懐かしい顔Ⅷ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、懐かしい面々と会ってきた。
以前にも記したが、以前の企業で一時所属していた「労働組合」。
当時の幹部が企業を退職することになり、その送別会への出席だった。
大変お世話になった方の退職であり、迷わず出席の意向を伝えた。
私は、この労働組合に所属する事により、たくさんの事を学んだ。
特に、組織と個人の在り方に関しては、私の今の基礎を築いている。
そして、このブログにも何度も記してきた事も、多く含まれる。
「私の組織論」では、3つの組織について考えた。
『大きい組織』『強い組織』『固い組織』
組合は、企業は、店舗は、どんな組織を目指すのか。
「枯れた井戸から水は汲めない」では、企業の給与配分と原資獲得の原理。
我々の給与を上げる為に、まずは企業の利益をどう獲得するか。
まずは、利益創出を会社側と協力して叩き出し、その後に配分を要求する。
「振り子の法則」も、労働組合から学んだマネジメント手法だ。
『知の管理』と『情の管理』
部下を率いるには、『知』だけでも『情』だけでも無い。
そして、その振り幅が大きければ大きい程、マネジメント能力が高い。
その他、まだまだあったと思うが、組織内で、個人がどう活動すれば、組織とし
ての「結果」を出せるのか。
個人の結果と組織の結果の因果関係など、組織内での個人の活動の仕方に
関しては、いろいろと学んできた。
それを主導してくれたのが、前出の今回退職される方だった。
そして、我々は彼の下で、組織論を組合で会社で実践し、知識を知恵に変えた。
また、その過程で、組織を運営していく中での、「金」の使い方も学んだ。
エリア毎の組合活動を自主運営していく中で、自ら予算配分をし、自ら強弱を決
め、そして組織運営し、その費用対効果を検証する。
そのような活動を通して、「金」の有効な使い方の法則も分かってきた。
そして、その「金」の限界も分かり、それを越えた「義理人情」の結びつきが、
この組織(労働組合)の結びつきだ。
東北の、すでに秋の気配を色濃く感じる駅前に降り立って、予定よりも早く着い
た私は、早速昔の仲間に電話を入れた。
数人が駅前に集まって、飲んでしまうというのも、昔ながらの結びつき。
そして、送別会会場へ。
そこには、更に懐かしい面々が、顔を連ねていた。
| 固定リンク
コメント