七夕フェアと題して
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
以前のブログで「揖保の糸を仕掛ける」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-278f.html
伝説の売場に、揖保の糸を100ケース大陳しての、単品量販。
別に、大陳コンテストに出品する為に単品量販したわけではない。
伝説の売場(この売場で単品量販すると、全社一位を取れる売場の事)で、
担当者の意見から、揖保の糸を仕掛けて、この夏の涼を、当店の揖保の糸で
とってほしいとの願いから実現させた。
7月中には何とかカタをつけたい、と思っていたが、3000袋仕入れていよいよ
残り1000袋の段階に差し掛かっている。
“七夕フェアで、量販しよう”
7月の1日~7日まで、従来の298円から、278円に引き下げて
七夕フェアと題して、美味しい揖保の糸を量販する。
当然、この一カ月の「揖保の糸」の売上点数は、伝説の売場で100ケースの
展開だけあって、当店が全社一位を圧倒的にキープしている。
しかし、“7月後半には、お盆商戦を戦える商材へ切り替えたい”とも思っている。
“この七夕期間に、一気に仕掛けて、目途(めど)をつける”
七夕の前日が、「そうめんの日」、そして、翌日が「七夕そうめん」を食する日。
5月後半から、徹底的に売り込んできた「揖保の糸」と「揖保のつゆ」である。
当店に対しての、「揖保の糸」関連は、お客様も相当印象が強いハズだ。
“七夕の為に、揖保の糸を徹底して仕掛けてきたようなもの、ここで量販せず
して、いつ仕掛けるのか”
いつの間にか、私の頭の中では、そうのような「レール」を敷いていた。
「おい、7月1日~7日の七夕まで、揖保の糸を278円で売価を引き下げ
七夕フェアを実施する。当然揖保の糸の動きも良くなり、七夕前日、当日で
ひとつのピークを迎える。揖保の糸が動くと言う事は、揖保のつゆも動くと
言う事だ。分かっているだろうな。」
「はい、揖保のつゆを切らしたら、店長に何を言われるかわかりませんので
絶対に切らせませんよ(笑)。」
言葉が通じる、とは、このような事を言うのである。
思えば、ここに赴任して約半年。
当初は、なかなか「言葉が通じなく」、もどかしい想いをしていたが、日々の業務
を遂行していく中で、ひとつひとつの販売計画や単品量販という商売を通しての
コミュニケーションから、私の発した一言の部下への浸透が「ポカリスェット」の
ように部下に吸収されていくのがわかる。
言葉が通じる。
我々の世界では、販売を通して言葉が通じる、ということが、生命線なのだ。
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