マネジメントの本質Ⅱ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
以前の記事で「マネジメントの本質」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_066f.html
マネジメントとは、「人間とは、なんぞや?」の解明であり、人や組織の合理性
からはみ出した部分に、大いにその謎が隠されており、その事を理解する事こ
そ、マネジメントの本質なのだという内容だった。
そして、今日は、そのパートⅡ。
良く言われることだが、「人を、誉めて育てる」。
その人の持つ「長所」「得意分野」「出来た所」を、誉めて認めて、モチベーショ
ンを高めて、その後の仕事への取り組みを積極的に向かわせ伸ばしていく。
誰でも、褒められれば、気持ちの良いものだ。
そして、仕事への取り組みを、より積極的に意欲的に追求していこうとする。
人間には、必ず、長所と短所がある。
短所がより多く目立つ場面と長所が目立つ場面が交互にやってきて、
その場面場面で、その人間の評価が決定する。
だから、上司が変われば評価も変わってくるし、状況が変われば評価も変わっ
てくる。
しかし、個人の側から見れば、誉められてモチベーションが上がるのは、その場
限りである。
更に、上を見ようとしている人間からすれば、その上に導いてくれる存在を欲する
のが次への欲求だろう。
やはり大切なのは、
「これが出来れば、褒められる」
「ここがやられてなければ、叱られる」
この評価基準があって、上司が平等に評価するかどうかだ。
そして、上司の言葉に、明日の自分の成長を見出すという信頼関係だろう。
しかし、セルフマネジメントになるとどうか?。
自らを、どうマネジメントするか?。
これはもう、常に、妥協せず、「まだまだ」と連呼していくしかない。
達成感は絶対に必要であり、その事で今までの自分の思考、行動を評価する
が、常に成長を目指すのであれば、そこで妥協せず、さらに積み上げていく努
力を怠らない姿勢が重要だ。
だから、人は、「謙虚」なほど、成長が止まらないのだろうと思う。
自分に「厳しく」、他人に「優しく」。
上司ほど、このような視点で見られるものだ。
しかし、意識しないと、
自分に「甘く」、他人に「厳しく」という、行動をとってしまう。
常に、戒めていかなければならない事だと思う。
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