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2010年6月25日 (金)

二次検査

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎年のことだが、今年も健康診断があった。

 そして毎年の事だが、健康診断に関しての評価は、「A」。
 今年も当然、「A」の評価で戻ってくるものだと思っていた。

  そして、5月に戻ってきた健康診断の評価は、「H」。

 健康診断書は、まずもって総合評価を一番初めに確認することにしている。

  “Hって、なんだ?”

 裏面を見てみた。

  「判定の結果」
    
   A ~ 異常なし
   B ~ 放置可
   C ~ 経過観察
   ・
   ・
   ・
   H ~ 要治療

  ガッビ~~ン!。

 こんな健康診断の結果は初めてだった。

  “どこが悪いのか?”

   見づらい診断書の内容を見てみると、どうやら「脂質」に『H』が多い。

   総コレステロール値が、基準値50オーバー。
   更に、LDLコレステロール値が、基準値30オーバー。

  “なんだ、コレステロールか”

   一気に、冷めてしまった。
  
  “コレステロールぐらい、仕事で直して見せるわ!”

 家に帰って、迷った挙句に、この結果を女房に見せた。

  そして、嫌な予感は的中した。

  「なにやってんのよ、あなた!。」

  “なにやってんのよって、なんにもしてねぇ~”

  「だから、こんな事になるのよ~っ!。」

  “だからも、へったくれもあるか”

 思い当たらぬふしが、無いわけではない。

  過去の健康診断なら、せめて前日は飲まないで受けていたが、
  今回は、うっかり翌日の健康診断を忘れていて、普段あまり?自宅で
  飲まない私が、3連続で飲んでしまっていた。

 多少の二日酔い状態で健康診断を受けていたことは事実だった。

 更に、数日後の事。

  テレビを見ていたら、徳光アナ(元日本テレビ?)のコマーシャルで、
  「LDLコレステロール」に関しての内容で、放映していた。

  要は、コレステロールの中でも、「LDLコレステロール」に関しては、
  甘く見ず、すぐ医者に行って治療を受けるのが望ましいという内容だった。

  “なにぃ~っ。LDLコレステロールは、やばいのか?”

 ネットで検索しても、LDLに関しては最近の評価方法で、悪玉コレステロール
 として注意を促しているらしい。

  “ますます、やべぇ~な”

 ついに私は、二次検査へ追いつめられた。

  病院へ連絡をして、検査当日の日程の予約等を済ませた。
  前日の夜9時以降、当日の検査までは、絶食だと言われた。

  よって、前日の夜は、女房の計らいで?、「揖保の糸」だった。
  息子と二人で、3袋をたいらげてやった。

 そして、当日の二次検査日。

  採血をされ、約1時間後に、医者の診断を言い渡された。

  「結果から申し上げますと、全ての数値が標準値以内でした。
  特に、問題だった、総コレステロール値と、LDLコレステロール値に関しても
  標準値内で問題はありませんでした。何かこれに関して、ご自身で努力され
  たことはあるのですか?。」

   「いや~、特別なことはしていませんが、通常から食生活に関しては
   バランスを重視するようにしています。特に昼食に必ず果実を取るよ
   うにしています。最近は、グレープフルーツを必ず食べるようにしてい
   て、血液サラサラを意識しています。仕事がら、果実の味を知っておく
   ことも大切ですので。」

  私は、胸を張って、答えた。

  医者は、グレープフルーツを毎日食べていると答えた私の顔をみて、笑み
  を浮かべて言った。

  「グレープフルーツを毎日食べている?、それは良い事だ。」

   “グレープフルーツって、医者も喜ぶほど、体に良いんだ!”

  体に良いとは思っていたが、医者も納得するほど良かったのだ。

 そして、検査結果レポートを受け取り、全て基準地内の評価を手に、
 その晩は、この一カ月の努力の御褒美(意味がわからんが)として、
 エビスの「超長期熟成ビール」を飲ませて頂いた。




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