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2010年12月

2010年12月31日 (金)

最後の戦い

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年もやってきました、12月31日。

 我々スーパーマーケット(いや小売業全般に)の従業員にとっては、
 大切な一日。

 文字通り「長い」、そして、「結果」が問われる一日となる。
 金額的には、前日の30日の売上金額のほうが高い店舗もあるだろう。

  私個人は、生鮮主体の食品スーパーが問われるのは、31日と思っている。

 そして、多くの部門で、この日の売上が年間最大を記録する店舗が多い。
 製造部門と呼ばれる「鮮魚」「精肉」「惣菜」等の部門で、年間最大を記録する。

  それだけ、「過酷な日」、だと言う事だ。

 これらの部門は、製造しなければ、売上にならない。
 各店舗が、製造メーカーとなって、お客様の年末の食卓に供給する食材、
 特に、御馳走と呼ばれる、魚やお肉、お惣菜、お寿司を提供する。

  チャンスロス(商品の品切れ)を出さず、
  値下げロス(値下げや廃棄)を出さず、
  お客様の買い方や売れ方に合わせて、商品製造をしていく。

 年間最大の売上を記録する日に、そんな神業が出来るのか?。

  しかし、それを実現するのが、31日の我々の最大の仕事だ。
  その為に、一年間、修業してきたと言っても良い。

 買うも、修業。
 売るも、修業。

  そして、企業によっては、夜中から出社する人も出てくるだろう。

 それも、修業。
 
  12月の最終週は、マメジメントだけでは語れない、日本人の生き様が
  集約されている。

 そして私は、この一年間、無事終えた事を、31日の売上を以って感謝する。

  “今年一年、テーマを持って取り組んできた”
  “また、明日から、新たなテーマでスタートする”

 新たな年に、新たなテーマ。
 そんなテーマに挑戦出来る「幸せ」に感謝したい。

  よい、お年を。



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2010年12月30日 (木)

メーカーさんの「謂われ」にかける情熱

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで、「歳時にまつわる知識」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-a3ae.html

 あるメーカーさんが主導して、「おせちの謂われ」を提唱し、おせちの需要を
 喚起している。

 そして、その謂われを記したポスターを提示して、お客様にご自宅でおせちを
 召し上がっていただく事を推進し、購買動機を高めさせていく。

 今年は当社もそれに乗って、おせち点数拡大昨年比120%(私の想い)を目指
 し、おせち売場に、べたべたポスターを貼りまくった。

  “よしっ、ほぼ、完了か?”

 そう思った時だ。

  その主導たる知り合いのメーカーさんに、売場で挨拶された。

 かってのお店の時に知り合いとなり、おせちに関していろいろと「知恵」を貸して
 頂いた関係だ。

  「あっ、お久しぶりです。」

   「どのような売場作りをしたのか、見に来ました。」

 そして、徹底した「おせちの謂われ」のPRに驚いていたようだが、流石に謂われ
 を主導しているメーカーさんだけに、その謂われに対する傾注力は深い。

  初めは、疑心暗鬼で取り組んだ「謂われ」の提唱だったが、初年度でいきなり
  好結果に結び付き、その成功事例を拡大させていったらしい。

  更には、その成功事例が、おせちの横展開だけでは無く、お酒や洗剤、しめ縄
  等の「正月用品」や「正月の行動」まで含めて、「謂われ」をお客様にコト提案し
  、数値効果を高めようと行動しているらしい。

 メーカーさんの「謂われ」にかける情熱は、半端では無い。
 それもそうだろう、この歳末での「おせち」の売上は、年間の3カ月分になるとい
 う。
 高利益商材が故に、利益構成比となると、1年の4分の1はこの期間で稼ぎ出す
 のだろうと思われる。
 それを考えれば、歳末のおせち需要を落とすわけにはいかない。

  日本人として、おせちの正しい知識を理解していただいて、自宅でおせちを
  年神様にささげ、1年の無病息災と五穀豊穣を願う。

 それは、おせちに限らず、従来から年越しの為に行ってきた日本人の従来から
 の行ないを、正しく理解していただくことに繋がる。

 更には、このブログを書いている矢先から、テレビでは先ほどのメーカーさんの
 テレビコマーシャルを放映し始めた。

  思わず、見入ってしまうほど、日本人としての心情に訴えるCMだ。

 メーカーさんが、自分の商品にこだわらず、日本人の暮らしをひも解き、
 その道理を説く。

 日本人とは、やはり心情で左右される民族なのだろう。
 その心情に、どう訴えるか。
 そのプロセスが、ますます重要になってくる時代だ。


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2010年12月29日 (水)

何を以って「クリスマス商戦」を占うか。

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のコメントで、KOZOさんから、こんなコメントを頂いた。

 「以前、てっちゃんさんのブログにケーキの予約は客数に繋がるというのが頭
 にあり、今年はケーキの早期予約割引(11月末締め切り)を実施しました」。

 そうして、ケーキの予約獲得数量を、昨年比180%に伸ばして臨んだクリスマス。
 結果として、客数は23日~25日で微増だったというコメントだった。

 昨比180%の予約数の伸びを実現させてしまうのだから、凄い事だが、それで
 でも客数増が微増に留まった事について、ケーキ予約獲得が本当に客数増に
 直結するのだろうかという、商売の原理原則に関して、私もその定理が揺らいで
 きているのは確かだ。

  かっての「成功事例」が、通じなくなってきた。

 今後、ますますその傾向が増してくるだろう。
 以前の成功事例や成功体験。
 それが、今や通じなくなってきている。
 それは、その成功に至るプロセスが、変化してきているからだろう。

  「成功に至るプロセス」。

 かっては、予約したケーキの購入を機に、来店したついでにクリスマス商材を
 購入していただく。

  ケーキの売上と同時に、その他商材も同時購入していただき、単価アップを
  図っていく。

 そのプロセスが、道理にかなってクリスマスの成功事例として拡大していく。
 しかし、それがいつしか「目的化」していくと、本来のプロセスの有効性を失って
 いく。

  いつしか、予約獲得数の拡大を、身内に求めて、新規顧客に結びつかなく
  なっていくと、その定理が必ずしも成功に結び付かなくなっていく。

 今回のKOZOさんの場合をどうのこうのと言っているのでは無く、一つの成功 
 事例が、いつしかプロセスの目的化していく事の課題がそこにある。

 私の場合もそうだ。
 ケーキの予約獲得数量の拡大。
 しかし、集客に結び付かない。

  結局は、「新規顧客の拡大」という本題に向かっていかないのだ。

 そして、今年新たな店舗で気づいたことがある。

  「手作りケーキ材料」の動向で、クリスマスでの集客力に差が出る事。

 かっての店舗では、手作りケーキ材の動向が非常に良かった。
 
  要は、ケーキを手作りで作ってでも、クリスマスに想いを込めて過ごす方が
  多くいる店舗は、その他食材もそこで調達していただけると言う事だ。

 これは、データに実証された見解では、無い。
 単なる、私の「勘」である。

  しかし、たぶん当たっていると思う。

 やはり、そのプロセスの中で、何が一番24日当日の集客に結び付くのか。
 それも、新規顧客を獲得するのに、何が必要なのか。

  事前の十分な仮説を立て、実施していかなければ、ますます厳しい状況に
  陥ることだけは、確かだ。



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2010年12月28日 (火)

高崎エリアMR②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


本日は、高崎エリアMRの続編。

 ナビの効用により、一日のMR店舗数が飛躍的に増加したメリットを受けて、
 一日に8店舗のMRが可能になった。

 高崎エリアでも、初めての地ながら、ナビの促すままに見て回った。

まずは、「B社」。

 B社の駐車場に向かう途中から、「Y社」のロードサインが見えてくる。
 この距離は、B社とY社の、まさに凌ぎを削る競合関係になっているに違いない。
 そう思えるお互いに立地条件だ。

 そんな想いを巡らしながら、B社の駐車場に入った。
 やはり、水曜市の効果で、集客されていた。

 これでB社は本日3店舖目だが、店内レイアウト上で実現不可能な部分以外は、
 どの店舗も、同様の商品展開を実践している。
 そして、その統一性は、感動的ですらある。

  “よくここまで商品配置、商品作り、商品売価を合わせられるなぁ~”

 それがこの企業のDNAなのだろう。
 ここまで、多店舗運営で同一の売場を、部門を越えて実践出来るのは、
 相当の能力を要するものだ。

 それが、この企業の強みになるのか、逆に進んでいくのか?。

次は、「Y社」。

 前述の「B社」の駐車場を左に折れて、わずか10数秒。
 「Y社」の駐車場が現われる。

 今年オープンした店舗らしい。
 最新のレイアウトで、惣菜の強さも相変わらずだ。

 昨日紹介した「Y社」と比較すると、開店後一年未満の売場の馴れがしっくり
 きていないだけで、売場の完成度はハイレベルだ。

 特に、青果・惣菜のラインから鮮魚にかけての商品提案、商品作り、陳列技術
 が素晴らしい。

  しかし、

 水曜市の「B社」に、集客で負けている。
 「価格」という要素で、隣の競合に負けていた。
 チラシでの価格はかなり強烈な特売なのだが、それでもこの日は負けている。
 それだけ、このエリアでの競争が深刻なのだろう。

更に、「F社」。

 この企業の最新店舗と思われる。
 そして、これだけ集客力のある「F社」を見た事が無い。
 ピーク時の午後4時過ぎのMRだったが、レジ稼働9台は立派。
 店長らしき男性もレジに入り、並ぶお客様を捌いていた。

 店内を見ると、その集客の理由が見えてこない。
 しかし、店内の生鮮各売場の商品の積み込みは半端ではない。
 この日を予測してのボリュームのようだ。

 このエリアは、どうも「水曜日」が、集客日のようで、お客様も水曜に買い出し
 という認識ができているようだ。

最後は、「B社」。

 強烈な西日を受けて、青果の野菜も、更に鮮度が落ちてしまうだろうと思えた。
 残念ながら、そんな印象を持ってしまうほど、鮮度が良くなかった。

 当然、集客も無く、残念ながらいずれ姿を消していくのではないだろうか。

昨日から続けた「高崎エリアMR」。
 特に「B社」と「Y社」のバトルは、企業同士の戦略も合わせて、今後の小売業
 の進むべき方向性が見えてくるようだ。

 「高崎エリアMR②」のMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/takasakimrni/



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2010年12月27日 (月)

