欲しい情報
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、ある方が店舗にやってきた。
あるリージョナル企業で、エリアをマネジメントする方だ。
以前の店舗で顔見知りとなり、それ以来の間だ。
私の現在の店舗は、彼のエリア外だが、わざわざ訪ねて来て頂いた。
「いやぁ~、てっちゃん、久しぶり。」
「あっ、ご無沙汰してました。ここも担当エリアなんですか?。」
「いや、エリア外だけど、てっちゃんに会いたくて来ましたよ。」
以前の店舗では、頻繁に他競合店を見て回り、彼の企業の店舗も少し離れては
いたが、良くMRしたものだ。
そして、彼と出くわすと、いろいろと情報交換させて頂いた。
彼も、よく私の店舗に訪れた。
彼が訪問するときは、至って彼が悩んでいる時。
他企業の取り組み、他店、他人の取り組みを参考にしたい、学びたい。
都度私は、現在の取り組みや考え、そして具体的対策等、完結に話す。
“えっ、そんな事、教えちゃっていいの?”
わかる人なら、売場を見れば何をやっているのか、わかる。
いまさら隠しても、それはおのずと売場に表れているからだ。
そして、表面上の話をしても、同様に実現出来るとは限らない。
いや、同様に実現出来る確立は、低い。
それは、企業の土壌が違うから、更には、仕組みが違うから。
更には、企業は違えど、個人同士では、同じスーパーの従業員仲間。
お互いに必要な情報を入手し、高め合う事で、個人の成長が必ずある。
それはいずれ、業績と言う形で、企業に貢献するものである。
いや、貢献させなければならないという「覚悟」を持たないと出来ない。
そして、今回も開口一番、彼が言った。
「いやぁ~、業績が良く無くて。」
「どこも、同じですよ。」
「鮮魚が良く無い。どうしたら良いだろう?。」
「うちも同様ですよ。刺身の強化、生食の強化にばかり目が行って、塩干や
魚卵、海藻、珍味等の定番ケースでの販売強化とのバランスが悪いですね」
「なるほど、なるほど、・ ・ ・ 。」
そして、従来からの果実の取り組みや鮮魚の現在の取り組み等、表面上の
取り組み等を完結に話した。
逆に、彼からも、私の欲しい情報が入る。
「情報」。
今の自分を打破するには、今の組織内の情報では打破できない事が多い。
業績が良ければ、その情報をそのまま拡大すればいいのだが、業績が悪け
れば、組織内での情報では、大きな数値改善には至らない。
「他企業の取り組み、他店舗の取り組みを学びたい。」
もっと言うと、
「あいつは、今何をやっているのか。どこを向いて、何を見ているのか?。」
それが、情報だ。
“この業績の中、何を見ているのか。どこに向かおうとしているのか?”
より具体的な情報も必要だろう。
しかし、私はそんな視点で、個人の持つ情報と動向を知りたいと思っている。
| 固定リンク
「自己啓発」カテゴリの記事
- リアルな情報(2021.01.21)
- メンタルを鍛える(2020.08.16)
- 他者からの学び方(2020.08.04)
- 初めてのKindle(2020.06.12)
- 弱みを強みに(2020.05.28)
コメント