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2010年5月

2010年5月31日 (月)

白河エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


福島県白河市。

 白河の関を、越える。
 人の足が交通の手段の時代、この関を越えるということの意味は大きかった。

 それだけ、関東方面から東北に向かう道すがら、宇都宮から続く上り坂は、白河
 で頂点を極める。

  白河の標高はおよそ400メートル。
  白河高原と言われる通り、高原地帯だ。

 夏の涼しさや冬の積雪も、以北の福島以上であり、桜の開花も福島より遅い。
 
 そこで、10年前に、「Y社」と「B社」のホットな闘いが繰り広げられ、続いている。

 お互いに、この地域での大切な店舗であり、投入される人材もレベルは高い。
 そして、その狭間でもがく、地域の「W社」は苦しい。

  人材難なのか、教育不足なのか、上記2社に囲まれ、進化の度合いが一回り
  遅れているとしか思えない。

  急速に進化しているスーパーマーケットの戦いの中で、立ち止まったら、乗り遅
  れたら、二度と追いつけない。そんな感想を持った。

まずは、「Y社」。

 青果が素晴らしい。
 担当者のレベルが高いのだろう。

  入口の均一祭での賑わい、旬の「メロン」「アメリカンチェリー」の展開等、そつが
  無い。

  鮮魚、精肉とも主力品が明確で、売りたい単品を量販するということは、こういう
  ことだ、という売場作りだ。

 ただ、この店舗の販売力、売上金額を考えると、品揃えを絞り過ぎている。
 このエリアで愛される主力店舗なのだから、もっと豊富な品揃えがほしい。

  相当、利益貢献を求められているのだろう。

次に「B社」。

 ディスカウントとして、相変わらずのびている企業。

  しかし、この次のステージが見えてこない。
  店舗価値、売場の価値を創造しようとする姿も見えない。

  今の現状を維持しよう、とする姿だけだ。

 精肉は明らかに「利益」を求め、「鮮魚」もその方向に向かい、徐々に店舗の
 粗利ミックスを強調しようとする姿が目に付く。

 もはや、前述の「Y社」との戦いも10年を迎え、お互いにすみ分けたお客様に
 対し、必要十分なサービスで今を凌ごうという売場作りだ。

そして、「W社」。

 直近で、改装したのだろう。
 アップグレードな内装を施し、通路レイアウトも少し入り込ませ、変化を付けたが、
 いかんせん、商品と売場作りが変わっていない。

 改装の意味を理解し消化せずに、内装のモダンさだけが取り残され、売場は旧
 態然のままだ。

 当然、お客様もいない。
 しかし、レジ人員だけは豊富で、私が入店し、退店するまでに、一台も稼働しない
 レジに、2名の人員が無駄な時間を過ごしていた。

 その辺の人材管理が、更に分からない。

人も組織も、感心を集めているうちが「花」だ。

 周りの感心が薄れるに従い、本来の企業の底力の違いが明暗を分ける。
 そして、それが、既存店なのである。

  周りの感心を失った後に、どんな商売を継続していけるか?。
  そんな既存店の強い企業が、残っていくのだろう。

PS
 白河エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/sirakawamr/



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2010年5月30日 (日)

SONGS 松田聖子

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、SONGSの予約欄をみていたら、「松田聖子」が2週連続で放映される予定だ
ったので、録画予約をしておいた。

  松田聖子。

 今年で、芸能生活30周年を迎えるそうだ。
 間違い無く、学生時代から続く、我々の世代の、永遠のアイドルだ。

  賛否両論は、あろう。

 「ぶりっこ」と言われ、「うそ泣き」と言われながらも、私は、彼女の味方だ。

  あの、歌唱力と表現力は、やはり一級品だ。

 学生時代は、仲間とコンサートに行ったりもした。

  あの当時は、アイドル全盛時代で、キラ星のように「アイドル」が並び立った。

 その中でも、「聖子ちゃんカット」に代表されるように、時代を切り開く存在だった
 ことは、紛れも無い。

  しかし、アイドルだけの存在だったら、彼女も、とうの昔に姿を消しただろう。

 そこに、「松田聖子」という、存在感を持つシンガーが、別の顔を持って存在した。

  要は、「聴かせる存在」だった、という事だ。

 持って生まれた?歌唱力と表現力、更には、彼女へ「詩」や「曲」を提供した
 豪華キャストの顔ぶれのプレゼントを、全て消化して、自分の物として表現出来
 たシンガーとしての実力が、彼女を現在の存在へ押し上げていったのだろう。

  私は、初期のころのアルバムに入っている「スコール」が、今でも一番好きだ。

 この歌は、アルバムの題名でもある「スコール」の代表曲だが、シングルのA面
 でヒットした曲では無い。

  しかし、このリズム感と伸びやかな歌声がマッチして、はじけるような歌である。

 同様に、ヒット曲ではないが、アルバムに入っていて、聴かせる曲は山ほどある。

 そんな期待感を胸に、「SONGS」の第一回目の録画を見たら、落胆した。

  かっての、伸びやかな「高音」が出ていない。
  更には、変に編曲して、タメを作って「風立ちぬ」を歌い始めた。

   「止めた。」  私は、録画番組をストップさせた。

  “あの名曲、「風立ちぬ」は、こんな曲では無かったろう!”

  「風立ちぬ」は、私は、彼女の一番の「名曲」だと思っている。
 
   こんな、悲しい曲は無い。彼女の不安定な歌声が、それを更に加速させる。
   しかし、変な「タメ」は無かった。
   もっとストレートに歌わなければ、この曲は、活きない。

 そして、2週目。

  「制服」を歌った。

  この曲も、B面。「赤いスィートピー」の裏面だ。
  松任谷由美作曲のこの歌は、私を泣かせる。

  そして、財津和夫作曲の、「夏の扉」。
  はじけるようなリズム感で、私を乗らせる。

  更に、自ら作詞・作曲を手掛けた、「あなたに逢いたくて」
  松田聖子の歌唱力を存分に堪能できる、これも「名曲」だろう。

   思わず、聴き込んでしまった2週目であった。




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2010年5月29日 (土)

包丁研ぎ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで、各部の包丁を研いでやったことを記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_d85e.html

 そして先日、青果のマンゴー祭りの売場展開時に、マンゴーの商品化、サンプル
 を調理しようとして、包丁を持って切れ味をチェックした。

  私が包丁の切れ味をチェックするときは、いつも右手に包丁を持ち、左手の親
  指の爪を包丁の刃に当て、包丁が爪先の上を「滑る」か「止まるか」でチェック
  する。

 そして、愕然とした。

  「止まる」どころか、「引っかかり」もせず、強く押しても、「滑る」のみ。

 パートさんに、言った。

  「切れ味、悪いねぇ~。」

 パートさんは、ここぞとばかりに、大きくうなずいて、私に言った。

  「そ~なんです。どの包丁も切れないんですぅ~。」

 これじゃ、生産性どころの話じゃ無い。
 こんな包丁で仕事をしていたら、腕を始め、体がおかしくなってしまう。

 とりあえず、サンプルだけ作って、鮮魚で研いできた。
 それを使ったパートさんが、真っ先に言った。

  「すご~い。ねぎを手に持っても、切れますね。」

 「切れない包丁じゃ、仕事もはかどらないし、言い商品化は出来ない。」

 そのパートさんは、私の目を見て、頷いた。
 そして、そのパートさんへ言った。

 「切れない包丁を全部用意しといて、後で研いでくるから。」

  「全部です。」

 “やっぱりな”

 その後小一時間ほどして、青果作業場へ行くと、包丁が用意してあった。
 そのそばには、段ボールの切れ端に、マジックで、こう書いてあった。

  「店長へ、よろしくお願いいたします。

 最後は、しっかり「ハートマーク」が記してあった。
 それだけ、包丁の切れ味は、願っていたことなのだろう。

 早速、鮮魚の砥石を借りて、5本全てを研いでやった。
 青果の包丁は、薄刃の為、3分程度で簡単に研げる。
 これが、鮮魚の出刃包丁になると、骨が折れるのだが。

  『生鮮各部門の「包丁」が、切れる』

 包丁を扱った事の無い人間には、意外と見えない、
 パートさんの「不満」なのです。



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2010年5月28日 (金)

三人の法則

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、テレビを見ていたら、「三人の法則」なるものをやっていた。

 要は、三人が行動を起こせば、周囲の大衆は、それに引きずられて、同様の
 行動や考え方に動いていく、というものである。

 例えば、部屋に煙が充満してきた状況の中で、

  個人一人の場合は、個人の判断で行動する。
  だから、異常だと認識すれば、「部屋から出て、逃げる」という行動に移る。

 しかし、

  本人と他の三人の、計4人で部屋にいたとする。
  部屋に煙が充満してきても、本人が異常だと認識しても、
  他の三人が、安心してくつろいでいれば、その三人に引きずられて、
  異常だと認識はしていても、本人もとりあえず平静をを装っている。

 いろいろな状況を想像してみてほしい。

  上記のような状況で、果たして、あなたはどんな行動に出るか。

 このように、周囲の人々の行動に左右される、という場面は、日常茶飯事だろう。
 
  特に、その状況が未知も分野で、誰も経験した事の無い状況とか、
  新しい取り組みで、今後、いろいろ経験しながら進めようとする場合とか。

 そして日本人は、この三人の法則を利用して、組織的な行動を起こしてきた。

  “根回し”

 需要な人物に、事前に要請し、同じ行動、同じ考察、同じ方向を示唆させること。
 そして、それを以って、一般大衆や組織の末端を動かしていくという「手法」だ。
 それに近い手法は、多くの管理者が使っていると思われる。

  成功事例の拡大、として。

 主要は人材や主要な部門、成功を導いてくれる「対象」に対して働きかけ、
 成功事例を達成させ、この事を以って、他に広めていく。

  全員に強制的に行動させる前に、事前に是非を判断しておくことにもなる。

 そして、そこで発生する、「成功」「失敗」を事前にチェックし、「成功」事例だけ
 他社、他部門へ拡大させる。

  そこに、“悪意”が無ければ、悪いことではない。

 しかし、往々にして、そこには、“悪意” が存在する事が多い。
 意図的に、成功もしていないのに、全体を動かそうとする、“悪意”。

  それに対して、どう、対処するか?。

 まず、自らの考えを持ち、自らの組織で行動し、やってみる事だ。
 そこに必ず、結果が生まれ、成功、失敗が発生する。

  そのことを、自ら、どう判断し、結論付けるかだ。

 だから、スピードが重要になってくる。
 考える力が、必要になってくる。
 部下を動かす、説得力と信頼関係が必要になってくる。

  そして、結論付けた事を、強力してくれた部下と、「共有」する。

 その事は、個人にとっても、預かる組織にとっても、大きな「力」になる。

  「先手必勝」

 この行動と感度を養う事の重要性は、やはり、大きいのだ。




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2010年5月27日 (木)