高崎エリアMR①

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

ナビを手にした私は、怖いもの知らずになってしまった。

 遠方へ地図無しで、地図と睨めっこせず、スーパーの所在場所の詳細をチェッ

 クせずとも、ナビがルートから案内してくれるのだから、安心だ。

 だから、一日に4店舗程度しかMR出来なかった店舗数が、いまでは一日に10

 店舗程度までMRできる環境が整ってしまった。

 そして、快晴の冬場れになり、当然の如く車でドライブだ。

 以前から見てみたかった、群馬の高崎エリア。

 どんな企業が、どんな戦いを展開しているのか?。レポートしてみたい。

 

まずは、「B社」。

  

 駐車場に入った途端に、“この満車状態はなんだ?”と思ってしまった。

 店内に入って理解した。

 
水曜市。

 この企業では、週で一番強い日なのだろう。

 たまご、砂糖、飲料などが強烈な価格で特売に入っていた。

  “この価格じゃ満車状態になるわなぁ~”

 そして、午後1230分で開放レジ台数9台。これは立派だ。

 レジ設置台数が9台だから、全台開放だ。

 入口近くでは、クリスマス・年末商材がしっかり展開。

 生鮮各部とも、しっかり冬のメニューを提案している。

  “エリアでは意外に強い企業なんだ”

 いろんな印象だった。

「Y社」。

 同敷地内にいろいろなテナントを有し、このエリアでは圧倒的な存在感を有す

 る。店内も広めで、700坪はゆうにあるだろう。

 

 青果の展開も前面ではみかんだけではなく、それに絡んで、ちょっと珍しい柑橘

 類や果実の品揃えが、お洒落に陳列されている。こんなところにこの企業の政

 策が見えてくる。

精肉では、必ず「生食」から入り、焼肉、すき焼と続いた展開も定番だ。

 
“この時期でも、生食から入るのか?”

 しかし、それもこの企業の鮮度感を強調した政策なのだろう。

 青果と並行して並ぶ「惣菜」は、他競合を圧倒している。

 品揃えの豊富さと、単品の魅力は真似が出来ない。

 日々来店して、食べ続けてみたいと想像してしまう。

 

 しかし、この日は前述のB社の影響からか、レジ稼働台数ではB社に後れを取

 っていた。

更に「B社」のもう一店舗。

 ①で紹介した「B社」と同企業だが、この企業の売場展開の統一性は相当レベ

 ルが高いと思われる。前述の店舗とこの店舗での違いは、店舗レイアウト上どう

 しても一致させられないハード上の部分以外は、ほとんど一致している。

 青果平台の展開、商品陳列、鮮魚の平台、定番の流れ、精肉の企画と商品の

 流れ等、完全に一致している。

  “ここまで、一致しているのか!”

 本当に、両店ともここまで一致しているのは、本部の指導力が高いのだろう。

 この企業の立地戦略と店舗戦略が鮮明に見えてくるようだ。

そして、「T社」。

 相当古いタイプの店舗で、店舗規模も400坪程度と狭い。

 当然品揃えも絞られている。

 しかし、それだけ来店されるお客様との関係は親密だった。

 1人1人のレジさんが、顔見知りのお客様との距離感が近い。

  “こんなレジだったら、毎日行ってもいいかな”

 そう思ってしまう親近感のある対応だった。

 このエリア。意外に「B社」が頑張っている地域だった。

 そして、明日はその続編である。

PS

 高崎エリアのMR写真を載せました。どうぞ。

 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/takasakimriti/

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2010年12月26日 (日)

クリスマス商戦を振り返って

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎年思う事は、「クリスマス」も簡便化、簡素化しているんだ、と言う事だ。

 特に今年は、店舗が変わり、イベント時のお客様の暮らしの違いが露わだ。

 23日は祝日により、曜日変化はそう関係ないのだろうが、24日は曜日の変化
 が意外に大きい。
 だから、23日~25日の3日間のスパンで判断しなければならないのだろう。

  しかし、そうは言っても、クリスマスという一大イベントが、日本国中で一斉に
  同様な生活スタイルで実施されるという行事は、既に過去の物語であること
  とは間違いない。

 当然、それは、国民の高齢化や世帯の家族数の変化などもあり、それに現在
 の経済状況の停滞が、更に輪をかけて推進されているのだと思う。

 しかし、そうしてクリスマスというちょっとお洒落で洋風の贅沢を満喫する日が、
 暮らしの中から消えてしまったのかと言えば、逆の話だ。

  これだけ、個人のアニバーサリーが氾濫し、プチ贅沢が氾濫してくれば、特別
  クリスマスでの一大贅沢日の影が薄れてくるのは自明の理なのかも知れない。

  24日の朝のテレビの報道でも、現在の恋人たちの24日の暮らし方は、20年
  前とは雲泥の差があるように思われる。

  そして、仕事の多様化も相まって、24日に都合よく休日を取れるとは限らない
  人達の増加も、一極集中化を妨げているのだろう。

 なんだかんだと講釈を語っては見たものの、結局、クリスマスという一大イベント
 も年々縮小均衡に陥っている事は間違いない。
 
  そして、今年もその傾向は続いていた。

 どんどん、分散化が進行している。

  24日集中も分散化。
  商品の集中も分散化。

 クリスマスに食べられてきた食材もどんどん分散化している。

  “いまさら、鶏の骨付もも肉じゃぁねぇだろぅ~が”

 そんなお客様の声が、バンバン聞こえてきそうな商品動向だった。
 特に、20代の若いカップルなど、誰も寄り付いていない。

  “クリスマスの10年後は、どうなるんだろうか?”

 365日の中の一日に、限りなく近づいていくのだろうか?。
 はたまた、年末のおせち同様に、「クリスマスの謂れ」なるものが登場し、改め
 てクリスマス商材の復活が試みられ、バブルボーイズ達に立て直されていくの
 だろうか。

  しかし、それとて一時のあだ花。
  時代は、どんどん変化し、新たな暮らしが開発され、古きものは廃れていく。
  そして、世代が変わり、それに付いていく者、取り残される者が現れ、人も企
  業も変わっていくのである。

 どうせなら、変わる側より、変える側に立ち続けたいものだ。



 
 

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2010年12月25日 (土)

インストア商品を御馳走化する

皆さん、こんにちわ。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログで、「手作りがご馳走」を記した。

 
本日は、その続編となる。

 
スーパーで買い物をして、家族揃っての夕食を、手作りで調理し夕食を取る。
 
この事が、まさに現代のご馳走だという内容だった。

 
と言う事は、世に言う「高質商品やアプグレード商品のみの品揃え」に徹しなけ
 ればならないのか?。

  
そう言う事ではない。

 
やはり、まだまだ素材の価格によっての来店動機や集客動機は大きく変化は
 無い。

 
大切なのは、お客様の意識として、手作りでの食事のシーンが、従来の「普段」
 から「ハレの日」のイメージに変化してきているという事だ。

 
だから、価格訴求品でも、素材に関しては、「安価」なお店へ流れていく。
 そして、その安価品を手作りによって、美味しく仕上げてご馳走に変化させてい
 く。

  
その過程での、家族のぬくもりがご馳走感であり、贅沢感なのだと考える。

 
しかし、

 
インストア商品は、どうか?。

 
インストア商品とは、「お刺身盛合せ」であり、「ステーキ」であり、「焼肉セット」で
 ありの商品群のことである。

 
これらを食するシーンというのは、先日も記したが、生活シーンの場面からどん
 どん消えて言っている。

 
そして、それらが残る場面が、「ご馳走」としての位置づけになっている。
 
だから、その中でも、スーパーというメーカーに依頼して商品化している、お店の
 「インストア」商品に関しては、これはもう、お客様の視点から言うと、全てご馳走
 商品として受け止めているのではないか?。

 
そして、それら食材の中でも、ハレの日の商材として位置づけられている「お刺
 身」や「お肉」の商材は、食事のシーンの中でも、「ご馳走」の場面に登場する頻
 度が非常に高くなっているのではないかと思っている。

  
「オーストラリア産ステーキ」で、合格祝をする、というシーンよりは、
  
「国産黒毛和牛のサーロインステーキ」で、合格を祝い、美味しさも嬉しさの一
  部に同化していく。

 
 だから、それにふさわしい、そしてそれに見合ったお手頃価格な食材とは、
  何か?

 
そんな問いが、品揃えの条件となってくるのではないだろうか?。

 単に、競合店での品揃えがあるから、とか、価格的に安いからとかの品揃え基
 準を捨て去り、お客様に追随していくとしれば、どんな食卓のシーンで、どんな嬉
 しさと美味しさを同化させて提案していくのか?。

  
その部分に、その企業の生命線が隠されているのだと思う。




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2010年12月24日 (金)

手作りが「御馳走」の時代

皆さん、こんにちわ。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私が休日の時に、必ず子供たちが女房に聞く事がある。

 「今日の夕ご飯は、なに?。」

 私が休日の夜は、御馳走になることを予感しているからだ。

  と言っても、特別、「たらばがに」とか「ケーキ」が出てくるわけではない。
  女房が作る手作りの料理だけなのだが、それでも子供たちは楽しみなのだろ
  う。

 普通の手作り料理だ。
 しかし、それが御馳走。

  子供たちは、そう思っているらしい。

 と言う事は、私が夕食を共にしない場面は、どうなのか?。

  インスタント食品、昨日の残り物、弁当類等々。

 だから、手作りで数品食べれる食事は御馳走の部類に入るらしい。
 そして、その日は、スーパーで買い出しをして夕食を取る。

  スーパーで買い物をして、夕食を取ることが、御馳走。

 全てがすべてそのような定義は成り立たないだろうが、そう言う家庭が増加して
 いるのではないか。

  「今買物されているお客様一人一人に、家庭があり、食卓があり、笑顔がある」

 そして、会話が弾み、食材の良し悪しなどの話題になり、今日買物したスーパー
 の話題にもなり、スーパーの品揃えの評価がなされていく。

 そう考えると、一品一品の商品化の吟味が、もっともっと成されなければならない
 のだろう。

  切身の用途を考えた一切れの厚さ、切り方、盛りつけ方等等、
  その食材が、家庭で一番美味しく食べられる為には?。

 価格も大切だが、インストア商品群として「青果」「鮮魚」「精肉」「惣菜」等の商品
 は、何といっても用途に応じた商品化が大切だ。
 これらの部門は、一店舗一店舗がメーカーであり、そのメーカーの商品化能力
 が、そのままその店舗の競争力に直結していく。

  定番の品揃えは、本当に、これで良いのか?。
  定番商品の商品化は、本当に、これで良いのか?。

 店を巡回し、課題を解決していくスーパーバイザーが存在する企業であれば、
 その役職でプロの目線でより高度な視点で、商品化の提案ができるのだが、
 そうでない企業も多い。

 そうであれば、やはり人生経験の多い店長のお客様目線での問題提起は必須
 になってくる。
 
  “この売場で、家庭の御馳走になり得るのか?”

