GWを考える
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
いよいよ、本日より5月。
そして、ゴールデンウィーク(以下GW)の始まりだ。
しかし、もともとが、映画の興行のPRの為に命名されたこの言葉も、いずれ
長期連休での行楽の意味に置き換えられ、我々スーパーマーケットへの恩恵
も、連休中の中だるみが目立ち始めた頃から、最初と最後のイベント対応に
終始するようになってしまった。
平常の、普段の日であれば、曜日と特売、そして一日の流れを簡単に読めば
ある程度先が見える一日として運営出来るのだが、GWばかりは、「長さ」や
「特売」、更に「曜日」と「天気」更には「イベント」等も考慮して、日別にどんな
テーマで販売計画を立てるかという、変動要素の多い期間となる。
よって、昨年までは、週間の一部(子供の日)に合わせた販売計画が中心だっ
たが、52週を愚直に推し進める今年は、2日サイクルで販売計画を回すよう
考慮した。
5月1日~2日(土日)
5月4日~5日(火水)
5月8日~9日(土日)
前半は、行楽始めの、「人が動くタイミング」
中盤は、連休後半の、「人が停滞するタイミング」
終盤は、母の日という、「人の心が動くタイミング」
大きくは、上記の通り、3パターンでの計画を立案した。
その中で、一番「力」入れるのが、「母の日」の終盤の計画。
ここには、今まで、このお店でトライしてきたいろいろなチャレンジを組み込んだ。
「節分」「バレンタイン」「ひな祭り」「ホワイトデー」「春彼岸」等等の展開。
そこで得られた、「コトの提案」を、母の日でぶつけること。
世の、「母親」「女房」「女性」達が、一番欲していること。
それは、「ちょっとした、“感謝の言葉”」。
その、感謝の言葉と、それにふさわしい「行動」と「食卓」。
それが、今回の私の、母の日に対する「テーマ」。
その「テーマ」をが実現されるとき、必ず、“安心” 出来る店舗が選択される。
そう、信じている。
だから、私は、この「母の日」は、第一四半期の「ヤマ場」だと思っている。
2月からの、旧暦の新年度から始まる「イベント」を通しての、
お客様の、当店に対するロイヤリティーが、ダイレクトに表れるタイミング。
そして、そのロイヤリティーにある程度自信を持つから、大胆な仕掛けが出来る。
そう言う意味では、「母の日」は、お盆を占う、楽しみなイベントとなるだろう。
「母の日」からそれ以降、お盆まで「人の心が動く」イベントは来ないからだ。
だから、ここでは、人の心に触れる「豊かさ」「美味しさ」「贅沢」に挑戦したい。
| 固定リンク
「商売」カテゴリの記事
- 販促の停止と効果検証(2021.01.16)
- 伸び代を増やす(2021.01.18)
- 二度目の緊急事態宣言から(2021.01.15)
- 年始商戦を終えて(2021.01.07)
- 一年で一番長い日(2020.12.30)
コメント
ユア・アイズさん、コメントありがとうございます。
そうですね、「母の日」から「お盆」までの間に、ここのの動くイベントを「父の日」として更に加えたいですね。そうする事で、お盆への繋ぎが更に強くなる。
昨年の「父の日」は、私が御馳走してもらいたいメニューを揃えた平台展開をしてみました。結果は、見事に「空振り」。父の日なのに、主婦が買物する為のギャップでしょう。
だから、今年は、媒体に「夫の想い」を込めたPOPで訴求しようと思っています(なんか、母の日以上に気合が入りそうですよ)。
投稿: てっちゃん | 2010年5月 1日 (土) 06時59分
「父の日」も「心の動くイベント」に育てていきたいですね。だって、毎日こんなに頑張っているのですから。「父」も。
投稿: ユア・アイズ | 2010年5月 1日 (土) 00時22分