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2010年10月

2010年10月31日 (日)

にゃんにゃんの最新映像

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



にゃんにゃんも、我が家の一員になって、はや二年半が過ぎた。

 もう3歳を経過した。

 生まれた当初は、真っ白い毛で覆われ、顔の一部に黒が混じっていたのだが、
 最近では、どんどん色が濃くなり、茶色が混じってきたようだ。

 猫の生態は、あまりわからないが、そういうものなのだろうか。
 更には、外にも出ない為、どんどんふくよかになっていく。

 「ふくよか」という表現は、まだかわいらしさを含んでいるが、「デブ」に置き換え
 ても良いぐらいの状況である。

 先日、フジテレビの「めざましテレビ」で、こんな企画をやっていた。
 
  それは、「ペットが飼い主に似てくる現象」
  また、「自分に似たペットを購入していく現象」

 その現象が本当かどうかの検証をしていた。

  そして、その結果、それは当てはまる、という結果だった。

 それを見ていた私は、なるほどな、と思った。

  にゃんにゃんが、だんだん女房に似てきているなぁ~、と感じていたからだ。

 それは、顔形や体型、更には性格まで似ているのではないか、と。
 そして、数日後に、こんなことがあった。

  女房が、にゃんにゃんと戯れながら、にゃんにゃんの足を抑えつけて、嫌がる
  にゃんにゃんを転がして遊んでいたら、にゃんにゃんが本気になって怒った。

  その姿を、更に面白がっていたずらしていた女房に、耳をシェーにして怒り
  心頭に達したにゃんにゃんが、女房の手に噛みついて反抗した。

  そして、翌日の早朝。
  私たちが座るソファーに、にゃんにゃんの固く締まった「フン」が転がっていた。

  以前にも、歯切れの悪い「フン」を、にゃんにゃんは床にお尻を擦りつけて切り
  離そうともがいている姿を目にし、女房と二人で、その「フン」を始末してやった
  経緯があり、そのフンも無違い無く、擦りつけて切り離したフンがソファーに転
  がっていたのだ。

 私は、瞬間的に思った。

  “これは、にゃんにゃんの、昨日の女房の悪さへの仕返しだな。”

 ペットは、飼い主に似てくる。
 
 私は、フンの後始末をしている女房に言った。

  「これは、昨日のお前のにゃんにゃんへの悪さに対する仕返しだろう。見てみ
  ろ、いつもお前の座る位置にわざとフンを擦りつけているぞ。ペットも飼い主に
  似てくるというが、“やられたら、やり返す” という性格も、お前そっくりだ。」 

 女房は大笑いしながら、フンの始末をしていた。
 どうやら、ペットとは、飼い主に「性格」も似てくるようだ。

PS
 最新の「にゃんにゃん」の映像です。ご覧ください。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannnyann1010/



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2010年10月30日 (土)

心の師

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログで、「人生はフェアでは無い」を記した。

 その中で、自分の経験から、「考え方」が変わり、「性格」が変わったという
 話をした。

  考え方とは、そう簡単に、変えられるのか?。

 何も無ければ、自ら簡単には変えられないだろう。
 きっかけが無ければ、現状維持を続けるのが人間だ。

  変えなくてはならないきっかけ。
  相当大きな与件や目の前の壁。

 要は、その人間にとっては、「ピンチ」であり、それも「絶体絶命」的修羅場。
 そのような場面を、何度も経験してくると、ある「心」の変化が現われる。
 そして、その心の変化に乗じて、ある行動に移行していく。

  “開き直り”

 である。

 それは、時として、現状放棄ともとれるが、そうではない。

  “やるしか、ない”

 そういう方向だ。

 それは、自分に何らかの負荷がかからない限り、そんな心の動きにはならない。
 そして、それは、精神的には非常に重たい経験の後に訪れてくる。

  想い、悩み、ストレスを感じ、迷う。

 そして、“あの人だったら、どう、行動するのだろうか?”

  自分の、心の師のことを想像し、そして真似る。
  “あの人なら、こう考え、こう行動し、こういう結果を出すだろうなぁ。”

 そうして、開き直る。

 その繰り返しが、行動力に結びついていくのだろう。
 小さい頃から、そうのような考え方が染みついた人間は、行動力が備わって
 社会人になるし、そうでない人間は、行動力の遅い社会人となる。

 しかし、その後の社会人生活で、考え方を変えていけば、その行動力は遅咲
 ながら身につけていく。

 結局は、早い、遅いはあるが、考え方を変え行動を変えるきっかけは、そこら
 じゅうに転がっているし、その積み重ねが成長であり、実力なのだと言う事だ。

  そう言う意味で、「心の師」を持ち、その人の影響を受ける人は、成長も早い
  と言う事だ。

  「心の師」を持つ、という巡り逢わせ。
  それも、運命。
  そして、その運命を変えるのも、考え方次第。

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2010年10月29日 (金)

人生はフェアではない

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「人生は、フェアでは無い。」

 皆さんは、どこかで聞いたことがあるだろうか?。

  ビルゲイツが、高校生に宛てた、11の言葉だそうだ。

 そして、フェアではない、と言う言葉の後に、

  「だから、不平等を受け入れろ。」

 という言葉が続く。

  人生の平等さ、不平等さ。

   私が思うに、人生で唯一不平等なものは、出生時に自分の意志とは関係無
   く、この世に生まれてくることと、その時の状況だけだ。

   どこの国のどこの地域の、誰の子供として生まれてくるか?。
   そして、身体の状態。健康体なのか、そうでないのか。そのあとどうなのか。

  更には、死。

   どんな理由で、何歳で、死を迎えるのか。
   自殺以外は、自分の意志とは関係無く、死という運命に従わざるを得ない。

  そして、それ以外は、全て平等なのではないか、と思えるようになった。

  “性格はどうなのか?”

  そんな声もあるだろう。
  しかし、私からすれば、性格も変えられると思っている。

   私は、小さい頃は、近所でも泣き虫で有名だった。
   更には、人前に立つと、緊張して言葉が出なかった。
   だから、絶対に手を上げて、発言することなど無かった。

  “おいおい、またまたお笑いネタかぁ~”

   これは、本当の話だ。
   しかし、いろいろな経験を積んでくると、考え方が変わってくる。
   
  考え方が変われば、行動が変わり、性格が変わるのではないか。

 良く言われる名言に、

  「心が変われば、行動が変わる」
  「行動が変われば、習慣が変わる」
  「習慣が変われば、人格が変わる」
  「人格が変われば、運命が変わる」
  「運命が変われば、人生が変わる」

  があるが、その通りだと思う。

 それにはまず、考え方(心)が変わらねば、進まない。
 
  求めるだけの人生から、与える人生へ。
  自分だけの勝利から、周囲と連動した勝利へ。
  
 そうした考え方(心)の変化が、最終的には、我が人生が変わる事に繋がる。
 
  どんな人間にも、長所もあれば短所もある。
  成功者は、徹底して、自らの「長所」を発見し、磨いて一番になった。

 私は、この業界に入社当初は、商売のセンスなどほとんど無かった。
 どちらかと言えば、マネジメントや管理、そして理屈が得意だった。

  しかし、今はどうだ。

 理屈など、大した問題ではない、と思っている(大切だが)。
 数をこなしてやった分だけ、間違いの無い技術であり能力だと思っている。

  そう考える方が、確実に成功への早道だからだ。

 しかし、そういう私も、まだまだ「性格」が変わったぐらいでハシャいでいる
 人生を変えるだけの領域には、まだまだ達していない。

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2010年10月28日 (木)

商売の本質を考えさせられる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある友人から、一冊の本を貸していただいた。

 「売れ続ける理由」  佐藤啓二 著  (ダイヤモンド社)。

  宮城県の秋保(あきう)温泉に店舗を構える、「主婦の店 さいち」の経営者。
  「おはぎ」で圧倒的な支持を受け、そのノウハウを余すことなく公開している。

 以前、「カンブリア宮殿」でも放映されたミニスーパーである。
 その時は、ほんの数分の放映であり、その中身は詳細には報道されなかった。
 逆に、経営者の佐藤啓二氏の、「競合店は眼中に無い。」の言葉が気になった。

  “なんと傲慢な”

 そう思ってしまうほど、豪快に言い放つ割には、その裏側の報道が無かったの
 が残念だったが、今回友人から貸していただいた本には、その裏側がしっかり
 と記載されていた。

  そして、納得した。

 私は、大概、本を読む時は、「終わりに」とか「最後に」とかから読んでいく。
 この本の場合は、「エピローグ」だった。

  そして、そこに記されている内容を読み始めた途端に、「涙」が溢れてきた。
  
 「主婦の店 さいち」が誕生したきっかけは、商業界のゼミに参加した帰途
 のこと。

 その帰途の列車の中で、途方に暮れる佐藤氏に声をかけてきたのが、栃木
 県黒磯市に本拠を置く、「ダイユー」の当時の社長、大林勇氏。

 そこで、スーパーのいろはを教わり、「さいち」を開店にこぎ着かせた。
 私も噂ではこの事を聞いていたが、さいちの社長がこれほど、大林元社長を
 敬愛し、恩を感じていたとは思わなかった。

 残念ながら、「主婦の店 さいち」オープン時には、大林元社長は他界されて
 いたが、その「志」をしっかり受け継ぎ、今の繁栄に活かしてきたのだろう。
 
 この本には、商売の本質について、考えさせられることがたくさん多く記載
 されている。
 私が、心に残ったフレーズを、ランダムに記載してみた。

  「従業員に、心をこめてものを作る姿勢、そして心をこめてものを売る姿勢
  を教育することが、さいちの従業員教育なのです。」

  「お客様に、“おいしかった” と言われた時は、つくった従業員をお客様のとこ
  ろの連れていき、直接お客様にほめてもらいます。お客様の声は従業員の心
  、姿勢を育てる最大のものです。」

  「レシピというマニュアルを捨てた理由は、レシピがあるとレシピ通りにつくった
  から終わりになって、反省が生まれない。人は反省が無ければ成長しない。更
  に、レシピな無いから、人に口伝えで教えることで、教える方も更に成長する。」

  「人は、駄目な部分と良い部分が必ずある。ほめられると、その人の心が育っ
  ていく。そして、育った心がよりおいしいもの、本物を作ってくれるのです。」

  「採用のポイントは、挨拶と雑談。極端に言えば、返事の出来ない人は存在価
  値が無い。返事が出来なければ、その人に仕事を頼むことが出来ない。また
  雑談中にこちらの質問にパッ、と返事が来るかどうかも大切。」

  「従業員を正しく育てる前提は、幸せになってもらうこと。幸せでなければ、不平
  不満だらけで正しい仕事は出来ない。幸せになるにはどうするか、従業員は従
  業員で考えてもらうし、経営者は経営者でそのサポートの為に勉強する。」