 そんな目線で、もう一度、定番を見直してみたい。

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2010年12月23日 (木)

通話料無料時代の到来

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ガイアの夜明けを見ていたら、携帯の通話料が無料になると言っていた。

 「なにっ!。」

 私は、急に色めきたった。

 「携帯通話料が、無料になるぅ~!。」

 スカイプを利用して、契約者同士が無料になるらしい。
 これは、私の子供たちが、パソコンを介して友人と無料で会話していたので知っ
 てはいたが、どうやら、auがスカイプと業務提携し、契約者同士で無料通話にこ
 ぎつけたらしい。

  これは、将来的に遠距離通話が全て無料になっていく前兆だと思っている。

 このブログとて、日記を公開する事から始まる相互コミュニケーションになってい
 ることは間違いない。
 そして、その中からリアルな交友関係に発展しているのだ。

 更には、ビジネスの相手もリアルな関係から、より遠距離に居ながら、より親密
 な関係を構築し、リアルに商取引を実現出来る環境に向かっているということだ。

  環境が、どんどん変化していく。

 その環境の変化に、どう、乗るか。
 その為には、自らが実際に乗ってみて、実体験していくしかないと思っている。

  私は、かって、ワープロと言われた機器をいち早く仕事で使い、他者に先んじ
  て仕事の効率化を図り、情報を集約し、注目を集めた事があった。

  しかし、いつしかワープロは姿を消し、パソコンもネット化してあらゆる情報が
  パソコンで管理出来る時代になったが、私は今、後塵を拝している。

 更に、先日の店長会で、ある話題になった時、私は愕然とした事があった。

  店長の中で、クレジットカードを持っていないのが、私ともう一人の二人だけ
  だったのだ。

 持っていない恥ずかしさでは無く、便利な道具に置き去りになっている自分に
 情けなさを覚えた。
 金の管理は、全て女房に任せているとはいえ、自分管理のカードは銀行の
 キャッシュカードだけとは情けないと思った。

  “良し悪しは別にしても、世の動向に自ら足を突っ込むべきだった”

 今更ながら後悔してしまった。

 と言う事で、心に決めた事がある。

  “もう一度、最先端に、乗る”

 どうも、今までは、過去の人類の足跡に重点を置きすぎたようだ。

  歴史に学ぶ事も大切だ。
  しかし、先端を歩む事は、もっと大切だ。

 そんな想いで、ガイアを見ていた。



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2010年12月22日 (水)

マネジメントの本質Ⅱ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前の記事で「マネジメントの本質」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_066f.html

 マネジメントとは、「人間とは、なんぞや?」の解明であり、人や組織の合理性
 からはみ出した部分に、大いにその謎が隠されており、その事を理解する事こ
 そ、マネジメントの本質なのだという内容だった。

  そして、今日は、そのパートⅡ。

 良く言われることだが、「人を、誉めて育てる」。

  その人の持つ「長所」「得意分野」「出来た所」を、誉めて認めて、モチベーショ
  ンを高めて、その後の仕事への取り組みを積極的に向かわせ伸ばしていく。

  誰でも、褒められれば、気持ちの良いものだ。
  そして、仕事への取り組みを、より積極的に意欲的に追求していこうとする。

   人間には、必ず、長所と短所がある。

  短所がより多く目立つ場面と長所が目立つ場面が交互にやってきて、
  その場面場面で、その人間の評価が決定する。

  だから、上司が変われば評価も変わってくるし、状況が変われば評価も変わっ
  てくる。
 
 しかし、個人の側から見れば、誉められてモチベーションが上がるのは、その場
 限りである。

 更に、上を見ようとしている人間からすれば、その上に導いてくれる存在を欲する
 のが次への欲求だろう。

  やはり大切なのは、
   「これが出来れば、褒められる」
   「ここがやられてなければ、叱られる」
  この評価基準があって、上司が平等に評価するかどうかだ。

  そして、上司の言葉に、明日の自分の成長を見出すという信頼関係だろう。

 しかし、セルフマネジメントになるとどうか?。

  自らを、どうマネジメントするか?。

  これはもう、常に、妥協せず、「まだまだ」と連呼していくしかない。
  達成感は絶対に必要であり、その事で今までの自分の思考、行動を評価する
  が、常に成長を目指すのであれば、そこで妥協せず、さらに積み上げていく努
  力を怠らない姿勢が重要だ。

 だから、人は、「謙虚」なほど、成長が止まらないのだろうと思う。

  自分に「厳しく」、他人に「優しく」。

 上司ほど、このような視点で見られるものだ。

  しかし、意識しないと、
  自分に「甘く」、他人に「厳しく」という、行動をとってしまう。

 常に、戒めていかなければならない事だと思う。



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2010年12月21日 (火)

スイッチが入る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


俗に、「スイッチ」が入る、と言う。

 何らかの刺激を受け、意識が変わり、行動が変わる。

 自らの意志で、自らのスイッチを入れられる人もいるが、大抵は、他人からスイ
 ッチを入れてもらって(入れられて)、体に電流が走り、行動が変わるのが常だ。

  そのスイッチをいれるのは、誰か?。

 上司であり、そのまた上司であり、時には女房の時もある。
 しかし、そのスイッチを入れて、即座に行動を変えられるのは、企業のトップの
 言動である。

 企業のトップが、一言発しただけで、組織全体がその方向に動き出す。
 まさに、組織の構成員の一人一人が、同様に同じスイッチが入ると、こうもスピ
 -ディに行動が変わるのか、と思えるほど、大きな電流が流れるようだ。

  そう言う意味では、やはりトップの影響力は絶大だ。
  そこに、トップの存在感があるのだろう。

 しかし、なぜ、普段我々は日々の変化に気づきながらも、現状を変えられない
 のか?。

  “あれっ、おかしい!”
 
 と気づきながらも、日々のルーティン業務に追われて、そこへ「手」を打てない。

  それは、早い話、面倒だからだろう。

 普段のルーティン業務と違う事をしでかす、と言う事は、多いな量力を要する。
 新たな思考、新たな行動、新たな時間の捻出。

  そして、一番大きな要因は、一人で行動する事の限界だ。

 特に、スーパーの仕事も、仕入、販売、レジ精算、什器管理、ハード管理等が、
 個々別々に責任を負って、分業されている。

  一つの課題に対して、いくつもの部署が絡んでくる。

 ある課題が身の回りで発生しても、他の部署では、課題と認識していない。
 それを、課題と認識させ、行動を共に起こそうと思っても、そう簡単にはいかない。

  “他者とぶつかりたくない、悪者になりたくない”

 言いだしっぺ、とはそういう運命を背負って行動しなければならない。
 それは、相当労力のいる事だ。

  一言で言うと、「パワー」を持つか、持たないか。

 その事に尽きる。

  視点を変えて、店舗のトップは店長。
 
 それは、店舗内では絶大な影響力を有している。
 まずはその事を認識して、事に当たらなければならない。

  いろいろな意味で、「パワー」を身につけたい。

 ますます、そう感じる、この頃なのです。



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2010年12月20日 (月)

山梨MR②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ナビも装着し、さぁ~どこへでも出かけるかぁ~、と思った休日が、思わぬ快晴
に恵まれた。

ナビの実力を試すには最高の天気だ。

 「富士でも見てくるか?。」

   「良いわよぉ~。」

  女房の乗りも良い。

  土曜日で高速料金も割安と来ている。絶好の富士山が見れる事だろう。


 富士の麓の店舗には一年半ぶりだ。

まずは、「I社」のJ店。

 相変わらず、青果、精肉で圧倒される。

 どの売場も良い売場造りをしているが、特に「青果」と「精肉」は完ぺきだ。

 商品選定、値頃づくり、陳列技術、商品化技術、そして媒体関連。
 
  毎日、こんなお店で買い物ができるお客様は幸せだと思う。

 結構、行楽のお客様もいるのだろうが、それでも、この売場を前回同様に継続し
 ているという事に、まずは感服だ。

 北関東のわずかなエリアしか知らない私の狭い了見で言えば、このお店は私的
 には最強店舗だと思っている。

  ちなみに、私的なナンバー2は、宇都宮地区の平松エリアに存在する「O社」の
  アップグレード店舗であるが、それはいずれまたお話したい。

 
 話を戻して、この「I店」をMRすると、いつも「心」が洗われる。

 ここまでやれるスーパーマーケットが日本に存在するのか?。と思ってしまう。

 
  この店舗の店長とは懇意にさせて頂いているが、いつも謙虚な姿勢を崩さな
  い。
絶対に、驕(おご)らない。だから、進化が止まらないのだろう。

  学ばなければならないリーダーの姿である。

次に、「M社」。

 隣の「I社」の上記の通りだから、「M社」は当然、閑散としている。

 売場も決して悪くは無いが、従業員も含めて、伝わってくるものが無い。

 価格的には、「I社」をマークして、その下をくぐった価格設定なのだが、
安さが伝わらない。

  
 “もっと、地元の人のお客様をターゲットに絞って、必要最小限の品揃えと売場
 を徹底すればいいのになぁ~”

