スイッチが入る
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
俗に、「スイッチ」が入る、と言う。
何らかの刺激を受け、意識が変わり、行動が変わる。
自らの意志で、自らのスイッチを入れられる人もいるが、大抵は、他人からスイ
ッチを入れてもらって(入れられて)、体に電流が走り、行動が変わるのが常だ。
そのスイッチをいれるのは、誰か?。
上司であり、そのまた上司であり、時には女房の時もある。
しかし、そのスイッチを入れて、即座に行動を変えられるのは、企業のトップの
言動である。
企業のトップが、一言発しただけで、組織全体がその方向に動き出す。
まさに、組織の構成員の一人一人が、同様に同じスイッチが入ると、こうもスピ
-ディに行動が変わるのか、と思えるほど、大きな電流が流れるようだ。
そう言う意味では、やはりトップの影響力は絶大だ。
そこに、トップの存在感があるのだろう。
しかし、なぜ、普段我々は日々の変化に気づきながらも、現状を変えられない
のか?。
“あれっ、おかしい!”
と気づきながらも、日々のルーティン業務に追われて、そこへ「手」を打てない。
それは、早い話、面倒だからだろう。
普段のルーティン業務と違う事をしでかす、と言う事は、多いな量力を要する。
新たな思考、新たな行動、新たな時間の捻出。
そして、一番大きな要因は、一人で行動する事の限界だ。
特に、スーパーの仕事も、仕入、販売、レジ精算、什器管理、ハード管理等が、
個々別々に責任を負って、分業されている。
一つの課題に対して、いくつもの部署が絡んでくる。
ある課題が身の回りで発生しても、他の部署では、課題と認識していない。
それを、課題と認識させ、行動を共に起こそうと思っても、そう簡単にはいかない。
“他者とぶつかりたくない、悪者になりたくない”
言いだしっぺ、とはそういう運命を背負って行動しなければならない。
それは、相当労力のいる事だ。
一言で言うと、「パワー」を持つか、持たないか。
その事に尽きる。
視点を変えて、店舗のトップは店長。
それは、店舗内では絶大な影響力を有している。
まずはその事を認識して、事に当たらなければならない。
いろいろな意味で、「パワー」を身につけたい。
ますます、そう感じる、この頃なのです。
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コメント
こうじさん、お久しぶりです。
いよいよ初めてのクリスマス、年末ですね。
これも、初年度は必ず失敗するものと思って取り組まないと、いろいろな反省点と自らの不甲斐なさに打ちひしがれる事になります。
それでも、副店長として臨んだ過去に比べると雲泥の差で学ぶ事が多い事に気づくハズ。
そして大切なのは、28日以降は日別に売場を変えるぐらいの頭で売場を見続ける事です。
必ず後日、その事がわかると思いますよ。
期待しています。
投稿: てっちゃん | 2010年12月21日 (火) 19時26分
お久しぶりです。新米店長のこうじです
いつも勉強させて頂いている身としては2000、3000回と続いていくこと期待しております

この度は1000回おめでとうございます
店長として初めての年末商戦で気合いと期待、不安の中で商戦計画やりました。てっちゃん店長のブログ拝見しながらスィッチいれて頑張ります
投稿: | 2010年12月21日 (火) 14時06分