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2010年5月30日 (日)

SONGS 松田聖子

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、SONGSの予約欄をみていたら、「松田聖子」が2週連続で放映される予定だ
ったので、録画予約をしておいた。

  松田聖子。

 今年で、芸能生活30周年を迎えるそうだ。
 間違い無く、学生時代から続く、我々の世代の、永遠のアイドルだ。

  賛否両論は、あろう。

 「ぶりっこ」と言われ、「うそ泣き」と言われながらも、私は、彼女の味方だ。

  あの、歌唱力と表現力は、やはり一級品だ。

 学生時代は、仲間とコンサートに行ったりもした。

  あの当時は、アイドル全盛時代で、キラ星のように「アイドル」が並び立った。

 その中でも、「聖子ちゃんカット」に代表されるように、時代を切り開く存在だった
 ことは、紛れも無い。

  しかし、アイドルだけの存在だったら、彼女も、とうの昔に姿を消しただろう。

 そこに、「松田聖子」という、存在感を持つシンガーが、別の顔を持って存在した。

  要は、「聴かせる存在」だった、という事だ。

 持って生まれた?歌唱力と表現力、更には、彼女へ「詩」や「曲」を提供した
 豪華キャストの顔ぶれのプレゼントを、全て消化して、自分の物として表現出来
 たシンガーとしての実力が、彼女を現在の存在へ押し上げていったのだろう。

  私は、初期のころのアルバムに入っている「スコール」が、今でも一番好きだ。

 この歌は、アルバムの題名でもある「スコール」の代表曲だが、シングルのA面
 でヒットした曲では無い。

  しかし、このリズム感と伸びやかな歌声がマッチして、はじけるような歌である。

 同様に、ヒット曲ではないが、アルバムに入っていて、聴かせる曲は山ほどある。

 そんな期待感を胸に、「SONGS」の第一回目の録画を見たら、落胆した。

  かっての、伸びやかな「高音」が出ていない。
  更には、変に編曲して、タメを作って「風立ちぬ」を歌い始めた。

   「止めた。」  私は、録画番組をストップさせた。

  “あの名曲、「風立ちぬ」は、こんな曲では無かったろう!”

  「風立ちぬ」は、私は、彼女の一番の「名曲」だと思っている。
 
   こんな、悲しい曲は無い。彼女の不安定な歌声が、それを更に加速させる。
   しかし、変な「タメ」は無かった。
   もっとストレートに歌わなければ、この曲は、活きない。

 そして、2週目。

  「制服」を歌った。

  この曲も、B面。「赤いスィートピー」の裏面だ。
  松任谷由美作曲のこの歌は、私を泣かせる。

  そして、財津和夫作曲の、「夏の扉」。
  はじけるようなリズム感で、私を乗らせる。

  更に、自ら作詞・作曲を手掛けた、「あなたに逢いたくて」
  松田聖子の歌唱力を存分に堪能できる、これも「名曲」だろう。

   思わず、聴き込んでしまった2週目であった。




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