チーフ会
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、グロサリーのチーフ会があった。
そのチーフ会に、参加してきた。
以前より、週別販売計画書の作成にあたって、事前の月間商品部情報がほしい
とは思っていた。
上司に相談したところ、グロサリーのチーフ会が、翌月の商品情報を最終の形で
入手できるタイミングだと言う事で聞いていた。
生鮮の販売計画に関しては、従来の経験と自らの興味もあり、なんとか自分の
オリジナルな発想で作成できるのだが、グロサリーに関しては、「畑違い」もあり、
発想が湧いてこないという「弱み」も感じていた。
よって、上司にお願いして、グロサリーのチーフ会への参加を要請した。
上司も、チーフ会への店長の出席に関しては、なんら断る理由もなく、
「ガンガン、言いたい事を言ってくれ。期待しているよ。」
と、意味不明な承諾を得てもいた。
あくまでも、私のチーフ会への出席の目的は、翌月の商品情報にある。
それ以外に、店舗での不満や商品部への不備の提言は、直接的には考えてい
ない。
だから、ひたすら商品情報だけを入手したいと考えていた。
グロサリーチーフ1人に対して、商品部バイヤーが5人。
明らかに、本部商品部優位な、会議体だ。
早めの時間に、着席して待っていると、かっての部下だった、チーフ達が入っ
てきた。
「あれっ、どうしたんですか?。今日は休みですか?。」
“休みなわけ、ねぇ~だろ~。本部には休みでないと来れないのか!”
と思いつつ、「お前が会議中、寝てばっかりいるから、気合を入れにきたんだ。」
周囲が、どっと笑った。
直接聞くバイヤーの話は、説得力が違う。
店長が店長会で直接聞く、トップの話と同じで、ダイレクトに聞くバイヤーには、
商品への「想い入れ」が伝わってくるものだ。
更には、具体的に、単品に関しての具体的な話と、送り込み商品の投入目的等
直接聞かないと理解できない「コト」が伝わってくる。
時間があれば、生鮮も参加したいと思ってしまう(個人的にはグロより生鮮に
大いに興味があるのだが)内容だった。
逆に言うと、同席させられた私の店舗のチーフは、居心地が悪かったろうと思
う。店舗に戻っても、ウソをつけない(ついていると言っているのでは無い)。
同じ言葉を、同じ場所で聞いているわけだから、店舗での行動で、それが
わかってしまう。
このことによって、チーフの行動力と実現力が増すのではないかと思う。
そして、私は、次月度のグロサリー戦略が見えてきた。
最後に、司会者が私に振った。
「てっちゃん。最後に何かありますか?。」
「いや、何もありません。勉強になりました!。」
普段と違い、牙を隠した私に、司会者は安堵したようだ。
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