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2010年12月30日 (木)

メーカーさんの「謂われ」にかける情熱

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで、「歳時にまつわる知識」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-a3ae.html

 あるメーカーさんが主導して、「おせちの謂われ」を提唱し、おせちの需要を
 喚起している。

 そして、その謂われを記したポスターを提示して、お客様にご自宅でおせちを
 召し上がっていただく事を推進し、購買動機を高めさせていく。

 今年は当社もそれに乗って、おせち点数拡大昨年比120%(私の想い)を目指
 し、おせち売場に、べたべたポスターを貼りまくった。

  “よしっ、ほぼ、完了か?”

 そう思った時だ。

  その主導たる知り合いのメーカーさんに、売場で挨拶された。

 かってのお店の時に知り合いとなり、おせちに関していろいろと「知恵」を貸して
 頂いた関係だ。

  「あっ、お久しぶりです。」

   「どのような売場作りをしたのか、見に来ました。」

 そして、徹底した「おせちの謂われ」のPRに驚いていたようだが、流石に謂われ
 を主導しているメーカーさんだけに、その謂われに対する傾注力は深い。

  初めは、疑心暗鬼で取り組んだ「謂われ」の提唱だったが、初年度でいきなり
  好結果に結び付き、その成功事例を拡大させていったらしい。

  更には、その成功事例が、おせちの横展開だけでは無く、お酒や洗剤、しめ縄
  等の「正月用品」や「正月の行動」まで含めて、「謂われ」をお客様にコト提案し
  、数値効果を高めようと行動しているらしい。

 メーカーさんの「謂われ」にかける情熱は、半端では無い。
 それもそうだろう、この歳末での「おせち」の売上は、年間の3カ月分になるとい
 う。
 高利益商材が故に、利益構成比となると、1年の4分の1はこの期間で稼ぎ出す
 のだろうと思われる。
 それを考えれば、歳末のおせち需要を落とすわけにはいかない。

  日本人として、おせちの正しい知識を理解していただいて、自宅でおせちを
  年神様にささげ、1年の無病息災と五穀豊穣を願う。

 それは、おせちに限らず、従来から年越しの為に行ってきた日本人の従来から
 の行ないを、正しく理解していただくことに繋がる。

 更には、このブログを書いている矢先から、テレビでは先ほどのメーカーさんの
 テレビコマーシャルを放映し始めた。

  思わず、見入ってしまうほど、日本人としての心情に訴えるCMだ。

 メーカーさんが、自分の商品にこだわらず、日本人の暮らしをひも解き、
 その道理を説く。

 日本人とは、やはり心情で左右される民族なのだろう。
 その心情に、どう訴えるか。
 そのプロセスが、ますます重要になってくる時代だ。


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