  「機会ある毎に、個々に従業員をほめますが、一番利くのは“たのんだぞ”の一
  言。その一言だけで従業員は責任を持って取り組んでくれる。そして仕事に領
  域を広げてやれば、従業員は自分の力で勝手に伸びていってくれる。」

  「従業員を一対一で叱らない理由は、他人にも共有してほしい事と、叱った内
  容を誤解されないようにする為。

  「うちのスーパーでその人をお預かりした以上、その人には絶対に幸せになっ
  てもらわないと困る。そして、成果によって差がつかないと人間はダメになる。」

  「ほとんどの人が不思議がるのですが、問屋との信頼関係を大切にし、価格を
  値切らない方が結果的に利益が上がります。納得のいく商品を、おたくとの信
  頼関係でお願いします、と言うだけです。」

  「問屋さんも小売も共存共栄。こちらの姿勢がそのまま相手に映し出され、そ
  れが結局は自分に返ってくる。利益を先に考えなくても、利益は必ず後からつ
  いてくる。」

 等々、本当に心を揺さぶられる言葉が、散りばめられている。
 私も、いろいろな本を紹介してきたが、これだけ「引用」したのは初めて。
 それだけ、私の解説を抜いてでも、元本をそのまま伝えたかったのです。

  そして、私も久しぶりに、商売の本質を見直しました。


 「売れ続ける理由」  佐藤啓二 著。
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478013225/tetu0358-22




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2010年10月27日 (水)

クライマックスシリーズという戦術

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


プロ野球の両リーグとも、それぞれリーグ優勝チームが決定した。

 かっては、ペナントレースで首位のチームがそのままリーグ優勝し、
 日本シリーズに出場できた。

 現代は、ペナントレースで上位3チームによる、クライマックスシリーズを経て、
 短期決戦を経てから、リーグ優勝チームが決定する。

 日本シリーズの前に、サブ日本シリーズ的なものが存在する。
 それが、クライマックスシリーズ。

  “いまさら、わかっているわい!”

 そう、お叱りを受けるような事だが、

  「我が巨人軍は、永久に不滅です。」

  の言葉を残して引退した、長嶋茂雄の時代を知る私としては、
  当初、この仕組みが許せなかったのである。

   “ペナントレースでの首位に、重みが無くなるではないか?”

  リーグで一番力のあるチームが優勝し、日本シリーズへ進出する。
  その「力」の尺度の図り方として、長い時間をかけて、多くの試合を通して、
  「勝率」という尺度で、リーグ優勝を決定するのが従来の手法だった。

  短期決戦になればなるほど、チームの総合力というよりも、その時のチーム
  事情や個人の体調、チームの勢いに大きく左右されてしまう。

  以前だったら、ペナントレースで首位のチームがそのまま日本シリーズへ
  進出できたのが、再度下位チームと仕切り直しをして、その短期決戦で
  勝たないとリーグ優勝を得ない。当然日本シリーズ進出もその後だ。

   “まどろっこしいなぁ~”

  当初は、そう思っていた。

 しかし、

  始まってみると、「クライマックス」という言葉がまさに妥当な表現で面白い。

 今年のクライマックスシリーズでは、セ・リーグはペナントレース首位の中日が
 そのままクライマックスシリーズを制したが、パ・リーグは、ペナントレースで3位
 の千葉ロッテが勝ちあがり、リーグ優勝をかけたソフトバンク戦でも、負ければ
 後が無いという1勝3敗から3連勝しての逆転優勝だった。

  “ペナントレースで3位のチームが、リーグ優勝しちゃっていいの?”

 そんな物議もあるが、ペナントレースも通過点と考えれば、短期決戦という
 実力の尺度も導入して、その年のリーグ優勝を決定すると言う戦術も正解
 と思える。

  そして、なによりも「エキサイティング」だ。

 ペナントレースのまどろっこしさとは裏腹に、トーナメント戦のスピード感と
 緊張感に溢れている。
 そして、個人個人の「顔」が明確にドラマ化されるのが、短期決戦の面白さ。

 高校野球が面白いのは、彼らのひたむきな姿勢であるが、それを引き出して
 いるのは、トーナメント戦という負ければ後の無い緊張感が、ドラマを生み出す
 からだ。

  さて、いよいよ今週の土曜日から、日本シリーズが始まる。

 文字通り、セ・リーグの王者、「中日ドラゴンズ」と、
 ペナントレース3位から這い上がった、奇跡の「千葉ロッテマリンズ」。

 是非とも、最終戦までもつれ込んで、緊張感溢れるシリーズを期待したい。



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2010年10月26日 (火)

組織論partⅡ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


けんたさんのブログを覗いたら、組織論と題して、記事が載っていた。

 先日の研修会後の懇親会。
 ブログ仲間と、仕事の話題に花が咲いた。

  けんたさんが、つぶやいた。
  「今、うちの組織は、会議が多くて。」

  私、
  「どうして、そんなに会議が多くなったの?。」

  けんたさん、
  「部署がやたら増えて、その摺り逢わせが多くなったのだと思います。」

 そこから、けんたさんのブログに記してある流れに移っていった。
 http://kenta824.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-4ea6-2.html

 組織の中に、新たな部署や役割が増える。
 当然、目的達成志向を強める為に、組織強化の一環として組織を変えていく。

 そこで、新たな部署が増えたり、消えたりしていく。
 そして、部署が増え役割が増えれば、その役割を担った担当者は仕事をする。
 役割を担った担当者は、その役割に准じて、一生懸命仕事をする事になる。

  個人にとっては、それは至極正しい事だ。

 しかし、・ ・ ・ 。

  大きな組織から見た時に、その個人の正しい仕事が、本当に目的達成に
  とって近道なのか?。

  それが足かせになって、目的達成が妨げられている場合も考えられる。
  そして、役割が増えれば増えるほど、その危険性が増していく事になる。

 その結果、組織の流れを保とうとして、会議が増え、稟議が増え、いずれ
 組織が死に向かって、誰も止められずに歩んでいく事となる。

  それが、大企業病ということではないのか?。

 組織の構成員は、常に、組織全体の目的達成能力を意識しなければならない。

  “この組織を、更に目的達成能力を増す為に、自らの役割は如何に?”

 組織の目的とは、何か?。
 今の組織においてその目的達成に不足している部分は何か?。
 その不足部分に、自分の役割とは何か?。

  そんな意識を持った、組織の構成員が存在し、その意識を行動に移し、
  目的を達成する為に組織内で活動する。

 そんな組織であれば、どんなに部署ができようが、目的達成能力は高まる。

  組織とは、成長すればするほど、細分化されていく運命にあるのだと思う。
 
 だから、成長段階でいろいろ首を突っ込んで守備範囲を広めてきた個人が
 その殻を破って役割を広げ、その役割を全うしていくのであれば、問題無い。

  しかし、いずれ組織の成長が止まり、役割だけが残ってしまったならば、
  それは、死に至る病に犯されていくのであろう。



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2010年10月25日 (月)

越谷エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新三郷にある「IKEA」からの帰途。

 通りすがりの越谷エリアにある、中小のスーパーをMRした。

 北関東と違い、土地代のコスト等の違いもあってか、敷地面積等もコンパクト
 に立地された店舗が多いこの周辺エリア。

 だからこそか、企業名も知らない中小スーパーが一番店だったりしている。

まずは、「I社」。

 コモディと接頭語のついた企業名であり、普段の便利なスーパーとしての位置づ
 けとして存在していくという経営理念なのであろう。

 特別の特徴は特に無いが、この規模の企業としては、惣菜に強みのある品揃え
 だった。

 特に、第四コーナーの正面に位置する「バラ売り」コーナーの迫力は素晴らしい。
 夕方から夜にかけての集客がこのお店の核なのかも知れない。

次に、「K社」。

 かなり古いタイプの店舗であり、300坪弱程度か。
 レジ台数も5台と少なく、売上規模も察する事が出来る。

 この店舗も、取りたてて大きな特徴はなく、「K社」の小規模店舗として、チェーン
 ストアとして無難に店舗運営している、と言った感じだ。

 かってはドル箱として活躍したのだろうが、時代の流れと共に役割を終えようと
 している店舗のようだ。

更には「M社」。

 足利等に進出している「M社」であるが、この店舗は、地域の中でもスーパー
 らしい規模と品揃えを誇ってはいるが、魅力ある品揃えと基本レベルを有して
 いるかと問われれば疑問が残る。

 鮮度、価格、品質、調理技術と、いずれも地域一番とは言い切れない。
 商圏は厚いはずなのだが、集客しきれていない。

  “この地域でこの規模で、なぜか?”

 そんな疑問が残った。
 そして、その答えは、次の店舗をMRして理解できた。

最後の「O社」。

 「IKEA」に行く途中にも、目にしていた店舗だ。

  “やたら店内が明るく、活気のある店舗だなぁ~”

 そんな印象を持ちながら、通過して、新三郷の「IKEA」へ向かった。
 そして、上記3店舖をMRし、ほぼ終了か、と思って車を走らせたら、「M社」の
 MRから程なく、この「O社」が現われた。

  “夜になり、更に明るさが増したかな”

 そう思って、店舗へ近づいた。
 
 青果担当者が、店頭販売を仕切っている。
 そして、土物の詰め放題に数人がついていた。

  “へぇ~、面白い、企画だなぁ~”

 そして、店内に入ると、懐かしい繁盛店が出現した。
 
  “こんな店舗がいまだに生存していたんだ”

 結構賑わっていた。
 それはそうだ。

 「相場感度」「調理技術」「出来立てライブ感」「価格訴求」「旬の提案」等が所
 狭しと提案されているのだから。

 そして、ついつい買い込んでしまいそうな価格感度を有していた。

 この店舗は、紛れも無く、この地域での一番店となっていた。

  “規模の問題では無い”

 私が入店した時間帯は、全従業員が店内に出て、掛け声販売を実施していた。
 そして、それなりの活気が店内に木霊(こだま)していた。

PS
 越谷エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kosigayamrsann/





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2010年10月24日 (日)

リアルな出会い

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ブログ仲間とのリアルな出会いがあった。

 ブログを通した出会いは、あくまでもバーチャルな出会いである。
 ネットを通して、メールを送ったり、ブログのコメントを頂いたり、顔も声も性格
 も分からない相手と会話したり、メールのやり取りをしたりすることは、あくまでも
 バーチャルな出会いであり、目の前に相手が存在しない分、本来の出会いとは
 異なる。

