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2010年4月12日 (月)

生え抜き

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私は、「転職組」である。

 その私が言うのも何だが、「生え抜き」を大切にしない企業は、いずれ崩れる。
 そんな企業を、いくつも見てきた。

 そして現在も、生え抜きを排除し、よそ者を重宝した人事で、崩れていく企業を
 目にしている。

  「新しい血」を、組織に取り入れることは、大切な事だ。
 
 しかし、新しい血ばかりになったら、人間は死ぬのだ。
 新しい血にも、限度がある。

  それは、従来の、その企業を形作る「DNA」が崩れないから、
  「新しい血」が、活性化を引き起こすのである。

 まったく新しい血ばかりで、企業を再生しようとすれば、古いDNAはモチベーション
 を失い、新しいDNAがつくられるまでに、10年以上の期間を擁する。

  それには、新しい血が、強いリーダーシップと、365日・24時間働き続けるとい
  う、相当の覚悟をもって臨まない限りは、古いDNAは決して納得しない。

  しかし現実は、新しい血は、言葉だけの世界で先頭に位置し、決して現場で血
  みどろの格闘をすることは無い。

 こんな企業は、一気に崩れていってしまう。
 
  当然の、事だ。

 企業の歴史とは、「DNA」作りの歴史でもある。
 
  経営トップの想いが、企業を設立し、
  それを引き継いだ者達の、毎日の言葉と行動からDNAが固まっていく。

 生え抜きとは、新しい血が入っていない分、その企業のDNAには純粋だ。

  “仕事の価値観とは、こういうものだ”
 
 それが、体に染みついているから、変化に対しても、そのまま積み上げていく。
 転職組は変化には強いが、DNAへの移し替えには、相当の時間を擁する。

  企業が、転職組を採用し、「新しい血」を入れ込む最大のメリットとは、
  従来の「生え抜き」に、新しい血を注ぎ、意識改革を図る事なのだ。

 決して、転職組が実権を握る事では、企業は再生しないのである。
 転職組の改革力を借りて、生え抜きの意識改革を図り、企業を再生させる。

  この「バランス」を、どう舵を切って、進めていくか。

 その企業の生え抜きが持つ、大切な企業理念を失っては、企業は崩れるのだ。

  だから私は、積極的に、生え抜きと交流しようとしている。

 上記の通り、彼らの意識改革に、企業の未来がかかっているからだ。

  彼らは、私から、多様な価値観を見ているのだろう。
  この世界には、いろいろな価値観が存在する。
  
  その多様な価値観から、現企業は、今の価値観を選択している。
  その、意味を知ってもらいたくて、敢えて、多様な価値観を示している。
  それは、それを選択せよ、と言っていることではない。

  いろいろな選択肢があって、それでも、自分達はこれを選択している理由を
  明確に示せるのは、外部を経験した人間の役割であり使命でもあるから。

 若手経営者が、新しい血に魅力を感じて、総入れ替えを図る場面が多いが、
 結局は、自らの首を絞めて、寿命を縮めているとしか思えない場面が多い。

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コメント

ふるたさん、コメントありがとうございます。
自分の会社の歴史、そこに働く従業員の意識。
それは、今まで歩んだ会社の歴史であり、今後の方向性でもある。
そこからでしか、企業理念は生まれないと思いますよ。

投稿: てっちゃん | 2010年4月18日 (日) 07時41分

ほんまに、てっちゃん書いている通りですね。

DNAは、きちんと継承されていかないといけないですよね。

生え抜きが、邪魔者扱いされている会社っていうのは、じり貧になる道しか残っていないですよね。

投稿: ふるた | 2010年4月17日 (土) 18時25分

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