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2010年6月23日 (水)

店舗から見た、本部の距離感

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗と本部の距離感。

 お互いに、どう見えているのだろう。

 以前からもこのブログで記しているが、商売とは本来仕入れ販売が一つだった。
 
  だから、経営者の周辺に、仕入れ担当もいれば、販売担当もいた。

 事業拡大とともに役割が分かれ、「仕入れ」と「販売」、更に「本部」と「店舗」へ分
 割され、現在に至っている。

  そして、本部周辺には経営者が常駐しているが、圧倒的大多数の店舗には、
  経営者の姿は無い。

 本部周辺で、常に経営者の影に、少なからずの影響を受け、経営者との距離感を
 感じている本部関係者の、企業に対する忠誠心と、経営者の生の声をほとんど聞
 く事の無い店舗運営者の企業に対する忠誠心には、大きな隔たりがあるだろう。

  それは、本部に忠誠心があり、店舗に忠誠心が無い、という話では無い。

  それは、仕事に向かう動機の違いだ。

 本部関係者は、直接対峙する経営者との距離から企業への忠誠心が生まれる。
 店舗運営者は、直接対峙するお客様との距離から、お客様の為に、燃えるのだ。

  自ずと、向かう目線、が違ってくる。

 それは、距離感からいって、ある意味当然のことだろう。

  しかし、スピード感という視点からは、お互いにスピード感を失っていると
  勘違いしてしまう場面が多い。

 なぜ、本部決定の事項が、スピードをもって履行されないのか?。
 なぜ、顧客情報に早い店舗の提案が、スピードをもって拡散しないのか?。

  店舗と本部の距離感。

 この距離感が、近い企業もあれば、永遠に遠い企業もあるだろう。
 そして、近い企業ほど若い企業であり、伸びている企業でもある。
 そして、それは逆にも言える。

  仕入れ担当者が、販売力を持ち、常に販売を意識した仕入れをし、
  販売担当者が、商品力を持ち、常に旬や季節を意識した販売をする。

 そんな関係が構築されたならば、お互いの距離感は、ぐっと、近くなる。

  本部が作成した「見事な脚本」を、店舗が「名演技」で演じきる関係なのだ。

 こうなった時、店舗と本部の関係は対等になり、役割として最大の効果を生む。

 お互いに不信感しか持てないという関係は、向かう目線が交わらないからだ。
 そしてそれは、「脚本」や「演技」を役割として担う資格が無い、と言う事でもある。

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コメント

通りすがりさん、コメントありがとうございます。
バイヤーとどうのこうのというよりも、今までの仕事(過去から)を通して感じてきた事です。
そして、通りすがりさんのコメントの通り、店舗と本部の距離がお客様の店舗ロイヤリティーを失う事も事実。
そして店舗は、経営者の影が薄い分、お客様という絶対的な「神」に近づいていこうとする本質を持っている。
そんな日頃の想いを一般論で記してみました。

投稿: てっちゃん | 2010年6月23日 (水) 06時25分

てっちゃん先生、お仕事お疲れ様です

バイヤーと何かトラブルありました?


お客様の声をいち早く欲しているのがバイヤーですよね(笑)

だから店は声を上げ続けなくてはならない!

要するに信頼関係ですね!

聞く聞かないでの対応でいったらお客様にとって店はバイヤーですよね

もしかしたらストアロイヤリティとはお客様と会社の信頼関係なのかもしれませんね(笑)

バイヤーと店が距離があると言うことは店もお客様との間に距離が生じる事でもあると思います!

チームワークが必要ですね?お客様とも

投稿: 通りすがり | 2010年6月23日 (水) 00時57分

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