  今回、ある方のご厚意により、リアルな出会いが実現した。

 けんたさん、ふるたさんをはじめ、初顔合わせの方が多かった。
 更に久しぶりに会った方々も多い。

 普段は、ブログやメールを通して知る、バーチャルな世界の相手像がある。
 それは、相手の文章を通して勝手に想像する姿である。

 文章というのは不思議なもので、人間の混沌としたものは表現できない。
 当然だろう。

  文章とは、その混沌から霧を跳ね除け、透明の部分を表現したものだから。

 だから、その個人の明確な部分だけが表現され、それが個人像となる。

  しかし、リアルな個人とは、混沌としたものだ。

 それは、相手がいい加減な存在なり不透明な存在だと言っているのではない。
 
  それが、人間そのものだからだ。

 リアルな人間の「どろどろとした混沌さ」の中に、人間の本質がある。

  そして、その本質の中に、人間の迫力であり、深さがある。

 そこに、リアルな出会いの本質がある。
 
 彼らも、イメージした以上に「混沌」とした部分を有していた。

  だから、想像以上に「深み」があり、「迫力」があった。

 その個人が有する感情が「深み」となって「迫力」のある表情や態度で、個人を
 表現し伝えようとする。

  それは、絶対に、文章では伝えられない「真実」なのだ。

 人間の長い歴史の中では、文章とはほんの数千年の歴史しかない。
 それ以前の、何万年もの長い間、リアルな相手と直に表情や態度で意志疎通
 を図ってきた。そうやって、チームワークを磨いてきたのだ。

  人間は本来、表情と態度で迫力ある表現をし、意志を伝える能力を発揮する
  ことが得意なのである。

  文章で表現すると、10分もかかってしまう真実を、瞬間的に表現できる。
  そして、相手も瞬間的に感じ取れる。

 私は今回、リアルな出会いで、再度、その事を感じたのだった。

 
 本日のブログは、懇親会に参加された方々全てに、
 更には、読者の方々に捧げるブログです。

  是非、バーチャルの世界(ブログやネット上)から、リアルな世界へ勇気を
  もって飛び出したいですね。
  
  そして、更に有意義な人生、豊かな人生を自ら造っていきたいと思います。




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2010年10月23日 (土)

カンブリア宮殿から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「カンブリア宮殿」は、サッカー日本代表前監督の岡田武史氏。

 彼の監督就任はいずれも、前監督の更迭等の後に、緊急投入で就任している。
 
  そして、初回は、地域予選を見事に突破してワールドカップに初出場。
  更に今回は、ワールドカップ本戦で見事一次予選を突破して、二次予選進出。

 番組では、日本サッカー協会会長の川淵三郎氏が、こう言った。
  
  「運命の時に、彼は、登場するんだよね。」

 今までの二度の監督就任とその後の結末は、まさに、その通りの存在だった。
 特に今回のワールドカップでは、地区予選での苦戦とその後の親善試合での
 苦杯の連続に、日本国中が、「岡田大ブーイング」と化した。
 
 その後の、意味不明のインタビュー(やれと言う事なのでやる)で、更に非難は
 加速した。

  そして、ワールドカップの本戦。

 そこからは、皆さんもご存じの、ワールドカップでの快進撃。
 この番組は、そこに至るまでの岡田監督をはじめとする日本代表チームの動向
 を追ったドキュメントと、それに対する村上龍のインタビューである。

 そして、この番組の底辺に流れる一つの本質があった。

  自らの「弱さ」を直視出来る、「強さ」を身に付ける事。

 それは、「負けない」という強さでもある。

  アジアの中での日本の強みではなく、世界の一流の中での、日本の弱み。

 直前の親善試合では、世界の一流チームが本番を前に、本気で試合に臨む。
 日本では一流の選手たちも、世界の本気に、自らの立場を忘れかける。

  しかし、本番では、常に世界の本気に晒されて戦う海外組に救われる。

 それは、そんな世界の中でも、自らの弱さを認識し、克服していく強みだろう。
 
  そうやって、我々の祖先も生き延びてきた。

 自分の弱み、組織の弱みを直視する。しっかり向き合う。
 強みを伸ばすと言う事は、弱みを直視し、認めた結果の、自らの進路なのだ。

  岡田ジャパン。

 2度のピンチヒッターで、2度とも結果を出す。
 やはり、そこには、本番に強い指揮官のリーダーシップが隠されているのだろう。




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2010年10月22日 (金)

野菜高騰の影響

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


野菜の相場高が、ようやく上げ止まりから、相場安定になってきた。

 急激な相場高は消費を減退させるが、この程度だと単価アップにより売上
 拡大傾向が続く。

 更に、相場に左右されない「加工品」「土物」類が堅実に売上を拡大してくれる。
 そして、当店で以外にも伸び率の一番高いカテゴリーが、「地場野菜」だ。

  “地場野菜の売上が上がれば、自営の野菜に影響が出るだろう”

 そう思われるだろう。
 私も当初は、そう思いこんでいた。

  しかし現実は、地場野菜が売上伸長しても、自営の野菜には影響しない。
  多少は他店舗に比較して、自営の伸び率は低いが、野菜計での伸びは高い。

 地場野菜コーナーには、契約している地場の農家さんが、日々収穫された作物
 を、日々持参していただき、自ら値付けしていただき、自ら陳列していただく。

 そして、顔写真が載り、顔の見える安心感を持って頂ける売場を演出している
 のが、恒常的に購買が安定している要因なのだろう。

  地場野菜コーナーは、開店直後から賑わう。
  日々、毎日来店されるお客様に、大きな支持を得ていると言う事だ。

 私が就任した当時は、午前中には、ほぼ売り切れていた。
 だから、バイヤーに要請し、農家さんを拡大させ、売場を拡張した経緯がある。
 そして、野菜相場高の現状で、その効果が大きく結果に結びついてきた。

 道の駅や、最近ではコンビニでも扱い始めてきた「青果物」であり、お客様から
 みて消費窓口はどんどん拡大している。
 特に、道の駅等の施設は、地場農家さんの青果物専門店の様相を呈している。
 その、青果物専門店が、スーパーの一角にも出現したと思えば、ここの集客力
 も想像がつく。

 更に、ワンストップショッピング機能を有したスーパーマーケットの品揃えが揃え
 ば、お客様にとっては本当にありがたいことなのだと思う。

  野菜の相場が上下する。

 日本と言う国は、温帯気候ではあるが、時には長雨や猛暑にの年もあり、
 冷夏の年もある。
 そして、当然のように青果物の相場が乱高下する。

  それは、ある意味、当然の事だ。

 しかし、それによって売上に影響が出て、一喜一憂する。
 
  問題は、それらの与件を踏まえてでも、粗利額をどれだけ安定させられるか。

 それが、青果部門としての実力の有無なのだ。
 
  相場が上がれば、単価も上がり、売上増になるが、粗利率は取れない。
  相場が下がれば、単価も下がり、売上減になるが、粗利率は取りやすい。

 そして、私の経験では、相場が乱高下した年ほど、年間の売上は、結果として
 良い結果となる。
 逆に、相場が安定した年ほど、年間売上は意外に悪い。

  要は、変化に対応した部門や個人ほど、長い目で見た時の成長が高い、と
  言う事だ。 

 環境が変化して、従来の常識や成功事例が通用しない状況に陥る。

  それは、大いなるチャンスなのだと言う事を、野菜の相場の乱高下は
  我々に教えてくれるのである。




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2010年10月21日 (木)

柿は医者いらず

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、ご高齢の男性客の記事を載せた。

 スーパーに「健康」を求めて来店されるお客様達。

 そして本日は、「柿」の話。

  「柿が赤くなれば、医者が青くなる。」
  「柿は、医者いらず。」

 ビタミンA ビタミンCがそれぞれ豊富に含まれており、伝染病予防や風邪予防
 に効果が高いと言われる「柿」。

 最近の私の昼食には、「柿」がデザートのメインになってきた。

  一昨年まで、私は、「柿」などあまり食べなかった。
  と言うより、果実自体、あまり好んで食しなかった。

  昨年から、果実の売り込みを意識するようになり、果実の効能を調べるうちに
  「りんご」や「柿」の効能が、今の時期にすこぶる良いような事がネットに出てお
  り、昼食に店舗から購入して食べるようになった。
  そうして、昨年は、ひと冬「風邪」をひかなかった。

   “やっぱり、免疫効果が高い果実なんだ”
   “これは、俺にとって、「薬」だ”

  そう、確信した。

  更には、当社がこだわりを持って仕入、販売している果樹園の柿がすこぶる
  美味しいのだ。
  独自の方法で渋抜きされたその柿は、ねっとりした甘さが特徴で、少し柔らか
  めのものを食すると、極上のデザートとなる。

  だから、今年は、徹底して毎日食しようと考えている。
  
   胃腸に良い、そして、免疫効果が高い、と言う事は、
   毎日元気な生活を送る上で、大きな力だと思う。

  そして、日々のエキサイティングさを求めるよりも、
  朝の快適な目ざめを求めるようになってくると、
  日々の食事が、「薬」なのだと思えるようになってきた。

 食事とは、日々、生きながらえる目的で、体に栄養を常に補給する事だが、
 その、栄養補給によって、体にいい影響を与えたり、悪い影響を与えたりする。
 とすれば、良い影響を与える食事をした方が、良いに決まっている。
 
  人間一人ひとりには、好みがある。
  好きなメニュー、嫌いなメニュー。

 しかし、食材には、それぞれに「味」がある。
 それを、美味しいと感じるか、感じないか。

  人間の体は不思議なもので、日々食べていると、体が馴れてきて、
  同じ果実でも、美味しいものとそうでないものがあることがわかってくる。

  そして、果実が年間で一番収穫が高まる時に食するのが、一番美味しく
  感じるのがわかってきた。

 “我々の住む地球とは、合理的にできているんだなぁ~”

  もしかすると、この長い生命に営みの歴史の中で、人間の体も地球の
  営みに合理化し、地球の営みに合わせて自らの体内を強化してきたの
  かも知れない。

  今収穫されたもので、自らの体が強くなれるように、自らの体を変革して
  きたのだろう。

 我々の祖先は、そうやって、常に周囲の環境に合わせて自らを変革し、
 生き残ってきた偉大な動物の末裔なのだと言う事を、認識しなければ
 ならない。

 

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2010年10月20日 (水)

ご高齢の男性客

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


気になる男性客が、二人いる。

 ひとりは、80歳くらいの方で、背がすらっとしていて、175センチはあろうか。
 もうひとりは、70歳くらいの方で、いつもハンティング帽をかぶって来られる。

  どちらも、大変お洒落で、いつも装ってく来られる。

 “たかだかスーパーに買物に来るのに、そんなにお洒落しなくても”
 そう思ってしまうほど、いつも違ったお洒落をしながら、買物に来られる。

  来店される時間は、決まって、同じ時間。
  どちらも、開店間もなく。

 私は、午前中はほとんど店内で仕事をしている為、顔見知りとなる。

 80歳くらいの方は、高齢の為か、カートを杖代わりにしながらゆっくりと店内を
 歩いているが、いつも背筋を伸ばして凛としたたたずまいが印象的な方だ。

  最近は、お互いに顔を合わせると、笑顔で簡単に挨拶をする。
  ネクタイはしないまでも、いつもプレザーとシャツ、そしてスラックスと洗練され
  た格好で、私も憧れてしまうような服装ばかりだ。
  たまに奥様と来られるので、おそらく奥様の趣味が良いのだろう。

 かたや、70歳くらいの男性客は、私との口げんか仲間。

  “口げんか仲間?”

