スィーティーに目覚める
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、青果でのマネキン販売の計画を聞いた。
「えっ、なんでこの時期に、スィーティーなんだ!。」
私は、チーフに大声を出してしまった。
チーフも迷惑だったろう。自分が決めたマネキン販売の訳ではないからだ。
「なんでですかねぇ~。みかん試食のマネキンならわかるんですがねぇ~。」
まぁ、これを機にスィーティーの品揃えが始まるというPR効果もあるのだろうが、
“この季節に、あんな緑色のすっぱそうな柑橘類が売れるわげあんめぇ~”
と、タカをくくっていたのは確かだ。
このような形と大きさの柑橘は、4月~5月にかけてのフロリダ産のグレープフル
ーツが一番美味しく、一番健康に良いと思いこんでいたの。
“こんなの今マネキンやられても、次へのステップにはならないだろうに”
と内心思いつつ、マネキンさんの試食を一つ食べてみた。
“あっ、以外に、酸っぱく無い”
その時はそう思ったが、そう強烈な印象は持たなかった。
ただ、これも性分なのか、じっくり味わってみるかと思い、昼食に購入してみた。
選んでいると、グレープフルーツとは違い、どうも一つ一つ軽い感じがする。
“なんか、本当にフレッシュな果実なのだろうか”
そして、この濃い緑色だ。
“本当に、酸っぱく無いのだろうか”
いろいろと不安材料が濃くなってきたのだが、一番重そうな物を購入した。
休憩室で剥いていると、グレープフルーツよりも皮から出る汁が多く、どうみ
ても酸っぱさが印象づけられてしまう。
しかし、食べて見ると、先ほど試食で食べたよりも「甘み」があった。
“全然見た目と違い、酸っぱさが消え、甘みのある柑橘だ!”
通常のグレープフルーツは、酸味が強く、好みが分かれる果実だが、
この「スィーティー」なら、酸味を嫌う方も十分味わっていただける甘味だ。
しかし、食べずらい。
グレープフルーツよりも果実は小さい為、剥きづらく食べづらい。
“もっと大きい果実にならないのか?”
これで、グレープフルーツほどの果実の大きさであれば十分なのだが。
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コメント
shufuttoさん、コメントありがとうございます。
スィーティーを食材として使いこなしているとは流石です。
私も20数年の経験を持ちながら、スィーティーは今年初めて、その良さを知りました。
そう言う意味では、食事を通してお客様の暮らしの豊かさを提案するという課題は生涯続くものだと思っています。
shufuttoさん、今後ともよろしくお願い致します。
投稿: てっちゃん | 2010年12月11日 (土) 20時51分
いつも拝見致しております。
スィーティーファンです。
売り場に沢山並び始めると、真冬を感じます。
そろそろ見かけるようになりましたね。
>“全然見た目と違い、酸っぱさが消え、
>甘みのある柑橘だ!”
一度食べたら、外観とは違い酸っぱくないかんきつ類であることがわかりますから、試食販売向きの果物ですね。
グレープフルーツは、中袋から果肉を手で外しにくいですが
外観の緑が濃い鮮度の良いスィーティーは、ホロッと外せます。
果肉の形が崩れないから、お弁当のデザートにもよく使っていますよ。
投稿: shufutto | 2010年12月11日 (土) 10時34分