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2010年4月29日 (木)

商品の組み合わせ方

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、「惣菜強化の本質」を記した。

 本日は、その続編。

 「惣菜」を研究すると言う事は、店舗レイアウトにも波及してくる、という事だ。

  従来は、素材中心の商売をしていた食品スーパーのレイアウト。
  今後は、惣菜中心の商売に変化していくスーパーのレイアウト。

 惣菜という商品群に、肉付けをした店舗レイアウトにならなければならない。

  「惣菜」という商品は、食事の最終段階として、そのまま食べられる商品群だ。
  または、もう一度電子レンジで温め直してから食べる場面も出てくるだろう。
  
  私は、どんなに出来立てで提案しても、家庭ではもう一度温め直すという行為
  が発生すると思っている。

 お客様の心理には、
  「電子レンジ」で温めて、すぐ食事出来る、という発想、
  「お湯」を入れれば、3分ですぐ食べられるという発想、
  「火」を通すだけで、簡単に調理ができるという発想、

  そんな心理的なくくりで商品の配置レイアウトを括れれば、
  これからのお客様の暮らしの変化に合わせた店舗となろう。

 そして、そんな発想で商品をくくられる「目」が大切になってくる。

  従来の、「素材毎」「部門毎」「通路毎」「大陳」「突き出し」という成功概念から
  今後は、「メニュー毎」「調理用途毎」「新規発想性」という概念が必要となる。

 要は、より美味しく、より簡単に、より健康的に、どう商品を組み合わせるか。

 そんな目線を持って、店舗内での商品の組み合わせをレイアウト出来る事が
 大切になってくる。

  そして、惣菜を中心とした商品の組み合わせを追求して、店舗レイアウトや
  商品化、更にはメニュー提案を研究していくことが、もう一度素材に戻る場合
  に、その部門の競合差別化が図られ、競争力が増してくると言う事だ。

 例えば、以前のブログでも記した「鮮魚の救い手」の中で、しらすせんべいの
 展開も、鮮魚だけの陳列であれば、鮮魚という鮮度を強調した商品群の中に
 埋もれて、若年の主婦層に認めてもらえなかった単品だが、カルシウムという
 目線から、離乳食の近くやヨーグルト付近で展開する事によって買い上げ点数
 が飛躍的に拡大している。

 雑貨の単品で、電子レンジで魚が焼ける商品が開発されているが、これとて、
 塩切身や開き魚と連動して販売しなければ、見過ごされてしまう単品だろう。

  単品と単品群を、どう組み合わせるか?。
  単品とカテゴリーを、どう関連ずけるか?。

 それらは、全て、普段の暮らしからの目線で捉えなければならない。
 だから、働く従業員が、いろいろな情報を入手する必要がある。
 
  独身・単身者、若い主婦、ベテラン主婦、老夫婦、等々だ。

 幸いに、この業界にはパートさんという、生活者の情報源に溢れている。
 
  その情報源を、活かすも殺すも、企業の姿勢だけだ。




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