 と思ってしまう。

更に、「O社」。

 意外に、地元風のお客様の支持は高そうだ。

 立地も住宅地に近いエリアに立地している。

 店舗規模も品揃えも販売技術も、ごく一般的なスタイルのお店。

 この時間(午後1時)でレジ4台稼働は頑張っているほうだと思われる。

そして、「S社」。

 「I社」とは、また別の魅力を有する店舗だ。

 規模は300坪程度か。
 しかし、街中の高齢者を意識した品揃えが良い。

 果実、刺身、焼肉・ステーキ等の品揃えは、決してアッパー過ぎず、低価格
 過ぎず、食べてみたいと意識してしまうような品質の商材を、丁寧な商品
 作りで陳列されている。

  “このお店、なかなかやるじゃん”

 そう思ってしまった。
 青果の逆サイド側では、クリスマスの提案を徹底しており、意外に考えられ
 た商品展開を実践している、まとまりのある店舗と言えよう。

最後は、「I社」のA店舗。

 富士急ハイランドの側にある店舗である。
 ハイランドが全盛の頃には、相当賑わいを見せていたのだろう。
 意外に店内は広々としている。
 但し、現状の売上とのギャップが発生しているようで、多少の間延び感があ
 る。
 
 しかし、「I社」のスタンダードレベルの高さが伺われる店舗でもある。

PS
 山梨エリア②のMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yamanasimrni/

 

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2010年12月19日 (日)

ナビの実力

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ナビの購入に関しては、以前にも記事にしたが、その実力は如何に?。

 そして、当然のことだが、もはやナビ無くしては生活できないという状況になって
 しまった。

 当初、その使い方を手取り足とり、取り説と睨めっこしながら操作していた時期は
いざ知らず、 ある程度の機能の活用を習得すると、ナビが知らない土地の知ら
ないスーパーに誘導してくれるのはもちろんだが、ナビが、地図代わりにもなるし
、目的地周辺の食事の選択にもなるし、先日は、クレーム処理の為のお客様宅
への誘導もしてくれた。

MRの目的とは、話題のお店を見る事が当然の目的だが、それ以外に、その周
辺競合店がどんな対策を打ち、どんな商売をしているかを見ることでもある。

その為には、より近隣のスーパーのピンポイントの出店場所が描かれることであ
る。

そして、私が購入したナビは、その検索が簡単にできる事がありがたい(どのナ
ビもできるのだろうが)。

これに、ネットでの検索機能が付与され、店舗紹介が濃厚にインプットされてい
たなら、尚更良いのだが。そこまでは望めまい。

道路標示も、進行方向に向かって常に地図が回転してくれるのもありがたいし、
ゴリラビューに切り替えると、斜め45度からの角度で見ることになり、その先が
何が存在するかまで映し出されるのもわかりやすい。

更には、明確で聞き取りやすい女性のアナウンスもはっきりとしていて気持ちが
良い。

常に地図を見ながらの運転ではなく、前をしっかりと確認しながら運転できるの
も楽だ。


そして、食事の時間帯になれば、周辺や目的地周辺での、食事のカテゴリー別
の検索が可能で、周辺のでの「イタリアン」を選択して2回ほど食事をしたが、ど
ちらのイタリアンレストランも美味しく、大当たりだった。

高速の入口、出口での検索も可能だし、目的地までのルートを小分けし、高速と
一般道を使い分けるルートをオリジナルでルート設定する事も出来、それを保存
し、いつでも引き出す事も出来る。

ことナビ機能に関しては、十分であり、更に私の使いこなしが明暗を分けること
になる。

また、よくわからないが、「VICS」機能なるものも付いており、いろいろな情報を
得る事が出来るらしいが、これはまだ設定していない。

これもいろいろと便利な機能が付いており、新たな行動半径の広がりを予感させ
てくれるのが楽しい。

そして今では、このナビと携帯、そしてデジカメが手放せない私の3大アイテムと
なってしまった。

そして、この3つが一台に収まり、携帯ほどの大きさで存在してくれたなら、最高
だ。


携帯にもナビ機能をオプションで付けられるのだが、このナビのようにタッチパネ
ルでの操作が不可欠であり便利なのだ。

それに、携帯機能とデジカメ機能がミックスされたら、10万でも買いたいと思う。

 ポータブルナビとは、それ程便利な機能を有し、携帯性を有したアイテムだった
 のだ。


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2010年12月18日 (土)

1000回投稿

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ、この記事で「1000回目」の投稿だ。

 ブログを初めて、当初は数日置きの投稿だったが、それ以降はほぼ毎日投稿
 を継続しているた為、ブログを初めて1000日と考えてよい。

 100回、200回、300回、500回と、区切りごとに記事にしてきたが、それ以降
 は1000回目と決めていた。
 
  そして、いよいよ1000回目。

 しかし、こうやって1000回目を迎えても、あまり特別な感情は無いのだ。
 500回から、次は1000回という時点では、1000回目はいろいろな感情や思
 い出が甦って来るのだろうと思っていたが、それも今更だ。

  年末の慌ただしさもあるだろうが、約3年も継続してくると、自分の生活の一部
  として、すっかり定着してきたのが要因だと思う。

 ご存知の方もいると思うが、私は基本的には、このブログを週一回まとめ書きを
 して投稿している。
 だから、日々の生活の一部と言うよりも、週の休日の一部と言った方がいいかも
 知れない。
 
  休日の約半日を使用して、一週間分の記事をまとめて書く。
  コメント等は日々チェックして、お応えする。

 そして、何よりの励みは、数々のコメントを頂く事と、先々日も記したが、訪問者
 数の動向だ。
 「Dの彼」さんからもコメントを頂いたが、同じ記事でも、見る目線が違うと、意外
 な記事から意外なコメントを頂いたりする。

  “そんな見方もあったのか?”

 実際の現場での仕事とは別に、このような世界での「気づき」も、自分の幅を広げ
 る一因となっているようで、ここで気づいた事を、現場で活かせる機会が多いにあ
 るものだ。

 更には、このブログという「場」を通して、リアルな出会いの場と自分のリアルな交
 友の幅の広がりが加速度的に広がってきた。
 当初は、ブログで知り合った架空の人物(ブログ上の登場人物はそう思える)と、
 実際にお会いする事の恐怖感は、言葉では言い表せない程怖かったのだが、そ
 れも今では多いな楽しみの一つでもある。

 やはり、人との出会いは、自分の器を広げ、考えや見識の幅を広げてくれる。
 そして、実際にお会いすると、初顔合わせでも旧友の感覚でお会いできる。
 二度目ともなれば、その人の感情まで移入されてお会いする事が出来る。

  先日、山梨の富士の麓にお邪魔したが、その時も二度目ですら、お互いの心情
  が溢れるように伝わってきた。

 こうして、1000回を迎えても、このブログの目的は、やはり自分の為に続けたい。

  かっては、他人さまの為になれば、と驕った認識をした時期もあったが、結局は
  自分の為に、ブログという手法を使って自らの幅の広がりを図っていく事が、結
  果的には、その考えや記事を通して、いろいろな角度からの物の見方として、
  読者の方に伝わってくれたら幸いだと考える。

 たまには、違った伝わり方をして、手厳しいコメントも頂くが、それも私なりには、
 多角的な見方としての幅の広がりとして受け止めている。

 いよいよ、12月も後半に突入した。
 一年の総決算と、お客様からの「通信簿」を頂く時期が迫ってきた。
 
  「泣く」も「笑う」も、また一通過点。

 大切なのは、その事を通して、どう自分の幅を広げ、成長させ、またその意欲を
 持ち、結果として、周囲への影響力を拡大できるか。
 そんな意欲を持って、臨んでいきたい。

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2010年12月17日 (金)

高齢化社会のスーパーの在り方

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「「ガイアの夜明け」で、スーパーを対象とした内容の放映があった。

 GMSの代表格として小売業界を牽引してきた、「イトーヨーカドー」が、阿佐ヶ谷
 に小型スーパーを出店したという話題。

  題して、「時代は、コンパクト」 ~ 小さいお店に勝機あり ~ 

 高齢化が急速に進んでいく中、衣住品の需要の減退と、より生鮮食料品に特化
 した小型店が、高齢化した住宅街に、電車、徒歩で行ける便利なお店。

 とは言え、小型店=低単価、という図式を塗り替え、高級自由宅街を控える地域
 を背景に、1本7万を超えるワイン等も品揃えする。

 更には、東急ハンズも小型化を進める中、駅ビルに150坪程度の小型店を積極
 的に出店しているという。

 ここでも話題になっていたのは、小型故に、如何に効率の良い品揃えをするかと
 いう「選択と集中」がお店の生命線であり、より高単価の商材の売り込みが必須
 であるという報道もあった。

  私は、今後の小売業は、基本的にこの方向に加速していくと思っている。

 加速する高齢化。
 
  特に地方スーパーはこの壁にぶつかっている。
  如何に、小型化されたフォーマットの標準的なお店で多店舗展開出来るか?。
  そして、その多店舗展開された個店が、地域に根差して品揃えを集中できるか。

 価格競争に巻き込まれない、と言う事は、高齢化に追随していく事。
 そして、“私のお店” として、そのエリアに根ざしていけるか、と言う事。
 
 更には、テレビを見ていくうちに分かってきたのは、「高齢化」=「低価格化」では
 無い、と言う事だ。

 高齢化に向かえば向かうほど、使えるお金は増していく。
 ただ、長い人生の中での価値感が、シビアになってきており、上手な使い方が
 出来る年代なのだと言う事だ。

 だから、無駄な使い方はしないが、自分の価値観にあっての贅沢の仕方を心得
 ている。

  贅沢な時間と、普段の暮らしの両立。

 それこそが、我々の今後の姿なのだと思う。

  そんな事を考えながら、テレビを見ていたら、イトーヨーカドーのオープン時に
  MRに来ていた業界関係者が、これ見よがしに映されていた。
  あの映像は笑えたが、いつ何時、自分もあんな姿を映されるのかと思うと、
  ゾッとしてきた。



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2010年12月16日 (木)

アクセス回数を増やす法

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の日曜日に、異常なほどのアクセス回数だった。

通常の日曜の2倍の方が訪問してくれた。

 何故か?。

 記事の中に、有名人の名前が記されていたからだ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-1909.html

  「坂本冬美」「倉木麻衣」「平井堅」「久保田利伸」「倖田來未」等々。
  中でも「福山雅治」の検索キーワードはずば抜けていた。

 “なぁ~んだ、有名人の名前を入れると、アクセス数が増えるんだ”

  だから、何だ!。

 そう言われるだろう。
 でも、ブログを書いていて、アクセス数(訪問者数)の増減は非常に気になる。

  自分の記事が、読者にどう影響を与えているのか?。
  更には、このブログを読んでくれる方が増えているのか?。

 当然、日記であるから、読者の方にどう思われようが、本人は関係無いのが
 本来の姿なのだが、読者の方の数が「アクセス解析」がチェックできることで、
 別の楽しみもある。

 やはり、読者の方の動向、アクセス数の動向は大いに気になるものだ。
 そして、週末や祝日は、訪問者の数は意外に伸びない。
 休日の方が、自宅ではネットを使ってまでは見てくれないのだろう。

 そんな中に合っての、先週日曜日の異常なまでの訪問者の増加。

  “これはなんだ!。何事が起ったのか?”
  “私の書いた記事に、何があった?”

