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2010年6月 5日 (土)

素直な言葉

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある担当者を叱った。

 「おい、この在庫のネーブルオレンジはいつ入荷したんだ?。」

  「えぇ~、どうしたんですか?。」

 「見てみろ、2~3個腐っているぞ。」

 「こっちの、グレープフルーツも、数個駄目になっている。誰がいつ、どう判断して
 この在庫管理をしているんだ!。」

  だんだん、腹が立ってきた私は、自分でも、“声を荒げているな” と気づいた。

  「在庫になっているな、とは思って見ていたんですが、どうしても時間が無いんで
  す。早番で来て、売場を作って、発注をして、明日の売価変更とかPOPを作って
  いると、もうこんな時間になって、自分でも何とかしなきゃとは思うんですが。」

 「自分たちで仕入れた商品が、売場に出ることなく、こうやって腐っていく。俺は
 この事が悔しいんだよ。自分達で仕入れた商品に申し訳ないと思わないのか?。」

  「他の部門は、このような在庫管理をどうしているんですか?。自分でもわからな
  くなっているんです。」

 “そうか、分からないのか。だったら、そこへ戻るか”

 生半可な返事で、うなずかれるよりは、「分からない」「出来ない」と言ってもらった
 ほうが、こっちも分かりやすいし、手が打てる。

  一番腹が立つのは、「はい」と返事されて、同じ事を繰り返される事だ。

 「よし、分かった。それじゃぁ~、鮮魚の冷蔵庫をみてみるか。」

  鮮魚に行って、冷蔵庫の中を、二人で見た。

 「鮮魚ほど、在庫管理をしっかりやっている部門は無い。すぐ腐るからだ。
 だから、今日来た丸魚は、今日売切る。ほら、見てみろ、ほとんど無いだろう。」

  「本当だ、そうですね。」

 「生鮮の担当者は、常に腐る商品を扱っているんだ。だから、時間が無いという
 言い訳ではなく、売場を商品を出し切る、売切る為に、どうオペレーションを組み
 立てるかが、毎日のルーティン業務だ。」

 「お前の部門の人員で、この事が出来ない訳が無い。必ずどこかに問題が潜ん
 でいるハズだ。おそらく、朝の仕事に中身から作業がずれ込んでいるから、最終
 までずれ込んでいるんだろう。。

  「わかりました。朝のパートさんの仕事とスピードを見直してみます。」

 「分からないことがあったら、『わかりません』と素直にいうんだぞ。中途半端に
 分かったような顔をされるのが一番駄目だ。当面、俺も本気になって、部門に
 入って改善していくよ。」

  「はい、ありがとうございます。」

 また、新たな信頼関係を築く、チャンス到来だ。




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コメント

通りすがりさん、コメントありがとうございます。
「スーパーの基本は、仕入れて売切る」
まったくその通り。
スーパーの仕事を磨くとは、まさにこの事を追求していくことだと思います。
その力が、個人の力、部門の力、そして店舗の力だと思います。

投稿: てっちゃん | 2010年6月 5日 (土) 07時36分

こんばんは、てっちゃん先生

時間との戦いはどこへ行ってもつきものですね

でも物事には原理原則があり、優先順位がありますね?

スーパーの基本は仕入れて売り切る

鮮度が悪いとお客様の信頼を一瞬で失ってしまう


気を引き締めて明日もまた頑張ります!!

投稿: 通りすがり | 2010年6月 5日 (土) 00時20分

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