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2010年6月27日 (日)

豚肉加工場の見学

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、食肉加工場を見学してきた。
 
 毎年、副店長研修として実施されているらしく、今回は付き添いでの参加だった。

 当社と取引きのあるメーカーの加工場の見学であり、メーカー側の意図が
 見え隠れはしているが、とは言っても我々もそうそう見学できる場所では無い。

 メンバーは、代表として私の他、精肉のトレーナー、そして、将来を見こまれた?
 副店長の面々だ。

 副店長も多士精々、カローラⅡに乗って来る者、プリウスに乗ってくる者、
 ワンボックスに乗って来る者、そして、スカイラインGT-Rに乗って来る者等。

 待ち合わせ場所では、すでにメーカーさんと精肉トレーナーが来ており、以前
 から顔みしりではあったが、メーカーさんともう一度名刺を交換した。

 そして、メーカーさんが用意してくれたワンボックスカーで、工場へ向かった。
 
 今回は、見学の代表役だったので、メーカーさん運転の隣に着座し、道中は
 メーカーさんといろいろな会話をしながら、現地へ向かった。

 このメーカーの本社は静岡らしく、彼もそこの出身で単身でこちらに来ている
 という。初めての単身として奮闘しているという。

 彼の会社でも、心の病に侵される方が最近多いらしく、特に本社の管理部の
 人たちに多く発生しているらしい。

  “現場は意外にタフなんだなぁ~”

 現場にいるとタフになるのか、タフな奴が現場にいくのか、現場という存在が
 タフな場所なのかは分からないが、小売も現場ではタフにならざるを得ない。

  そう言う意味では、豚肉加工場もタフな場所なのだろう。

 職人と思われる人たちが、機械的な流れる手さばきで、豚の枝肉を脱骨して
 いた。
 そのスピードたるや、我々小売の精肉部門が商品化するスピードとは、比べ
 ものにならないくらいに早い。

  「これで、俺たちは飯を食っているんだ!。」

 そんな気概が伝わってくる。

 その工場は、豚や牛の「屠殺」から「枝肉」、そして「脱骨」、更に「パーツ分け」
 「包装」「箱詰め」「出荷」まで管理している。

 私は、今回の工場見学で一番の関心事は、枝肉の良し悪しのポイントだった。
 早速、枝肉がぶら下がる現場で、私は工場長にそのポイントを聞いた。

  「この『もも』の張りが一番分かりやすい見方ですよ。」

 “ほぅ~、ももの張りで、見るのか”

  これは、初めて知った。ももの張った枝肉は、その流れで肩ロース部位の
  肉芯に「サシ」が入る確立が高いという、そして「もも」の張った枝肉は、全体
  的に肉付きのよさそうな形をしている。

 これで、豚肉を見る「眼」が、また違ってくるかな、と思える。

  更に、帰り際に、岩槻の「Y社」をMRして帰宅した。

PS
 既にご存知の方も多いと思いますが、6月28日に、このブログにもリンクしてい
 る「商人伝道師」さんの新書が発刊されます。

  「スーパーマーケットのバリューイノベション」  (商業界)

 もちろん、私も「アマゾン」から予約しました。
 ビジネス書で一位になりたいと言う、彼の熱意もあるが、何をおいてもその
 内容を読んでみたい、学んでみたいと思っています。

 特に、これからの「現場力」「店長力」が活きる時代に、大いに参考になると
 思っています。

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