  その男性客は、いつも特売商品等を中心に買物される方だが、開店直後に
  品揃えされていないと、近くのパートさんをつかまえて、大声で文句を言い放
  つ方だった。
  それを見つけて、そのパートさんから私に会話を引き受けて対応しているうち
  に、私のほうから近づいていって話しかけるような関係になってしまった。

  この方も、大変お洒落で、いつもハンチィング帽をかぶって、お洒落なシャツ
  にお洒落なネクタイをして、スラックスを履いて見えられる。

  先日は、グレープフルーツの前で立ち話になった。

  「俺はいつもグレープフルーツを食べているから、味の良し悪しは触った
  だけでわかるんだ。」

   “ほう、毎日グレープフルーツを食べているのか、俺もそうだった”

  「私も、8月まではそうでした。今のグレープフルーツはフロリダ産ではない
  ので、どうしても味が落ちてしまいます。11月からまたフロリダ産が入荷し
  ますが。」

   「ほう、フロリダ産が美味しいのか?。なるほどなるほど。」

  そんな会話で弾んだ。

 そして、想うこと。

  “日々の健康維持の為に当店を利用し、買物し、食事をしているんだなぁ~”

 いろいろな目的で、スーパーマーケットに来店される。
 主婦が、ピーク時の4時頃来店され、家族の食事の支度を調達するだけが
 その目的ではない。

  その人それぞれの目的が違い、最近では、店内で買い回ること自体で健康
  を維持する運動として来店される方も多いだろう。

  ブログ仲間の「スーパー大好きママさん」は、「一日の調整時間」として利用
  しているようです。
  http://yururiyururito.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-2b38.html 

 そして、私も、お客様との会話に、心を癒される時がある。
 そして、その会話に力を得る事が、たくさんある。
 そんな出会いの場を、大切にしていきたいと思っています。



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2010年10月19日 (火)

個人のポジショニング

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ある職位で活き活きしていた人が、違う役職に異動すると衰えてしまう。

 特に、上位職に栄転した人ほど、そうのような事例が多い。
 そんな人間を、私はたくさん見てきた。

  優秀な担当者が、チーフなると突然周りが見えなくなる。
  優秀な副店長が店長になると、部下がついていかなくなる。
  優秀な店長がエリアマネージャーになると、体調を崩してしまう。

 もちろん、上位職に栄転しても、ますます活躍の場を広げていく人もいる。
 しかし、色あせていく人の割合が多いのは、何故だろう。

  それは、どんな人間にも、「限界」というものがあるからだろう。

 「人間の限界」。

  私は、以前から、「為せば、成る」 と言ってきた。
  しかし、今回は、「人間の限界」 と言う。

  人間とは、成長していく動物であることは、間違い無い。
  その成長は、止まることは無い、と思っている。

 しかし、・ ・ ・ 。

  企業が求める役職と役割。
  個人が考える役職と役割。
  
 それが一致して、個人がその役割を遂行していく力を有して、実行する。
 そこに、個人の成長があり、企業がそれを認める。

 それが一致しなければ、いつまでも個人は成長せず、企業も評価しない。
 そして、いずれ、企業が諦めるか、個人が諦める。

 その状態が、上記のように、上位職になって色あせていく過程なのだろう。
 だから、個人の能力を自ら認識し、その職位で留まる事を知れば、
 人間は、いつまでも活き活きと、その職を全うすることが出来るのだ。

  その「職位」に留まる事。

 これが難しい。

  自らが十分能力を発揮し、企業も評価してくれる最上位の役職に留まる事。
  そんな職位を自ら把握し、自ら留まることが出来る人間など、いるのか?。

 私は、「サラリーマンの究極の幸せ」とは、このような状態を言うのだと、思う。
 
  ならば、このような状態を続けていくには、どうすればいいのか?。

 出来ない事を、出来るように振る舞わない事。
 常に謙虚な姿勢で、素直になんでも吸収していく事。

  決して、「為せば、成る」の精神を放棄する事ではない。
  常に、自らの仕事を、一歩引いた状態で見つめる事が出来る視点を
  失わなければ、企業はその人を決して過大評価する事は無く、常に
  役職以上の能力で、その役職に潰されること無く、企業が期待する
  役職で仕事を続けていける評価を頂ける、と言う事ではないか?。




 

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2010年10月18日 (月)

栃木市エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先月、栃木市エリアに「Y社」が出店した。

 黒磯から南下してきて、小山まで出店。
 更に、足利に2店舗を出店し、群馬まで足を伸ばそうかという勢いである。
 そして、栃木県南部の足固めとしての、栃木市エリアの出店。

 立地も市街地中心部にあり、競合店も多いが好立地に位置する。
 結果として、数値も好調に推移しているようだ。

 お客様が、どこのお店で買い物をするのか?。

  結果は、どのお店でアンケートを取っても、「近いから」がナンバーワン。
  それほど、立地というのはそのお店の集客を一番左右する要因だ。

 しかし、好立地には、競争関係が必ず入り込んでくる。
 そこから、立地と競合の二つの要因に対して対応していかなければならない。

  もう、そうなってくると、店長を中心とした「個店経営」の手法を取り入れて
  いかないと、細部にわたった競合対応は出来はしない。

 そして、「Y社」の強さは、個店対応の強さなのだが、このお店では、またその
 強さが発揮されていない。

  当然だろう。

 「仮説」を以って新店を立ち上げはしたが、それはあくまでも「仮説」であって、
 「検証」の段階では無い。

 その「検証」によって、ようやく本来の個店経営の強さを発揮できるのは、年始に
 なってからだろう。

  それから、このお店が、どう進化していくのか?。
  そこからがこの企業の身どころでもある。

次に「T社」。

 いままで、上記の「Y社」との戦いは、近年至る所で繰り広げられている。
 そして、「T社」もしたたかさを身につけてきている。

 従来の基本レベルの愚直なまでの徹底から、価格で負けない部分を設定
 したり、日々変化をつける部分を設けたり、時間帯でMDを変えたりと。

 そして、それが、企業力を高めていると言える。
 
  「Y社」の存在により、企業の力が高まる。

 誠に、理想的な関係ではないか。
 今回のこの地域での「Y社」の出店も、そんな予感のする「T社」の対応ぶりだ。

更に「J社」。

 基幹道路に面した「J社」。
 しかし、この「J社」は、私の知るJ社とは違った。
 この店舗の生鮮部門は、独自の戦略を歩んでいるようだ。
 特に、青果と鮮魚は、通常のSMの細かさをほうふつさせる売場展開だった。

  競合の「Y社」を意識しているのか。
  それとも、独自化でこのような店舗運営をしているのか。

 いずれにしても、この企業(店舗)が、なんらかの対策を打ち出しているのは
 確かだ。

そして「Y社ⅰ」。

 市街地の南部に位置する「Y社」。
 かってはこの地域で勢力を誇っていた企業だが、今では全てが中途半端。
 「価格」「鮮度」「品揃え」「活気」、全ての面で中途半端だ。

  “なんでもいいから、地域一番を勝ち取る”

 そんな意欲が欲しい。
 そんな意欲を、発揮してほしい。

 他地域の他企業の店舗だが、そう思ってしまうほどの状態だ。
 唯一は、鮮魚のお造りの商品化レベル。
 この技術を突破口に、なんとか切り開いていってほしいものだ。

最後に「Y社ⅱ」。

 栃木エリアの中心部に位置する建物に、居抜きで出店した「Y社」。
 しかし、この器を使いこなせるだけの柔軟性は、この企業には残っていない。
 かっての盛隆のプライドを捨て、なりふり構わず取り組むタイミングの時なの
 だが。
 それが、わかった時、この企業も変われるのだと思う。

PS
 栃木市エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/totigisimr/




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2010年10月17日 (日)

セクハラ?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


どの企業もそうだが、「セクハラ110番」なるものがある。

 特に最近の企業や営業所では、セクハラに対する感度が敏感で、いつでも
 従業員が、本部のレスキュー部署に連絡が出来るように、「ポスター」を掲示
 し店舗や営業所での「セクハラ」に対する監視機能を高めている。

  “本部では、月間で何件ぐらいの相談が来るのだろうか”

 普段は考えた事も無い事を、夢見てしまった。

 先日の休憩室での会話から。
 久しぶりに猛暑が戻ってきたか、と思えるほどの暑さだった。
 
 コスト管理にうるさい当社では、夏の冷房の温度設定が27度。
 この時期は、冷暖房はオフ、と決めていた。

 そこに、この猛暑(とはいっても、25度~26度前後だろう)のぶり返し。
 休憩室では、暑さを嘆く声が上がっていたが、私は聞こえないふりをしていた。

 そして、いつもの薬である「レンジ鍋」(本日の味付けはキムチ味)が出来上がり
 、私は、その美味しそうな湯気を浴びながら、キムチ味と豚バラと野菜からでる
 出汁の利いたスープをすすり、レンジ鍋をほうばり、たらふく食事を終えようとし
 ていた所に、急激な体温の上昇を押さえるべく、体内から汗が溢れてきた。

 私は、思わず、手にしていた書類をうちわ代わりに、あおいでしまった。
 それを見た、レジのパートさんが、すかさず、私にこんな言葉を浴びせてきた。

  「あっ、やっぱり店長も暑いんだ。ねぇ店長、冷房かけましょうか?(笑)。」

 私は、すかさず、返した。

  「暑かったら、脱いでいいんだぞ~。涼しいぞぉ~。」

   「えっ、店内で脱いで仕事をして、良いんですか?。」

  「バカッ。休憩室だけだ。」

   「なんだぁ~、休憩室だけですかぁ~。」

  「当然だろう。でも、感違いして全部脱ぐなよ、犯罪者になってしまうからな。」

 大笑いしながら、そのパートさんが、私に言った。

  「店長、それってセクハラですよぉ~(笑)。」

   「セクハラァ~。そうだ、セクハラだ。本部のセクハラ110番に電話して
   いいんだぞ。電話番号は、ここにあるだろう?。」

  そう言って、休憩室内の掲示板に貼ってある、本部電話番号を指した。
  そのパートさんは、更に大笑いしたが、続けてこう言った。

   「でも、この会社はそういうセクハラまがいの会話は無いですよね。以前
   勤めていた会社は、ひどかったですよ。」

  そうなのだろうか。以前の企業も同様だが、小売のチェーンストアとは
  このようなものではないかと思っているが、業界を広げれば、きわどい会話
  が横行しているらしい。

 そのような状況を受けて、冒頭にような空想が沸き起こった。

  “セクハラ110番には、月間でどのぐらいの相談があるのだろうか?”

