ハンズも小型化を進める中、駅ビルに150坪程度の小型店を積極
 的に出店しているという。

 ここでも話題になっていたのは、小型故に、如何に効率の良い品揃えをするかと
 いう「選択と集中」がお店の生命線であり、より高単価の商材の売り込みが必須
 であるという報道もあった。

  私は、今後の小売業は、基本的にこの方向に加速していくと思っている。

 加速する高齢化。
 
  特に地方スーパーはこの壁にぶつかっている。
  如何に、小型化されたフォーマットの標準的なお店で多店舗展開出来るか?。
  そして、その多店舗展開された個店が、地域に根差して品揃えを集中できるか。

 価格競争に巻き込まれない、と言う事は、高齢化に追随していく事。
 そして、“私のお店” として、そのエリアに根ざしていけるか、と言う事。
 
 更には、テレビを見ていくうちに分かってきたのは、「高齢化」=「低価格化」では
 無い、と言う事だ。

 高齢化に向かえば向かうほど、使えるお金は増していく。
 ただ、長い人生の中での価値感が、シビアになってきており、上手な使い方が
 出来る年代なのだと言う事だ。

 だから、無駄な使い方はしないが、自分の価値観にあっての贅沢の仕方を心得
 ている。

  贅沢な時間と、普段の暮らしの両立。

 それこそが、我々の今後の姿なのだと思う。

  そんな事を考えながら、テレビを見ていたら、イトーヨーカドーのオープン時に
  MRに来ていた業界関係者が、これ見よがしに映されていた。
  あの映像は笑えたが、いつ何時、自分もあんな姿を映されるのかと思うと、
  ゾッとしてきた。



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商売」カテゴリの記事

コメント

九ちゃん、コメントありがとうございます。
私も機会を作って読んでみます。
それにしても、忙しそうですね。頑張ってください。
PS それでも「釣り」に行く時間を作るところは流石です(笑)。

投稿: てっちゃん | 2010年12月18日 (土) 07時09分

「いつもありがとうございます」さん、コメントありがとうございます。
価格に敏感な方達は、その価格につられてその商品を中心に買い回りしますが、そうでないお客様もたくさんいらっしゃる。
お客様の時間をセーブするお店(短時間で済ませられる)も大いなる価値があるのでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2010年12月18日 (土) 07時06分

こんにちは!そしてお久しぶりです

先日「伊吹先生」と飲みましたその時紹介していただいた本を紹介します
「これからの正義について語ろう」
「世界を動かす授業」
の2冊です。私はなかなか本を読む機会が少なくなり勉強不足な生活を送っていますので久々に学んでみようかなって思っています。

投稿: 9ちゃn | 2010年12月17日 (金) 13時35分

お疲れ様です。
無駄に大きい店の中にいると、不便を感じる事が沢山あります。それ以外から考えても、うちの店はお年寄りにもかなり過酷な店でしょう。実際、僕も自分の店で買い物をするのは嫌になる日が、内緒ですが沢山あります。理由はデカすぎる事。多少高くても、さっと行って、さっと買って、さっと出てこられるお店に買いに行ってしまいます。広い店内をフラフラしている時間がもったいないのです。残念ながら、その番組は見逃してしまいましたが、仕事をしている主婦達も、そんな感覚な方もいるのではないでしょうか。そうなると、ターゲットは高齢者だけではなく、団塊ジュニアにもなると思います。価格だけではない、日々のプチ贅沢がその中に有るなら、僕も行きます。
いつもありがとうございます。

投稿: いつもありがとうございます。 | 2010年12月17日 (金) 12時45分

おと~まんさん、コメントありがとうございます。
高齢になればなるほど、可処分所得が増えるということなのでしょうね。
高収入でも、家のローンや付き合いの出費が高ければ、高級住宅街でも普段は低単価品の需要が高いもの。
「良いものを、少しだけ」
昔から言われている事なのですが、いよいよ本格的にそのような品揃えが集客を左右する時代が迫っているのかも知れませんね。

投稿: てっちゃん | 2010年12月17日 (金) 07時32分

私のお店が立地する地域も

市内では一番の「高齢化」地区との事です。

しかも高齢化だけではなく
生活保護を受けられている方から、悠々自適の方まで・・・

所得層の幅も広い地域となっています。

上記の要因から考えると
「低価格な商品から、こだわりの商品まで」を品揃えせねば?
と考えますが

なぜか「低価格」の商品よりも「こだわり」商品の動きが良い場合が多々発生します。

所得層から、私達が勝手に想像している
「プライスゾーン」や「商品ランク」が
当てはまらない。

「良い物、美味しい物は、迷わず買う」

年齢や所得というカテゴリーでは
判断が出来なくなって来ましたね。

投稿: おと~まん | 2010年12月17日 (金) 00時31分

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