レジの販売戦略Ⅲ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


レジを中心に販売を担当している、「スタンプラリー」が好調だ。

 年に3回、販促が用意した「ブランド雑貨品」を、買物金額から貯めたスタンプ
 が一定以上たまると、買えるシステムなのだが、販売金額、販売点数とも、当
 店が、現在全社一位で推移している。

 これとて、客数の多い店舗が有利なハズだが、そうはいかないのが面白い。

 どこの店舗も同様に、メンバーの数から言えば、レジの人員が一番多いだろう。
 その一人一人が、意識を持って、強力し合って、コトに当たれば、そのパワーは
 計り知れないのだろう。

 当店のように、売上中堅でも、このような販売コンテストになると強くなるというの
 は、そういう地域柄もあるだろうが、一人一人の関わりが大きいと言える。

  これは、私が居た以前の店舗の時も、ブログに記した。
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-1901.html

  前回は、売上上位のお店が、この企画に負けるわけにはいかない、という
  意地の戦いだった。

 しかし、今回は、中堅ところが頑張れば、全社一位になれる、という余裕の
 戦いでもある。

  そして、私のやっていることは、前日までのデータに、私なりの書き込みをして
  レジの社員に渡しているだけ。

  渡すというよりも、カウンターに置いておくだけだから、誰でも見れるような
  状態。

  だから余計に、パートさんまで伝わるのだろう。
  このような場面での、女性の伝染力は「男の想像を絶する」力がある。

 一時期、私が所属したかっての店舗に、前回同様に「量販日」に数十個販売
 されて、首位を明け渡していたが、その後、コツコツと、「亀」のように追いすがり
 逆転したと思ったら、一気に「水」を空けてしまった。

 売場(サンプル陳列場所と、在庫保管場所が同じ)を見ると、手作りのサンプル
 と、欠品させないようにしっかりと在庫が積まれていて、販売意欲がバンバン伝
 わってくるような売場だ。

  “トップをしっかりキープするぞ”

 そんな意欲が売場に表れている。

  売れる「原理原則」と「仕組み」は、どの部門も同じこと。
  
 一番、お客様に接客機会の多いレジ部門が、一番「差別化」できる部門なのだ
 という事だ。

  敵は、かっての私のお店。

 次の量販日までに、100個の差をつけておけば、最終の逆転負けはあるまい。


 

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2010年5月26日 (水)

新任副店長の来店

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、新任の副店長が来店した。

 かっての私の部下で、この2月から副店長として就任した。

 副店長会議の後に、私のお店に来店した。
 休憩室で、会話した。

 一日が終わって、今日の仕事を振り返った時、達成感が無いと言う。

  “今日一日、自分は、何をしたっけ?”

 思いだせない。

  チーフ時代は、それこそ、自ら仕掛けた売場で結果を出し、達成感を得られた。
  
 能動的に、仕事が出来た。

 現在は、全て、受動的だ。

  慣れない「副店長」という、役職に戸惑いもあるだろう。
  店長の指示を受け、部門の要請も受け、本部の要求も受ける。
  常に、“指示待ち” の体制だ。

 私もそうだったが、副店長という役職は、一番悩む。

  決定権が、無いから。

 部門チーフとは、商品と人に関して、一番決定権を有する存在だ。
 それが一転、副店長昇格と共に、全てを失う。

  その喪失感と、指示待ち感は、環境が180度変化する、という事だ。

 このギャップは、チーフを楽しんでいた人間ほど、落差が大きい。

  “俺は、今日一日、何をしたんだろう”

 そう思えて、当然だ。

私は、彼に言った。

 「店長の目線と、副店長の目線は違う。それは役職の違いでもあり、個人の
 違いでもある。同じ役職だって、人によって目線は変わるし、同じ店舗だって、
 役職によって目線は変わる。」

 「だから、店長に見えていない部分が必ずある、という事だ。もしくは、店長が
 重視していない部分が、あると言う事だ。上司が見えていない部分、もしくわ、
 重視していない部分が、お前の領域だ。それがお前の強みの部分なら、尚更
 徹底して目を向けていけ。そうやって、店長を副店長がお互いにフォローし合
 えば、店舗は益々強くなる。それが店長と副店長の役割だ。」

 店長と副店長。お互いにフォローし合って、店舗運営を図る。

  理想的な、お互いの役割だ。

  その事を、お互いにしっかり認識し合い、店舗運営を図る。

  副店長が、一番成長する瞬間だろう。






 

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2010年5月25日 (火)

テレビの力を借りる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、朝のフジテレビの「目ざましテレビ」を見たいたら、

 初夏の新商品の紹介をしていた。

 その中に、「サッポロ一番、バジル&レモン風味塩ラーメン」なるものが紹介
 されていた。

 アナウンサーの男性が食していたのだが、結構美味そうに食べていた。

  “あれっ、うちのお店にもあったなぁ~”

 早速、お昼に購入して、休憩室で食べてみた。

 外は、20度を超す暑さにも関わらず、バジルの香ばしさとレモンの爽快さが
 相まって、飽きずに食べれた。

  “こんなさっぱり感のあるカップ麺は、初めてだ”

 ちょうど側にいた、グロサリーチーフが聞いてきた。

  「どうですか店長?。美味しいですか?。」

 「これは美味い。夏場にさっぱり食えるカップ麺だ。これは、追加できるのか?。」

  「バイヤーに言えば大丈夫だと思いますよ。今電話してみます。」

 こういうところに、“言葉が通じてきている” と実感する。
 
  私が言ったら、すぐやる、という行動の早さ。

 言葉が通じるとは、こういう事を指すのだ。

  「もしもし、バイヤーですか。送り込みの新商品の『バジル&オリーブ』なんで
  すが、えぇーっと。」

  私は、彼に向って、片手を開いて見せた。

  「えぇーっと、50ケース追加お願いします。えぇ~、そなんです。店長が食べて
  美味いって言うんで、50追加しろと。」

   「店長、バイヤーが、50かって、聞き直していましたよ(笑)。」

  売れると思ったら、速攻で仕掛けて、徹底して売りこむ。

   鼻っ面先の勝負の世界だ。

  その、鼻っ面先で、何度も負けてきたから、鼻っ面先では負けたくない。

 そして、私には、勝算(売切る)がある。

  この店舗のお客様の買い回り、客導線がようやく見えてきた私は、
  どこで売れば、爆発するのかという、「伝説の売場」を見つけたのだ。
   (「伝説の売場」とは、私が勝手につけているネーミングです)。

 まだまだ売上中堅店舗でも、全社一売れば場所があるのだ。
 それは、発見したというより、育ててきたとも言える。

  「スイートポテト」しかり、「しらすせんべい」しかり、だ。

 ここで展開すれば、全社一売れる。

  当然、入口入って正面の、青果の売場では無い。
  店舗の中間地点なのだが、そこでいろいろな企画を仕掛けてきた結果、
  青果正面の売場に次ぐ、伝説の売場に成長していった。

 “この場所で、手書きのPOPを付けて大陳すれば、50ケース売切れる”

  このような事が、私と商品とお客様との「信頼関係」だと言える。

 そして何より、本当に美味しい。

  女性や若年層の、イタリアン系を好む世代には、ぴったりのカップ麺だ。
  この単品を「武器」に、若年層や30代主婦層を取り込みたい。

 全ての「戦略」は「単品」へ向かい、「単品」から「突破口」が切り開けるのだ。




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2010年5月24日 (月)

真岡地区MRⅣ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週に引き続き、真岡地区のMR。

 「K社」が、ディスカウントの「S社」に衣替えし、ワンストップショッピングの広さを
 有するディスカウントへの改装により、直近店舗への影響もあるが、意外に3k
 周辺地域への影響も大きいと思える。

 それは、真岡地区に出店するスーパーは、いずれも従来からのSMタイプの
 店舗がほとんどで、ディスカウントと呼ばれるスーパーマーケットの存在しない
 エリアだったからだ。

 更には、その「S社」が500坪を有する店舗面積となれば、尚更影響大と言える
 だろう。
 このエリアは、一応、川や線路で仕切られているものの、完全に商圏が分断さ
 れるほどの仕切りとは言えず、この不況の影響もあり、各店の影響は意外に
 大きいのではないか。

まず、「O社」。

 O社の中でも、中堅クラスの店舗で、かってはこのクラスが中心だった。
 客層も、普段の足でいける気軽な店舗といった感じだが、青果中心にまとまり
 のある店舗。

 いかんせん、店舗規模300坪では、品揃えも限られ、通路も制限が多く、集客力
 があるとは言えないが、近くに住宅も多く、安定した売上は見込めていると思う。

次に「T社」。

 後述の「T社」と同企業だが、旧タイプのお店で、店舗ロゴもひらがなを使用して
 いる。

 しかし、店舗とお客様との信頼関係が築かれており、売場の展開も手慣れた
 感じで、配置に無駄が無い。

 特に青果は、開店品揃えも良く、安定したオペレーションで運営されている。

 朝からの集客もほどほどに多く。住宅街にある、私のお店として定着している
 様子だ。

  この企業の特徴は、トップに必ず「野菜」の価格訴求を、数品で展開し
  その日の、お買い得感を出していること。

  しかし、その継続力は素晴らしいが、その後の、方向性が見えてこない。
  次は、どんなステージに行くのか、それとも行かないのか。

 イベント時に、行ってみたいと思わせる企画力がほしいところだ。

更に、「O社」ⅱ。

 ①の「O社」だが、この店舗はアップグレード店舗の位置づけだ。
 だから、店内内装や、BGM、品揃えまで大きな違いがある。

 かっては、いつ行っても安定した品揃え、陳列技術、売場状態をキープして
 いたが、この日は少し、荒れていた。

 朝から、あまりお客様が入っている様子はないのだが、オペレーションの崩れ
 か。

 また、かっては「果実」の売り込みを前面に押し出した青果売場だったが、
 現在は、野菜中心の売り込み企画に変化しており、それも、「S社」対策で
 あろうか。

最後は、「T社」ⅱ

 前述②の「T社」だが、最新店舗で、店舗ロゴも「ローマ字」になっている。

 最新店舗で、店舗運営もしっかりやられているが、いかんせん周辺人口が少な
 い。

 小雨のこの日の朝の集客は、可哀そうなぐらいに少なかった。
 この店舗で運営しなければならない店長初め、担当者には気の毒な事だ。

 しかし、この企業の「あるべき姿」の追求だけでは、この状況は打破できない
 だろう。

 先週の記事での「P社」のような、パワフルな青果売場などを学ばなければ、
 いずれ、この地域が人口が増加する前に、撤退を余儀なくされるのではないか。

今回は、先週に引き続き、真岡地区の中でも、「S社」から離れた周辺エリアを
取り上げた。

 しかし、各店の各部門の運営力が、かって以上に強化されたかと言えば、
 ?マークである。

 もっと、パワフルに伝わるものが、感じられない。
 自分のエリアを、自分で器を決めてしまっているようだ。

 このようなエリアは、それこそ、一人勝ちできるエリアでもある。
 そのように変化できる、良いチャンスだと思うのだが。

PS
 真岡地区MRⅣの写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/mooka/






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2010年5月23日 (日)