 無いにこしたことはないが、無いのも寂しい気がする。
 H系の「下ネタ」を浴びせられるセクハラでは無く、職位を利用しての、パワハ
 ラに移行しているのではないかと思う(別に私に心当たりはありませんが!)。
 そのようなパワハラは、絶対に許せないが、多少の下ネタを利用してのコミュ
 ニケーションは、組織の潤滑油として利用したいと思っているのだが、如何で
 しょうか?。



  

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2010年10月16日 (土)

新酒のワインの季節

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


11月に発売されるボージョレー・ヌーボー。

 それに先立ち、我が日本でも、新酒のワインのヌーボーが発売されている。
 私がこの時期、徹底して売り込むのが、日本の新酒のワイン。

  アルプス社の「旬醸」。

 このメーカーのワインは、どれも好きだ。
  *個人の趣味の世界ですから、是非いろいろあると思いますが。

 中でも、毎年新酒で提案されるのが、「旬醸」。

  やや甘口の味付けだが、私にとっては、飽きのこないワインである。
  
 自分で、「美味しい」と思ったものを売り込む。
 これは、商売の原点だと思っている。
 
  我々日本人は、日本で生まれ育ち、日本の気候に生かされている。
  同様に、ワインも、日本の気候に生かされたぶどうを原料にしている。

  だから、どう見ても、嗜好が合うのは当然の事だ。
  他国のものや異質のものに、体が受け付けないのは、当然だろう。
  
  これは、他国のものを排他的に扱っているのでは無い。
  他国の物でも「美味しさ」を感じる食材はたくさんある。
  しかし美味しくても、少し「胃」に刺激があったり、「舌」に刺激があったりする。

  しかし、同じ日本で成り育ったものには、それが無い。
  それは、私だけが感じる、感覚なのかもしれない。

   「日本のものは、自然に体が受け入れてくれる。」

  体の成長が止まった現在だから、そう感じるのかも知れない。

 まあ、そんな諸々の事情があるせいか、この新酒を売り込むのが、私のこの
 時期の慣例になっている。

  しかし、今年は、まだ売り込んでいない。

 まだ、お客様との信頼関係と、展開場所との折り合いをつけていないからだ。
 
  お酒売場に、フリーなスペースが無いのが痛い。

 “このお店の場合、どこでデビューさせようか?”

  商品とは、デビューのさせ方で、その後の動向が決まる。

 意図を持って、お客様にしっかり認知して頂いた商品は、その後の動向が
 落ちない。

  いわゆる、「リピーター」がつくからだ。

 どの商品もそうだが、リピートして頂く事が、究極の目的なのだから。
 特に、このような季節限定商品ほど、2回目のリピートがあるか無いかで、
 全てが決まると言っていい。

  それらを踏まえつつ、間も無くデビューする「新酒のワイン」です。



 

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2010年10月15日 (金)

天然ぶりの送り込み

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


鮮魚を何とかしたい。

 自店も、全社も構造的な問題を解決し、他部門同様に軌道に乗せたい。

 そんな想いを持って、現在取り組んでいる。

  家庭環境や人々の暮らしが変化し、魚を調理しない料理しない食べない環境
  が定着しているのは確かだが、必ずしもそんな環境のお客様だけでは無い。

  鮮魚売場の定位置管理が進化し、常にあるべき売場にあるべき商品が品揃
  え出来る安定感を得てきた。

  しかし、逆に言うと、相場感度が弱まり、相場によってダイナミックな売場変更
  が出来にくい環境を、自ら縛ってしまっているとも言える。

   その縛りを、どうほどいていくか。

  元来、相場品ほど、価格が打ち出しやすく、売上と利益の取れる商材は無い。
  だから、相場下落時に、徹底して売り込んで売上+利益拡大を図る、という
  図式は、鮮魚の商売の基本中の基本だ。

  それが、初心者でもわかりやすく、造りやすい売場造りに移行し、非相場品
  のみの販売計画に終始し始めると、相場感度を失っていく。

   そのバランスを、どう折り合いをつけていくか。

  事前販売計画が、密になればなるほど、その後の変更が利かない。
  得てして、相場が崩れ、チャンス商材が出回るのは、いつも直前だ。
  その直前の大きな変化と大きなチャンスをものにするのは、老舗の魚屋。

 先日、バイヤーと話していた折に、今の相場でのチャンス商材の話になった。

  「てっちゃん、今相場でチャンスのあるのは、天然ぶりですよ。3切398円で
  十分量販できる相場まで下がっています。」

   「それは、各店の発注に頼って、発注数量が決定されているのか?。」

  「基本的には、そうですよ。」

   「送り込んだら、どうだ。うちのお店でも20本はもらうよ。」

  「わかりました。そうしてみます。」

 折しも、翌日は築地の日で、バイヤーは築地市場に入り込む予定だ。
 私は、それを受けて、先週の「ぶり」の販売数量や金額をデータで出力し、
 その用紙に、手書きでコメントを書き込んだ。

  “各店店長様へ、天然ぶりが相場急落で、大いに量販のチャンスがあります。
  明日、バイヤーから大量の送り込みがあります。脂の乗りも上々で最高の
  量販チャンスです。売り方は、こんな売り方、あんな売り方、特に厚切りや
  フライ・鍋用の用途でSKUを造り、拡販してください”

 そんな内容の案内を、全店にファックスで送付した。

  当店にも、2入れで12ケース納品された。

 早速、チーフと打合せをして、売場、アイテム等を決め、鮮魚で商品化が進ん
 だ。
 売場スペースも、急遽、デイリーの平台の一部を鮮魚で借り入れ、空いたスペ
 ース6尺でダイナミックな天然ぶりの売場が出来上がった。

  “上々だ”

 気分の乗った私は、午後から担当者に、「ぶり2切追加で20パック」と指示。
 しかし、午前中にぐずついていた天気が、午後以降本降りに変化し、午後6時
 移行のお客様の足が止まってしまった。

  大ロスになってしまった。

 それでも、見えてきた「ぶり」の売り込み方。

  ぶりは午後4時までが勝負、それ以降は味付け提案が人気。
  以外に、大切りや厚切りが売れる。更にはフライ用(骨無し、小切り)も人気。
  一番潰しがきくのが「刺身」。最後は「海鮮盛り合せ」で売切り。

 更に数日後には、「生かつお」が季節外れの相場安。

  これも、事前計画を押しのけ、定番のスペースを拡大させ、売り込む計画を
  立案した。

  この繰り返しが、一カ月後、二ヶ月後に、数値がどう変化していくのか?。
  それは、お客様に伝わったのかどうかの、指標でもある。

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2010年10月14日 (木)

日光の紅葉(10年)

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の休日に、「日光の紅葉」を見てきた。

 年に一度は、日光の紅葉を見に行く。

 先週末の新聞に、日光の紅葉が載っており、女房が言った。

  「あなた、早くしないと、今年は見ごろが短いらしいわよ。」

 猛暑と急激な温度低下により、今年の紅葉は、葉が落ちるのも早いと予測
 されているらしい。

  紅葉。

 小さい頃から、東北の紅葉を見てきた私にとっては、関東の薄い色合いの紅葉
 に物足りなさを感じるのだが、住めば都、東北の行きづらく、荒々しい紅葉よりも
 、日光の身近で行きやすい紅葉に馴染んできた。

 そして、日光に行き着くまでの、プロセス、例幣使街道から戦場ヶ原まで行き着く
 過程の中で飛び込んでくる風景の多様さも、飽きの来ないものだ。

 毎年、日光の紅葉を見に行き日は、晴れ男の勲章をとことん見せつけられるのだ
 が、この日ばかりは、くもり空に多少の晴れ間という天候だったが、この陰の雰囲
 気も日光に合うものだと知った。

 それにしても、今年の日光街道は空いていた。
 普段であれば、今市を過ぎたころから、車が多くなってくるのだが、流石に3連休
 明けのこの日は空いていた。

  “まだ、早かったのか?”

 そう思いつつ、日光の紅葉と休日を楽しんできました。

 日光の紅葉(10年)の写真をどうぞ。(08年)と合わせてご覧ください。
  日光の紅葉(10年)
   http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nikkoukouyou10/
  日光の紅葉(08年)
   http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nikkoukouyou08/



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2010年10月13日 (水)

自分の分身

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前は、よく「自分の休日に、自分の分身がいてくれたら」と思っていた。

 特に鮮魚のチーフ時代は、つとにそう思っていた。

  “自分の休日に、朝の開店品揃え、午後からの売り込み売切り、そして発注”

  一連の流れを、私と同様の行動をしてくれ、同様の結果を残してくれる人材。
  こんな人材がいてくれたなら、安心して休日を過ごし、結果を残し、翌日発注も
  明日に繋がる企画発注を実現してくれる存在がいてくれたなら、日々、穴の無
  い売場が連続できるのになぁ~、と切実に思っていた。

 しかし、店長として「お呼び」がかかる頃には、そんな希望は一切消えていた。

  “むしろ、自分の分身などいらない。タイプの違う副店長がほしい”

 そう、願うようになっていた。

なぜか?。

 私は、鮮魚のスーパーパイザー時代、副店長時代に、労働組合の中央執行
 委員をやっていた。
 この時代に、組織の在り方について、いろいろ考えさせられたのだ。

 当時の中央執行委員長が、労働組合の組織であったり、企業の組織であった
 りの「組織の在り方」について、常に我々に問いかけ、議論し、我々は、エリア
 の組合政策に反映させていた。

  結果の出せる「組織の在り方」とは?。

 この命題を常に意識して、組合活動を行っていた。

  結果を出す為に、自分の在り方とは、どうあるべきか?。
  結果を出す為に、ひとりひとりの、役割とはどうあるべきか?。

 常に、組織の為に、自らの存在を探っていくという模索の日々。
 そんな組合活動で、見えてきた「組織の在り方」とは?。

  組織の構成員一人一人が存在価値を認められ、個性を発揮できる組織。

 そんな組織が、一番、組織として「力」を発揮し、結果を残す。
 リーダーのコピー的存在がはびこる組織では、絶対に組織力は高まらない。

なぜか?。

 リーダーのコピーでは、所詮、リーダー以上の能力は発揮できない。
 逆に、いろいろなタイプが存在するから、リーダーが持ち合わせていない能力
 をカバーしてくれる。

  そして、その多士精々のツワモノ達の能力を引き出すのがリーダーたる者。

 そう考えられるようになった。




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2010年10月12日 (火)

ある、若者への言葉

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、男子中学生が万引きで補導された。
 
 当店に入店している警備が現行犯で捕まえて、警察を呼んで対応した。

  話を聞くと、地元の中学生だと言う。

   “随分、生意気な態度だなぁ~”

