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2010年4月14日 (水)

人の成長とは②

皆さん、こんにちは。 
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで「人の成長」を記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-9447.html

 かっての部下で、現店でも一緒に仕事をしている部下がいる。
 以前の仕事ぶりと現在で比較ができ、彼のその後の成長がわかるのだが、
 その中で、ある担当者の成長ぶりに目を見張った。

  かっては、流された仕事をしていた。
  そして、責任の無い仕事もしていた。
  更には、和を乱し内部をかき回した。

 そんな彼が、現店では、キーマンとなって仕事をしている。

  何が、彼を変えたのか?。

 今回の内部の懇親会で、たまたまその部門のトレーナーと話す機会があったの
 で聞いてみた。

  「最近、あいつの変身ぶりが大きいのだが、どこで変わったのか?。」

   「あいつは、もともと素質はあったんですよ。ただ気持ちのムラがあって、
   気持ちを抑えられないところがあった。それが、いい意味で大人になってきた
   のでしょう。」

 大人になった、だけ?。

  私の以前の店舗の時は、3番手だった。
  現在は、サブ・チーフとして、チーフ不在時のリーダーだ。

  そして、彼の存在によって、売場作りのバラエティーさが増し、粗利コントロー
  ルも容易にできるようになってきた。

 更に、トレーナーが言うには、以前の店舗から現店への異動の折に、彼の口
 から、現店の問題点や改善点が、異動前挙げられており、問題点をどう解決
 するかのポイントまでも口述していたと言う。

  “それは、俺がこの店舗に異動する前の行動ではないか”

 常に、“前”を向き、“次”を考えている、と言う事ではないか。
 担当者として、なかなか出来る事ではない。
 自分の役割を認識し、問題意識を持たない限り、そのような行動は出来ない。

  企業人として、そのような行動が取れる、ということは、放っておいても、黙って
  成長していくことを意味している。
  更には、いずれ責任ある地位に就いてもらう、ということでもある。

 先を見ようとする「姿勢」によって、見えない未来が見えてくる。
 見えない未来が見えてくれば、見えない未来に先手が打てる。
 見えない未来に先手が打てれば、見えない未来を引き寄せられる。

  それは、取りも直さず、リーダーの役割だ。

 本部提案の「受け身」の姿勢だけでは、未来へ近づくことはできない。
 本部提案を受けて、自分でどう考え、現実に直面してアレンジできるかが、
 大きなポイントである。
 
 自ら、その事に気づいた人材だけに、未来が待っていると言える。



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部下育成」カテゴリの記事

コメント

ハッシーさん、コメントありがとうございます。
52週を飛び越えて、104週とは流石。
その継続は、企業として店舗として、相当な能力の向上が図られているのだと思います。
それは、本部主導で進める事で、店舗内のコミュニケーションが格段に進化し、検証力と次への仮説力が図られ、店舗の店長をリーダーとしての組織力にも貢献しているのだとも思います。
それは、取りも直さず、店舗を運営する現場力の向上として、これから企業を支える人材育成そのものだとも思いますよ。
ハッシーさん、今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: てっちゃん | 2010年4月19日 (月) 23時13分

初めまして。
私も某スーパーで店長をしています。52週MDについてはかなり早い段階で取り入れをしてきた企業でもあります。
現在では52週ではなく104週MDとして進化?させてきています。
この事に限らずですがまず本部提案を100%やり切り、プラスして肉付けしていく必要があります。むしろこの肉付けした部分のベンチマークが徹底出来ているチェーンが地域でも支持されているように思います、残念ながらまだまだ自店は地域一番店の域には達しておりませんが。
てっちゃんさんのお店のような地域一番
店の取り組み今後も楽しみにしています。

投稿: ハッシー | 2010年4月19日 (月) 12時10分

ふるたさん、コメントありがとうございます。
特売は似たり寄ったりになってきますが、現実の売場展開を見ていると、各企業、各店舗それぞれの展開をしているように見えます。
それは、本部提案すら噛み砕いて、店舗で対応していないのが現状なのだと思います。

自らの事は棚に上げて言わせていただけば、52週の販売計画を継続して実現させていく事は、本当に大変な事だと思います。
しかし、騙されたと思ってコツコツとやり続ければ、必ず明るい未来が開けてくるものだと思い続けてやっています。

とにかく、お盆まで継続してやり続けて、どんな力が付いてくるのか、検証したいとは思っています。

投稿: てっちゃん | 2010年4月18日 (日) 23時58分

最後に書かれている言葉に、いたく共感しました。

52週って、今では、どこのスーパーマーケットも当たり前のようにやってますよね。(企画元は、別にしても)
ということは、季節のテーマが、同じだから日本全国、似たり寄ったりの毎週のチラシとか売り込みの商品になってしまいますよね。

そのなかで、特異性をアピールするには、お客様をしっかりと見つめて、本部の企画ではないものを追加していかないと日本全国の金太郎飴みたいなスーパーの中で、異彩を放てませんよね。
どんなアプローチをするのか、ブログでの報告を楽しみにしています。

投稿: ふるた | 2010年4月18日 (日) 16時32分

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