“身だしなみ”私の流儀

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで「ヘア・カラー」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-8097.html

 ある程度、人生を重ねてくると、自分に合うもの合わないもの、それは好き嫌い
 にも似た嗜好が生まれてくるものだ。

  ヘアカラーもその一つで、仕事柄も含めて、「自然な黒」以外は受け付けない。
  これは、お店を預かる店長としての、覚悟の「色」だと、勝手に思っている。

  スラックスも、折り目のついた「黒」か「紺」以外は、はかない。
  スラックスの「折り目」が、仕事の「切れ味」だと、勝手に思っている。
  
  ネクタイは、首まで締め上げ、絶対に緩ませない。
  これは、仕事に対する、気の引き締めだと、勝手に思っている。

   だから、本部の連中が、ネクタイを緩めてお店に来ると、許せない。

  靴は、黒の皮靴で、ヒールが少し高めで、固いもの。
  歩くたびに、カツ!カツ!と音がしないと、許せない?。
   ご想像の通り、この音を聞いて、自らに「カツ」をいれているのである。
  だから、最近はやりの、ゴム底のスニーカータイプのものは、論外である。

 要は、これらのアイテムによって、プライベートからビジネスへの「モード」を
 切り替えると言う事であり、ビジネスモードに入った時の、「快適さ」の追求だ。
   
  だから、これらの物を脱いだ時に、店長としてのこだわりや、小売業に携わる
  者としてのこだわりから解放され、自分の可能性の広がりを感じる事が出来
  という楽しみもあるのだが。

 そして、それは、仕事モードへの切り替えというケジメでもあり、周囲の従業員
 やお客様からの目線も、大いに関係がある。

  店長として、見られている。
  店長として、認識してほしい。

 両方である。

  特に、店長の制服やネームが無いので、お客様からすれば、誰が店長なの
  か分別がつかない。

  しかし私は、お客様には、一発で店長と認識してほしいと思っている。

 店長とは、やはり、お店の「顔」。

  この人にお願いすれば、全ての事は「解決」してくれる。
  そんな存在感を、一発で表したいと思っている。

 “あの人が、このお店の店長に、違い無い”

  そのような、お互いの認識が、物事の解決を早める場面が、多々あるからだ。

 “この男は、一筋縄では、いかないな”

  すでに、その段階で、問題は解決しているのである。

  そんな存在に、店内では、いつでもなっていたいものである。




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2010年5月22日 (土)

「ポールポジション」を大切にするⅡ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログ「伝えられること、伝えられないこと」を記した。

 本日は、その続編。

 商売には、伝えられない事が、如何に多いか。

 しかし、そうは言っても、伝えていかなければ、どんどん衰退してしまう。

  そう言う私とて、人から伝えられたことばかりで、学んできたわけではない。

 そのほとんどは、自ら学びとったことばかりだ。
 または、伝わったことを、自ら行動して自ら立証して学んだことも多い。

  結局は、学ぶ、という事は、自ら行動して初めて体得し、知恵となる。

 それが、“学ぶ” という事なのだ。机上で理解しても、学んではいない。
 だから、素直な人間が、一番学び、成長する。

  素直に聞いて、素直に行動するから、自らの引き出しを増やしていける。

 そのきっかけを、どう、上司として、店長として、部下に促していくか。
 それは、やはり、出来るだけ「言葉」にして、「現場」で言っていく事だ。

  「現場」で言わないと、駄目だ。

 全ては、現場に「答え」があり、「真実」があるからだ。

先日、あるチーフに、こんなことを言った。

 「この単品の売場で、どこが一番売れていると、思う。」

 以前にもブログに記した、魚肉ソーセージの単品量販の売場を指して言った。

 彼は、少し迷って、答えた。

  「この一番下の部分ですかね?。」

 それは、机上論の教科書に書いてある通りの答えだ。しかし、違う。

  「いや、この部分の、目線と手の中間点の、手の伸ばしやすい、この角が
  一番動きのいい場所だ。」

  「だから、この売場全体が単品量販の売場で、売れていると思われているが、
  実は、私は常にここの角に、いつも商品を移して、満タンにしておくのだ。」

  「この角にたっぷりと商品が陳列されているかで、更に動きが高まるのだ。」

 一つの売場を大陳したから、終わり、ではなく、常にその中でも、一番動きの
 いい角にしっかり商品を積みこんで、メンテナンスしておくこと。
 それが、売上を落とさない、大きなポイント。

  “店長が、陳列すると、売れる”

 良く言われるが、それは、自分で陳列した商品は、このようなメンテナンスを
 マメにしているだけの事。

  陳列の仕方もあるが、どう、メンテナンスするかが、更に重要なのだ。

 それは、以前のブログ「ポールポジションを大切にする」にも記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-d8e8.html

 しかし、どうしてもいろいろな作業に追われて、全ての単品にメンテナンスが行
 き届くわけではない。

  「売場の手直しをするときに、陳列数量が少なくなってくると、どうしてもうっす
  らと商品を並べてしまう。だから手前の商品が買われると、穴があいてしまう。
  結果、何回も手直しが必要になる。」

  「だから、ポールポジションほど、商品をしっかり積んでおけ。そうすれば、
  手直しの回数が減って、それだけコストがかからなくなる。そして、最後まで
  売りきれる売場になる。だまされたと思って、やってみろ。」

 このような、小さな事の積み重ねが積もり積もって、売上は「人」について廻る
 のである。




  

  

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2010年5月21日 (金)

「伝えられること」「伝えられないこと」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のブログで、「会社は家族」を記した。

 本日は、その続編。

  「会社は家、社員は家族」

  そう、言い切る経営者の記事だ。

 その中で、その経営スタイルの良さを取り入れようとすると、
 言葉の壁が立ちはだかる、といった内容を伝えた。

  「言葉にして、伝えられることと、伝えられないこと。」

 組織を運営していく上で、言葉にして、また形にして伝える事が、人間社会の
 中では、切り離せない命題だ。

 そして、その事を通して企業は、事業を拡大していくのである。

  しかし、

 言葉に出来ないもの、形に出来ないもの、姿に現わせないものも、多い。

  特に、部下との信頼関係とか、お客様との信頼関係とかは、表わせない。
  
  いわゆる、「見える化」が出来ない項目だ。

 言葉で言うのは、簡単。

  「部下との信頼関係」

 しかし、それは、部下との場面ひとつひとつ、瞬間瞬間のお互いの会話で
 積み上げられていくもの。

 それを、ひとつひとつ、マニュアルに残す事は、出来ない。
 しても、意味が無い。

  全ては、その場面一回限りの、出来事であり、その場面に直面し、
  お互いが、どう会話を進めていくか、であるから。

  だから、その会話の技術や話術といった、ノウハウでは無くなるのだ。
 
 それを分かった上で、「経営の軸」とか「経営の姿勢」とか「信頼関係」とかに
 置き換えて表現される。

 そして、そう表現されたと同時に、まったく違った捉え方をされて伝わっていく。

  技術論に置き換えれて、伝わっていく。
  そのほうが、伝わりやすいからだろう。

 しかし、どんどん真意から遠のいて、末端に伝わっていく。
 
  だから、優秀な経営者は、その弊害を取り除くために、
  頻繁に現場へ出向き、自らの体で、対話して回る。

 言葉や活字で伝わる弊害を、直接、自らの体で伝える場面を作るのだ。

先日、あるバイヤーが来て、私に聞いた。

 「てっちゃん店長、どうしてこんなに、この単品が売れるのでしょうか?」

  「それは、俺が“売りたい”と強く想ったからだ。」

 言葉にすると、こうなる。
 そして、そのことが、どんどん違った方向へ進んでいく。

  “なんだ、あいつは、個人的な趣味で商売しているのか?”
  “スーパーマーケットのチェーンストア理論から外れた、心外な奴だ!”

 となってくるのである。

  “この商品は、食べて美味しいし、当社オリジナルで他には無い。この商品
  を売り込めばお客様の信頼を勝ち得て、集客が増すだろう。だから、お店
  の一番の場所で売り込み、毎日メンテナンスをして、最強の状態に保ち、
  常に在庫を持ち、豊富感を維持できる状態にし続けること”

  そして、それを、誰が、いつ、どうやって、維持していくのか?。
  さらには、その動向を見続け、日々アイテム作りを変化させ、選べるSKUを
  提案し、日付の古いものは値下げをして売切り、商品回転を高めていく。

 一番簡単に表現したつもりでも、上記のようになり、その裏側には、まだまだ
 表現し尽くされていない項目が山ほどある。

  それでも、自店の部下には、ひとつひとつ、事あるごとに伝えていかなければ
  ならないのだ。



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2010年5月20日 (木)

会社は家族

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「カンブリア宮殿」を見ていたら、

 「全部、真似のできる事ばかり、オンリーワンの技術など何も無い」

 と言い切る経営者が現われた。

  エーワン精密の創業者、梅原勝彦さんだ。

 くしくも、司会の村上龍は、言った。

  「今回のエーワン精密の事例は、視聴者には、参考にならないかもしれない。」

 梅原さんは、言う。

  「会社は家、社員は家族だ。」

  働く従業員も、スタジオに来て、この番組のギャラリーとなって参加していたが、
  社長だけでなく、従業員全員で番組を作る、という姿勢が全てを物語っている。

 そして、働く従業員の、顔が活きている。
 一人一人が経営者の社長と、フェイス・トゥ・フェイスで結ばれている。

  だから、組織での信頼関係という目に見えない「力」が、従業員に備わっている。

 更に、梅原さんは、言う。

  「今まで、従業員を解雇したことは、無い。」
 
  微妙な事例もあるだろうが、

  「自ら、解雇を通告したことは無い。辞めたいと言った従業員を止めない場面
   はあったが、こちらから通告したことは無い。」

 この企業を支えるパワーは、もちろん人材力。

  その源は、経営者と従業員との関係。
  その源泉は、お互いに「守り、守られる」ことを前提にした、信頼関係。

  親子や、兄妹、夫婦での従業員が多いことでも立証されている。

 しかし、番組をみていると、梅原さんの経営理念がしっかり伝わってきた。

  あまりいろいろなことをやろうとせず、「品質」「納期」「適正」に照準を合わせ、
  取引先(お客様)を優先した組織作りに専念している。

  ブレルこと無く、そのことを追求した経営と、それを実現させる従業員との
  家族関係。

 だから、梅原さんは、敢えて「オンリーワン」とは言わない。
 誰にでもできる事を、愚直にやり続けているだけ。

  これはやはり、司会者が言うとおり、他社に広げられる事例では無い。

 なぜか?。

  従業員を「家族」としてとらえる経営スタイルは、前例が少ないから。
  そして、今後、このスタイルは、どんどん減少していくだろう。

 それは、活字にして万人に伝わる「事例」では無いからだ。
 要は、言葉では伝えられない事例だからだ。

 だから、同業他社からの訪問でも、包み隠さず「全てを見せる」のだ。
 言葉では伝えられないから、「来て」「見て」「感じて」学んでもらうしかない。

そして、私が、一番学んだ部分は、

 朝一での、社長の行動。

  まず、昨日の赤伝(赤字伝票)の詳細のチェックと指導。
  赤伝とは、お客様からのクレームと同様。

  そんな些細な事にこだわる。
  それは、お客様からのクレームだが、其のクレームに真摯に向き合う
  経営トップの姿が、一番の「教育場面」だと思った。



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2010年5月19日 (水)

