« お客様の感度を侮るな | トップページ | 競合店長と飲る »

2010年6月19日 (土)

異常値作りが、バイヤーで活きる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


従来の延長では、縮小均衡に陥っていくだけ。

 良く聞く、提言だ。
 
  しかし、・ ・ ・ 。

 従来の延長から、脱するには、どうすればいいのか?。

 そんな具体策を持たない限り、延々と延長戦を戦って、自ら消耗していくだけだ。

  店舗も、本部バイヤーも、ステージを切り替えて商品販売力を磨いていくことだ。

 ステージを切り替える、とは?。

  日販300万のお店なら、500万のステージで商品を見ること。
  日販500万のお店なら、800万のステージで、
  日販800万のお店なら、1200万のステージで、

 それぞれ、見る世界を変えなければならない。

  その為には、日販300万のお店は、500万の売場に学び、
          日販500万のお店は、800万の売場に学ぶ。

  日販500万のお店が、いつまでたっても、日販500万の目線で悩むから
  具体策が見いだせないのだ。

 日販500万のお店が、日販800万のお店に学ぶとは?。

  日販800万のお店の、販売計画、展開事例、単品量販力など、
  具体的な、取り組み事例の積み重ねだ。

  定番商品まで、全て800万の売場に学ぶ必要は無いが、旬の提案に
  関しては、同じレイアウトで同じ計画を立て、売り込んでみる。

 結果、

  意外と、売れる。または、予測以上に売れてしまった。
  その積み重ねが、次への挑戦へ向かい、そして、ブレークしていく。

 それは、

  店舗で部門チーフをしている時が、一番身に付く、「単品量販力」の事だ。

 だから、そんな経験を積み重ねた「部門チーフ」のみが、未来を背負う事が
 出来るのだ。

  未来を背負うとは、バイヤー・店長として、企業を背負う事。

 そんな、単品での突破力を有して、現場に強い人材が、大きな数値を握るから、
 部門や店舗の大きな数値に面しても、臆することなく、大きな数値改善の渦を
 引き起こす事が出来るのだ。

  「渦を、巻き起こす、力」 を持っているか、否か。

 日販500万の人間が、日販800万の渦を巻き起こせば、周囲のお客様や
 従業員は、その渦に巻き込まれ、いずれ800万の姿に変えてしまう。

 そんな人材が、本部バイヤーもしくは、本部スタッフとして店舗指導していけば、
 店舗の量販力は、大きく変化していくだろう。

  そして、その渦に巻き込まれた人材が、次から次へと育っていく。

 そう言う意味では、大きな既存勢力が次々と伸び悩む中、依然として光輝いて
 いる企業は、大小を問わず、ひたすら単品量販力を誇る現場とバイヤーを有
 する企業だけだ。





  

|

« お客様の感度を侮るな | トップページ | 競合店長と飲る »

リーダーシップ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 異常値作りが、バイヤーで活きる:

« お客様の感度を侮るな | トップページ | 競合店長と飲る »