« 巻町エリアMRⅡ | トップページ | 「育てる」のか「活かす」のか »

2010年8月 3日 (火)

現場で検証する

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、あるトレーナーが来店して、結果を出そうとしている。

 それに先立ち、彼から先日電話があった。

  「てっちゃん、昨年は牛肉を徹底して売り込んでいましたが、現在はロス等の
  問題もあって、平日の品揃えをかなり絞り込んでしまっているんです。週末は
  量販体制をもって売場造りをしていますが、週末と平日の品揃えと売り込み
  ギャップ(牛肉)が大きいため、平日の牛肉の売上が萎んでいるのが現状で
  す。今度行って、平日の基本的な売場造りを示しますので、よろしくお願いし
  ます。」

   「言っていることは、よくわかる。しかし、平日の売場が現在のように変化し
   てきたのには理由がある。最終の粗利額を如何に確保するかという観点
   から、週末の牛肉の徹底量販と平日の豚肉その他へのシフトで粗利額確保
   の流れに行き着いているわけだ。だから、トレーナーが来て売場造りを示す
   のは良いが、造りっぱなしで帰るのなら、止めてくれ。トレーナーもしっかり入
   り込んで、このお店で平日の牛肉の量販と粗利確保の仕組みを、開店品揃
   えから閉店までの流れをしっかり現場と築きあげてくれるのなら、お願いした
   い。」

  「分かりました。覚悟していきます。」

  最後のセリフは言っていないが、そう感じ取れる返事だった。

 企業のスタンダードレベルを構築するというチェーンストアを維持していくことと
 は別にして、業績改善の為に本部からの指示・命令に関しては、私は一度立ち
 止まって、本当にそれが私のお店に有効なのかを考える事にしている。

  そして、納得できるものは、即行動し、納得出来ないものは、差し戻す。

   “チェーンストアとして、そんな事が許されるのか?”

  そう思われる方も多いだろう。
  本部関係者からすると、非常に厄介な存在かもしれない。

 しかし私は、そのように行動している。
 以前のブログで、本部の「作」と、店舗の「演」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-08e6.html

 本部の「作」を店舗が「演」ずる、ということは、両者の「歯車」が噛み合い、連
 道して回らなければならない。

 その為には、店舗の総責任者としての店長が理解しなければ、絶対に歯車は
 回っていかない。

  チェーンストアとして、一番大切な事は、
  「本部の意図」と「店舗の行動」が、
  どう連動して、「歯車が回る」か、に尽きる。

 最終的には、店舗には「売上・粗利」という業績が付いて回る。
 店長として、この「業績」を追い求めるが故に、いろいろな「武器」を駆使する。

  その武器の一つが、商品であり、その商品の売り方だ。
  商品という武器を一番よく知っているのが、バイヤーであり、トレーナー。
  商品を知ると言う事は、その売り方も一番よく知っている、と言う事だ。

  店舗は商品という武器の使い方を学ぶ必要がある。
  それは、その武器の使用方法としての「マニュアル」とする事も大切だが、
  状況に応じて、その武器の使い方を「変化」させながら、状況に合わせる事。

  そして、その事によって、結果を出す、と言う事だ。
  武器の使い方が上手くなることではない。
  その事を通して、結果(業績)を出す、と言う事。

 その一連の流れを、店舗で現場の人間と共に結果を残して、レールを敷く。
 
  そこまでやるから、本部も店舗も、本当の力が付いてくるのだろう。

 なにかと忙しい彼だが、そこまで要求して、結果を残してほしいし、
 その事で、彼と店舗の結びつきが深まる事を期待したい。





 

|

« 巻町エリアMRⅡ | トップページ | 「育てる」のか「活かす」のか »

マネジメント」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/508103/48994097

この記事へのトラックバック一覧です: 現場で検証する:

« 巻町エリアMRⅡ | トップページ | 「育てる」のか「活かす」のか »