「また君に恋してる」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、店内で流す有線放送(A-26)を聞いていたら、ビリーバンバンが歌う
 「また君に恋してる」が流れていた。

 “これが、オリジナルの詩と歌か”

 “でも、やっぱり、坂本冬美がいいなぁ~”

 昨年末の「紅白」の録画を見て、いい歌だとは思っていた(ブログ、紅白から)。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/nhk-8337.html

 そして、先日のテレビ放映の中で、

  『坂本冬美の「また恋」を越えたシャンソン歌手』

 と題して、坂本冬美が続けていたヒットチャートの首位を久しぶりに更新した歌が
 話題になっていたが、その時初めて、「また恋」がヒットを続けていたことを知った。

  “いい歌だ”

 心から、そう思う。

  それは、歌い手の問題だけではなく、「詩」も「メロディー」も、更には「編曲」も
  そして、それを奏でる伴奏者も、舞台を演出する裏方の存在も見逃せない。

 たまに、歌番組で、坂本冬美の「また恋」を見るが、紅白ほどの盛り上がりや
 音質には巡り逢わない。

  “やっぱり、紅白は、日本の最高の音楽シーンなんだなぁ~”

 最高の舞台を用意し、最高の歌手が、歌を歌う。

 そんな中で、坂本冬美は、プロフェッショナルだと思う。
 最高の演出に負けない「歌唱力」を以って、「表現」する。

  昭和の歌姫、「美空ひばり」

 国民的スターだった彼女とは違う、プロフェッショナルな「深み」と「ドス」。
 いずれ、美空ひばりのような存在になっていくのだろう。

そして、同じ歌でも、歌手によって、まったく違った詩に生まれ変わるように、
同じ商品でも、販売するお店(人)によって、まったく違った商品に変わる。

 良く見れば、同じ商品なのに、お店の雰囲気、陳列技術、提案力の違いから
 まったく違った単品として販売されている場面がある。

  同じ歌でも、どう歌うか。
  同じ品でも、どう売るか。

 そこに、人の違い、店の違い、プロとしての意識を込めた売り方で、別物になる。

  「単品を押す力」

 誰にも負けない、そんな力を付けていきたいものだ。



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2010年5月18日 (火)

個人の「弱点」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


個人毎に、それぞれ 「強み」 もあれば 「弱み」 もある。

 私にも、「強み」もあれば、「弱み」もたくさん持っている。

 大切なのは、自分の「強み」と「弱み」を、自らが自覚しているかどうかだ。

  自らの「強み」は何となく自覚はしているが、「弱み」となると、以外に自覚出来
  ずに、周囲とのトラブルの原因となってしまう。

   素直に、自らの「弱み」を認める事が、大切なのだと思う。

  そして、「強み」を活かし、「弱み」を他人に学ぶ姿勢が、大切なのだと思う。
  だから、組織内での「強み」が増幅され、「弱み」が補強され合うのだ。

 しかし、「弱み」を認めることと、「弱み」にばかり目を向け改善する事とは違う。

  「強み」に磨きをかけ、誰にも負けない「強み」として特化する事のほうが、
  自分にも組織にも効果的であり、数値効果も高まると思われる。

  そして、その事によって、自分のバランスが崩れ、組織運営上の課題として
  認識されてくるから、自分の「弱み」を何とかしようという、「意欲」に変化する。

 この、「自分の弱みを何とかしよう。」という意欲が大切なのだ。

 店長として、組織運営上、どうしても、部下の「弱み」に目を向け、改善提案しな
 ければならない場面(評価時期)があるだろう。
 
 更には、店舗のマネジメントレベルを向上させようとして、底上げ部分の対象に
 なる部下の「弱み」が気になる場面も大いに出てくる。

 そんな場面では、部下の「強み」と「弱み」の両面の評価をした後に、そのバラ
 ンスの改善として、「弱み」に言及していく。
 そうしないと、本人も、「弱み」にばかり目がいき、本来の「強み」を失ってしまう
 からだ。

 組織のリーダーや店長とは、部下の「強み」を引き出し、更には、その「強み」
 を組み合わせ、コーディネートして、店舗としての「強み」を組み立てていくこと
 だと思っている。

  だから、私の「強み」と部下の「強み」、更には企業としての「強み」等が複雑
  に絡み合い、その瞬間の売場の「強み」となって、お客様に現れる。

 競合店との戦いも、同様だ。

  その場面に立ち会った部下との共同作業が、競合対策になってくる。
  だから、同じ戦略でも、部下の「強み」によって、微妙にニュアンスが違って
  くるものだ。

  それを強引に、自分の「強み」ばかりを強調して、部下との共同作業を無視
  していくから、店舗としての「強み」に結び付かないのである。




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2010年5月17日 (月)

真岡地区MRⅢ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「Jグループ」の「K社」が、不振店舗を改装して、急速に「S社」へ転換している。

 圧倒的なディスカウント店舗として、大きく舵を切った「K社」の戦略の中でも、
 不振店に関しては、この「S社」スタイルのディスカウントへ店舗へのリニューアル
 が活発だ。

 当然、真岡地区の「K社」も、隣の「P社」や、同グループの「J社」に押されて厳し
 い経営環境だったのだろうが、先月末にようやく「S社」へ転換した。

 従来の不振店は、一様に小型店が多かったが、この店舗は比較的大型で、この
 店舗も500坪はあろうか。
 このサイズでの「S社」への転換は、あまり見ない。
 それだけ、このエリアでのこの店舗の不振度合いが推し量れる。

  そして、隣の「P社」の存在が強烈だった、という事でもある。

 今回の「S社」への転換で、一番ダメージの大きいのは、当然、隣の「P社」。
 特に、圧倒的な青果の価格で集客していた店舗だから、隣の500坪のディスカウ
 ントの出店は、影響大だろう。

  しかし、一括して言えば、一番戦う姿勢で臨んでいるのも、ここの青果部門だ。

 それだけ、チェーンストアに欠落している「現場力」「人間力」を感じた。
 
  “どう、上からの指示を待ち、対応していくか?”  では無く、
  “どう、自ら知恵を絞り、相手の弱点を突くか?”  を売場に出すこと。

 その事を学ぶには、良いポイントが揃っていると言える。

まずは、「S社」。

 500坪タイプで、ディスカウント店舗を展開すれば、スーパーマーケットとして
 フルラインの品揃えが実現できる。

 その意味では、デイリー・グロサリーの充実した品揃えを実現できるメリットは
 大きく、ワンストップショッピングの可能な店舗規模だ。

  そういう意味での、強みはある。
  だから意外に、ここから2K程度の他競合店への影響も大きいと言える。

 従来は、来店の意味の無い店舗だったのが、集客魅力が増し、ワンストップを
 可能にする店舗へ生まれ変われば、2K周辺は有に影響を与えるだろう。

 特に、この日のような悪天候(雨)の状況では、このお店だけで済ませたいと 
 言う心理状況には、比較的強いだろう。

 しかし、どこかでは粗利ミックスも仕掛けなくてはいけない部門間の役割として、
 鮮魚、精肉は完全に「利益確保」部門になっているようだ。

  特に、「精肉」はその傾向が強く、集客力は無い。

 ワンストップといえども、これだけ隣に店舗が存在(2店舗)すると、比較対象
 として、細部まで見られ、比較され、買い回られてしまう。

そして、隣の「P社」。

 隣だけあって、その危機感は大いに感いられる。
 
  しかし、それも、「青果」だけだ。

 特に「店頭」での量販は、台車に積まれた「箱」の数にも現われている。
 それだけ、この日の計画数量への意気込みが感じられる。

  しかし、店舗とはワンストップでの強みを、店舗責任者を中心に、どうまとめて
  いくか、である。

 強化すべきは、鮮魚、精肉のテナント群に、買いやすいアイテムと日々の単品
 量販計画を持たせ、日々変化のある展開の強化により、青果同様の日々の
 売り込みイベント対応だろう。

  それには、店舗レイアウトを再考し、通路を確保し、鮮魚、精肉でのレイアウト
  上の強弱をつけ、日々の変化を「見える化」しながら、お客様の回遊性の向上
  図ることから始めなければならない。

 更に、以外にこの店舗の「惣菜」の力も侮れない。店舗レイアウト再考の際に
 惣菜スペースを拡大させ、「油林鶏」の量販を積極的に行えば、店舗の強みが
 また一つ加わるだろう。

最後に、「J社」。

 以前のブログでも、“閉店間際か”とのコメントを残したと思うが、今回の「S社」の
 出店により、唯一の強みの「火曜市」の集客力まで削がれた感じだ。

  唯一、鮮魚に群がっていたお客様も、買い回りをして鮮魚の均一商品へ流れ
  てきたのだろう。

 それだけ、この店舗の強みが削がれてきている、という事だ。

  全ては、現場の知恵と工夫次第なのだが。

PS
 今回の「真岡エリア」のMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/mookamrsann/




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2010年5月16日 (日)

「イベント」を通して、強くなるⅡ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで「イベントを通して、強くなる」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-271f.html

 人事異動で、店舗が変わってから約15週間。
 新年度の3月から始まった、52週計画と検証から約10週間。

 それまで数えたイベントは、大きいところでも
  「節分」「バレンタイン」「ひな祭り」「ホワイトデー」「春彼岸」「入園入学」「花見」
  「ゴールデン・ウィーク」、そして今回の「母の日」等だ。

