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2010年5月25日 (火)

テレビの力を借りる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、朝のフジテレビの「目ざましテレビ」を見たいたら、

 初夏の新商品の紹介をしていた。

 その中に、「サッポロ一番、バジル&レモン風味塩ラーメン」なるものが紹介
 されていた。

 アナウンサーの男性が食していたのだが、結構美味そうに食べていた。

  “あれっ、うちのお店にもあったなぁ~”

 早速、お昼に購入して、休憩室で食べてみた。

 外は、20度を超す暑さにも関わらず、バジルの香ばしさとレモンの爽快さが
 相まって、飽きずに食べれた。

  “こんなさっぱり感のあるカップ麺は、初めてだ”

 ちょうど側にいた、グロサリーチーフが聞いてきた。

  「どうですか店長?。美味しいですか?。」

 「これは美味い。夏場にさっぱり食えるカップ麺だ。これは、追加できるのか?。」

  「バイヤーに言えば大丈夫だと思いますよ。今電話してみます。」

 こういうところに、“言葉が通じてきている” と実感する。
 
  私が言ったら、すぐやる、という行動の早さ。

 言葉が通じるとは、こういう事を指すのだ。

  「もしもし、バイヤーですか。送り込みの新商品の『バジル&オリーブ』なんで
  すが、えぇーっと。」

  私は、彼に向って、片手を開いて見せた。

  「えぇーっと、50ケース追加お願いします。えぇ~、そなんです。店長が食べて
  美味いって言うんで、50追加しろと。」

   「店長、バイヤーが、50かって、聞き直していましたよ(笑)。」

  売れると思ったら、速攻で仕掛けて、徹底して売りこむ。

   鼻っ面先の勝負の世界だ。

  その、鼻っ面先で、何度も負けてきたから、鼻っ面先では負けたくない。

 そして、私には、勝算(売切る)がある。

  この店舗のお客様の買い回り、客導線がようやく見えてきた私は、
  どこで売れば、爆発するのかという、「伝説の売場」を見つけたのだ。
   (「伝説の売場」とは、私が勝手につけているネーミングです)。

 まだまだ売上中堅店舗でも、全社一売れば場所があるのだ。
 それは、発見したというより、育ててきたとも言える。

  「スイートポテト」しかり、「しらすせんべい」しかり、だ。

 ここで展開すれば、全社一売れる。

  当然、入口入って正面の、青果の売場では無い。
  店舗の中間地点なのだが、そこでいろいろな企画を仕掛けてきた結果、
  青果正面の売場に次ぐ、伝説の売場に成長していった。

 “この場所で、手書きのPOPを付けて大陳すれば、50ケース売切れる”

  このような事が、私と商品とお客様との「信頼関係」だと言える。

 そして何より、本当に美味しい。

  女性や若年層の、イタリアン系を好む世代には、ぴったりのカップ麺だ。
  この単品を「武器」に、若年層や30代主婦層を取り込みたい。

 全ての「戦略」は「単品」へ向かい、「単品」から「突破口」が切り開けるのだ。




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