« ステージを変える | トップページ | 羽生エリアMR »

2010年8月15日 (日)

地域貢献とは

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前読んだ本で、
 「コトラーのマーケティング理論が面白い程良くわかる本」があった。

 現代マーケッティングの第一人者である、コトラーの理論を分かりやすく解説
 した本だが、その本の中で、コトラーは、「マーケッティング」とは、

  「顧客を満足させ、維持する為の“技術と知識の体系”である。」としている。

  特に、顧客の維持の重要性を説いていて、「生涯価値」として位置付けている。

 「生涯価値」

  その人の人生において、一生涯大切な価値ある存在としてのスーパーとして
  存在し得るかどうかが、我々の存在価値である、とコトラーは説いている。

  そして、その事を実践しているのが、現在アメリカで「ウォルマート」等の強大
  企業と戦い、地域のお客様に圧倒的な支持を得ている企業なのだろう。

 地域の来店されるお客様に、一生涯の価値を提供していく事。

  それは、単なる「もの売り」の領域を飛び越え、商品の「価値」をどう提供してい
  くかへコンセプトが広がり、「もの売り」を通して、どう地域のお客さまへ貢献して
  いくかへ広がっていく。

  もっと広げて見ると、地域の個人ひとりひとりの人生に、どう好影響を与えられ
  るか、まで広げていかないと、見えてこないと思う。

   “地域の人々の、人生を背負う”

  私は、部下の人生を背負わなければ、リーダーとは呼べないと思っている。
  そして、地域の人々の人生を背負うのが、地域スーパーとしての使命。

   そう考えると、単に、「よりよいものを、よりよく販売していく」程度の事は、
   ごくこく当たり前のことであり、その事だけでは、大手に太刀打ちできない。

   そのエリアに根差す、と言う事は、地域の人々と共に、人生を歩むこと。

  そこまで広げて、今現在の自分の仕事を照らしていくと、

   イベント時の似顔絵の展示
   小学校の、店舗見学
   中高生以上の職場体験
   高校生以上の、アルバイト就業
   地域従業員の、就業

  等々、いろいろな部分で、地域の方と人生を歩んでいることが見えてくる。
  その中でも、私が大切にしなければならないと思っているのは、アルバイト。

  地域の高校生から大学生が、いろいろな事情から、当店でアルバイトに就業
  してくる。

   大変、うがった言い方になるが、このアルバイトに就業した子たちの人生に
   この店舗でのアルバイト経験を活かしてほしいと願っている。

  人は、いろいろな経験を積み上げながら成長していくものだ。
  家庭や地域での生活、学校生活、クラブ活動生活、趣味の世界等、現在では
  ネット上のつながりも深まりつつある。

   そのようなつながりの中に、当店でのアルバイト経験によって、人生を良い
   方向へ導くきっかけになれたら、と思っている。

   特に、高校の1年生は、まだまだ小中児童の意識から抜けきっていない。
   その子達が、いきなり「一社会人」として、責任ある行動を求められる。
   それは、その子にとっては、人生の一大事だ。

   おそらく、家庭環境でも、それだけ結果を求められて生活はしないだろう。
   髪の毛の色や服装の身につけ方、人との接し方から社員その他パートさん
   との接し方まで、一社会人として同様に付き合わされる。

  それは、お客様や従業員同士の「挨拶」「躾」「身だしなみ」を通して、当然に
  身につける事柄であり、従来の家庭環境や学校環境では絶対に見に付かな
  い作法であると思っている。

  これは、決して、「家庭」や「学校」が駄目だと言うのではなく、役割なのだ。
  そして、企業とは否応なく、上記のような社員への作法を要求し、そこから
  仕事の技術へと進んでいくのだ。

  しかし、私はそれだけで、「やるべきことをやり、カネを稼ぐ」というアルバイト
  にはなってほしく無いと思っている。

   「このスーパーでアルバイトをしてきて、良かった。」

  そう、人生の途中途中で、思い感じてもらいたいと思っている。

   だから、彼らへの要求に妥協はしない。

  それは、当初は相当厳しく感じるかも知れない。
  しかし、これが社会なのだと、視野を広げてほしい。
  そして、その厳しさが、人を変え、人生を変え、周囲の家族から喜ばれ
  「単なるもの売り」のスーパーから、地域貢献の出来る存在として、価値を
  提供出来る地域の企業になることが、お互いにいい事なのだと思えるよう
  になってきた。


|

« ステージを変える | トップページ | 羽生エリアMR »

商売」カテゴリの記事

コメント

人間万事寒翁馬さんコメントありがとうございます。
そんな使命感を抱く事で、商品や売場を通した地域貢献の概念が広がれば、企業理念も理解しやすくなりますよね。

投稿: てっちゃん | 2010年8月17日 (火) 23時05分

“地域の人々の人生を背負う”には、ハッとさせられました。地域のスーパーが生き残る為に日々行っていることは、まさにこの一言だと思います。

投稿: | 2010年8月17日 (火) 13時45分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/508103/49080128

この記事へのトラックバック一覧です: 地域貢献とは:

« ステージを変える | トップページ | 羽生エリアMR »