 イベントを通して、本当に強くなっているのだろうか?。

  そして、答えは、「イエス」だ。

 「イベントを通して、強くなる」の時のブログでは、
 私に、まだ、オーラが出ていないと、指摘された。

  まだまだ、店内を縦横無尽に行き来していない。
  更には、お客様とのやり取りもまったく無い。

 そんな事を、指摘されたが、ようやく今、販売の担当者とのやり取りの中での
 「言葉」が通じるようになってきた。

  それは、私にとっては、大きな「強み」である。

 以前のお店で経験した「意志疎通」の、3倍ほどの短さで、意志疎通が図られつ
 つある。

  なぜか?。

 52週計画を、きっちり毎週、担当者と詰めているからだ。
 彼らが今まで経験した事の無い売場を、どんどん造ってきた。
 そして、その成果も見てきた中で、彼らとの信頼関係も築かれつつある。

  「結果は、出る。」

 そんな、共通認識が生まれつつあるようだ。

  そんな中で臨んだ、「母の日」。

 この15週間の、また、お盆へのステップとしての、集大成のつもりで臨んだ。
 
  特に、果実での展開では、商品部や部下との打合せから、いろいろな部分に
  チャレンジをした結果が、売場作りと数値にも現われてきた。

  特に、マンゴーなどは、国産の宮崎マンゴーの量販を企画し、実績も作れる
  ようになってきた。

  その時、担当者に出した指示は、
  
   「宮崎マンゴーは、仕入れ値で販売だ。」

  そして、私の手書きPOPには、こう、書いた。

   「母の日には、日頃の感謝を言葉に添えて、宮崎マンゴーはいかが?。
    この価格は、仕入れ値です。当店から、お母様へのプレゼントです。」

  私としては、原価で販売する事が目的ではなく、この数十個のマンゴーを
  お買い求めたお客様へ、原価で奉仕することで、母の日の食卓を豊かに
  演出してほしいという願いからの、仕入れ値販売なのだ。

  当然、粗利ミックスを図りながら、粗利ダウンは許されない。

 そのような、イベントに対する私のこだわりを、部下が認識し始めてきた。
 そして、今回の母の日に関しては、打合せ不足の部分もあったが、私の予想
 以上の完成度の売場が、どんどん出始めている。

  その結果としての評価は、昨年比が出ない分、「売上金額」と「店順位」。

 そして、確実に、日販売上と、店順位が上がり始めた。
 目に見えてきたのは、5月に入ってからだ。

  “「波」には、乗れてきたかな”。

 今までとは、少し違う景色が見えてきたような気もする。

  “更に、「高い波」に乗ってやろう”

 更に高みの、違う景色を探しに、部下を鼓舞してお盆まで突っ走りたい。





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2010年5月15日 (土)

「心に響く」言葉とは

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


過去にも、「心に響く言葉」に関しては、いろいろ記してきた。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_98d0.html

 部下は、自分の「心に響いた言葉」にしか、本当の行動を起こさない。

 心に響く言葉は、いろいろな分野から入り込んでくるが、
 一番強烈に響く、影響力を持った人は、やはり「上司」だろう。
 もしくは、その組織のトップの言葉だ。

  組織のトップ(社長、店長、上司)が、部下の心に響く言葉を発した時、
  組織の部下は、魂を揺さぶられて、自らの魂を奮い立たせて、行動を起こす。

 それは、必ず、結果に結び付く。
 結びつかない、わけが無い。

  それは、魂を奮い立たせて行動する部下が、結果を出すまでやるからだ。

 そこには、必ず、トップから伝染した、「感情」が移入されているものだ。
 
  だから、トップの言葉には、無駄を省いた「本音」でなければならない。

 その「本音」に、トップ自らの「感情」が移入されるから、部下の心を揺さぶるのだ。

  「感情」を表に出すな。

 よく言われるが、ここぞの場面では、私は「感情」を表明すべきだと思っている。

  沈着冷静なトップが、激怒した。
  理路整然と説得する上司が、顧願した。
  自分たちの店長が、本部バイヤーとぶつかった。

 いろいろな場面があるだろう。

  そして、我々は「日本人」である。
  日本人の一番強い場面とは、
  チームで一つにまとまった時、最強になる。

 それは、上記のような場面では、必ず一人一人の心が揺さぶられるからだ。
 そしてそれは、感情が契機となり、チームがまとまろうとする力が高まるからだ。

 それは、組織内の人間が、同じ感情で、一つの方向を向く為でもある。

  だんだんと、組織内でも、家庭内でも、地域内でも、感情が欠乏している。
  怒る親父の怒鳴り声が消えている。

  それは、その後の結末が、怖いからに他ならないが、
  そのような「修羅場」の後に、必ず、地が固まる場面が用意されているものだ。

 怒鳴ったなら、怒鳴ったなりに、怒鳴った相手に感心を寄せ、
 その後の関係が、必ず強化されると言う事を信じて、行動することだ。


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2010年5月14日 (金)

人生の“布石”

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、パソコンを前に、データを見ていた私のそばに、あるチーフが来た。

 「店長、若いですね。もう、半そでですか?。」

 その日は気温が高く、最高25度以上の夏日だったので、半そでで出社した。

  「お前は、暑く無いのか?。俺の半分の年なんだから、ランニングシャツで
  出社して来い(笑)。」

 「いやいや、そんな格好で出社したら、別の問題を引き起こしてしまいますよ。」

  “俺が、25歳の頃は、どんな状態だったのだろう”

 この時期は、それこそ、上司(鮮魚チーフ)とケンカしながら仕事をしていた。

  当時、職人と言われていた私の上司(チーフ)は、仕事に対する姿勢には、
  ことのほか厳しかった。

  特に、魚の扱い方に関しては、包丁が飛んでくる程の勢いだった。
  しかし、そこから学んだ事も多く、今では感謝しているのだが。

 ある時、その「魚」の扱い方で、チーフと大喧嘩をしたことがあった。
 
  啖呵を切って、アパートに帰ってしまったことがあったのだ。
  このまま、辞めても良いと思ったが、同じアパートで共同生活していた
  同僚に止められ、退職は撤回した。

 翌日、早速、チーフに謝罪し、その関係は回復したのだが、
 それが、店長を通して本部に伝わったらしい。

  それ以降、チーフの態度も、どこかよそよそしく、毎日の仕事もいやな感じ
  だったのだが、ある日、チーフが話しかけてきた。

   「話があるから、ちょっと冷蔵庫に来い。」

  “えぇっ~、冷蔵庫? パンチでも食らうのかな?”

   心臓が飛び出しそうな私に、チーフは、にやにやしながら言った。

   「○○店にチーフで異動だ。おめでとう。」

  私が、チーフと大喧嘩したことで、本部の人事部周辺では、

   「このままでは、あいつがやめてしまう。異動させろ。」

  それに、チーフ昇格という「おまけ」まで付いての、事の顛末だった。

 その事をきっかけにして、私の仕事に対する考えが、変わった。

  “人生に、ピンチもチャンスも無い。それを、活かすか殺すかだ”

 美空ひばりの「歌」では無いが、人生は川の流れのようなものだ。
 
  必ず、「流れ」があり、その流れは、必ずそれ以前の「布石」によって、
  変化していく。

  その「布石」は、その時は、「ピンチ」として、目の前に、現われてくる。
  その「ピンチ」という布石の後に、必ず、「チャンス」が巡ってくる。

  そして、その逆も、必ず、目の前に現われてくる。

 そんな経験を、長らく続けていると、ふとした「確信」が現われてきた。

  “布石は、自ら造るものだ”

   「布石を、打つ」

  チャンスを導く為の「布石」を打つ。
  それは、敢えて「ピンチ」という、布石を打つ事でもある。
 
 それも、また、人生だろう。

  更に、もっと時を重ねれば見えてくる、「真実」もあるのだろう。

 いま、目の前にいる最年少チーフには、どこまでの人生が見えているのだろう。


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2010年5月13日 (木)

安心感

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、店長仲間との車で会話から、今の企業に転職して、
どうなのか?、という話題になった。

 「人事異動で、単身赴任する必要の無い環境になって、体調がすこぶるいいよ」

  「そうなんですか。私は、単身赴任の経験が無いから分かりませんが」

 「人にもよるだろうが、単身赴任とは、他人には理解できないダメージが多いよ」

  「てっちゃん店長でも、そういう言葉を発するほど、大変な事なんですね」

 店長職を、単身赴任で全うする事ほど、ストレスの溜まる事は無いと思っている。
 
  これには、いろいろと反論もあるだろう。

  “それは、店長だけの問題では、無いぞ!”
  “単身赴任しなくても、ストレスは高いぞ!”
  “それは、お前のメンタル面が弱いからだろう!”

 概ねの企業の、トップや、経営陣、更には、人事部関連の連中は、自宅勤務だ。
 彼らに、中間管理職の狭間で潰されかかっている「店長」の、それも、単身赴任
 者の“気持ち”など、理解出来っこ無い。

  一歩間違えば、店舗内で、完全に“孤立”してしまう。
  そうやって、店長を降りた人間を、私は何人も見てきた。

 その主たる要因が「単身赴任」かと言われれば、そうではないが、
 その一因であることは、間違い無いと思っている。

  人間は、家族を持つから、更に強くなれるのだ。
  それは、家族の為に、という事もあるが、それ以上に、
  家族の励ましや、家族に囲まれている自分を大切にしよう、
  という、自愛の精神を強く感じるようになるからだろう。

  そして、仕事から帰ってくれば、家族の顔がある。
  共に、「喜ぶ」顔、「悲しむ」顔、等々に、生きる力を得ていくものだ。

 現企業に転職して、その事を、得た。
 逆に言えば、失った事も、多い。

  得た、最大の物は、「安心感」。
  家族と共に、持家で暮らしていける、という「安心感」。

  更には、定年という、企業の枠を超えた、地域の人々との結びつきが、
  定年退職後も、途絶えないという、「安心感」。

 仕事は、日々が「変化」であり、環境の「変化」は、日常茶飯事だが、
 仕事から帰宅すると、そこには、変わる事の無い「安心感」がある。

 これこそが、私にとって、まさに日々の「変化」を見逃さず、
 変化の波に乗り損ねず、波を利用していける、最良の薬だ

  しかし、それも、恒常のものでは無い。
  いつか、それを失う事もあり得るのだ。

 その事を、常に頭の片隅に隠しておきながら、
 今を、どう生きるか、を前向きに捉えていきたいものだ。




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2010年5月12日 (水)

グレープフルーツの効能

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


かってのブログで、「最近の昼食」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-f20a.html

冬から春にかけては、「柿」や「りんご」を昼食に食し、体調維持に努めてきた。
そして今は、「グレープフルーツ」だ。

現店では、競合対策上、27玉の大玉の「グレープフルーツ」を量販している。

  そして、昼食時には必ず、この27玉の「グレープフルーツ」を食す。

副店長が、「これを、剥いて、食べるんですか?。」 と聞くから、
 
  「そうだ。」 と答えた。

グレープフルーツの食し方だと、半分に輪切りにして、スプーンで、身だけほじくり出して食べるのが一般的だが、私の場合は、夏ミカンのように、表皮を剥いて、更に、実の皮も丁寧に剥いて、食べる。

