挑戦、その二
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日は、「挑戦、その一」。
さくらんぼの発注で、部下の提案から、100ケースに挑戦した内容だった。
そして、今日はその続編。
同様に、100ケースの挑戦をして継続販売中の「揖保の糸」そうめん。
そろそろ、底が見えてきた。
以前から、その後の「伝説の売場」での後がまの候補を選定中だったが、
その日も、部下から言われた。
「店長、揖保の糸の後は、何を仕掛けますか?。」
「お前らがやりたい商品を、好きなように決めてみろ。」
以前からそう言ってはいたが、なかなか決めかねていたらしい。
「今、動きの良い商品は、何だ?。」
「そうですねぇ~、大根の絞り漬けも落ちてきたし、漬け物類が低調なんです。」
“漬け物?、この時期食べたい漬け物と言えば、酢漬けだろうなぁ~”
“酢漬け?、そう言えば、青果であれだけ南高梅を売ったなぁ~”
“南高梅?、南高梅が売れると言う事は、デイリーの梅干しも売れるかぁ?”
早速、グロサリーチーフとデータを確認した。
割高の南高梅の梅干しだが、売上の高い他店以上に「南高梅梅干し」の販売
点数が高い。
特に、今月中目価格に入っている商品が、ダントツで1位だ。
早速、売場を確認すると、2段目で2フェースのみの展開。
“こんなんで、全社1位か?。如何に割高商品に支持が無いかだなぁ~”
“それにしても、そんな中で、当店が全社1位とはどういう事だ?”
“青果の南高梅が強いと言う事は、国産梅干しも強いと言う事だろう”
そんな話をグロサリーチーフと会話しながら、決めた。
「よしっ、決まりだ。伝説の売場は、南高梅梅干しで決まりだっ。」
「何ケースいきますか?。」
「よしっ、50ケースで、どぉ~んと行こう!。」
「えぇ~、50ですかぁ~。50じゃぁ~売場になりませんよぁ~。」
「100ぐらい積まないと、ダイナミックな売場は出来ないですよ。」
「ムゥ~・ ・ ・ 。」
確かに、その通りだ。
この売場(伝説の売場)で単品量販すると言う事は、100ケース積まないと
迫力が全然出ない。
その事を、部下はしっかりと受け継いだいた。
前日のブログでも、青果チーフが提案した、さくらんぼ100ケース。
私のお店の単品量販の基準が、「100」という数値で共有されてきた瞬間
だった。
その事を、あるメーカーさんに言ったら、逆に言われた。
「てっちゃん店長、部下が育ってきましたね。」
部下が育てば、言葉が通じる。
部下が育たなければ、言葉は通じない。
そう言う事なのだ。
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