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2010年8月 9日 (月)

水戸浜田エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先々週オープンした、水戸エリアの「Y社」。

 今後のフォーマットとなる600坪での規模とレイアウト。
 更に、市街地への出店でもあり、商圏の厚さから店舗効率を考えた出店。
 近隣店舗と共にMRしてみた。

まずは、「Y社」。

 社名を表示するロゴもローマ字に変わり、従来の「Y社」のイメージを一新した
 外装である。

 駐車場も変則で駐車スペースも以外に少なく、止めずらい形だ。
 従来は、広大な駐車スペースを有し、週末の集客も視野に入れた店舗設計だっ
 たが、今後は平日を重視した集客と店舗レイアウトに徹していると言える。
 レジ台数も6台+セルフレジで、年商15億程度を見込んだ設定と言える。

 従来の新店では、新規取り組みが確実に見えていたが、この店舗の特徴は
 オープンから人件費のコントロールに取り組んでいることだろう。

 逆に言うと、売場の斬新さは無い。
 
 「あんな取り組み、こんな取り組み」 が随所に見られた従来の新店と比べても、
 多少物足りなさもある。

 しかし、その分、生鮮のプロパーの陳列技術は更にレベルアップしたのでは思わ
 れる。
 在庫量が無くても十分に豊富感を失わない陳列技術は秀逸だ。

 目先の変化に飛び付かず、基本を磨こうとする姿勢が見える店舗である。

次に「E社」。

 「Y社」出店に伴い、週週間前に改装し、フレッシュパワーマート「E社」として
 甦った。

 外装からは想像できないほど、店内は広く、品揃えも豊富だ。
 更に、ドラッグとのコンビネーションも良く、店内は以外にもお客様は多い。

 水戸の市街地にあり、商圏の厚さから、「Y社」オープン前はドル箱状態だった
 のではないかと思われる。
 証拠に、「Y社」オープン後もレジ5台解放状態で、更にドラッグレジも3台解放
 していた。
 
 「Y社」との直線距離がわずか200メートルの位置にあって、この集客は以外だ。
 おそらく、競合出店後もこのお店のファンはいるのだろう。

 「Y社」にとっては、以外に手ごわい存在になると思われる。

そして「J社」。

 相当古い店舗だが、鮮魚だけは頑張っている。
 しかし、青果が厳しい。

 売場面積、レイアウト等の制約が多いのもあるが、しっかりした販売計画を
 持たないのだろう。単なる商品の置き場になっている。

最後は、「M社」。

 上記3店舖と直接の競合状態ではないが、水戸に行くといつもチェックしている。
 
 この企業、店舗は、お客様を集客するノウハウと売上を伸ばすノウハウを有して
 いる。

 特に、「青果」の野菜の価格政策と、果実の品質品揃え政策が絶妙だ。
 更に、「鮮魚」の生の品揃えと単品量販技術。
 そして、グロサリーの徹底した価格戦略。

 これらは、他の追随を許さず、茨城県庁付近の市街地にも関わらず、
 集客を得ている。

 この日は、夕方の6時前後のMRだったが、すでに鮮魚の生魚コーナーは売り
 切り体制で、低価格志向維持の為の、ロス対策もしっかり遂行されており、
 利益に対する追求も貪欲さが伺える。


PS
 水戸浜田エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/mitohanmadamr/



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