  だから、手を目いっぱい汚しながら食べるのである。

こういう食べ方は、結構、みんな嫌がるのである。

  しかし、私は、この食べ方が、一番体に良い、食べ方だと思っている。

それは、口から喉を通って、胃袋に入り、栄養分を体内で吸収する以外に、手で皮を剥いて、べたべたに手を汚しながら食べるわけだから、豊富なビタミンCやカロチンなどを、手からも吸収する事になる。

グレープフルーツは、ご存知の通り、「ビタミンC」を多く含んでおり、疲労回復や、素肌を潤う効果もあり、がん予防効果も高い。

  また、クエン酸も多く含み、免疫効果も高いとされる。
  
であれば、手肌からの吸収も、大いに効果的だと思われる。

このような食材を、人間は、太古の昔から、自らの「手」を道具として、調理をして、食してきた。

だから、「胃袋」だけが吸収部位ではなく、体全体で、食材を味わい、吸収し、栄養分を体に取り入れてきたのである。

  だから、果実は、自らの「手」で剥いて食べるのが、一番体に良い。

これは、何の本にも、ネット上にも乗っておりません。
学術的根拠も、まったくありません。

  しかし、私は、そう信じている。

そして、更に、学術的根拠のまったく無い話をさせていただけば、現代は「飽食」の時代だというが、口から胃袋へ入れる「食物」は有り余っている時代だろうが、そればかりに頼るから、人間は、新たな病気を生んできたのではないか。

美しい自然に囲まれ、美しい四季の季節に囲まれ、季節になる食材を自らの体で食し、必要以上に胃袋に負担をかけず、粗食で生きてきた。

  だから日本人は世界でも有数の長寿国として存在してきた。

そして、グレープフルーツを毎日食している私は、一時期腰痛にも見舞われたが、早期復活し、体調も、すこぶる快調なのである。

  いや、そう思いこむことが、大切なのかも。






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2010年5月11日 (火)

仮の姿

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨年の6月4日のブログで、「新入社員の配属に関して」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-de24.html

 本日は、その続編。

 新入社員が配属される「部門」。
 希望に叶う、叶わないに関わらず、必ずどこかの部門に配属される。

 そして、その部門の一員としての自分の姿とは、「仮の姿」だと記した。

  その部門を通して、「商売」の原理原則を学ぶ。
  そして、そこから横の広がりを学び、マネジメントや経営を学んでいく。

 しかし、不思議なもので、今所属している部門が、仮の姿だと思えば思うほど、
 仮の姿から脱却できずに、永遠の姿になっていく。

  現状に甘んじ、仮の姿から、何も学ばずに、その場から逃げる事ばかり
  を考えてしまうと、仮の姿が永遠の姿に変貌していく。

 逆に、その場に一生捧げようという意識で、その部門の深さを追求していく姿勢が
 、その道のプロフェッショナルな仕事への態度となり、誰にも負けない道の追求と
 いう仕事の取り組みに進化し、結果として、仮の姿を早々に卒業する事になる。

  要は、「仮の姿」とは、頭の片隅に置いておいて、その部門の一から十までの
  あらゆる過程を吸収しようとする姿勢こそが、仕事の本質なのだろう。

 その事が、スーパーマーケット、いや、商売の「引き出し」を増やし、高業績を
 誘い込む「布石」が打て、「ピンチ」を「チャンス」に変換できる術を身につけ、
 店舗経営、企業経営の礎を築いていく事になるのだ。

 そして、将来的に伸びていく人材は、この部門チーフの時代に、誰にも負けない
 努力と販売実績、部下育成、仕組み造りを構築し、一時代を築き、新たな分野
 へ転身していくものだ。

  そう言う意味では、私は、もっともっと「鮮魚」をやっておけば良かったと、後悔
  している。

  店長として、多方面へ目を向けて仕事をしているが、その目線を更に強化
  する為にも、鮮魚での掘り下げをしておくべきだったと後悔している。

 あらゆる仕事のメジャー(尺度)になるのが、出身部門を通してのメジャーだ。
 そこで、商売というものを掘り下げて追求した分だけ、店長としての多眼的視野
 を持った時の、拠り所になるものなのだ。

  そして、いつでも、戻るところが、そこにある。

 基本に戻る、単品量販に戻る、在庫改善に戻る、ロス改善の戻る、等々だ。
 何を進めるにも、何を解決するにも、そこでの引き出しを引いて、事にあたる。

  ことほど左様に、「仮の姿」とは言ったものの、「仮」と思ったとたんに、
  大きな錯覚を起こしてしまい、後戻りできない状況に陥ってしまう。

 常に、今いる自分の部門に、全力投球し、誰にも負けない専門性を有し、
 
  “その道のプロ、と言われるぐらいの能力を有して見せる”

 という、意気込みで目の前の仕事に取り組んでほしいものだ。

  そうすれば、必ず10年後に、後悔せずに上位職に就けるものだから。






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2010年5月10日 (月)

福島西部エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新しい道路等の開通で、お客様の流れが変化していく福島西エリア。

 今回は、そんな福島西部エリアで、歴史のある店舗の現状を見てみた。

 いずれも、出店後10年以上経過の店舗だが、このようなドル箱店舗(借金の無い
 店舗)ほど、企業の関わりが表れてくるものだ。

 そして、底力のある企業ほど、こんな状況の店舗にも、他店舗同様の店舗運営
 レベルを維持し、ドル箱店舗の地位を確固たるものにしている。

まずは「Y社」。

 この企業の屈指の売上上位店舗。
 食品レジ台数も、11台を有し、衣料、雑貨の面積も広い。

 入口を入ると、すぐに青果の特設平台があるが、
 雨で低温の展開として、「きのこ類」を前面に押し出し、ホットメニューの提案。
 また、相場安の「いちご」は、多面展開で298円で量販。

  この辺の、「変化」に乗る技術は一流だ。

 更には、生鮮各部の「単品量販」の展開は圧巻。
 部門に偏ることなく、全部門が徹底して単品量販を実践している。

 店舗レイアウトと、商品展開が妙に馴染んでいるのも、安心感がある。
 流石、10年以上経過し、お客様との信頼関係が築かれた店舗は、
 なんというか、レイアウト上の展開場所と展開商品に、こなれた安心感がある。
 長い歴史の中で、地域のお客様との信頼関係で、展開すべき商品が当然の
 ように展開されているというのが、何となくわかるのだ。

 それに対して、コツコツと地道に展開している店舗と、それに対して、販売側が
 手を抜いている店舗があるが、この店舗は手を抜かずに展開していた。

次に「S社」。

 かっては「ニチイ」と言って、スーパー業界でも大手を名乗っていた。
 現在は、「J社」のグループ企業となっている。
 そして、生鮮部門の展開レイアウトも、「J社」とほぼ一緒。

 これだけの「器」があるから、とりあえず、「J社」の息で運営されているが、もは
 やその売場に「血」は通っていない、という感じだ。

 店舗とは、一つの思想があって初めて、その館(やかた)がまとまりのある店舗
 運営が可能なのだが、もはやそういう意味では、この店舗には、「館」はあるが、
 思想が欠落してしまっていた。

最後は「I社」。

 企業としては、伸びているのだろうが、このドル箱店舗は、企業としても力を入れ
 ていないのだろうか。

 特に「青果」の鮮度と価格は、集客を意識した品揃えというよりは、とにかく売場
 を作りさえすれば、という意図がありありだ。

  デコポン、甘夏のばら売りなど、一週間前の在庫だろう。

 新規出店の店舗の販売力を、なぜ既存店に活かせないのか?。
 
  なんといっても、既存店が底上げされなければ、結局、小売業はチェーンストア
  として、維持出来ない。


PS
 福島西部エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/hukusimaseibumr/





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2010年5月 9日 (日)

腰痛Ⅱ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の日曜日に「腰痛」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-3286.html

 あれから、一週間が経過。

 私の「腰」は、何事も無かったかのように、仕事に打ちこめている。

 女房の献身的な?介護(その日だけ)と、私の素直な心が回復を早めた。

  “病気は仕事で直す” 

 そんな従来からの「呪文」のようなものを捨て去り、
 
  “年も年だし、医者を信じて世話になるか”

 そんな意識に変わった結果だと思う。

 ゴールデンウィークも控え、体調万全で臨んで当たり前、の認識が、
 
  “体調を壊して、仕事に支障をきたせない”

 そんな認識に変わり、自分の体を大切にしようと思い始めた。
 
 だから、従来だったら、一度行ってよくなったら、

  “後は仕事で直す”

 で、強引に体を動かす事で、直してしまっていた。
 それも、「病は、気から」という諺通りの結果なのだが、
 
  “素直に、医者に通い続けよう”

 と思うこと自体が、自分の生き方の変化なのだろう。

 そして、腰痛発症後、3日間続けて、整骨院へ通い続けた(仕事に合間に)。
 
  “良くなってきたかな”

 そんな感じで、腰痛の痛みはほとんど消えかかっていた。

  そして思った。

  “病気は、医者に通い続ければ、直ぐに良くなる”

 初期に、通い続ければ、以前の体調に戻るスピードも速いのだ。

  “なんだ、仕事と同じだ”

 人間の法則、地球の法則、宇宙の法則に則った、この世の理だったのだ。

  「鉄は熱いうちに打て」
  「何事も、初めが肝心」
  「先手必勝」
  
 いずれも、事が大きくなる前に「手」を打つ事により、最小限の傷で済む。

  「初めにコストをかける事により、長い目で見れば、コストダウンにつながる」

 そして、医者に言われた。

  「だいぶ良くなって来たでしょう。姿勢が良くなっていますよ。次回は一週間後
  に来てください。最終チェックをしますので。」

 医者から、「次回が最後」という診断を受けたのは、初めてだ。

  普段は、いつも私から通院を放棄して、二度と行かなかったからだ。

 集客対策を実施し、当初予定の客数と売上を追求してる道半ばの今、
 腰痛で休んでいるわけにはいかない。

 それと同時に、腰痛を悪化させてもならない。
 通い続けて、早期に、確実に、完治させる。

  「腰痛」も、「仕事」も、同様だ。


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2010年5月 8日 (土)

「売場写真」の取り方

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


よく、「てっちゃんは、写真の取り方が上手いですね。」と言われる。

 店長仲間にも言われるし、前店舗のチーフ連中にも言われていた。
 そして、今回、現店舗の鮮魚チーフにも言われた。

  「店長は、写真の取り方が上手いですね。」

 自分では、全然意識していないが、何を以って、“上手い”なのだろうか。

 かって、店長仲間に聞いてみた。

  「俺の写真の取り方の、どこが上手いんだ。」

 「アングルといい、売場の状態といい、見せ方といい、全てですよ。」

  分からなくは、無い。

 私が、常に意識しているのは、

  “お客様に、この売場を、どう見せるか”