 そして分かったのは、アクセス解析の「検索キーワード」。
 「福山雅治」のキーワードでの検索だけでも、30数件。

 だから、おそらく、この記事も相当数の検索キーワードでヒットして訪問してしま
 った方が出てくるだろう。

  そういう意味では、有名人検索で訪問された方には、本当に申し訳ありませ
  ん。

 本来の「仕事」の記事や「オリジナル」な記事でのアクセス数ではなく、有名人の
 キーワードを使用してのアクセス増。
 結局は、そんな形で増加したアクセス数は、いずれ元に戻るもの。

  一時の売上増と同様に、本来の力量で稼いだ数ではないものは脆い。

 でも、それも一つの「きっかけ」には違い無い。
 たまたま、一時のアクセス増だが、一度つかんだ読者は離さない。
 そんな意識で、内容の濃い、影響力のある記事にしていきたいなぁ~と、
 思っています。


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2010年12月15日 (水)

「デキル女」は女子の憧れ?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、良くテレビに出てくる「デキる女」。

 先日も、朝の目覚ましテレビで放映していた。

 デキると思われている「女」3人(20代~40代)が登場し、
 整理整頓と料理の腕を競う形で、デキる度をチェックするという内容だった。

 特に、料理に関しては、用意された食材を利用して、20分で3品を仕上げる
 課題だったが、3人3様の料理の出来栄えで、これはこれで感服した。

  この日の朝食メニューが、インスタントラーメンだった為、いっしょに見ていた
  女房が唸った。

   「私は、完璧にデキない『女』だわ。インスタントラーメンだもの。」

  私など、インスタントラーメンですら、10分程度かかってしまうが、彼女らの
  仕上がりを見ると、イタリアンの凝ったパスタあり、野菜スープありのメニュー
  を20分で仕上げる腕前がすごい。

  更に、40代代表のデキる女の方は、もう一品追加して4品を仕上げた。

 女性が、女性から見た、「デキる女」とは、仕事、家事、育児の三拍子揃ったバ
 ランスの良い女性の事だと言う。

 男性が男性の立場で、「デキる男」とは、とにもかくにも「仕事」オンリーだが、女
 性の場合は、仕事以前に、家事、育児の2大義務も発生する。

  それらをしっかりとこなしながら、仕事も男性以上にバリバリこなしていく。

 仕事すら「デキない」私なぞは、当然のごとく、感服するのみである。
 
 しかし、考えてみると、デキる人というのは、なんでもデキものだ。
 仕事は出来ても、それ以外は全然ダメ、という女性は、意外に少ないのではな
 いか。

 家事、育児を通して、いろいろな経験と学習を重ねて、人との関わりを学び、結
 果として、仕事へも活かされるのだと思う。

  部門の戦力となって頂いている「パート」さん達を見ていても、その通りだ。

 部門でデキる女たちは、買物でもテキパキと済ます。
 仕事で走る姿を見る事の多い方達は、買物でもスムーズな買物導線を描くよう
 だ。
 それは、時間の無い中での買物という行為が、そうなるのだと思う。

  しかし、このような方達が、家事、育児ではどのような姿でこなしているのだろう
  か?。

 なんか、そんな眼で、お客様を詮索してしまいそうな今後である。



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2010年12月14日 (火)

ジャパニーズスタイル

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


天井まで積み上げられた、ダイナミックな陳列。

 よく、アメリカ視察の売場写真を見ると目にする光景だ。
 非常にダイナミックで、入口付近で展開されていれば、まず寄ってみようという
 意識には駆られる。

 しかし、本当にその商品が自分が欲していた商品かどうか、更にはそれを使用
 した食材が頭に浮かぶかどうかで、実際の購入は左右される。

  我々の周囲を取り巻く日本人のお客様は、まず食卓をイメージし、その材料と
  しての食材、そのメニューを引き立てる小道具、更にはより美味しく安全に家
  族と楽しいひと時を送れる話題性を大事にする方が多い。

 しかし、諸外国、特にアメリカのチェーンストアの売場には、どうもそのような提案
 よりも、よりお客様に目に付く陳列はディスプレイに溢れ、そのような食卓をイメ
 ージさせるような売場の写真はなかなかお目にかかれない。

 それは、アメリカのチェーンストアには、そのような提案が実際に無いのか、お客
 様がそれを不要としているのか、それとも提案されているのだが、私の見識が甘
 いのか、それは定かではない。

 しかし、一度出来上がった売場は、一カ月程も持ちそうな売場が多いのも事実だ。

 我々のお店に来店されるお客様はどうか?。

  平均、週3回は来店される。
  買物の平均時間は20分。
  平均単価は、お客様にもよるが約1500円程度。
  メニューは日々変わり、2日おきに買物に来店される。
  それらは鮮度落ちの早い生鮮食品の割合も50%と高い。

 日々来店されるお客様に、日々メニューを変え食卓を豊かにしてもらう為には、
 我々の売場も、日々、変えなくてはいけない。

  私は、我々のお客様に満足を得るには、売場が日々変わる事だと思っている。

 日々変わらない売場と、安定して変わらない売場。
 その両面を存在させ、在庫コントロールをマネジメントし、作業の効率化も図る。
 それが、ジャパニーズスタイルだと考える。

  しかし、

 その定説も、徐々に崩壊してきているのも、事実だ。
 
  それは、来店されるお客様の暮らしの変化に追いついていないからだ。
  売場とは、常にお客様から遅れるものだが、そのギャップの差が致命傷になる
  時代でもある。

  そして、その変化のスピードが問われる時代でもある。

 やはり、キーワードは「スピード」なのか。



 

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2010年12月13日 (月)

太田エリアMR②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


太田エリアに、「B社」が出店。

 スーパーセンター方式で、食品プラス衣住雑貨のワンフロア店舗。
 このフォーマットを頑なに守りながら出店を重ねる企業。

 更に一週間後には、約3K離れた地域に、同様のフォーマット店舗を出店。

  “相変わらずのパワーだなぁ~”

 そんな太田エリアをMRしてみた。

まずは、「B社」。

 出店して約2週間だが、意外にお客様が入っているなぁ~と感じた。
 周囲には、「Y社」や「T社」、そして競合の「B社」等が存在するのだが、
 新興住宅街の敷地に先取りして出店し、交通の便も良さそうな立地故に
 来店しやすいのかも知れない。

 そして、相変わらずの価格志向。
 りんごが68円で「サンふじ」「王林」「ジョナ」「シナノゴールド」等の展開。
 出店後間もない為、生鮮各部もしっかりとした売場作りをしている。
 
 しかし、この企業の弱点は、日を追うごとに「青果」「鮮魚」が落ちてくる事。
 これが表れてくると、周囲の競合各社から突かれることになる。

 また、レジ解放台数は7台と多かったが、それでも4人ほどはレジ前でお客
 様に挨拶をしていた。予定台数に達していない為に、あえなくレジ前で接客
 なのだろうか。シビアな企業なら、他部門援助なのだが、と思ってしまう。

次に、「T社」。

 しっかり、戦っている。
 りんごで、1円安い「67円」だ。
 その他、青果品を中心に、徹底して、価格を合わせている。
 
 この企業も、ここ数年で、価格に敏感な企業になってきた。
 規模的に格上の相手には、徹底して合せてくるようになった。
 しかし、青果の展開レベルは落とさない。
 それでも、お客様は入っていない。
 やはり、前出の「B社」からほんの1Kの距離ではいたしかたないのだろう。

  “しかし、何かが足りないなぁ~”

 売場がきれいすぎるのだろうか。
 青果売場が整いすぎるというのも、なんか賑わい感が無いような感じがするが。

そして、「Y社」。

 最新の店舗だろう。
 最新のロゴと店内レイアウトだ。
 特に、青果の主通路の広さは、私が記憶する最大の広さだ。

 しかし、前出の「T社」同様に、店内は閑散としている。
 やはり「B社」出店の影響か?。

 意外に狭い店舗で、この企業としての600坪は狭い印象だ。
 基本レベルは低く無いが、客数の減少に合せ、売場のボリュームの減少は
 避けられないのだろう。桐生の新店のような青果での魅力は少なかった。

最後は、「B社」。

 埼玉に本拠を置く食品スーパー。
 北関東の各地に出店を重ねている。

 この企業も、前出の「T社」同様に、本部主導での品揃えと陳列技術等で出店
 を重ね、各台している。

 しかし、この日の集客は無かった。
 本来、火曜日はスーパーでも強い曜日なのだが、お客様は入っていない。
 お惣菜の品揃えもそこそこなのだが、どうも突出した部分が無いのが要因なの
 だろうと思われる。

