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2010年7月 9日 (金)

売場造りを考える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎月、店舗運営部から、店舗に対して「課題」が課せられる。

 今月の課題は、「売場造りを考える」 だ。
 
  私の最も得意とするところである。

 過去の課題は、「衛生管理を考える」「売価違いを考える」等、どちらかと言えば
 マネジメント優先の課題が多かった。

 しかし、今月は、いよいよ販売面の課題が入ってきた。
 今月から販売面に目を向け、店長と店舗の意識を「売り」に徹する事で、
 お盆商戦へ眼を向けることを念頭に置いての、課題設定なのだろう。

 この課題に関して、先日、チーフミーティング時に詳しく話をした。

  「売場造り、と言うが、売場造りを二つに分ける必要がある。
   一つは、コスト管理の売場造りであり、二つは、売上管理の売場造りである。
   コスト管理の売場造りとは、売場造りに必要な労働時間を優先して考える事。
   売上管理の売場造りとは、この売場で、いくら稼ぐか、を優先して考える事。
   
   売場全体の8割は、コスト管理の売場造りを考えながら業務遂行するが、
   残りの2割は、売上管理の売場造りを考え、その精度をどう高めるかだ。

   そして、今月の課題は、売上管理の売場造りに集中して精度を高める月だ。
   その為に、安さ感、賑わい感、鮮度感、を如何に演出するか。」

 私は、前回取り組んだ「さくらんぼ」の事例を基に、話を進めた。

  「先週は、さくらんぼで全社1位を取った。それは、前述の安さ感、賑わい感、
   鮮度感を売場全体に散りばめながら売場を演出した結果である。

   まずは、売場造りで大切なのは、主力品を決める、と言う事だ。
   そして、その主力品を引き立たせる為に、アイテム・SKUが広がり、
   主力品をますます魅力的に見せる陳列があり、お客様の集中を誘う。

   更に、売場造りとは、商品の陳列だけでは無い。

   それに、お客様が10メートル先から認識出来る媒体、商品の特性がわかる
   媒体と試食がセットになって、完璧となる。

   最後に、我々は、慈善事業と自己満足で売場造りをしているのでは、無い。
   売上管理の売場造りであるから、いくら稼いだか、が評価だ。
   この売場を造って、結果として稼げなかったら、商売人として失格だ。
   最後に大切なのは、この売場を、売り切る、と言う事。
   売り切って、稼いで、売場造りが完結する。」

  そんな話を、熱く語った。

 売場造りに関して、コスト管理の精度を極め、低コストで運営できる体質を
 造ることは、企業として、競争に耐える必須項目だ。

  しかし、生産性とは、
   その売上を造るのに、いくらの人事コストを払ったかと言う事だ。

  いくら人事コストを省いても、売れない売場をたくさん作れても、生産性は
  高まらない。

  多少時間をかけてでも、圧倒的に売れる、そして売り切る、稼げる、と言う事。
  そして、多少かけた時間を、より短時間に精度を上げる事が、重要な事。

  ただ出すだけの売場造りなら、いくらでも管理できる。
  しかし現実は、そんな売場管理だから、生産性が下がり続けているのが現状。

 そして、現場感覚からすれば、「売りに目を向ける」ということが、

  「現場のモチベーションを最高に高められるファクターだ」

  と言う事だ。

 これを機に、一気に「お盆商戦」へとなだれ込んでいきたいものだ。



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