 客導線に対し、この売場は、お客様が近づくにつれて、どう映っていくのかを
 常に意識しながら、売場作りや、媒体作りをし、売場全体をまとめている。

 だから、写真を撮る時も、お客様の導線に沿って売場を作り、手直し(前出し)
 をし、陳列ラインを整えてから、写真を撮る。

 また、売場の商品の陳列量の最大時を狙って、写真を撮る事にしている。
 だから、部門毎に、写真を撮る時間を変えているのだ。

 それは、部門毎に、最大陳列の時間が異なるからだ。

  まずはじめは、「グロサリー」。
  食品や雑貨は、朝の状態が一番しっかりしている。
  乱れないうちに、写真を撮っておく。

  次は、「デイリー」だ。
  開店品揃えを、グロサリー全員で完了させた段階が、一番いい状態だ。

  更に、「青果」だ。
  「デイリー」同様に、点数の高い部門は、開店後が一番崩れない時間帯だ。

  そして、お昼前後が、「鮮魚」と「精肉」。
  この部門は、お昼前に、一通りの品揃えを完了し、午後に備える。
  しかし、鮮魚の「刺身」だけは、ピーク時の4時頃の売場を撮る。
  最高にボリュームの出せる時間帯だからだ。

  最後は、「惣菜」「ベーカリー」
  夕方のピーク時の4時頃が、最高の売場になる。
  いや、そうなっていなければならない時間帯だから。

 そして、撮る前には、必ず、手直しをして、商品の「縦」「横」のラインを揃える。
 それは、売場を作ってきた人間には、わかる事だ。

  ラインがしっかり整った売場は、絶対に良い売場、だから。
 
 そうやって、最高の売場を、写真という「記録」に残してやる。
 それは、彼らが作った、「努力の結晶」だからだ。

  彼らの努力の結晶として、売場に商品が陳列してある。
  その努力の結晶を、更に磨きをかけて、最高の状態で、写真に納める。
  それが、写真を撮る、店長の義務だと思っている。

 特に最近は、この写真を、掲示板に載せて、全店に配信しているから、
 尚更、最高の状態で写真に納めようという、意志の入った写真を撮るように
 なってきた。

  当たり前と言えば、当たり前。
  しかし、そうだったのか、と言われれば、そうなのだと答える。

 写真一つにしても、絶対に、「手」を抜かない。
 こだわって、一枚の写真を、撮る。

  それは、まぎれもなく、我々が造った現実の売場であるし、
  まぎれもなく、お客様の目の前に現れた売場である。

 売場造りの技術とは、そのような積み重ねから、進化していくのだ。


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2010年5月 7日 (金)

食べ方が変われば「新商品」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、惣菜の新商品がラッシュだ。

 新年度なのか、春だからなのか、バイヤーが変わったからなのか。
 それでも、新商品が出てくる、という事は良い事だ。

 その、新商品だが、まったくの新しい食材を使った「新商品」というのは、
 ほとんど無い。

 ほとんどの「新商品」は、従来からの食材の「味付け」を変えたり、「食べ方」
 を変えたり、「他店」にあって、「当店」に無かった食材だったり。

 お惣菜や加工食品ですら、そう言う新商品がどんどん開発?され、「新商品」
 と称して、我々の目の前に出現してくる。

 そう考えると、「青果」「鮮魚」「精肉」の生鮮3部門の商材も、まだまだ「食べ方」
 の提案によっては、需要を喚起させることが出来る部門であると言える。

  同じマンゴーでも、従来のただ一個パックを陳列して販売する単品量販から、
  半分にスライス(マンゴーだから3枚卸しか)して、中身を見せての販売。

 それだけでも、新しい感覚でお客様は捉えてくれる。

  更にそのマンゴーに、かのこが入り、かわいらしいつまようじが刺されていたら
  、間違いなく、お客様はマンゴーカットの新商品として、従来のマンゴーとは違う
  感度でその商品を見てくれるだろう。

 鮮度的には、当日売切りのリスクが伴ってくるが。

  しかし、売上を伸ばしていくお店や担当者は、そのリスクを冒してでも、
  お客様への新しい提案として、手間をかけて、リスクを取って、どんどん
  新商品への飽くなき追求をして、単品量販にチャレンジしていくものだ。

 そして、そのチャレンジ精神が、自らに緊張感をもたらし、売切る「知恵」と
 「行動」を揺り動かし、実績へつながっていくのである。

  更に言うと、その上司の仕事に対する「姿勢」が、最大の教育であり、部下は
  上司のその姿を一番欲しているのだ。

 部下は、マンゴーの売り方だけを学ぶのではなく、マンゴーの売り方を通して、
 上司の考え方や行動、更にはそれらすべてを同胞して、上司の「呼吸の仕方」
 を体感していくのである。

  言わば、「生き方」だ。

 話は横にそれてしまったが、同じ単品でも、新たな提案で「新商品」。

 今までも、過去に同じ提案をしてきた事実があるのかもしてれないが、それでも、
 お酒の「ハイボール」が売れているのは、遠い昔に、団塊の世代がやんちゃな
 時代に、仲間と安くて酔える「ハイボール」を痛飲しながら激論を交わした遠い
 思い出があるからこそ、リバイバルとして登場してくるのである。

  「安い食材」で、「簡単に作れて」、更に「健康に良い」

 となれば、新たな提案を積極的に実施して、新商品としてオリジナル提案すれば
 良いのだが、逆に言うと、メディアからの新商品の情報を目ざとくアンテナを張っ
 て、タイムリーに提案していくだけでも、大きなチャンスが現われてくる。

  新たな食材で「新商品」。

 それを求めるより、従来の食材で「新しい食べ方」。
 パートさんの知恵を活かしながら、どんどん挑戦できる環境はまだまだ存在する。





 

  

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2010年5月 6日 (木)

共通の「言葉」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


企業内で通じる「共通の言葉」。

 この共通の言葉を、どれだけ多く持つか。
 これが、企業のトップと末端とを結びつける大きなポイントだ。

 「競合対策」、「単品量販」、「人材育成」、「基本の徹底」、「販売計画」等々。

  世間一般に使われている言葉だが、企業毎に微妙なニュアンスで異なる。
  そして、トップと末端がその言葉の意味を正確に共有している企業は、強い。

 それは、トップが、「競合対策」を半年前から始めよ、と言う指示が、
 正確に末端まで伝わり、現場の歯車が、確実に早々と動き始めるからだ。

  それには、「競合対策」の手順が共有されており、誰がリーダーシップを取り、
  どう動き始め、どのようなルートで情報が流れ、行動が開始するのか、とい
  う具体的流れが共有されて初めて可能となる。

 それは、競合対策しかり、単品量販しかり、人材育成しかりである。

  そして、共通の言葉とは、その言葉が具現化されたときに、どうのような状態
  になるかという、「具体的な姿」の共有化がされない限りは、実現しない。

 「具体的な姿」とは、具体的な売場の姿、具体的な手順、具体的な教育の指導法

  まずは、見えないと、何も伝わらない。

 だから、まずは、やって見せないと、何も「生まれない」という事だ。

  以前のブログで、上司の仕事として、「単品量販力」を挙げたが、
  販売面での、部下育成の基本中の基本は、「上司の単品量販力」。

 販売面に関しての、部下育成の基本中の基本は、「単品量販力」である。
 その単品の積み重ねが、店舗の売上であり、店長の数値責任の源となる。

 そして、700坪の食品スーパーともなると、店長一人の力では何ともならないから
 部下の力を借りることになる。
 
 その部下が、店長の意図を組み入れて、単品量販の売場の積み重ねを図る。
 
  そこに至る、あらゆるコミュニケーションが、「共通の言葉」に集約されるのだ。
  その「言葉」を受けて、「発注数量」という「具体的な数値」に置き換えられる。
  その具体的な数値の基になるのが、「具体的な売場の姿」。

 だから、言葉の意味する売場が見えないと、行動に移れないのだ。

  部下は、上司との会話から、今この単品をどのように売るのか、の微妙な
  ニュアンスを感じ取って、具体的に「発注」と「陳列」へ行動を起こす。

 その信頼関係を築きもしないで、「部下が動かない」などとは、言えない。

  よって、上司の仕事とは、部下が動ける「共通の言葉」を開発運用することだ。

 そしてそれは、企業としての命題でもあるし、店舗としての命題でもある。

  さて、あなたは、部下が行動を起こせる「共通の言葉」をいくつ持ち合わせて
  いるか?。



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2010年5月 5日 (水)

個人の存在価値

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、人事異動があり、かっての部下が赴任してきた。

 以前のブログ(新入社員を褒める)で記した担当者だ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-3461.html

 その当時から、「バナナ」出しの名人になっていた。
 何も知らない新入社員が、たとえ「バナナ」とは言え、品だしの名人と呼ばれ、
 悪い気はしない。

 そんなところから、若手の仕事に対する「意欲」が変わってくるものだ。

  “この店舗の中で、自分は、認められている”

 そんな意識が、個人の意欲と行動を、劇的に変えさせる。
 特に、2年以内の新入社員の意識は、変わりやすい。

 そして、彼が赴任後の「バナナ売場」は、やはり良くなってきた。

  それにつられたのだろうか、従来の担当者の「バナナ」の陳列も変わってきた。
  先輩社員の彼に聞いてみた。

  「今度赴任してきた彼は、バナナの品だしが得意だろう。」

   「そうなんです、だから、彼に教わっています。」

 それが、個人の存在価値だと思う。

  まだまだ経験不足の2年目社員。
  出来ないところは数多にある。

  しかし、良いところを、しっかり認めてやる。
  だから、認められた本人は、素直になれる。
  素直になれるから、人の話を聞く耳を持てる。
  だから、厳しい話も、貪欲に吸収出来る余裕が持てる。

 厳しい言葉で、叱咤する、という事は、
 「認め合う」という、信頼関係という前提があるからこそ、可能となる。

  どんな事でもいいから、周囲に学んでもらえる「部分」を作る。
  そんな、小さな事から、仕事への興味と切り口ができ、
  更には進化へ進んでいくのだろう。






 

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2010年5月 4日 (火)

店長のリーダーシップ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、「腰痛」を記した。

 腰痛の、直接の原因が、「ソーセージ」の陳列。

 その「ソーセージ」とは、先日の店長会で、精肉バイヤーが、次月度の量販コン
 テストの実施にあたり、直接店長から、納品数量を聞いてきたものだ。

 バイヤーからは、各店20ケースずつ納品しますが、それ以外の数量の店舗は
 ありますか?、と問うてきた。

  それを聞いて、私は瞬間的に、店舗のどこを使用してどんな陳列をしようか、
  という具体的な販売方法を頭に浮かべていたので、迷わず、「60ケース」と
  答えた。

  周囲の数店舗は、「10ケースに減らしてくれ」等の回答もあったが、上司が、
  「20ケースでは、売場が出来ないだろう」、の一言で、「30」という数量に増加
  された経緯がある。

 その納品日が、「腰痛」を起こした日だったのだ。

 何となく、腰が重いとは感じていたが、60ケース陳列していく段階で、腰への
 負担が大きかったのだろう、途中で立ち上がれなくなってしまった。
 (「腰痛」参照)。

 しかし、こればっかりは、私が意志を入れて納品した商品であり、私が直に
 陳列する頭でいた売場なのだ。
 
  “とりあえず、土台だけは積んでやろう”

 その後、商品を取り出し、上積みするのを、精肉部門に任せた。
 任せた後、再度売場を確認し、担当者と共に細部を完成させた。

  今回の販促キャラクターには、「友近」が採用されており、彼女の等身大の
  パネルやポスター、その他が大量に送付された。

  全てを使い切り、徹底して、商品以外の「場」の雰囲気を出していった。

 大切なのは、この「場」に導き入れる、誘導路の設置だ。

  メインの入口とは逆サイドの、入口付近での展開の為、逆サイドから入店
  されたお客様が、風除室に入店した段階から、「友近」のキャラクターグッズ
  を徹底して露出させ、

   “おっ、何か、やっているのかな?”

