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2010年9月25日 (土)

成長の「場」を提供する

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログでは「面接評価Ⅱ」を記した。

 年長者の今後の存在価値を、どう求め、モチベーションを高めていくか?。
 そんな内容を記した。

 そして、年長者の持つ「商売」の知恵と技術を、どう若年者に引き継ぐか。
 それが、本人の働く意欲であり、企業への貢献であり、企業価値の高まり。

  しかし、・ ・ ・ 。

 そのような「場」が無くなっているのが現状だ。

  「若手」に提供される「場」は、いろいろな形で教育の名のもとに提供されてい
  るが、「年長者」に提供されている「場」は職位を得なければ活躍の場は無い。

  特に、鮮魚部門の現状は、そんな状況に陥っているのではないか。

 職人と称され、スーパーの組織の中で忌み嫌われ、黙々と魚を切り続ける
 従業員に、ただただ魚を切り続けさせ、その持つ「知恵」や「技術」を封印し、
 企業内で埋もれていく。

  その「結果」が、今現状の鮮魚の業績なのだと思う。
  それは、全国的な問題として、表面化しているのではないだろうか。

 魚離れは、お客様だけの問題ではなく、我々スーパーの現場でも、より一層
 進行しているのだ。

  魚の食べ方がわからない、だから魚の用途に応じた調理がわからない。
  魚の種類がわからない。冷凍品や塩干品しか目にしない。
  市場の動向がわからない。相場情報で売り込む技術が無い。

 そんな新人のフォローを、年長者が対応しカバーし、その技術を学んできた。
 そうやって技術の継承をしてきた歴史が、どこかで切れてしまった。

  調理技術よりも計画技術が重んじられ、
  売場造りよりもパソコン操作が重んじられてしまった。

 結果、鮮魚という部門が、「売価管理化」してしまった。
 
  旬を利用し、相場対応して儲けるという商売の本質からズレ込み、
  ロスを管理して、作業の無駄を省き、余計な事はしないという仕事へ移行した。

 鮮魚ほど、もう一度、商売の原点を見つめ直さなければならないと思う。
 もう一度、現場の担当者が、売る喜びを復権し、自らの意志で商売を楽しむ。
 それが、お客様に伝わり、ワクワクするような売場を提案し、魚メニューが家庭
 にどんどん差し込まれていく。

  それには、刺身化も大切だが、それ以前に至る、出刃包丁での調理技術が
  重要なのだ。

  そこから繰り出される、切身の商品化、まぐろその他のサクものの商品化。
  更には、塩干類までも、調理加工して更に食べやすさを提案する技術。

 年長者に「場」を与えて、上記項目を強化していくことが、現状の解決策だと
 私は思うのだが、どうだろう。


 

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