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2010年11月10日 (水)

競合店長との会話から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、かっての競合店長に、久しぶりに電話をした。

 競合激化のその地あって、唯一価値訴求に活路を見出す戦略を進めている
 かっての店長だ。

  「どうだい?。その後のそちらの状況は?。」

   「充実してますよ。周りが言うほど落ち込んでもいない。」

 話を聞くと、着実にお客様の動向が見えてきており、従業員との信頼関係も
 密になって、ハロウィン等の売場の飾り付けもパートさん主体で進められて
 いるという。

 たしかに、地域の中でもそのような演出は、地域で一番の展開だった。
 
 そして、なにより、価格競争に巻き込まれずに、その裏に潜む落とし穴(利益)
 に関して、店長としてしっかり認識し、その落とし穴に陥れられずに、いかに
 店舗運営のレベルを上げていくかをしっかり理解していた。

  “成長したなぁ~”

 他社の他店舗の店長をつかまえて、“成長した”はねぇだろう。
 部外者からすれば、そんな感想だろう。

  彼が、「隣に出店します」、と挨拶に来た時は、まだまだ若さがあった。

 最近は、店舗責任者として、更にはリーダーとして、更にスーパーの本質を
 追求する姿も含めて、一本の柱が出来てきたかな、と思える事が多くなった。

  競合各社が価格を出している単品には手をつけない、と言う。
  逆に、価格品を競合店で購入していただき、それ以外の素材をどう提案
  していくかを考えていると言う。

  競合が「キャベツ」を価格訴求しているのであれば、それじゃ~「ほうれん草」
  更に「レタス」、鮮度が要求される単品で商品回転を高めて来店頻度を高め
  る。

 そんな戦略で価格訴求競合店へ対応していると言う。

  更には、パートさんとイベント毎のレイアウトや売場造りも連動して、パートさん
  主体で演出を企画する運営を定着させ、女性の感度を引き出している。

 だから、しっかり固定客が定着していくのだろう。
 そして、その手応えが、彼の感度にしっかりと響いているのが、彼の自信につな
 がっているのだと思う。

 そして、自分たちで価値ある商品をセレクトし、提案し、ひとつひとつ着実に購買
 に繋がる商売の面白さを、パートさん達と共有し、そのノウハウを蓄積している
 ようだ。

 すこし長めの会話だったが、最後に彼は言った。

  「いやぁ~、てっちゃんと話をしたら元気が出てきましたよ。」

   「今度、またお邪魔しますよ。いろいろ教えて。」

 はやり、店長がブレていたのでは、お店は絶対に一つになれない。
 逆に、私が彼から学んだ、今回の会話だった。  



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コメント

yukiさん、コメントありがとうございます。
最近は「カリスマホストに学ぶ」とか「ナンバーワンホステスの~」とか、水商売のノウハウに学ぶ本も良く出ていますね。
それだけ、その世界で磨かれた技術というのは、ノウハウというレベルから離れて、人間の本質に迫った接客の真髄があるのでしょうね。
一度そんな本も読んでみたいと思っています。

投稿: てっちゃん | 2010年11月11日 (木) 06時25分

こんにちわ。
ふるたさんの”ナンバーワンホスト”という表現は実に的確ですね。
 あの店長どこいったの?
 すごくよかったのに。
 ゲンキにしているの?
こういったメールを、会社宛に貰ったりすることがあります。「店長が好きだから」ということが来店理由であることも少なくないようです。自店の店長の人気が高いというは、従業員だって悪い気持ちしないですよね。
”店長はNO1ホストであれ!”
なんかいいな。

投稿: yuki | 2010年11月10日 (水) 12時52分

ふるたさん、コメントありがとうございます。
そんな店長仲間を一人得たと言う事が嬉しいですね。
「店長はナンバーワンホスト」
良い意味で、部下一人一人に、そんな意識で接していければ、最強の店舗が出来上がりますね。

投稿: てっちゃん | 2010年11月10日 (水) 06時55分

こんばんは・・・・
ほんとうに店長らしい店長ですね。
パートの方達に楽しんで仕事をしてもらわないと店舗の未来は、明るくないですよね。
最近、特にそう感じています。
ある意味、店長は、ナンバーワンのホストじゃないとだめだものね。

投稿: ふるた | 2010年11月10日 (水) 01時16分

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