  価格とパワーの「B社」。
  マネジメントと競争心の「T社」。
  惣菜の力と提案力の「Y社」。

 そんな中にあって、独自の魅力を出そうとするならば、どこに磨きをかければ
 いいのかを真剣に考えていかないと、取り残されてしまうという結果だろう。

 足利からわずかの距離のこのエリア。
 ここでも、いろいろな競合が凌ぎを削っている。


PS
 太田エリアMR②の写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/ootamrni/



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2010年12月12日 (日)

歌唱力

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


やはり、坂本冬美は、凄みがあった。

 先日、フジテレビで放映された、「FNS歌謡祭」での事である。

 冒頭のスマップの外しまくりでスタートしたFNS歌謡祭だった。

  “しかし、ひどいなぁ~”

 生で歌う、と言う事は、こういう事なのだろうか?。
 いわゆる「歌唱力」のあるとされる連中でさえ、外していた。

  プロが、プロの前で、歌前を披露する。

 これ以上のプレッシャーは無いのだろう。
 ましてや、生歌で歌うから、嘘がつけない。
 前半は、ほとんどの歌手に力みがあり、その歌手が本来有する声が出てこない。

  そんな中で、中盤頃登場した福山雅治は、流石だった。

 彼本来のバイブの効いた歌声が、バックのベースの音やバックコーラスの声と
 相まって、絶妙なバランスで会場を魅了していく。

  更に、久保田利伸と平井堅のコラボの「Missing」へと続く。

 この曲には、特別な想いがある。
 女房との思い出の曲が、こんな形で聴けるとはとは思わなかった。
 平井堅とのコラボも、しっとりとした哀愁が漂うシチュエーションだった。

  そして、ビリーバンバンの歌い出しで、「また君」が始まった。

 一瞬、学芸発表会かと勘違いしてしまうようなビリーバンバンだったが、
 その後すぐに、坂本冬美の抜群の歌唱力に魅了される。
 バックコーラスで彼女を見つめる、倉木麻衣の健気なさも良かった。

  生放送で歌う。

 毎年録画する「紅白」もそうだが、生歌は嘘をつけない。
 それが、このような場で、明暗がはっきりとついてしまう。
 歌手は、はやり自分の歌、声を磨かないと生きていけない。

  そして、それを磨き続けていけば、必ず表舞台が用意されると言う事だ。

 後半は、私の携帯の着うたでもある、「浪漫飛行」なども登場し、いろいろと
 想いの多い今回の歌謡祭だったが、一人の存在感のある歌手がいた。

  倖田來未

 若手女性歌手の中でも、彼女の歌唱力と存在感は際立っていた。

  “倖田來未って、こんなに歌が上手かったんだ”

 歌唱力だけでなく、表現力が素晴らしい。

  彼女は、どんどん進化しているように感じる。
  今後一流になっていくだろう。


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2010年12月11日 (土)

スィーティーに目覚める

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、青果でのマネキン販売の計画を聞いた。

 「えっ、なんでこの時期に、スィーティーなんだ!。」

 私は、チーフに大声を出してしまった。
 チーフも迷惑だったろう。自分が決めたマネキン販売の訳ではないからだ。

  「なんでですかねぇ~。みかん試食のマネキンならわかるんですがねぇ~。」

 まぁ、これを機にスィーティーの品揃えが始まるというPR効果もあるのだろうが、
 
  “この季節に、あんな緑色のすっぱそうな柑橘類が売れるわげあんめぇ~”

 と、タカをくくっていたのは確かだ。

 このような形と大きさの柑橘は、4月~5月にかけてのフロリダ産のグレープフル
 ーツが一番美味しく、一番健康に良いと思いこんでいたの。

  “こんなの今マネキンやられても、次へのステップにはならないだろうに”

 と内心思いつつ、マネキンさんの試食を一つ食べてみた。

  “あっ、以外に、酸っぱく無い”

 その時はそう思ったが、そう強烈な印象は持たなかった。
 ただ、これも性分なのか、じっくり味わってみるかと思い、昼食に購入してみた。
 選んでいると、グレープフルーツとは違い、どうも一つ一つ軽い感じがする。

  “なんか、本当にフレッシュな果実なのだろうか”

 そして、この濃い緑色だ。

  “本当に、酸っぱく無いのだろうか”

 いろいろと不安材料が濃くなってきたのだが、一番重そうな物を購入した。

  休憩室で剥いていると、グレープフルーツよりも皮から出る汁が多く、どうみ
  ても酸っぱさが印象づけられてしまう。

  しかし、食べて見ると、先ほど試食で食べたよりも「甘み」があった。
  “全然見た目と違い、酸っぱさが消え、甘みのある柑橘だ!”

 通常のグレープフルーツは、酸味が強く、好みが分かれる果実だが、
 この「スィーティー」なら、酸味を嫌う方も十分味わっていただける甘味だ。

  しかし、食べずらい。

 グレープフルーツよりも果実は小さい為、剥きづらく食べづらい。

  “もっと大きい果実にならないのか?”

 これで、グレープフルーツほどの果実の大きさであれば十分なのだが。

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2010年12月10日 (金)

人対人の関係

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お客様と店長という関係以前に、人対人の関係でありたい。

 いつの頃からか、そう思うようになっていた。

 お客様と店舗の従業員。
 それは、主と従であり、上と下でもある。

 スーパーマーケットがチェーン化し、競合が発生し、お客様の店舗選択肢が増加
 し、サービスの競争に突入した時点から、いつしか主従の関係になっていた。

 それは、チェーン化した企業の内部で、横並び主義、事無かれ主義が芽生えてく
 ると、とにもかくにもお客様の声を最優先する姿勢が目立つようになってくる。

 しかし、個人商店の店主ほど、以前のように人としての器の大きさを失わず、
 おおらかに商売をしているように感じる。

 いつしか、その姿に一種の憧れのようなものを感じていたのかも知れない。

  “あのようなスタンスで仕事がしたいなぁ~”

 しかし、あんな態度で仕事をしたとたんに、スーパーの店長として、お客様からも
 企業内からも叱責の声が飛んでくる。

  「お宅の会社は、どんな教育をしているのか?。」

 等々。

 先日、ある一件のクレーム処理が完了した。

  そのクレームに関して、そのご家族と連日連絡を取り合って対応し、
  会社との協議も、細部まで詰めて慎重に事を進めた。

  特に、相手先様には、失礼の無いように対応し、企業人としての立場以前に
  一人の人間として誠意を持って臨んだ。

 そして、先日、最終の処理として、お客様宅にお邪魔した。

  すっかり、相手様も気持ちを開いてくださり、私を迎えて頂いた。
  コトの話、家族や家の話等の話題、そして結論の話。

 最後に、一番ご迷惑をおかけした、相手の旦那様が、最後の別れ際に
 私に対して、深深と頭を下げて頂き、

  「本当に、いろいろありがとうございました。」

 との言葉を頂いた。

 私は、チェーンストアの、タダの一店長である。
 しかし、この言葉を頂いた時は、本当に一人の男として、涙が出てきた。

 店舗の店長とは、本来、そのようなものなのだと思う。
 企業の一ステップとして、そのお店の店長をしていくのでは無く。
 その地域のお客様の貢献する為に、一人の人間として存在していく。

  それは、地域のお客様との関係もそうだし、対従業員との関係、地域のアルバ
  イトとの関係、地域の取引先様との関係全てに、その事が言えるのだ。

 「人」対「人」。

  どんな場合も、その関係を失う事無く、仕事に就きたいと思う。



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2010年12月 9日 (木)

制服

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、取引先の銀行に変化が表れた。

 女子行員が、制服を着始めたのだ。

 それだけ聞けば、取り立てて記事にするほどの事でも無いのだが、
 今までは、私服で仕事をしていたのが、いつの間にか「制服」に変わっていた。

 そして、私は思った。

  “制服には、不思議な「力」があるんだなぁ~”

 いつも制服を着て仕事をしている姿を見なれていれば、気づかない事が、
 「私服」から「制服」に変わった途端に、いろいろな事が見えてしまう。

  私服には、個人のフィット感と落ち着き感を高める効果が高いが、
  制服には、個人の格差を縮め、躍動感を高める効果が高い。

 私服で働いていた頃は、個人個人が自らフィットする私服を着用している為に、
 個人がその服に馴染んでおり、実に違和感が無く、仕事をされていた。

  それはそれで、落ち着き感があり、安心してその場に同居する事が出来る。

 今回、制服で働く事になり、以前から知っている人々が制服を着用することによ
 り、制服という平等なステージに立って、逆に個人の個性が浮き出てくるような
 存在感があった。

  そして、なぜか、動作ひとつひとつが、実にキビキビと感じ取れるのである。

 以前の私服だと、お年の方はそのお年なりの私服を着用されていた為、年相応
 として認められたのだが、制服を着用された途端に、数歳は若く感じられるのは
 制服の効能だと思われる。
  *なんと失礼なブログなのでしょうか。こんな事をその場で吐いたなら、確実に
   ヘルプライン直通で訴えられてしまいます。

 やはりその辺も、日本人の強みというか特性なのだろうか?。
 
  組織の一員になるという意識が、個人の行動を高める。
  制服を着用すると、その制服に課せられた責務を果たそうとする。

 個々人が、それぞれ独立した結果を求められる仕事であれば、自己主張を私服
 で表現することも自由だが、組織が連帯して成果を出していく仕事になると、制服
 の力を借りて、個人の意識を揺り動かし、日本人の強みを引き出していく必要が
 あるのだろうと思う。

 以前は、スーパー各社も私服着用に切り替えた企業が多かった。
 それは、バブル期に人員確保として、自由な雰囲気を取り入れて働き安い環境
 のイメージ作りが優先された結果だが、実質どちらが働く人々の気持ちを考慮
 した戦術かと言えば、元に戻っていく、と言う事なのだろう。



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2010年12月 8日 (水)

鮮度が良いと作業効率が上がる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、鮮度の良いサニーレタスの入荷が多い。