  そんな印象を受けた。
  そして、警備が彼に尋ねた。

   「名前は?。」

    「わかりません。」

   「親の名前は?。」

    「わかりません。」

   「住所・電話番号は?。」

    「わかりません。」

  万引きという犯罪を犯した事に対しての、罪の意識は無い。
  たかだか、飲料一本の事だが、社会的責任は同じだ。
  警備と相談して、警察を呼ぶことにした。
  当社では、ほとんどの場合は、同様の処置をする事にしている。

 警察の取り調べがひと通り終了し、警察署での取り調べになり、中学生の彼も
 同行した。

  その後。

 夕方の7時頃だろうか。
 店内放送で、サービスカウンターに呼ばれた。

 万引きを犯した先ほどの中学生が、母親と共に、謝罪に来ているという。

  “本当に、反省しているのかな”

 彼は、ポケットに手を突っこんだまま突っ立っていた。
 目は、私を見ていない。

 その横に、母親がいて、息子の不始末を私に詫びた。
 相変わらず、息子はポケットに手を突っ込んだままだ。
 母親は、ひと通りの謝罪の言葉を述べ、私に頭を下げた。
 そして、ポケットに手を突っ込んだ息子にも、謝罪するように求めた。
 彼は、ポケットに手を突っこんだまま、頭だけ私に下げた。

 私は、彼に言った。

  「反省しているのか?。」

 彼は、ニヤニヤしながら、頭だけ、私に下げた。

  「反省していないだろう。」

 彼は、相変わらず、ニヤニヤしているだけだ。

  「反省していないなら、二度とうちには来るな!。来ても、同じ事を繰り返す
  だけだろう。本当に反省していたら、ポケットに手を突っ込んで立ってはいら
  れないハズだ。もっと真剣に私に頭をさげるだろう。お前の態度は犯罪を犯
  て反省している態度ではない。」

  「だから、私は、まだお前を許してはいない。本当に自分の犯した罪を反省
  できたなら、いつでもいいから、一人で謝罪に来い。」

 私の言動こそ、チェーンストアの一店長、一サラリーマンの言動から逸脱して
 いるのかも知れない。

 しかし、戦前の地域の個人商店の店主なら、間違い無く上記内容のことを
 彼に告げたに違いない。

 そうやって、地域で一人一人を救っていたのだと思う。

  誰だって、ある時期、間違いを犯す。
  一度や二度の失敗を犯すものだ。
  
  私だって、そうだった。
  思いだしたくないことや、人に言えない事もたくさんある。

 しかし、世の中が、それを認めながら、しっかり反省を促し、自らも反省し
 相手に謝罪し、ものの道理を教え合っていたと思う。

  彼は、いつ来るだろうか?。


PS
 那須塩原エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nasusiobaramr/




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2010年10月11日 (月)

那須塩原エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


那須塩原エリアに「T社」がオープンして数ヶ月。

 前回のMRでは、生鮮売場がへたっており、客数もしりすぼみ状態だったが、
 その後の状況をMRしてみた。

まずは、「D社」。

 那須方面の行楽地に行くと、このお店は何かと便利な立地に位置する。
 店舗面積で約400坪程度だが、この近隣には、いわゆるスーパーマーケット
 が無い。

 いや、以前は「S社」がもう少し離れた所に一昨年出店していたのだが、9月末
 に店を閉じてしまっていた。
 だから、この地域では独占状態になっていた。

 そんな状況だったからだろうか、お店の陳列にも「勢い」があった。
 特に入店してすぐの「青果」売場に、それが如実に表れている。

  以前よりも、陳列ボリュームがある。
  商品がしっかり積みこまれている。
  定番の商品群に、欠品が無い。
  そして、午後2時のアイドルタイムでもレジ3台稼働(この地域では多い)。

 更に、風除室の内部から整然と整理された行楽用品が展開され、行楽地特有
 の品揃えが提案されている。

 店内も、同様の整理がされており、以前のような雑然とした雰囲気は無くなって
 いた。

  “進化しているなぁ~”

 そんな印象をもった。

次に「J社」。

 MRするたびに客数が減少しているようだ。
 果実売場のトップは「梨」を売りたいのか、「柿」を売りたいのか。
 更には、りんごの品揃えに「ふじ」が無いのも、問題だ。

 この競合各店では、この段階で、市場に入荷し始めた「ふじりんご」をメインに
 量販していたのだから。

  “生鮮が「グロサリー化」しているなぁ~”

 そんな印象だ。
 そして、それは致命的な欠点として、競争力を左右する。

最後に「T社」。

 入店してすぐに、

  “あっ、何かが、変わった”

 そう感じた。

  果実の平台のレイアウトが変更されていた。
 
 以前は、店舗レイアウト通りに、平台が組まれていたが、
 この日は、入店したお客様に向かって、平台が流れるように組まれていた。

  “お客様の直感を大切に工夫しているなぁ~”

 訴求品も、大粒のピオーネぶどうを1房398円で打ち出すなど、市場感覚
 が出てきている。

  “担当者が変わったかな”

 人が変わらなければ、ここまで大胆な変化は出せない。

 しかし、それ以外の生鮮は、相変わらずの状態。
 だから、一通りの流れでお客様は周るが、商品には手を出さない。
 惣菜で安価なコロッケを買う人が少々と、安価なグロサリーに群がるお客様
 を見るのみ。

那須塩原エリア。

 那須の行楽地周辺のスーパーマーケットの現状でした。
 「T社」の生鮮の今後は、もう少し見続けていかなければならない。

PS
 那須塩原エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nasusiobaramr/




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2010年10月10日 (日)

地上波デジタル放送

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、部下との会話の中で「3Dテレビ」が話題になった。

 その流れの中で、ある部下から問われた。

 「店長の自宅のテレビは、何型ですか?。」

  「37型だ。」

 「それじゃ~、地上波デジタルも綺麗に映るでしょうね?。」

  「んっ、んんん~~~っ。」

 「店長の家のテレビって、アナログじゃぁ~無いですよね?。」

  「バカッ、当然だろう、いまどきデジタルテレビを持っていない家があるか!。」

 とは言ったものの、実は未だにアナログ放送から、デジタル放送の受信設定を
 しておらず、アナログ受信のままだったのだ。

 とりあえず、今現在映っているアナログ放送で何不自由していなかった為、
 あえて地上波デジタル放送の受信設定をしていなかったのだ。

  “いつかは、やらなければ”

 そう思いつつ、いつしか時が経ってしまっていた。
 そして、次の休日に、意を決して切り替えに取り組んだ。

  アンテナに関しては、数年前に業者の人が来て、切り替えてくれたはずだ。
  後は、テレビの設定のみで、地上波デジタル放送が映るはずだ(遅い!)。

  テレビのチャンネルをいじくり回し、なんとか、デジタル放送設定の詳細に
  までこぎつけたが、なかなか綺麗な画像になってくれない。

 仕方なしに、納戸に埃をかぶってしまってあった「取り扱い説明書」2冊を
 取り出し、調べた(こういうのが、難儀なのだ)。

 デジタル放送切り替えに関するページをめくり、読み始め、今まで設定したこ
 とを再度チェックしていくうちに、ある設定がされていなかった事がわかった。

  “これだったのか!”

 そして、地上波デジタルのボタンを押してみた。

  “なんじゃぁ~、こりゃぁ~!”

 思わず叫んでしまいたくなるほどの、画像の美しさ。
 いままでの「アナログ」の画像が、安物のカーテレビかと思えるほどだ。

 そして、37型(今では物足りないが)の画面いっぱいに映し出されるボリュー
 ムも見ごたえがある。

  “これほどの違いがあったのか”

 早く設定しておくべきだった。
 女房、子供も、その画像の美しさに、しばし感動していたほどだ。

 以前は、BSでしか得られなかった画面いっぱいの高画質が、地上波放送で
 も楽しめる。

  世の中は、どんどん進化している。
  しかし、その反面、その時代に遅れかかってきた自分に不安になった
  今回の出来事である。

 ちなみに、私の自宅のテレビは、7年前のシャープ「アクオス」だが、
 チャンネルのスイッチの感度が落ちたのか、なかなか反応してくれず、
 スイッチを押すのがおっくうになっています。仕方の無い事なのでしょうか。




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2010年10月 9日 (土)

秋の「駅弁祭り」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、「秋の駅弁祭り」があった。

 全国選りすぐりの駅弁を、一同に集合させて販売する企画。
 当社では、年に二回の開催となる。

 春の駅弁祭りに関しては、以前のブログで記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-b748.html

 春は、460パックの計画で、早々に売り切れてしまった。
 そしてその時点で、次回計画を600パックに拡大して反省を残した。

  そして、今回。

 担当者は、しっかり私の言い付けを守り、600パックの計画を立てた。

  “この数量なら、もはや品切れはあるまい!”

 そう思って臨んだ、今回の「秋の駅弁祭り」だった。

  しかし、・ ・ ・ 。

 通常、駅弁祭りが入ると、開店前からお客様が何人か並んでいて、開店と同時
 に駅弁祭り周辺に群がるのが常だが、今回は誰も並んでいない。

  “なんか、変だぞ”

 好天に恵まれた週末ではあったが、このムードは有り得ない。
 「春の駅弁祭り」は、あれだけ賑わい、その結果としての今回の数量なのに。

 午後1時で、消化率を本部に報告するのだが、今回は35%前後だった。
 通常だと、この段階で約60%以上の消化率に達している。
 他店の状況を聞いても、相当良く無いらしい。 

  なぜだ!。

 秋の好天?。
 それとも、駅弁の魅力?。
 更には、「秋」の駅弁への「飽き」?(オヤジギャクではありません!)。

 たしかに、今回のタイミングは、久しぶりの好天すぎた。

  “これじゃぁ~、外出したくなるほどの好天だよなぁ~”

 しかし、とはいっても、年配の方達は開店間もなくから、売り切れを恐れて
 売場に殺到するはずだ。

  “やはり、回を重ねる毎に、魅力を失っていくのか?”

 以前のブログにも記した「駅弁祭りに想う」
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-b7e1.html

 一度買ったお客様は、その「ショボさ」と「味」から、駅弁の限界を感じてしまう。
 だから、自前の手作り弁当をミックスして販売してみたくなる。
 しかし、それでは実売している弁当という駅弁本来の価値観が無くなる。

  “さて、駅弁祭りは、どのような方向へ進むのか?”

