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2010年10月27日 (水)

クライマックスシリーズという戦術

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


プロ野球の両リーグとも、それぞれリーグ優勝チームが決定した。

 かっては、ペナントレースで首位のチームがそのままリーグ優勝し、
 日本シリーズに出場できた。

 現代は、ペナントレースで上位3チームによる、クライマックスシリーズを経て、
 短期決戦を経てから、リーグ優勝チームが決定する。

 日本シリーズの前に、サブ日本シリーズ的なものが存在する。
 それが、クライマックスシリーズ。

  “いまさら、わかっているわい!”

 そう、お叱りを受けるような事だが、

  「我が巨人軍は、永久に不滅です。」

  の言葉を残して引退した、長嶋茂雄の時代を知る私としては、
  当初、この仕組みが許せなかったのである。

   “ペナントレースでの首位に、重みが無くなるではないか?”

  リーグで一番力のあるチームが優勝し、日本シリーズへ進出する。
  その「力」の尺度の図り方として、長い時間をかけて、多くの試合を通して、
  「勝率」という尺度で、リーグ優勝を決定するのが従来の手法だった。

  短期決戦になればなるほど、チームの総合力というよりも、その時のチーム
  事情や個人の体調、チームの勢いに大きく左右されてしまう。

  以前だったら、ペナントレースで首位のチームがそのまま日本シリーズへ
  進出できたのが、再度下位チームと仕切り直しをして、その短期決戦で
  勝たないとリーグ優勝を得ない。当然日本シリーズ進出もその後だ。

   “まどろっこしいなぁ~”

  当初は、そう思っていた。

 しかし、

  始まってみると、「クライマックス」という言葉がまさに妥当な表現で面白い。

 今年のクライマックスシリーズでは、セ・リーグはペナントレース首位の中日が
 そのままクライマックスシリーズを制したが、パ・リーグは、ペナントレースで3位
 の千葉ロッテが勝ちあがり、リーグ優勝をかけたソフトバンク戦でも、負ければ
 後が無いという1勝3敗から3連勝しての逆転優勝だった。

  “ペナントレースで3位のチームが、リーグ優勝しちゃっていいの?”

 そんな物議もあるが、ペナントレースも通過点と考えれば、短期決戦という
 実力の尺度も導入して、その年のリーグ優勝を決定すると言う戦術も正解
 と思える。

  そして、なによりも「エキサイティング」だ。

 ペナントレースのまどろっこしさとは裏腹に、トーナメント戦のスピード感と
 緊張感に溢れている。
 そして、個人個人の「顔」が明確にドラマ化されるのが、短期決戦の面白さ。

 高校野球が面白いのは、彼らのひたむきな姿勢であるが、それを引き出して
 いるのは、トーナメント戦という負ければ後の無い緊張感が、ドラマを生み出す
 からだ。

  さて、いよいよ今週の土曜日から、日本シリーズが始まる。

 文字通り、セ・リーグの王者、「中日ドラゴンズ」と、
 ペナントレース3位から這い上がった、奇跡の「千葉ロッテマリンズ」。

 是非とも、最終戦までもつれ込んで、緊張感溢れるシリーズを期待したい。



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