 先日、青果の鮮度をチェックしていたら、やけに大柄で鮮度の良いサニーレタ
 スが陳列されていた。

 鮮度チェック後に、鮮度落ちした商品を下げに青果バックヤードに入った私は、
 野菜を担当しているパートさんに言った。

  「良いサニーレタスが出ているねぇ~。久しぶりに見たよ。」

   「そうなんですよ。だから、私達の作業もはかどりますよ。」

  「なるほど、そうだろうなぁ~。」

 『鮮度が良いと、作業効率が上がる』

  これは何も青果や野菜に限った事ではない。
  鮮度が良いと言う事は、手間をかけずに、無処理のまま売場に出せる、と言う
  事だ。

  通常、入荷した商品は、蘇生したり、表面を剥いたり、その他処理をして陳列す
  るのだが、バリバリの鮮度だと、あまり多くの手間をかけずに商品化して陳列す
  る事が出来る。

  更に、商品化するのは、人間だ。
  生身の人間は、心の持ち様で作業効率も変化する。

  このような鮮度の良い商品を扱うと言う事自体が、心の持ち様が高揚し、気持
  ち良く作業が出来、その結果、効率が高まるということでもある。

 同様に、鮮魚でも精肉でも、鮮度の良い商品が入荷すると、心の高揚が起きる。
 更に、鮮度が良い為、余計な処理を必要とせず、包丁の入りも抜群に良くなる。

  当然、見栄えも良くなる為、高くても売れる。

 逆に、一度鮮度が落ちると、身割れが発生し、それをさせまいとより丁寧な扱い
 になり、効率が低下する。
 当然、見栄えも悪くなり、安く仕入れても、結局は安い値段でしか売れない。

 更に、翌日は更に加速度的に鮮度が落ちていく為、その日に売り切らなければ
 利益にはならない。

  結果、安価で仕入れても、安価で売切らざるを得ない場合が多い為、
  利益に結びつく確率はダウンする。

 相場とは、その商品を扱うプロが目利きを持って、その流通過程の中で決定さ
 れて、我々の手元に届くものだ。
 
  だから、高い物は高いなりの理由があるし、安い物は安いなりの理由がある。

 高い商品や高価な商品を、仕入れて、売り切る技術を学ぶ事は大切な事だが、
 以外に、その値差は、結果的には、大きな差とはならないものなのだ。

 

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2010年12月 7日 (火)

おばあちゃんのクリスマス

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎年、ボージョレーの発売を機に、店内を「洋」のイメージに一新する。

 それは、店内の飾り付けもそうだが、各部の売場企画も「洋」へ舵を切っていく。
 そして、今年も、私なりの法則に沿って「洋」の商品と展開を強化していった。

 それは、ボージョレーの販売を機に、「ビール」「焼酎」に合うおつまみやおかず
 から、「ワイン」に合うおつまみやメニューへ切り替え、クリスマスへ突き進むこ
 とである。

 そうやって、クリスマスへの布石を打ち、クリスマスを成功させ、25日夜から
 一気に「年末」へと店内がガラリと変えていくのだ。

 しかし、「洋」のイメージ作りは順調に進んでいたが、商品の動向が思わしく無い。

  “おやっ、なんか全然商品が動かないなぁ~”
  “地域柄、この提案には無理があったかなぁ~”

 私の店舗の客層は比較的高齢のお客様が多く、開店~午前中・日中のお客様
 が多いが、夜以降の客数は伸びない。
 それは、基礎商圏の客層とも連動している。
 そして、開店当初から、「和」の商品群が圧倒的に強かった。

 「伝説の売場」も、副店長が中心に作った売場だったが、私は彼に相談した。

  「どうもこの売場の動きが良くないな。軌道修正をして、この売場のテーマを
  変えようか?。」

   「分かりました。どんな風にしますか?。」

  「和のテーマがベターだろう。和のクリスマスのイメージで対象を絞ろう。
  題して、『おばあちゃんのクリスマス』だ。」

 クリスマスと言えば、女子と子供。そして、30代の核家族がど真ん中の対象者。
 しかし、本当にその人たちだけがクリスマスで賑わうのだろうか?。
 
  おじいちゃん、おばあちゃんだって、スィーツを食べ、御馳走に走るハズだ。

 私の20数年の小売業の経験からも初めてのクリスマス企画だ。
 これだけ、和の強い店舗だ。絶対にジャストフィットする企画があるはずだ。

  展開スペースは、「伝説の売場」を含めて、その周辺の非冷地帯と真ん中の
  冷ケースでの展開を予定している。

 私は、グロサリーチーフに指示した。

  「非冷地帯は俺が企画する。冷ケース内はお前が考えろ。」

 本部企画の商品リストでは無く、店舗企画でゼロベースからの売場企画。
 それは、自らの仮説からその軸に沿った商品を選定し、発注展開まで自らの
 筋を通した売場作りが要求される。

  しかし、彼は、むしろそれを楽しんでいるようにも見える。

 そして、私の目論見は、そこにあった。
 “ゼロベース”から、筋書きを組み立て、実行し、検証する。
 それが、「考える力」を、大いに養うのだ。

  そんな仕事の繰り返しが、「仮説・検証」力を養う。
  そして、そんな経験を3年も積み重ねれば、他者とは雲泥の差となって現われ
  てくる。

 自分の部下には、どんどん、そんな経験をしてほしいものだ。






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2010年12月 6日 (月)

カーナビ購入を検討しておりまして

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私の車には、カーナビが付いていない。

 「えっ、カーナビが付いていないんですか?。よくいろいろな場所へMRに行けま
 すね。」

 読者の方からは、良く言われる事だが。地図一つあれば十分に目的地に付ける
 と思っていた。

  思っていた、と言う事は、現在はどうなのか。

 おおよその場所には行けるが、具体的に詳細な場所にたどり着くには、偶然や
 運が左右すると言う事だ。

  だから、運が良ければ短時間で具体的な場所までたどり着けるし、運が悪けれ
  ば、かなりの時間をつぶしてしまう。そしてそれは、より多くのガソリンを費やし
  てしまう言う事なのだ。

 しかし、敢えて今までカーナビを付けなかったのは、価格面だ。
 車にオプションで正規ディーラーのカーナビを取り付けると、30数万もかかってし
 まう設定だ。

 以前に女房に、カーナビの要望を受けた時も、価格面で無駄だと思っていた為、
 聞こえないふりをしていた。

 しかし、MRを重ねる毎に、初めて訪れる場所が増えてくると、上記のように運に
 任せる場所到達が増加し、非効率な場面も多く、運転中の危険性のリスクも増し
 てくる。

  “そろそろ、カーナビを考えるか?”

 以前に、友人から「外付けの簡単設置で安価なカーナビ」の存在も教えられてい
 た私は、早速ネットで調べてみた。

  『ゴリラ』と検索。

 “えっ、ゴリラって、こんなに機種があるの?”
 “何が違うの?。どれが、良いの?”

  しかし、購入した人のコメントもあり、5段階評価もあるので比較しやすい。

 “正規オプション品だと30万以上かかるが、ポータブル品だと5万程度か”

  ネット購入の不安点は、
  ・購入時に現物を確認出来ないことへの不安。
  ・使用時に自分で完結出来ないことへの不安。

 この2点が解決されれば、日本で一番安い価格で購入できるネット購入は、非常
 に便利な世界だ。
 多少配送費がかかるとはいえ、自分で購入するにしても、ガソリン代は掛かるわ
 けだから、どう考えても非常に便利な購入方法だ。

  かっては、ポータブルカーナビの性能は良くないという噂を聞いていたが、ネット
  での購入者のコメントを見ていると、性能は変わりなく、ポータブルの優越性に
  より、簡単にいろいろな車に設置でき、更にはバイク、自転車、徒歩でも使用で
  きる携帯性に優れているようだ。

 と言う事で、このブログで、最適なカーナビの読者の皆さんのご意見を伺いたい
 と思っていたのですが、早々に、570という機種をネットで最安値で購入してしま
 いました。

  後日、使用後の記事でも、記したいと思います。




 

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2010年12月 5日 (日)

高校生アルバイトⅡ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店長室で、仕事をしていたら、副店長が高校生アルバイトを引き連れてきた。

 彼は、ある理由から、ここ一カ月程、アルバイトを欠勤していた。

  「おうっ、久しぶり。元気だったか?。」

   「はい、元気でした。」

  「おまえのお母さんから話は聞いていたよ。学校の許可は下りたのか?。」
  
   「はい、来年の1月から、許可が下りる予定です。」

 一カ月程前の事だ。
 彼のお母さんから電話が入った。

  「息子の件ですが、実は学校から停学処分を受けまして、当分アルバイトを
  休ませていただきたいのです。」

   「そうですか。分かりました。それは仕方が無いですね。」

  「それで、今後のアルバイトの件ですが、そのような状態ですので、アルバイト
  は辞めざるを得ないですよね?。」

   「それは、本人がどう考えているかですよ。」

  「息子は辞めたくないと言っています。」

   「我々の職場では頑張っていた子ですから、辞めてほしくない存在ですし、
   停学後も継続していただいて結構ですよ。それでは、学校の許可が下り
   しだい再度連絡ください。その後で今後の事を打合せしましょう。」

 そんなやり取りがあった。
 彼が、何をしでかしたのかは、分からない。
 しかし、学校の停学処分と言う事は、学校の良識に反する事を、彼がしでかした
 ことは間違い無いだろう。

 私は、彼に問いた。

  「お前は、今回の件で、反省はしているのか?。」

   「はい、してはいけないことをしたと思っています。」

  「何をした?。」
 
   「はい、○○のような事をしたようです。」

  「相手には、しっかり謝罪したのか?。」

   「はい、しっかり、謝りました。」

  「お前は、今回の事件で何を学んだ?。」

   「悪い事はしてはいけない。絶対にバレると言う事です。」

  「君らが働く目的は、お金を稼ぐと言う事だろうが、私は、ここでのアルバイト
  で学んでほしいのは、『礼儀』と『想いやり』の二つだ。特に相手の目を見て
  挨拶する事を言ってきたが、それは相手を認めて想いやる事だからだ。ここ
  に来て、私に謝罪すると言う事は、今回の件を十分に反省しているということ
  なんだろう。お前がも言う一度やる気があるのなら、『礼儀』と『想いやり』を
  もう一度、ここで学んでほしい。」

