男の“顔”
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
久しぶりにお会いした「彼」は、随分と貫録がついていた。
それは、決して“偉そうな態度”とか“体型が変わった”と言う事ではない。
場数を踏んで、経験を積んで、深みが増した男の顔になった、と言う事だ。
先週、あるお客様の団体が来店されたが、そのリーダーとして、再会した「彼」。
かって、私も、その店長研修会等で何度かお会いし、顔見知りとなった。
当時も、そこで事務局として仕事をされていたが、その時はまだまだ初々しく
(失礼!)、事務局の使いっぱしりとして行動していたのが思いだされる。
当時の研修会では、いろいろと問題発言?の多い私でもあり、また、持参した
「メモリー」が紛失した時も、代替を譲って頂くなど、私も「彼」の顔と容姿は忘
られない存在となっていた。
そして、再会した第一印象が、冒頭の感想だ。
人間とは、成長していく存在である。
そして、その事により、顔も進化していくものだ。
進化とは、それに応じて、特徴がはっきりと顔に刻まれていく。
その繰り返しで、年齢と共に、男としての「アク」が強まっていく。
そして、その「アク」が、再会の第一印象として、私の脳裏に刻まれた。
“深みのある、顔になったなぁ~”
話し方も、以前の真面目な話しぶりから進化し、自信を内に秘めた話しぶり
に変化していた。
“押しのある、声になったなぁ~”
今回は、この研修会の総リーダーの役割として来店された訳だが、そんな
自分の存在も、内面から発していたのだろう。
店舗視察の後に、私も参加した質疑応答の時間。
彼が時折見せる態度や発言から、如何に現場の責任者達に、自立した考え
方を育て、スーパーの従業員として自律できる存在に育ってほしいという願い
で、この研修会をリードしていることが伺われた。
その強い信念や想いが、彼の顔や態度を進化させてきたのだろう。
彼へのおもてなし。
それは、私の「意志」の入った売場を、少しでも提案したい、と言う事だった。
「津軽りんご」「新秋刀魚」「史上最強のラ王」等、相場対応や話題の商品を
単品で如何に売り込むか、という私の永遠の課題を私なりに表現した売場
を、本部支援も得ながら展開した。
部門の研修会ではあったが、彼の目には、どう映ったかのか?。
研修会に参加する立場で他店舗を視察する立場と、視察される立場。
私も、またいろいろな経験を積んで、彼と共に一回り成長できたのだろうか?。
| 固定リンク
コメント