 いや、どのような方向へ向けさせて、店舗の集客力につなげるか、だろう。
 思案のしどころである。



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2010年10月 8日 (金)

EDLP業態転換の行方

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



競合企業が、一部店舗を「EDLP業態」に転換して数週間。

 どのような店舗展開をし、どのような状況(数値面)で推移しているのだろうか。

 実際に目にした売場は、生鮮を若干縮小し、コンコースを拡大させ、青果
 グロサリーの平面でスペースを確保し、鮮魚・精肉を縮小させた。
 そして、スペース拡大した「青果」「「グロサリー」「惣菜」でEDLPや価格訴求を
 強調した売場展開をしている。

  “この程度か、中途半端だなぁ~”

 そんな印象だった。
 上記部門以外は、それほどの安さ感は打ち出されていない。
 それが、中途半端感を募らせる一因でもある。

 また、青果、グロサリーの展開も、平面を利用し一様な展開であり、変化が
 無い。

 実際には安価は売価も、安さ感に繋がっていないようだ。

  “スーパーのど真ん中を追求してきた企業文化を変えるのは難しいなぁ~”

 その企業の企業文化があって、店舗フォーマットが決まり、各部役割が決まる。
 その一連の流れの蓄積が、従業員の体に染みつき刷り込まれ、店舗運営が
 コスト運営されていく。

 そのような従来の「パラダイム」を払拭しない限り、業態転換には対応できない。
 そして、今回のこの企業の業態展開を見ていると、このパラダイムの転換とは
 そう簡単な事では無いということが、伝わってくる。

  どうしても従来の常識が邪魔をして、お客様に伝わる業態転換に繋がらない。

 「業態を転換する」、と言う事は、単に店舗展開を転換するだけでは済まない。

  店舗を変える事に付随して、仕入れを変え、レイアウトを変え、品揃えを変え、
  オペレーションを変え、作業シフトを変え、媒体を変えていかなければならない。

  そこに、従来のインフラを活用しようという「スケベ根性」が出てくれば、
  中途半端にならざるを得ないだろう。

  現場の担当者の苦悩は、まさに、そこに集約される。

 そして、数値面はどうか?。

  改装後の予算は、昨年比200%で組まれていると言う。

   “いくらんなんでも、それは無理だろう!”

  そう思える予算をもらっているらしい。

   “この程度の改装で、200%はどう見ても伸びないだろう”

  売上昨年比が200%伸びる、と言う事は、
  客数が2倍になるか、単価が2倍になるか、
  それとも、客数・単価とも1.5倍になるか。

  しかし、安く売ると言う事は、点数単価が下がるから、点数2倍が必須。
  1.5倍のお客様が、2倍の点数でレジに並べば、従来の2倍のチェッカー
  が必要になる。
  
   おそらく、その構図には対応していないだろう。
   それだけでも、従来のパラダイムは通じないことがわかる。

  おそらく、現状は客数1.2倍で、点数1.2倍、点数単価90%で、
  売上昨比120%というのが実態だろう。

 そして、残った利益は?。

  結果として、我々スーパー業態がEDLP業態へ転換して、なかなか継続出来
  ず、年々縮小均衡に陥っていくのではないか。




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2010年10月 7日 (木)

SONGS「山口百恵」に想う

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


山口百恵が、引退して30周年だと言う。

 それを記念して、NHKのSONGSで「山口百恵」特集を2週連続で放送した。

  「山口百恵」。

 紛れも無く、その当時の、「伝説のスーパースター」だった。

  「伝説」。

 なぜ、伝説なのか?。

  特別なスタイルをしている訳でもない、決して美人の部類でも無い(失礼)。
  しかし、こうやって当時の彼女の映像を見ていても、何とも言えない色香を
  感じてしまう。

   そして、あの時代、彼女は間違いなく歌謡会のトップに君臨した。

  劇的な引退。当時の話題性、歌唱力、生い立ち、性格、等々。

 なぜ、彼女は、人気絶頂期に、スパッと引退できたのか?。
 なぜ、彼女は、宇崎夫妻の歌を歌いこなせたのか?。
 なぜ、彼女は、急速に歌唱力を身につけていけたのか?。
 
  デビューから7年。
  彼女は、人気絶頂期を迎え、三浦友和と結婚し、芸能界から一切の足を洗う。
  そして、二度と、この世界へ戻ってこなかった。

 そのことだけを以ってしても、彼女は、「伝説」たり得る。

 デビュー当時の映像は、まだ彼女の初々しさが匂っていたが、
 紅白のトリを務めた「プレイバックパートⅡ」の頃の彼女は、冷めていた。
 その後、人気が絶頂になればなるほど、彼女自身は、どんどん冷めていく。

  なぜか?。

 彼女の本名は、「山口百恵」。
 そして、芸名も、「山口百恵」。

  しかし、彼女は、歌手「山口百恵」と、プライベートの「山口百恵」を持っていた。
  そして、歌手とプライベートの「山口百恵」を、自ら相容れない存在として、
  しっかり分けて認識することを、自らに課していたのだろう。

  プライベートの「山口百恵」は、絶対に、歌手「山口百恵」を相容れない。
  どんなに、歌手「山口百恵」が絶大なる人気を得ようとも、プライベートの
  「山口百恵」とは切り離して存在させ、相容れない存在として割り切っていた。

 要は、ブレない自分をしっかり持っていた、ということだろう。

  何があっても、「ブレない」自分を持つ。
  自分の内面を大切にし、自覚し、自分を見失わないという「強さ」を、
  彼女は持っていたのだろう。

 芸能界という特殊な世界にあって、自らを見失わず、虚像という世界を
 認識し、それに溺れず、自らの「分」を悟り、その「分」に徹する姿勢。

 その姿勢が、彼女をして、「伝説のスーパースター」と言わしめたのだろう。

  歌手「山口百恵」に振り回されず、実名の「山口百恵」としての幸せを
  貫き通す姿勢。

  それを、貫けると言う事は、人間としての「強さ」なのだろうと思う。

 何にも振り回されない、個人の「強さ」。

  “俺は、まだまだだなぁ~”

 SONGSを見ていて、彼女の抜群の歌唱力を聴いていて、そう思った。




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2010年10月 6日 (水)

年末への布石

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ10月に突入した。

 そろそろ、年末を意識した商品展開を考えていかねば、と思う。

 そして、この時期、私が意識して単品量販していくのが、「おせち商材」。
 とは言っても、かまぼこや伊達巻を売り込む事ではない。

  「黒豆」を意欲的に仕掛けていく。

 何故か?。

  年末に突然出現する商品とは違い、普段から品揃えされている商品だから。
  この時期、黒豆を売り込んでいけば、当店の黒豆のイメージがつけられ、
  年末に「黒豆」や「栗きんとん」等の「甘い系」のおせち料理への布石になる
  からだ。

 本当に、そうなのか?。

  それは、本当にそうなのだ。
  布石を打てば、必ず「道」が出来る。
  「未知」が、「道」になり、お客様の通り道が出来る。
  それが、結果に繋がっていくのだろう。
 
 そして、この時期、以外に「黒豆」は売れるのだ。
 この季節の変わり目の時期には、体が黒豆を欲するのだろう。

 黒の日(9月6日)をきっかけに、9月月間で2000袋仕入て、
 1300袋の販売(1単品)実績だった。

 これは、かってのお店の月間記録を抜いている。
 店舗規模や客数の大小ではなく、客層と展開で単品の売上は左右される。
 と言う事は、年末のおせち商材も期待が持てると言う事か。

 10月から11月へ向けては、年末商材の手応えを感じる時期でもあり、
 更には、年末へ向けて「道」を造っていく時期でもある。

  この時期、それを「意識」するか、しないか。

 意識すれば、それだけ意図的に商品を選定して「道」を造ろうとする。
 そして、その積み重ねが、11月を終えた段階で、お客様に刷り込まれる。
 その結果が、年末商材を購入する店舗の選定に繋がり、
 この時点で、年末商戦の半分は終了することになる。

  更に、残り半分は、年末の実際のオペレーションになっていく。

 いよいよ、そんな時期になってきた。
 10月は、まだまだ温暖な気温が続くと言う。
 しかし、11月に入り寒さが本番を迎え、ようやく年末商戦を意識していくの
 では遅すぎる。

  布石も、先手必勝が決め手だ。


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2010年10月 5日 (火)

部下へのアプローチ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


副店長へのアプローチ。

 このブログでの、副店長に関しての記事は何回か載せてきた。
 店舗運営のトップでもなく、部門のトップとしての決定権も無い。

  あるのは、未来を担うという自らの意志だけ。

 そして先日の店長会で、副店長に対する認識に一つの結論が出た。

  「なんでも屋に終始させるな。販売力を磨かせろ。店長として力を発揮する
  には、部門を通しての販売力の有無が活きてくる。そこを意識していく。」

 これからの店長像として、従来のマネジメント型の店長像から、リーダー型
 店長像へ認識を変えていくという方針がでたのだ。

  だからと言って、マネジメントを無視する事ではない。

 日々、イベント時の店舗運営に必要な販売以外の部分やチェッカー業務、
 更には、基本を推進していく為のチェック項目は必須である。
 
 しかし、それだけに終始させるな。
 店長の便利屋だけに終始させるな、と言う事。

  同感である。
 
  私の個人的見解では、副店長とは、店長である。

 いつ、店長としてお呼びがかかるかわからない存在なのだ。
 当初一年間は、マネジメントを習得しなければならない期間も必要だろう。
 部門チーフから一転、店舗運営を任されるのだから。

 しかし、これだけ個店の置かれた状況が個店毎に違ってくれば、
 
  “私のお店” 

 そんな認識が必須となってくる。
 
  自店の商圏、自店のお客様、自店の競合、自店の売れ筋、自店の・ ・ ・ 。

 そういう認識を強く持ち、その為に自らリーダーシップを発揮して対応する。
 本当に、個店の経営者としての認識を強く持ち、特に販売面で力を発揮する。

  そして私も、副店長に対するアプローチを変えた。

 一つは、販売面の打合せを、日時を決めて毎週行っていくこと。
 二つは、毎週のメニュー提案を、他部門を巻き込んで実施すること。

 従来は、販売面に関しては、「背中を見せる」主義だったが、店長と副店長
 が同時に出社している機会が少なく、私とチーフで直に販売計画が打合せ
 され、出来上がった売場を見て、副店長が学ぶというスタイルが定着していた。
 
  しかし、そこに至るプロセスが大切であり、考え方が大切なのだ。

 そう言う意味で、私が考える「店舗運営」の中身を、常に副店長と共有していく
 という手法に切り替えた。

 更には、副店長としての販売面での実技。
 特に、同僚店長作成の毎週のグロサリーのメニュー提案計画を、副店長が
 各部を巻き込んで売場造りをしていく。

  メニュー提案を合同で企画するには、それをまとめる存在が絶対に必要だ。
  その事を通して、部門の縦割りの発想から、お客様の食卓の発想で商品を
  捉えていく事の大切さを理解する事が可能になる。

 これを毎週やり続けていく事は、ブログの毎日更新に匹敵?するほど難しい。
 しかし、半年もやり続ければ、そのような目線で売場や商品を見る事が常とな
 り、商品部の深く掘り起こした商品管理とは別の「食卓の発想力」がDNAに
 刷り込まれていく。