 事の善悪が、良く理解出来ない年頃だ。だから、失敗もあるだろう。
 大切なのは、周囲の大人が見過ごさず、教える事。
 特に、職場とは、そのような社会のルールの上に成り立つ、人間集団の規範
 に満ちている。
 仕事をしながら、学ぶ。学生がアルバイトをする本質がそこにはある。



  

 

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2010年12月 4日 (土)

酒粕の動向

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の25日(木)の事。

 お客様から尋ねられた。

  「もう、酒粕は無いのですか?。」

 私は、急いでバックヤードに行って、酒粕を探したが無かった。

  「お客様、申し訳ありません。もう在庫もありません。」

   「やっぱりねぇ~。」

 そう言って、立ち去られた。

  “やっぱり?、ん、・ ・ ・ ?”
  “なにか、あるな”

 その後、取引様さんから、電話が鳴った。

  「てっちゃん、酒粕は売れてますか?。」

   「えっ、酒粕が、なんかあったの?。」

  「昨日、NHKの『ためしてガッテン』で酒粕をやったんですよ。コレステロールが
  下がったり、便秘に利いたりするそうですよ。」

   「しまった!。見逃した!。」

  「バイヤーから追加依頼を受けてますので、今日か明日、納品されますよ。」

 翌日、追加納品された酒粕を、全て売場に出し切った。
 かっての、「あるある大事典」ほどのフィーバーではないが、それでも酒粕計で
 連日20袋ほどは売れていたろうか。
 通常だと、一日2~3袋売れるかどうかの商品だ。

  「酒粕」。

 年始から初午にかけて、この酒粕と鮭頭、そして福豆が爆発的に売れる。
 この地域特有の郷土料理「しもつかれ」の原料だからだ。

 通常だと、年始からそれら商材の動きが活発化してくるのだが、今年は、こんな
 調子なので、この時期から徹底して仕掛ければ、「ためしてガッテン効果」も相乗
 して大きなチャンスが転がっているだろうと思われる。

 心配なのは、この騒動で、酒粕が不足する事だ。
 おそらく、この地域の各社のバイヤーは、この酒粕の争奪戦をくりひろげている
 だろう。

  この地域では、酒粕無くして、節分商戦は語れないからだ。

 例年より一カ月早く到来した、「酒粕」の争奪戦。
 そして、この酒粕を流通させる業者にとっても、腕の見せ所となろう。


 

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2010年12月 3日 (金)

KOZOさん来店

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、KOZOさんが来店した。

 昨年のトレードショー以来だから、1年9カ月ぶりの再会。

  トレードショーでお会いし、その後、九ちゃんも含めて東京で飲み、勢い余って
  その足で北関東まで新幹線で移動し、そこで地域の仲間と乾杯を重ね、KOZO
  さんはとんぼ返りで東京に帰られた。
  私の記憶では、「このままでは飲み足りないから、いっしょに北関東で飲もう」
  と誘ったのはKOZOさんだったと記憶している。

  ちなみに、私は、翌日は富士山の麓にMRだったのだが、往路は大変な思い
  をしたのが、その時の印象を更に強烈にしている。

 再会したKOZOさんは、以前の印象とは大きく違っていた。

  凛としていた。

   “あっ、変わったな”

  私は、そう感じた。

   “企業のトップになると言う事は、こういう事なんだなぁ~”

  彼の目つき、居住まい、仕草、話し方
  全てに「腰が座っている」ような、重みがが出てきた。

 1年9カ月前は、ナンバー2。
 そして、現在は、トップ。

  立場は、人を大きく変えてしまう。
  当然、本人の努力や姿勢、そして苦悩もあったのだろう。
  しかし、それとて、その立場でなけれは経験できない状況に置かれた時の
  ひとつひとつの行動が、人を変えていくのだろうと思う。

 私は、なんか嬉しくなってきた。
 人が変わっていく姿を、客観的に見ていける、そんなドラマティックな感動。

  彼との会話で、彼が言った。

  「てっちゃんのおすすめの本は全て読んでいますよ。」

  “勉強しているなぁ~”

 今回も、東京でのセミナー参加が本来の目的だった。
 そのセミナーの講演者に、私のおすすめの本の著者「佐藤啓二」氏がはいって
 いた事が、直接の目的だったらしい。

 その後、東京で彼の参加するコミュニティーのオフ会があったと言う。

  “そのようなネットワークを活用する人とは思えなかったのだが”

 それも、その後の彼の変化なのだと思う。

  立場の変化と彼の努力。

 急速に変化した彼の周辺環境が、彼へ大きなプレゼントをしたようだ。

  「ここ半年で、私の周辺環境が大きく変わりました。最近は、全ての事を
  喜んで受け入れようという心境に慣れてきました。」

 その姿勢が一番の要因なのだと思う。
 そして、競合店長と私と彼との3人の会話の中で、彼は言った。

  「この後、年末までは、おそらく休めないでしょう。」

 この言葉に、私と競合店長は、言葉が固まってしまった。

  “我々は、まだまだサラリーマンなんだ”

 いずれ、また、お会いしたと思う。


PS
 KOZOさんへ、私の勝手な私見です。
 失礼をお許しください。



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2010年12月 2日 (木)

来年の手帳Ⅲ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎年、この時期になると、来年の手帳を購入する。

 それは皆さんも同じ事だと思う。
 毎年、使い慣れた手帳の、次年度版を購入し、すでに使用されている方もいる
 だろうし、今後どこかのタイミングで使い始める方もいるだろう。

 私の手帳に関しては、以前のブログでも「来年の手帳Ⅱ」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-10cc.html
 そして、今年もその話題の時期になってしまい、パートⅢとなってしまった。

 以前、読者の方から、私の手帳に対して質問を受けた事がある。

  「てっちゃん、手帳を見せてください。」

  私が、胸のポケットに収納している手帳を取り出して見せると、

  「以外に小さいんですね。」

  その方は、以前のブログに記した手帳を、バインダー形式のしっかりした
  手帳だと勘違いしていたらしい。

  しかし、実際の大きさは、胸ポケットに収まり、せいぜい1000円程度で購入
  される、誰でも使用しているような手帳なのだ。

  但し、表紙のカバーだけは初代の黒革の表紙を使い回ししているのだ。

 そして、昨年同様新しく購入した手帳も、、ビニールの表紙を外し、従来の黒革
 の表紙を差し替え、使用出来るように作り変えた。

 何も記入されていない、まっさらの手帳。
 毎年の事だが、私はこの手帳を、新年から使用する事にしている。

なぜか?。

 この手帳が、1月スタートの仕様だからだ。
 この手帳を使用した当初(2006年当時)、この手帳は1月~12月のサイクルで
 製本されていたのだ。
 
 だから、年末を終え、元旦をゆっくり体を休め、2日の初売りから、手帳も新たに
 新年の仕事に取り組む事にしている。

  新たな年の始まり、仕事の始まりを、新しい手帳と共に事初めとする。

 だから、何ともすがすがしい気持ちで新たな手帳にメモを取る。
 昨年の「来年の手帳Ⅱ」では、新しい手帳の使い方として、「ブログ記事」のネタ
 の記入を記した。

 そして、今年購入の手帳に、どんな新たな使用法を付け加え、更に有効に使い
 こなしていくか。

  やるべき事の、事前記入を徹底してみようと思っている。

 今月のやるべき事。
 毎日のやるべき事。

  事前に記入し、その月の中で、毎日の中で、やり抜く。

 以前に読んだ本の中に、そんな手帳の使い方で、質の高いアウトプットが
 可能になることが書いてあったのだ。

  “今年は、手帳で自分の人生を変えてみるか!”

 そんな気持ちにでもなってみたくなる、毎年の恒例行事の一コマだ。




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2010年12月 1日 (水)

仮説の道具

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、かってのお店で利用していた、「データ活用法」を復活させている。

 それでは、何故現在のお店で、その活用法を利用しなかったのか?。

  昨年比が、出ないから。

 昨年実績が出ない為、昨年に対して、どう数値が推移しているのかが見えなかっ
 た。
 だから、売上金額と店順位で、週間の売上を評価していたのだ。
 
  しかし、気がついてみると、もう昨年比が出るようになっていた。

 そして、その事に気がついてのが、つい先日の事だ。

  “あっ、そうだ。このお店も昨年実績と比較できるんだ”

 日頃の週間とは恐ろしいもので、やり続けると当たり前のように継続してきたもの
 が、止めてしまうと、思いだすのに時間がかかる。
 時間がかかるだけならば、まだマシで、思いださなくなってしまう事もあり得る。

  やはり、人間は、追い込まれた状況に陥らないと、「知恵」が出ないようだ。

 そして、もう一度、その当時の「データ」の比較方法でデータを抽出してみた。

  しかし、データを見ていると、どうもしっくりこない。

 以前は、今年の先週実績と昨年の先週実績を比較して、
 結果としてどうだったのかを、部門毎に抽出し、部門に考えさせていた。

 そして、それはそれで、部門毎に次の一手、今週の一手が見えてはいたが、
 今年から本格的に果実に入り込んで次の一手を考え続けていると、その手法
 では、今週の一手が見えてこない。

  要は、昨年の今週が見えないからだ。

 果実は、今はみかん一色に染まってしまったが、それでも、りんごやいちごの
 実績も、重要だ。

 特にこれからの「いちご」は、週毎に金額を増していく。
 そんな特徴のあるカテゴリーの事を考えると、昨年の今週が見えないと、「手」
 が打てない事が見えてきた。

  データを、検証の為に活用するのか?
  データを、仮説の為に活用するのか?

 データを仮説の為に使用し、結果を見る前に、仮説を立てて行動を起こすには、
 後者の仮説の為のデータ活用に活かさなければ、より積極的な計画や発注に
 は結びつかない。

  よって、この店舗では、今年の先週データと昨年の今週データを摺り合せて、
  昨年比を比較し、先週と同じ売場では、昨年の今週の結果と比較してどうだ
  から、今週は、売場をこう変え、発注をこう変え、対応する。

 だから、結果が残る。
 あまり、昨年にこだわりたくは無いのだが、まずは昨年を知ることから始めない
 と動きが取れない。

  年末を前に、また新たな取り組みとなってしまった。

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