仕事の捉え方
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今取り組んでいる「仕事」を、どう捉えるか?。
その、捉え方次第で、人の人生は大きく変わるものだ。
上司から言われたから、人事で決められたから、と思って取りかかるのか。
天からの授かりものとしてチャンスと捉え、本気になって打ち込んでいくのか。
いずれにしても、与えられた領域だけを守っていたのでは、成長は得られない。
どんな仕事でもそうだと思うが、与えられた仕事に真剣に打ち込んでいくと、
必ず「壁」にぶつかる。
それは、未熟から来る「壁」であり、他人との役割からぶつかる「壁」でもあり、
自分の能力を越えた所にゴールが見える「壁」でもある。
その「壁」を破ろうとするか、しないか。
そこが、仕事人として、一個の人間として、それ以降の生き方を左右するのだ。
壁を乗り越えなくても、現状の地位は保証され、保守という強みは磨かれる。
壁を乗り越えようとすれば、他者や上司とぶつかり、調整を要し、知恵を要し、
ストレスがたまる。
それでも、仕事に目覚めた仕事人は、その壁を乗り越え、領域を拡大しようと
する人材も出てくる。
なぜか?。
自ら背負う仕事に対しての、「山の頂」が見えるからだ。
それは、自らの仕事を「作業」と捉え、その対価として賃金を得る、というミミッ
ちぃ~考えではなく、「山の頂」を目指すために、今目の前の仕事がその目的
として非常に大切なプロセスであり、どんな事をしてでも達成させなければなら
ない仕事であると捉えれば、どんな知恵を出してでも、更には、どんなチームを
編成してででも成し遂げなければならないと想い、自らの与えられた領域の枠
を超え、壁を乗り越え、「山の頂」に近づこうとする。
「山の頂」、これが経営理念なのだろう。
その壮大な夢を追いかけるため、我々は、とりあえず一店舗の経営を授けら
る。
そこで、限定された地域のお客様に対して、普段の食事という分野で、我が社
の経営理念を発揮しようとする。
その地域の、店舗という「場」が、我々が経営理念を追い求める「場」なのだ。
そして、その中でも、「丑の日」「お盆」「彼岸」等の歳時とういう「場」も現われ、
「かつお」「さんま」「さくらんぼ」「桃」とういう旬や季節の成り物も、「場」として
そこに現われてくる。
我々の周囲には、そのような「場」が無数に存在するのだ。
常に目の前に存在する「場」。
定期的に現われ、消えていく「場」。
瞬間的に現われ、瞬間で消えていく「場」。
その全てに対して、我々は、どう捉えるかで、人生が決まっていく。
それは、目の前の「場」を、「山の頂」への途上として、どうチャンスと捉えるか
と言う事でもある。
以前のブログで「運とは、変化のこと」
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-43b2.html
を記した。
身の回りの起こる「変化」は、全てチャンスなのだ。
そう言いきれる「心の在り方」を得られた時、その人の人生には、
計り知れない可能性が潜むことになるのだろう。
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