  これは、大きな力だ。

  そして、そんな目線で店舗を見れる人材が、競争力を有して戦う店長として
  活躍していくのだと思う。



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2010年10月 4日 (月)

田沼エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


田沼エリアに新規開店した「B社」。

 この狭い商圏には、隣には「Y社」や近隣に「T社」等の競合店も存在する。
 その至近距離に出店した「B社」の開店一カ月後の状況をMRした。

まずは「B社」。

 ここ一カ月の中で出店したと思われる。

 価格を前面に打ち出した企業かと思いきや、そうでも無く、スーパーマーケット
 のど真ん中を行く店舗運営をしていた。

 青果から入る、平台展開や定番展開などは、単品を無造作に売り込むのでは
 なく、しっかり味や食べ方・用途を提案した中で、鮮度を守り価格を守り、商売
 をしていた。

 開店から日は経っているだろうが、未だに生鮮のプロパーはきっちり守られて
 いた。特に青果のプロパーはよく作られており、安心して買い物で出来る環境
 が出来ている。

 このエリアで、駐車場も広く、店内も清潔で広く買物しやすい環境が整えば、
 以外に集客力があり、夕方の賑わいもそこそこ出てきたようだ。

次に「Y社」。

 上述の「B社」から、斜め向かいの極至近距離に立地する。
 
 以前から、基本レベルは高くは無かったが、この立地に競合店が出現し、
 品揃え、鮮度、清掃レベルは上がったようだ。

 しかし、お客様はいない。
 今までのツケがまわったのか、それとも至近距離での競合出店が響いたのか、
 店内にお客様はほとんどいない状態。

 相当、影響はあるだろう。
 あるいは、撤退を余儀なくされるかも知れない。

 この「Y社」が、今後、この状況を踏まえ、どう攻勢をかけるかで、今後の「Y社」
 のこのエリアにおける位置づけが決まるだろう。

最後は、「T社」。

 歴史の古い店舗であり、駐車場等も出入りしずらく、使い勝手は良い方では無
 いが、店内は意外に広く感じる店舗だ。

 夕方6時頃のMRだったが、以外に込んでいた。
 
 売場もしっかり作っている。

 この企業の最大の特徴は、店舗格差が少ないこと。
 企業の徹底力の差か、仕組み力の差か。

 特に青果の夕方までのメンテナンスは立派だ。
 
  “本当に、売れているのか?”

 と疑ってしまうほど、乱れていない。
 仕組みとして、売場優先で全てが構築されているのだろう。

この田沼という狭商圏に出店した「B社」。

 今後、北関東へどのような出店を展開していくのか。
 今後とも、目が離せない。

PS
 田沼エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/tanumamr/




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2010年10月 3日 (日)

発表会から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、息子の発表会に行ってきた。

 小学校の頃から、楽器の習いごとをしているのだが、年に一度の発表会が
 ある。

 家で一度、発表会の予行演習をして、聴かせてくれた。

  “いつの間に、こんなに表現力がついたのか?”

 そう思えるほど、艶(つや)のある演奏をしてくれた。

  単に、音譜を引くだけでなく、曲の意味を理解して表現する事を「歌う」と言う
  らしい。

 よく息子も、「歌う」という言葉を使うが、このことなのか?、と思った。

  曲に合わせて、「強弱」を付けたり、アップスローを使い分けたり等々の技術と
  表現。

  “それにしても、いつの間に、こんな技術を身に付けたのか?”

 習い始めの頃は、「ギーギー、ガーガー、」のイメージが強かった。
 更に、中学校までも、「音程は合ってきたなぁ~」の程度だった。
 しかし、発表会直近の演奏は、息子の「情熱」のようなものが伝わってきた。

  “大人の演奏が出来るようになってきな”

 音楽には疎い(うとい)私でも、その辺のところはわかるような演奏だった。

  しかし、・ ・ ・ 。

 練習嫌いは、相変わらずだ。
 発表会一週間前でも、長時間の練習はしていなかった。

  “なめて、かかっているな”

 少し技術が上がったからと言って、まだまだ余裕を持てる年でも無い。
 のぼせ上っているとしか言えないような練習態度も出てきた。

 私は、息子に言った。

  「それで、演奏会は大丈夫なのか?。」

   「大丈夫!、自分なりにやっているよ。」

  “甘いな!”

  それに対して、私は黙っていた。

  “失敗という経験をするしか無いだろう”

 発表会当日。

  息子の演奏は順調に進んでいった。
  艶のある「歌」を歌いながら、演奏を進めていった、と思っていた。

 しかし、・ ・ ・ 。

  演奏が佳境に入ったその瞬間。
  息子の動きが「固まって」しまった。

  “何が起きたのか?”

 手も体も動かない。

  完全に固まってしまっている。
  表情が歪んでいる。

  “どうした?”

 ほんの数秒の出来事だが、本人も、聞いている者も「永遠の長さ」だった。
 そこで、ピアノ伴奏者が、気を利かして、次のフレーズから導いてくれた。
 ようやく、息子も我に返ったのか、気を取り直して次のフレーズから引き出した。

  演奏会や本番では、絶対に有り得ない失敗だ。
  基本を甘く見た、「結果」だった。

 息子は、相当のショックだったのだろう。
 帰路は塞ぎこんでいた。

 私は、彼に言った。

  「本番とは、普段の練習の延長。お父さんは当然の結果だと思う。まだまだ
  普段の練習が甘いのだろう。お父さんが外から見ていてもそう感じるよ。」

   「やっぱりそうか。わかった。」

 私も、その年頃は、何もわからなかった。






  

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2010年10月 2日 (土)

自分への「問い」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


良き上司は、良き質問者である。

 良く言われる、理想の上司像としての姿。

  上司が、部下との会話の中から、部下のモチベーションを高め、
  部下の言葉から直接回答を引き出し、部下の正しい行動を引き出す。

 いわゆる「質問力」といわれる能力。
 
  しかし、普段の仕事を通して、部下との会話に「質問力」を駆使し、会話してい
  る自分はいない。
  私も、そこまで考えて、部下との会話や仕事上の打合せを考えたことは無い。

  私は、そのようなノウハウや技術よりも、自ら「範」を示すのが最大の教育だと
  思っている。
  
   カッコ良く言えば、「背中で教える」と言う事。

  しかし、常々思う事は、“全てにおいて背中では教え切れない”
  ほんの一例を示す事は出来るが、細部までは示しきれないし、教え切れない。

   「理念」「規範」「原理原則」「方針」という価値観が共有されていることが大切。

  その価値観の共有があって初めて、具体策と具現策を自らの背中で「範」で示
  せるし、質問によって、部下からの「解答」を引き出す事が出来るものだ。

 そしてそれは、「自分への質問と解答」にも同じ事が言えるのだ。

  企業と個人の価値観、理念、原理原則、方針が一致しているから、それに
  沿った個人の方向性が間違っていなければ、自らへの問いに対しての、解答
  もブレることは無い。

 誰だって、直前の問題課題に対しての決断に、迷いがあり、不安があるものだ。
 
  “この決断で、結果が出るのだろうか?。数値が変わるのだろうか?”
  “この決定で、本当に部下が動くのだろうか?。動機付けになるのだろうか?”

 いつも、そんな不安や疑問が離れないものだ。
 その時に、いつも「拠り所」にするのが、「経営理念」であり、「基本方針」である。

  “これが、お客様の生活を本当に豊かにするのだろうか?”
  “これによって、ひとりひとりの従業員の動機付けになるのだろうか?”

 そこまで遡った時に、今現実の課題に対する「決断」が、有効か?。
 もしかしたら、自分の「エゴ」や、「見栄」、「自尊」ではないか?。

  そう、自分に問いかけた時、決断を断行するか、撤回するかを差し戻す。

 自分の仕事に対して、ブレ無い「拠り所」を持つ。
 企業の経営理念、基本理念、基本方針とは、我々現場で活きる一人一人の
 「拠り所」であり、「強さの根源」であり、「安らぎの場所」なのである。




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2010年10月 1日 (金)

「仮説思考」でチャンスを掴む

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、「チャンスは、見る人の目の中にある」を記した。

 人によって、同じ現実が「ピンチ」にも「チャンス」にも映る。
 その捉え方ひとつで、大いなる学びの世界が待っている。
 そんな内容だった。

  そして今日は、どのように「チャンス」に結び付けるか。

 「仮説」と「検証」を繰り返し繰り返し実行していく中で、
 いつしか、目の前に現われる事象の中に内胞された「チャンス」を見抜く能力が
 磨かれていく。

  「仮説思考」。

 この思考は、馴れないとわかりずらい。
 そのような思考で物事をとらえる訓練をし続けないと、流れがつかめない。
 そして、前向きな積極思考に立たない限り、アンテナには引っ掛からない。

  「仮説思考」とは、結局は、未来がどう変化するかを読む思考の事だ。
  だから、未来の姿に向けて、現実がどう変化していくかを読み、
  それに向けて、着々と現実に手を加え、布石を打ち、未来を造っていく思考。

 それは、自分が立つ位置と見る切り口によって、違ってくるのかもしれない。

  バイヤーという、商品を中心に見る立場の人間と、
  店長という、お客様の買物動向を中心に見る立場の人間との差でもある。

  バイヤーの切り口は、時系列で手持ちの商品を差別化して繋げていく切り口。
  店長としての切り口は、時系列で食卓をイメージして売場提案していく切り口。

 明日、一年後、五年後のお客様の暮らしは、どう価値基準が変わるのか?。
 そんな「仮説」から、どうのような商品群に力を入れて、強化していくのか?。
 更に現実の商品動向と開発から、どの単品をピックアップして打ち出すか?。

  そんな「仮説思考」を逆算していくと、キーワードが見えてくる。
  「健康」「簡便」「こだわり」「差別化」「子供の成長」「地球環境」「誠実」等々。

 これらの「キーワード」に沿った商品を、どうピックアップし、組み合わせ、
 更には、どんなタイミングで目立たせるかという商品提案として、切り口を持つ。

  そしてそれは、ひとつの「商品提案」としての仮説思考であり、
  更には、「競合対策」「人材育成」等でも、同様の仮説思考が存在する。
  そして、それが戦略であり、その戦略から現実の行動が選択されていく。

 だから、現実の行動が「ブレ」ない。
 
  仮説思考に裏打ちされた「選択された行動」は、絶対にブレない。
  そして、「自信に裏打ちされた行動」は、継続力が持続するものだ。

 継続された行動は、必ず「結果」が出るもの。
 
  逆に言うと、結果が出るまで、やり続ける「意志」が持てると言う事でもある。

 このように、「仮説思考」とは、

  今後の「戦略思考」でもあり、
  今後の「行為計画」でもあり、
  今後の「継続維持」の根源でもあり、
  更には「結果検証」のベースでもあるのだ。

  

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