  そんな雰囲気を、どれだけ、事前に醸し出せるか、だ。
  
  そして、店内に入店されたお客様が、圧倒される売場。

   “まだまだ、だなぁ~”

  過去に、富士山麓のお店、南相馬のお店など見てきた私は、
  
   “まだこれでも、迫力に欠けるなぁ~”

  と思わずにはいられない。

そして、今回の件で思う事。

  本部バイヤーが、店長に発注数量の意志確認をする。
  店長は、自店のレイアウトを考慮して、発注数量を決定する。

 私は、このやり取りは、本部と店舗における、最高の連携だと思っている。

  店長は、直接的には、部門の販売計画と発注数量には関わっていない。
  しかし、自店の最高責任者は、いったい誰なのか?。

  ここぞ、という時に、店長自らが意志決定し、「いくつ売る」という意欲を明確
  に表明して、売場作りに携わる。

 これは、店舗内では、部下に対しての、最高の「販売教育」であり、
 企業内では、店長とバイヤーの、最高の信頼関係構築の場だと考える。

 そして、このようなやり取りと実行から、企業としての本部と販売部の連携が
 深まり、本部の強さ、店舗の強さが生まれてくるのではないかと思っている。

  店長自らが、

   “こんなに、売れねぇ~よ~”

  と言われるぐらいの発注を起こして、それを売切る為に、率先垂範する。
  
 最高の教育の場面ではないか。

  そして、それ無くして、部下が数値を変えるだけの仕事をしてはくれない。





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2010年5月 3日 (月)

太田エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


群馬県北東部の「太田エリア」。

 北関東の主要スーパーが出店している地域。
 更に、「J社」がテナント増床にてオープンする地域。

 今回は、太田エリアでも北部に位置するエリアをMRしてみた。

 その中で、「J社」、「T社」、「F社」の3店舗をMRし、特に「T社」に関して
 考えてみたい。

「T社」。

 群馬県を本拠とし、他店舗展開を実施している「T社」。

 この企業の店舗は、どこのお店をとっても、基本が出来ており、どの売場も「穴」
 が無い。
 一定のレベルで、鮮度、品揃え、売価、イベント対応、接客、清掃を維持する。

  しかし、競合出店に弱い。

 それは、店舗に対しての、「権限の委譲」が少ないからだろう。

 本部がレールを敷き、店舗がその上を操業する。
 競合の少ない状況では、その組み合わせで「チェーンストア化」していくのが、
 一番効率よく、企業規模を拡大出来るからだ。

  そして、それを強力に推し進めれば推し進めるほど、個店の問題に対して、
  小回りの利いた対応が出来にくくなる。

 それは、有事が少なかったから。
 そして、そんな企業文化の根付いた環境を変えようとすると、規模が大きけれ
 ば大きいほど、舵切りに時間がかかる。

  更には、舵を戻そうとする潮流まで現われる。

 特に、本部陣営ほど、この傾向が強くなる。

  しかし、この環境の中、100店舗を越える個店環境を逐一個別に対応しよう
  とすること自体に、無理がある。

 どの企業も、一店舗から拡大してきた。
 そして、数店舗に時代には、創業者とその周辺の経営感覚を備えた人材が
 店舗運営を行い、自らの裁量で個店経営を行い、自らの裁量で競合対策を
 実施し、自らの裁量で仮説・検証を実施し、企業と自分の力量を高めてきた。

 その結果が、企業拡大につながり、チェーンストア化出来たのだ。
 そして、その結果が、個店別にみると、ハード面や仕組み面では強化された
 ものの、肝心の「経営感覚」を強化している店舗運営者が、現場からどんどん
 消えていった。

 自ら、行動出来ない、いや、真面目にコツコツと基本を繰り返す事は出来ても、
 面と向かって、競合店と戦う「術」と「欲」を兼ね備えていない。

  だから、全てにおいて「後手」に回る。

 競合対策とは、全て、先手必勝なのだ。
 競合対策だけでなく、商売とは、お客様に対して先手必勝なのだ。

  競合店が出店する前に、
  「私のお店は、どう、戦う。」
  「その為に、具体的に、何を行う。」

 企業としての、方向性と手順、そして、個店のリーダーシップと行動。
 これからの競合乱立状態を迎えての、チェーンストアの在り方とは、
 そのようなことなのだろう。

PS
 太田エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/ootamr/





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2010年5月 2日 (日)

腰痛

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、「腰痛」で、休日を取った。

 “ここ4~5日、腰が重いなぁ~”

 そんな感じだった。
 そして、その当日、大量に入荷した「ソーセージ」を大陳していた時だ、

  “こっ、こっ、これは ・ ・ ・ ?”

 床に膝をついて、箱を持って立ちあがろうとした時だ、
 腰が抜けたような感覚を感じたその後、立ちあがれなくなった。

  “やっ、やっ、やばい!”

 本当に、久しぶりの「激痛」だ。
 前にも、腰はやったが、ここ数年は安定していた。

 その後は、腰を伸ばして歩く事も出来ず、歩けば、足や背中にひびいてきた。
 その日、遅くに帰宅した私は、女房に言った。

  「明日は休んで、病院に行ってくる。」

 ストレートに言った私を、女房は心配した。

 普段は、ある程度の怪我や故障、発熱などは、仕事で直すと思っている私だが、
 「医者に行く」とは、相当なのだろうと思ったのだろう。

 翌日は、更に悪化して、椅子から立ち上がるのもつらかった。
 それを見た女房は、仕事を休んで、病院に連れていくと言ってくれた。

  普段はうっとうしいだけの、存在だが、
  この時ばかりは、女房が「天使」に思えた。
  (羽を付けても、もはや、軽やかに飛べるとは思えないが)

 女房が、知り合いの友人から教えてもらった「整骨院」へ連れて行ってくれた。
 それにしても、この整骨院の駐車場は、なんだ!

  およそ30台程もある駐車場が、満車ではないか?。

 それだけ、信頼のある「医者」なのか、それとも、これが整骨院の現実なのか。

 医者は、一発で、私の状態を見抜いたのだろう。

  「腰の中央の骨が、2ミリ程度ヅレていますね。」

 そして、横になった私の腰を、左右から、力を入れずに2ミリ、ズラす処方をした。
 
 単に、腰の周りに手のひらをあてがい、「痛いの痛いの飛んでけ」とお祈りをしな
 がら、さすっているようにしか思えなかったが、それを数回繰り返しただけで、か
 なり痛みが消えていた。

  “さすが、ゴット・ハンドだ”

 魔法の手。まさに、魔法の手で痛みを消し去ったような感覚。

  この日ばかりは、人間は一人では生きていけない存在なのだと、知らされた。

 

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2010年5月 1日 (土)

GWを考える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ、本日より5月。

 そして、ゴールデンウィーク(以下GW)の始まりだ。
 しかし、もともとが、映画の興行のPRの為に命名されたこの言葉も、いずれ
 長期連休での行楽の意味に置き換えられ、我々スーパーマーケットへの恩恵
 も、連休中の中だるみが目立ち始めた頃から、最初と最後のイベント対応に
 終始するようになってしまった。

 平常の、普段の日であれば、曜日と特売、そして一日の流れを簡単に読めば
 ある程度先が見える一日として運営出来るのだが、GWばかりは、「長さ」や
 「特売」、更に「曜日」と「天気」更には「イベント」等も考慮して、日別にどんな
 テーマで販売計画を立てるかという、変動要素の多い期間となる。

 よって、昨年までは、週間の一部(子供の日)に合わせた販売計画が中心だっ
 たが、52週を愚直に推し進める今年は、2日サイクルで販売計画を回すよう
 考慮した。

  5月1日~2日(土日)
  5月4日~5日(火水)
  5月8日~9日(土日)

 前半は、行楽始めの、「人が動くタイミング」
 中盤は、連休後半の、「人が停滞するタイミング」
 終盤は、母の日という、「人の心が動くタイミング」

 大きくは、上記の通り、3パターンでの計画を立案した。

  その中で、一番「力」入れるのが、「母の日」の終盤の計画。

 ここには、今まで、このお店でトライしてきたいろいろなチャレンジを組み込んだ。

  「節分」「バレンタイン」「ひな祭り」「ホワイトデー」「春彼岸」等等の展開。

 そこで得られた、「コトの提案」を、母の日でぶつけること。
 世の、「母親」「女房」「女性」達が、一番欲していること。

  それは、「ちょっとした、“感謝の言葉”」。

 その、感謝の言葉と、それにふさわしい「行動」と「食卓」。
 それが、今回の私の、母の日に対する「テーマ」。

  その「テーマ」をが実現されるとき、必ず、“安心” 出来る店舗が選択される。

 そう、信じている。
 だから、私は、この「母の日」は、第一四半期の「ヤマ場」だと思っている。

  2月からの、旧暦の新年度から始まる「イベント」を通しての、
  お客様の、当店に対するロイヤリティーが、ダイレクトに表れるタイミング。

 そして、そのロイヤリティーにある程度自信を持つから、大胆な仕掛けが出来る。

  そう言う意味では、「母の日」は、お盆を占う、楽しみなイベントとなるだろう。

 「母の日」からそれ以降、お盆まで「人の心が動く」イベントは来ないからだ。

  だから、ここでは、人の心に触れる「豊かさ」「美味しさ」「贅沢」に挑戦したい。



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