豚肉加工場の見学
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、食肉加工場を見学してきた。
毎年、副店長研修として実施されているらしく、今回は付き添いでの参加だった。
当社と取引きのあるメーカーの加工場の見学であり、メーカー側の意図が
見え隠れはしているが、とは言っても我々もそうそう見学できる場所では無い。
メンバーは、代表として私の他、精肉のトレーナー、そして、将来を見こまれた?
副店長の面々だ。
副店長も多士精々、カローラⅡに乗って来る者、プリウスに乗ってくる者、
ワンボックスに乗って来る者、そして、スカイラインGT-Rに乗って来る者等。
待ち合わせ場所では、すでにメーカーさんと精肉トレーナーが来ており、以前
から顔みしりではあったが、メーカーさんともう一度名刺を交換した。
そして、メーカーさんが用意してくれたワンボックスカーで、工場へ向かった。
今回は、見学の代表役だったので、メーカーさん運転の隣に着座し、道中は
メーカーさんといろいろな会話をしながら、現地へ向かった。
このメーカーの本社は静岡らしく、彼もそこの出身で単身でこちらに来ている
という。初めての単身として奮闘しているという。
彼の会社でも、心の病に侵される方が最近多いらしく、特に本社の管理部の
人たちに多く発生しているらしい。
“現場は意外にタフなんだなぁ~”
現場にいるとタフになるのか、タフな奴が現場にいくのか、現場という存在が
タフな場所なのかは分からないが、小売も現場ではタフにならざるを得ない。
そう言う意味では、豚肉加工場もタフな場所なのだろう。
職人と思われる人たちが、機械的な流れる手さばきで、豚の枝肉を脱骨して
いた。
そのスピードたるや、我々小売の精肉部門が商品化するスピードとは、比べ
ものにならないくらいに早い。
「これで、俺たちは飯を食っているんだ!。」
そんな気概が伝わってくる。
その工場は、豚や牛の「屠殺」から「枝肉」、そして「脱骨」、更に「パーツ分け」
「包装」「箱詰め」「出荷」まで管理している。
私は、今回の工場見学で一番の関心事は、枝肉の良し悪しのポイントだった。
早速、枝肉がぶら下がる現場で、私は工場長にそのポイントを聞いた。
「この『もも』の張りが一番分かりやすい見方ですよ。」
“ほぅ~、ももの張りで、見るのか”
これは、初めて知った。ももの張った枝肉は、その流れで肩ロース部位の
肉芯に「サシ」が入る確立が高いという、そして「もも」の張った枝肉は、全体
的に肉付きのよさそうな形をしている。
これで、豚肉を見る「眼」が、また違ってくるかな、と思える。
更に、帰り際に、岩槻の「Y社」をMRして帰宅した。
PS
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