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2010年12月10日 (金)

人対人の関係

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お客様と店長という関係以前に、人対人の関係でありたい。

 いつの頃からか、そう思うようになっていた。

 お客様と店舗の従業員。
 それは、主と従であり、上と下でもある。

 スーパーマーケットがチェーン化し、競合が発生し、お客様の店舗選択肢が増加
 し、サービスの競争に突入した時点から、いつしか主従の関係になっていた。

 それは、チェーン化した企業の内部で、横並び主義、事無かれ主義が芽生えてく
 ると、とにもかくにもお客様の声を最優先する姿勢が目立つようになってくる。

 しかし、個人商店の店主ほど、以前のように人としての器の大きさを失わず、
 おおらかに商売をしているように感じる。

 いつしか、その姿に一種の憧れのようなものを感じていたのかも知れない。

  “あのようなスタンスで仕事がしたいなぁ~”

 しかし、あんな態度で仕事をしたとたんに、スーパーの店長として、お客様からも
 企業内からも叱責の声が飛んでくる。

  「お宅の会社は、どんな教育をしているのか?。」

 等々。

 先日、ある一件のクレーム処理が完了した。

  そのクレームに関して、そのご家族と連日連絡を取り合って対応し、
  会社との協議も、細部まで詰めて慎重に事を進めた。

  特に、相手先様には、失礼の無いように対応し、企業人としての立場以前に
  一人の人間として誠意を持って臨んだ。

 そして、先日、最終の処理として、お客様宅にお邪魔した。

  すっかり、相手様も気持ちを開いてくださり、私を迎えて頂いた。
  コトの話、家族や家の話等の話題、そして結論の話。

 最後に、一番ご迷惑をおかけした、相手の旦那様が、最後の別れ際に
 私に対して、深深と頭を下げて頂き、

  「本当に、いろいろありがとうございました。」

 との言葉を頂いた。

 私は、チェーンストアの、タダの一店長である。
 しかし、この言葉を頂いた時は、本当に一人の男として、涙が出てきた。

 店舗の店長とは、本来、そのようなものなのだと思う。
 企業の一ステップとして、そのお店の店長をしていくのでは無く。
 その地域のお客様の貢献する為に、一人の人間として存在していく。

  それは、地域のお客様との関係もそうだし、対従業員との関係、地域のアルバ
  イトとの関係、地域の取引先様との関係全てに、その事が言えるのだ。

 「人」対「人」。

  どんな場合も、その関係を失う事無く、仕事に就きたいと思う。



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コメント

anbeさん、コメントありがとうございます。
特に日本人は人対人にこだわる民族だと思います。
いくら経済が高度に発展しても、所詮この世は人対人で成り立つ世界。
お互いの信頼関係が組織でも地域でも家庭でも主となる絆の本質ではないでしょうか。
今後とも、よろしくお願い致します。

投稿: てっちゃん | 2015年12月17日 (木) 10時05分

人対人、で検索しお邪魔しました。
励みになりました。
私も今、会社の風通しの悪さに悩んでいます。
所詮は派遣社員なので、人様の風土に文句があるなら去るのは自分かもしれませんが、とはいえ周りの方や取引先の方を邪険に扱うとか、とてもできません。

嫌われても構わないので、ほんの少し、周りが挨拶の大事とか気づいてくれるといいなと思いながら、日々過ごしてます。
しんどいですが頑張ります。

投稿: anbe | 2015年12月17日 (木) 08時58分

コメントありがとうございます。
お客様からの感謝を一番の励みとして精進出来る風土作りが、我々小売業の永遠の課題だと思います。
それさえ根付けば、何も恐いものは無い。
そんな企業作りをしていきたいですね。

投稿: てっちゃん | 2010年12月10日 (金) 21時58分

私も最後は人対人だと思います。すぐに数字に表れない事ですが、人対人という事を省いてしまうとその企業は駄目になります。お客様にありがとうと言われるのが一番の励みになります。

投稿: | 2010年12月10日 (金) 07時12分

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