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2010年7月 5日 (月)

桐生エリアMR③

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


前回は、桐生駅前に出店した「MD社」を中心としたMR報告だった。
 
 そして、今回は以前MRした「Y社」とその周辺の店舗を追った。

まずは、「Y社」。

 以前のMRは、オープン後1週間だった。
 まだまだオープンの緊張感を持った売場だったが、この店舗も、客数の安定と
 共に売場に維持状態も集客に合わせて「マネジメント」されてきた。

 新規の什器を上手く使い、ボリューム感を損なわずに陳列をしているが、売場
 在庫は明らかに調整されてきている。

  価格と鮮度は、相変わらず魅力的だ。

 しかし、お客様は少ない。いや、ほとんどいないと言っていいほど、入っていない。
 
  店舗の集客とは、いろいろな環境に左右される。

 「周辺人口」「住民客層」「競合店」「立地形状」「自社の品揃え」等だ。

  この中で唯一変えられ事が出来るのは、「競合店」に対しての「自店の対応」
  だけだ。

  この対応次第で、集客力は大きく変動する。

 そして、この「Y社」も、至近距離の「B社」の変動指数に大きく影響を受けている。

そして、「B社」。

 数ある「B社」の中でも、これほど戦っているお店は、初めてだ。

  店舗面積にして、やく600坪程度だろうか。
  スーパーセンター業態を見なれた「B社」だが、食品に特化したこの坪数では
  戦う姿勢が明確に発揮できるのだろうか。

  そして、この店舗は店長を中心とした競合対策を具現化し、そして結果を出そ
  うという意図が明確に発揮されている。

  当然、それはお客様にも伝わり、この日の集客力の圧倒的な差となって表れ
  ていた。

 この店舗の魅力は、「価格」だけではない。
 品揃え、安さ感、豊富感、そして、圧倒的な価格差。

  お客様が実用的にこのお店を活用する基本が揃っている。

 その基本となっているのが、「新規競合店と戦おう」という意志の表れだ。

最後に、「AC社」。

 店舗面積300坪程度か。
 特に、青果の展開が、この規模のお店としては、良く出来ている。
 地場野菜のコーナーを大きく取り、果実は品揃えと価格を打ち出して魅力を
 打ち出している。

 レジの接客も悪く無く、地域に愛される店舗として、存在しているといった感じだ。
 このようなお店が、以外にボディブロー的に「Y社」に立ちはだかっているのだろ
 う。

PS
 桐生エリアMR③の写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kiryuumrni/





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